こんな疑問を解決します。
記事の内容
・宅浪の成功率は低いと言われる理由
・浪人の成功率を上げる5つの手順
・浪人の成功率を上げるためのコツ4つ
・成功率を下げる、やめとけという行動
・宅浪の浪人生から、よくある質問
記事の信頼性
この記事を書いている僕は1年の宅浪をした経験ありです。その経験を活かして、浪人後は2年ほど塾講師をしました。
今回は『浪人の成功率が低い理由』を宅浪だった僕が解説していきます。
とはいえ、先に結論を書いておきますね。
宅浪の成功率が低い理由
- そもそも浪人の成功率は10%ほど
- 受験勉強へのやる気を維持できない
- 宅浪は、わりと強いメンタルが必要
- 偏差値の伸び率が人によって変わる
- 家で勉強できない浪人生が多すぎる
上記のとおりでして、成功率は低めです。
とはいえ、しっかりと考えつつ行動すれば、成功率を上げることもできますよ。
これに尽きるかなと思います。
そして、なぜ偏差値を上げられたのかと言うと『考えつつ行動したから』です。
少しだけ厳しく言っちゃいましたが現実でして、それくらい成功率は低めです。
そこで今回は、宅浪だった僕が『浪人の成功率が低い理由』を解説しつつ、後半では「宅浪の成功率を上げる手順」や「志望校へ合格するためのコツ」もセットでご紹介していきます。
この記事を読むことで、宅浪でも浪人の成功率をグイッと上げることができて、あなたが志望する大学へと合格する近道となるはずです。
では、いきましょう( ̄Д ̄)ノ
宅浪の成功率は低い&やめとけと言われる理由【浪人は成功しない】
冒頭でもお見せしましたが、次の5つです。
- そもそも浪人の成功率は10%ほど
- 受験勉強へのやる気を維持できない
- 宅浪は、わりと強いメンタルが必要
- 偏差値の伸び率が人によって変わる
- 家で勉強できない浪人生が多すぎる
では、順に説明していきますね。
理由①:そもそも浪人の成功率は10%ほど
まずは、少しだけ前提の部分です。
そもそも「浪人の成功率はどれくらいなのか?」といったところですね。
浪人の成功率
上記のとおりでして、かなり低めです。
では、なぜ浪人をしても成功率が低いかと言うと、成績が伸びないからです。
浪人で成績が上がる人の割合
・2割:現役時の悔しさをバネにしつつ、鬼勉強する。成績もグンっと上がる
・6割:現役時と勉強の時間は変わらない。つまり、成績も同じで変わらない
・2割:現役時よりも勉強をしなくなる。伸びないというより、むしろ下がる
こんな感じでして、全体の「20%ほど」しか成績が上がらない感じですね。
つまり、残りの『80%の浪人生は成績が上がらない』というわけです。
このあたりの浪人生の成績が伸び悩む理由について【なぜ】浪人生の成績が伸びない5つの理由【秋から伸びるは嘘】にて対策法とセットで解説をしています。
理由②:受験勉強へのやる気を維持できない
宅浪をして1番感じていたことです。
というのも、1年間365日を通じて、モチベを維持するとか無理ゲーです。
解決策:勉強しない日を作る
宅浪の人こそ「勉強しない日」を作る
・勉強しない日がない:勉強時間は多いけど、集中力が低いので成果は少ない
・勉強しない日がある:勉強時間は少ないけど、集中力が高いので成果は多い
ビックリするかもですが、上記のとおり。
なので、宅浪の人こそ『勉強しない日を作るべき』でして、効率もUPです。
ちなみに、闇雲に勉強をしない日を作るのは「やめとけ」です。勉強しない日を作るコツとか注意点については【不安】浪人生が勉強しない日を作るのは『必要』です【罪悪感なし】にまとめているので、そちらをどうぞ。
理由③:宅浪は、わりと強いメンタルが必要
ぶっちゃけ、宅浪はメンタル的に辛いです。
なんせ、次のような浪人生活ですからね。
宅浪の浪人生活:イメージ
実際、僕は公園でお昼ごはんを1人で食べる生活を1年ほど続けていましたが、シンプルに精神崩壊しちゃいそうでしたからね。というか、たぶん宅浪中は精神崩壊しまくりでした。
とはいえ、最初の方は浪人が辛すぎて絶望でしたが「考え方」とか「行動」で宅浪中もメンタルが完全に崩れることなく、受験勉強を続けることができました。
宅浪中のおすすめの考え方+行動
- 必ず人がいる空間で受験勉強をする
- 人と話さない時間を少しでも減らす
- 自分にできることを少しずつ増やす
- 運動をしたり、大声を出したりする
- メンタル強いとか弱いを気にしない
このあたりが宅浪をする人におすすめです。
>>参考:【病む】浪人でメンタルがきつい時の対処法【宅浪で精神崩壊した話】
宅浪をしているという現実を変えることは難しいけれど、あなた自身の「考え方」や「行動」は今日からでも変えていけますからね。少しずつ考え方+行動を変えていきましょう。
理由④:偏差値の伸び率が人によって変わる
「浪人生は秋から伸びる」とかよく言われますが、これは『人による』です。
とはいえ、イメージとして「僕の偏差値の伸び率」をグラフ化してみました。
偏差値の伸び率:1〜10での体感
浪人生の偏差値の伸び率
右肩上がりに見えるかもですが、夏くらいに伸び率が伸び悩んでいますよね。
※ぶっちゃけ、この期間は偏差値の伸び率が悪く、超イライラしていました。
というのも、受験勉強をするステップによって、伸び率が変わってくるから。
1年間で勉強していた内容
宅浪生の勉強スケジュール
・初期:基礎を中心に勉強していたので、成績がグイグイっと伸びていた
・中期:応用を中心に勉強していたので、成績の伸び率がそこまで高くない
・後期:実践を中心に勉強していたので、基礎と同じくらい成績が伸びていた
こんな感じでして、やっぱり1番偏差値が伸びるのは『基礎』です。
※僕自身が現役のときに基礎を勉強できていなかったこともあるかもですね。
そのため、偏差値の伸び率は浪人生によって変わってきますし、なにより「あなた自身が勉強している範囲」などでも変わってきますからね。あまり偏差値の伸び率は気にしなくてOK。
理由⑤:家で勉強できない浪人生が多すぎる
「宅浪をして家で勉強できない=志望校へ合格することは難しい」です。
なぜなら、志望校への合格には、自宅での勉強時間がわりと大切だからですね。
家で勉強できない浪人生がやること
- なぜ家で勉強できないかを考える
- 学習する環境をガッチリと整える
- 家の中での勉強場所を固定しておく
まずは、上記から実践しましょう。
ちなみに、それぞれについては【対処法】家で勉強できないは『甘え』です【集中力を上げるコツ】という記事で解説しておりまして、宅浪をして成功率を上げたい浪人生は必読です。
質問:現役でFランと浪人で高学歴はどっちがいい?
結論は、後者の「浪人で高学歴」ですね。
なぜなら、有名な大学へ進学した方が、就職活動で有利に働くことが多いから。
具体的に有利な理由
- 周りの大学生からの刺激
- 大学側からの就職サポート
- OB(卒業生)がいる繋がり
このあたりが有利な理由ですかね。
>>参考:「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」はどっち?←就職目線で回答
もちろん、大学がすべてではないですが、1つの指標として大切ですからね。
※僕も浪人をしてわりと有名な大学へ行けたので、就活もうまくいきました。
浪人の成功率を上げる5つの手順を宅浪だった僕が解説する
結論、以下の5つの手順で進めばOK。
- 浪人前に受験を最後までやり切る
- 予備校か宅浪かを親と話して決める
- 現役時代に失敗した原因を分析する
- 志望校を決めて過去問を解いてみる
- スケジュールを決めて鬼勉強をする
1つずつ手順ごとに解説していきます。
手順①:浪人前に受験を最後までやり切る
まずは、ここが1番大切です。
もし、まだ入試の日程が残っているなら、全力で最後までやり切るべき。
過去の僕の考え方
おそらく、ドキッとした人が多いはず。
しかし、入試があるなら、最後までやり切る方が浪人の成功率は上がるはず。
つまり、浪人を決めた瞬間から『浪人生活1日目』でして、現役時代の入試日程が残っているとか関係なく、もうすでにスタートしているわけです。
そのため、ここでがんばれない浪人生は成功率が低くなるかなと僕は思います。
※実際、僕も現役時は途中から諦めモードでして、浪人も失敗しましたからね。
「浪人をする」という考えを持って現役時の入試の勉強をするのは少しモヤモヤした気持ちがあるかもですが、今勉強していることが浪人後の合否を大きく分けるかもしれませんからね。
手順②:予備校か宅浪かを親と話して決める
浪人といっても、大きく3パターンあります。
- 予備校や塾に通う人
- 自宅で勉強をする宅浪の人
- 大学へ通いつつの仮面浪人の人
最後の「仮面浪人」はおすすめしませんね。
※なんせ周りの大学生が学生生活を楽しんでいる中で勉強は辛すぎですからね。
上記のパターンで僕は家庭の経済状況的に『自宅で勉強をする宅浪』という選択をしました。詳しくは【不要】浪人生は予備校に『行かない選択』もあり【塾なしでOK】をどうぞ。
また、浪人自体を親に反対された場合の説得方法については【反対】浪人をさせてもらえない時に、親を説得する5つの方法にて詳しく解説しているので、そちらを読んでみてください。
余談:宅浪の費用を貯める裏ワザ
それは『参考書の買取サービス』を使うこと。
具体的には、次のようなサービスですね。
・ブックオフオンライン:定番のブックオフです。送料&手数料が0円。
・学参プラザ:大学受験の参考書や赤本の買い取りがメイン。実績が豊富。
・ブックサプライ:適当なダンボールに詰めつつ、送るだけでOK。超簡単。
流れもまとめておきます(=゚ω゚)ノ
- 家にある参考書や教科書を探し出す
- 『ブックサプライ』などに申し込む
- ダンボールに詰めて、あとは送る
上記のとおりです。
これで宅浪にかかる費用をサクッと回収しつつ、あとは受験費用を貯めるだけ。
ちなみに、どのサービスがいいか迷う方は『ブックサプライ』を使えばOK。
手順③:現役時代に失敗した原因を分析する
大学受験がうまくいかなかったというのは、何かしらの『原因』があります。
つまり、その原因さえわかれば、あとはそれを解消するだけですよね。
僕の場合:失敗した理由
・倍率が高い学部&学科を狙っていた
・勉強のやり方を調べず自己流でやった
・滑り止めで受ける大学が超少なかった
僕がうまくいかなかった原因は、上のとおり。
そして、原因に対する対策法も公開します。
・倍率が高い学部&学科を狙っていた
→受ける大学の倍率をすべて確認する
・勉強のやり方を調べず自己流でやった
→学習の進め方や参考書の解き方を学ぶ
・滑り止めで受ける大学が超少なかった
→受ける大学のレベル&比率を考える
こんな感じですかね。
なので、現役時の結果を振り返りつつ、浪人の成功率を上げるために分析です。
ちなみに、僕が浪人生時代に後悔したことを【失敗談】浪人しなきゃよかったと後悔していること【成功者が語る】でまとめています。僕の失敗を反面教師にしてください。
手順④:志望校を決めて過去問を解いてみる
「どの大学を浪人して狙うか?」ですね。
ちなみに、ここでポイントは『ワンランク上の大学を狙うこと』です。
理由はシンプルです
たぶん、これは浪人あるあるです。
というのも、大学へ進学して「僕」と「友達」でも同じことが起こったから。
- 僕:早稲田を志望→同志社へ進学
- 友達A:阪大を志望→同志社へ進学
- 友達B:慶應を志望→同志社へ進学
※大学の序列は人によって考え方が変わってきます。あくまで僕個人の考えです。
上記のとおりですね。
ここで1つ注意点がありまして、それは「レベルの上げすぎは注意」です。
そのため、うまく自分のレベルより少し上の大学を狙うことが大切です。
このあたりの『あなたに合った大学の見つけ方』については【必要】浪人生は目指す大学のレベルを上げるべき【志望校を変える】で詳しく解説済みです。
手順⑤:スケジュールを決めて鬼勉強をする
最後は、勉強のスケジュール計画です。
とはいえ『予定は未定』という言葉があるとおり、細かく決めなくてOKです。
例:1年間のスケジュール
- 4月:基礎固めに集中する
- 5月:少しずつ応用の勉強も始める
- 6月:問題集を解きつつ、確認する
- 7月:滑り止めの過去問を解く
- 8月:志望校に向けた対策をする
こういった感じで、ザックリとでOK。
>>参考:【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】
あとは、鬼勉強するのみです(*・ω・)ノ
宅浪だった僕が『浪人の成功率を上げるため』にやったコツ4つ
次の4つを実践すれば、成功率は上がるはず。
- 常に成功率を上げる方法を考える
- バイトをして、適度に息抜きをする
- 毎日やったことをノートに書き残す
- 浪人中は運動することを習慣にする
では、1つずつ詳しく説明をしていきますね。
コツ①:常に成功率を上げる方法を考える
直接的に成功率を上げるコツではないかもですが、常にリサーチは大切です。
僕がよくやっていた方法
①ネットで[成功の秘訣]などでググる
②実際に、浪人中の勉強に取り入れる
③合わない勉強方法はもう使わない
流れとしては、こんな感じですかね。
>>参考:【合格】浪人生の勉強法は5ステップある【おすすめの勉強場所あり】
とはいえ、受験の勉強法に正解はないです。
ちなみに、成功率を上げる方法を調べるについては[宅浪 成功例]とか[宅浪 成功の秘訣]などでググりまくりつつ、1つずつ実践していけばOKです。
コツ②:バイトをして、適度に息抜きをする
宅浪の僕もバイトをしていましたね。
※具体的には2つでして、1つは「回転寿司屋」と2つは「コンビニ」です。
とはいえ、初めてのアルバイトとかだと緊張するかもなので、まずは『タイミー』などの単発バイトアプリを使いつつ、1日単位からアルバイトをしてみるのがいいと思います。
タイミーの特徴
- 1日単位からアルバイトができる
- 履歴書&面接がないので宅浪に最高
- いろいろなアルバイトが豊富です
こういった感じで『タイミー』は便利。
浪人生活中の息抜きにしつつ、参考書代とかを『タイミー』で稼ぎましょう。
タイミー | すぐに働けてすぐにお金がもらえる
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コツ③:毎日やったことをノートに書き残す
僕の中で「合格手帳」と呼んでいました。
合格手帳に書いていたこと
・今の自分の気持ち
・今日やった学習の内容
・勉強をする中で感じたこと
合格手帳を作ることで、今まで自分がやってきた勉強が目に見えてわかりますし、何より受験当日とかに「こんなに勉強したんだから大丈夫」とお守り代わりにもなりますからね。
1日5分とかでOKなので、毎日の振り返りをするだけでも浪人の成功率は上がると思います。また、合格手帳は浪人中にずっと使うので、ちょっといい感じのノートがおすすめです。
例:ちょっといい感じのノート
イメージとしては、こんな感じですね。
※とはいえ、基本的になんでもOKです。
コツ④:浪人中は運動することを習慣にする
わりと大切です。
そして、勉強の効率もUPしますね。
浪人生が運動をすべき理由
- 受験太りなどへの対策になる
- 浪人中のストレス解消につながる
- 息抜きになり、リフレッシュできる
上記のとおりで、とくに宅浪の人は必須です。
ちなみに、浪人生におすすめの運動メニューについては下記を参考にどうぞ。
>>【必要】浪人生が『運動』をすべき3つの理由【勉強の効率もUP】
成功率を上げる最強のコツ:宅浪が楽しいと感じる
ビックリするかもですが、1番大切です。
というのも、宅浪中に勉強が楽しくなれば『神ループ』が生まれるからですね。
僕が感じた勉強の神ループ
勉強が楽しいからこその神ループ
①:勉強をしまくる
②:新しい発見が出てくる
③:自然と成績が伸びる
④:勉強が楽しいと感じる
こういった感じで、神ループです。
>>参考:【宅浪】浪人は苦しいけど『楽しい』です【ヒント:勉強が楽しすぎ】
まさに『好きこそ物の上手なれ』という言葉があるとおり、宅浪中に勉強をすること自体が楽しいと感じるようになれば、自然と成績も上がるし、何より浪人の成功率も上がりますよね。
最初は「受験勉強が楽しいとか意味不明…」と思うかもですが、毎日少しずつ基礎から学習を続ければ、意外と「勉強ってこんなに面白かったんだっけ」となるはずですよ\(^o^)/
また、僕は基礎学習が絶望的にできていなかったので『スタディサプリ』などをうまく活用しつつ、苦手な英語などは基礎からマルっと勉強し始めました。
とくに、宅浪をすると常に自分で解決しないといけないので、この基礎の部分を『スタディサプリ』などでカバーしつつ、浪人生活をスタートさせると、いいスタートになるはずです。
宅浪の人がやる、浪人の成功率を下げる「やめとけ」という行動
最後は「やめとけ」と思うNGな行動です。
- 他の浪人生と自分を常に比較する
- 息抜きをせず、受験勉強をし続ける
- 浪人失敗とか末路を気にしてしまう
基本的に、上記の3つの行動はNGです。
というわけで、理由もセットで解説しますね。
やめとけ①:他の浪人生と自分を常に比較する
比較することは、浪人の成功率をグッと下げてしまうNG行動です。
そして、他の浪人生と比較すること自体に、あまり意味はありませんからね。
意味がない理由→前提条件が違う
・「文系」か「理系」
・「予備校」か「宅浪」
・「普通校」か「進学校」
・「私立志望」か「国公立志望」
・「地頭がいい」か「地頭がわるい」
こういった感じで、浪人生によって『そもそもの前提条件』が違います。
なので、他の浪人生と比較しても、シンプルにテンションが下がるだけです。
補足:宅浪の人は模試も不要です
宅浪だった僕は途中から模試を受けるのを完全に辞めました。
なぜなら、次の4つの理由があったから。
- 浪人生は模試の判定が良く出る
- 費用&時間&労力がモッタイナイ
- 結果が良い悪いで、悪影響になる
- 模試のスケジュールに合わせにいく
上記のとおりです。
>>参考:【意味ない】浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪経験者が解説】
もちろん、模試を受けてもOKですが、僕は模試を受けるくらいなら、そのお金を参考書代とか受験費用とかに使いたいなと思う系でしたね。←圧倒的に金欠な宅浪生の考えかもです。
なので、宅浪中に模試などを受けるのであれば、絶対に『模試を受ける目的』を最初に決めておくべきです。目的なしに模試を受けても、あまり意味はないかなと思っています。
やめとけ②:息抜きをせず、受験勉強をし続ける
浪人生活において、息抜きは必須です。
※息抜きなしで成功率を上げるとか「水なしで生活するレベル」に無理ゲー。
宅浪生は積極的に息抜きをすべき
・息抜きをしない:勉強時間は多いけれど、集中力が低いので成果は少ない
・息抜きをする:勉強時間は少ないけれど、集中力が高いので成果は多い
上記の理由から、浪人に息抜きは必須です。
なお、宅浪だった僕がおすすめする浪人中の息抜きについては【頻度】浪人生は勉強に疲れたら息抜きをセヨ【やりたくないとき】でご紹介しているので、成功率を上げたい人はどうぞ。
やめとけ③:浪人失敗とか末路を気にしてしまう
浪人中、次のような考えで生活するかもです。
結論は、浪人に失敗したとしても、あなたが人生終了とかならないですよ。
なぜなら、僕も浪人に失敗したけれど、今はわりと幸せに生活しているから。
具体例として、僕が大学生活中にやったことを箇条書きでご紹介しておきます。
※少しだけ自慢です、スイマセンm(_ _)m
僕が大学生活でやったこと
- 学生団体で、高校生に授業をした
- インターン生として企業で働いた
- ブログで月16万円ほど稼いでみた
- 大学在学中に、起業を経験しました
- 外資系のIT企業にて就職予定です
見てもらうとわかるとおり、まったく人生終了とかになっていませんよね。
浪人に失敗したところで人生が終わるわけじゃないですし、何より今その心配をするくらいなら、少しでも勉強をしつつ、浪人の成功率を上げる方がよっぽどプラスになるはずです。
なお、このあたりの考え方は【大学受験】浪人に失敗しても『人生終了』じゃない【一浪の末路】にてまとめておりまして、どうしても宅浪している中で不安になったら、参考にどうぞ。
宅浪の浪人生から、よくある質問に回答【Q&A】
最後は、宅浪生からよくある質問です。
- 宅浪生の1日のスケジュールは?
- わからない問題はどうすればいい?
- 浪人生の勉強時間は何時間くらい?
- 宅浪中の費用はどれくらいかかる?
- 浪人生におすすめのバイトはある?
- 宅浪は、どこまでの大学を狙える?
こちらの6つの質問に回答していきます。
質問①:宅浪生の1日のスケジュールは?
僕の場合はバイトをしていたので「バイトがある日」と「バイトがない日」の2パターンで1日のスケジュールをご紹介していますね。
バイトがある日のスケジュール
・5時〜6時:起床&準備&移動
・6時〜9時:コンビニバイト
・9時〜12時:自宅に帰る&お昼寝
・12時〜21時:休憩しつつの勉強
・21時〜23時:ご飯&お風呂&就寝
バイトがない日のスケジュール
・8時〜9時:起床&準備&移動
・9時〜21時:図書館などで勉強
・21時〜23時:ご飯&お風呂
・23時〜24時:ダラダラしつつ就寝
こちらのとおりです。
ちなみに、宅浪生が1日のスケジュールを立てるときのコツについては【成功例】宅浪生の1日のスケジュールを公開【生活リズムの管理】で解説しています。
質問②:わからない問題はどうすればいい?
結論は、ググればOKです。
ググり方の例
上記のイメージです。
とはいえ、どうしてもわからない問題があるなら、宅浪生は「オンライン予備校」などを活用するのも手段の1つですね。
・個別指導塾Wam:プロ講師が授業を実施する。返金保証制度もあり安心
・坪田塾:「ビリギャル」の著者が塾長です。無料の説明会もあるのでどうぞ
・スタディサプリ:合格特訓コースが神。学習プランや勉強のアドバイスあり
こちらは浪人生から人気の予備校です。
中でも『坪田塾』などは、ビリギャルで人気なので、信頼性もバツグンですね。
質問③:浪人生の勉強時間は何時間くらい?
ザックリと平均するなら「10時間ほど」かなと思います。
※もちろん、浪人生によって勉強時間は変わってきます。目安程度にどうぞ。
宅浪生は知っておくべき考え方
浪人生の勉強時間のグラフ
- 勉強時間は短いけど、合格できる人
- 勉強時間が長いから、合格できる人
- 勉強時間は短いから、不合格な人
- 勉強時間は長いけど、不合格な人
基本的に、勉強時間は直接的に「合格するかどうか」を決めません。
ちなみに、勉強の質を上げるコツについては【平均】浪人生の勉強時間はどれくらい?【早慶を目指した僕が解説】にて詳しくお話ししているので、少ない時間で合格したい人はどうぞ。
質問④:宅浪中の費用はどれくらいかかる?
私立文系の僕の場合、費用は以下のとおり。
宅浪中にかかった費用
・受験費用:30万円ほど
・参考書代:3万円〜5万円
・模試の費用:15,000円ほど
ザックリと費用を計算するなら、宅浪中に「40万円」ほどかかる計算ですね。
※もちろん、僕の場合なので『浪人生によって変わってくる』ことも事実です。
なお、家に「使っていない参考書」があるなら、以下のような参考書買取サービスを使いつつ、費用を貯めるのもありですよね。
・ブックオフオンライン:定番のブックオフです。送料&手数料が0円。
・学参プラザ:大学受験の参考書や赤本の買い取りがメイン。実績が豊富。
・ブックサプライ:適当なダンボールに詰めつつ、送るだけでOK。超簡単。
おそらく、今使っていない参考書は今後も使うことはないと思うので、宅浪中にお金に変えておくのがベストかなと思います。
ちなみに、どのサービスがいいか迷う方は『ブックサプライ』を使えばOK。
質問⑤:浪人生におすすめのバイトはある?
おすすめバイトは、下記の3つですね。
浪人生におすすめのバイト
詳しくは浪人生のバイトおすすめ5選【宅浪成功者が厳選しました】を読んでもらえると、それぞれについての理解度が高まると思います。
「いきなりバイトを始めるのが怖い…」という宅浪生は『タイミー』などの単発バイトアプリを使いつつ、1日単位からお試して働いてみるのがおすすめ。
タイミーとは
タイミー | すぐに働けてすぐにお金がもらえる
posted withアプリーチ
- 1日単位からアルバイトができる
- いろいろなアルバイトが豊富です
- 履歴書&面接がないので最高すぎ
こちらのとおりで、わりと神アプリです。
気になる浪人生は、まずは『タイミー』をインストールしつつ「どんなバイトがあるのか?」とチェックしてみるのがいいかもです。
質問⑥:宅浪は、どこまでの大学を狙える?
結論、どこまでの大学でも狙えます。
※スイマセン、おそらくそんな回答は求めてないかもですねm(_ _)m
わりと現実的な話です
上記のとおり。
というのも、現役時代の僕は「偏差値30台くらい」で甲南大学に落ちました。
そのため、どこまでの大学を狙えるのかという質問に対して、結論は「どこまでの大学でも狙えます」でして、ガチで1年間勉強をしたら、偏差値は30ほど上げることもできますよ。
まとめ:宅浪の成功率は低いけれど、浪人を「やめとけ」と思わない
今回は『浪人の成功率が低い理由』を宅浪だった僕が解説しました。
宅浪の成功率が低い理由
- そもそも浪人の成功率は10%ほど
- 受験勉強へのやる気を維持できない
- 宅浪は、わりと強いメンタルが必要
- 偏差値の伸び率が人によって変わる
- 家で勉強できない浪人生が多すぎる
実際、僕も宅浪をしまして、偏差値を30ほどグッと上げることができました。
※「現役時:偏差値は30台くらい」→「浪人時:偏差値は60オーバー」です。
そのため、浪人の成功率が低いと言われていますが、あまり気にする必要はなしでして、しっかりと受験勉強を1年ほど続けていれば、成功率なんてグイッと上がっていきますからね。
ちなみに、宅浪をする浪人生におすすめなサービスをまとめておきました。
・スタディサプリ:動画で授業が受けられる。2週間の無料体験もあるので神
・タイミー:単発バイトのアプリ。履歴書&面接が不要で、宅浪生に嬉しい
・ブックサプライ:参考書の買取サービス。ダンボールに詰めつつ、送るだけ
予備校なしで浪人をすることは不安になるかもです。なので、今はネットがかなり発達しているので、上記のような便利なサービスを使いつつ、後悔のない宅浪生活を過ごしてください。
というわけで、今回は以上です。
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