こんな疑問を解決します。
記事の内容
・浪人しなきゃよかったと思う後悔
・浪人を成功させるために、やったこと
・やればよかったと後悔していること
記事の信頼性
この記事を書いている僕は現役の大学生です。1年の浪人をしまして、関西の同志社大学に合格することができました。
今回は、浪人しなきゃよかったと後悔していることをご紹介していきます。
なお、先に結論を書いておきますね。
浪人しなきゃよかったと思う後悔
- 現役で合格した友達と疎遠になる
- ストレスや不安でメンタルがきつい
- 「浪人生」という肩書きが嫌になる
- シンプルに勉強ばかりで浪人が辛い
上記の理由から「浪人しなきゃよかったな…」と僕は感じましたね。
とはいえ、僕は浪人を成功させました。
当時の僕の状況(少し自慢です)
・偏差値は30台くらいからスタート
・アルバイトをやりつつ、お金を貯める
・予備校には通わず、自宅で浪人をする
こちらの状況から成功させました。
※わりと頑張った方かなと思います\(^o^)/
こういった背景の僕が今回は『浪人しなきゃよかったと後悔していること』を実体験をベースにしつつ解説をしていきますね。
また、記事の後半パートでは「浪人を成功させるために、僕がやったこと」や「浪人中にやればよかったと後悔していること」もセットでご紹介しているので、最後までどうぞ。
では、いきましょう(´・Д・)」
浪人しなきゃよかったと後悔している失敗談【成功者が語る】
結論、次の4つの後悔ありです。
- 現役で合格した友達と疎遠になる
- ストレスや不安でメンタルがきつい
- 「浪人生」という肩書きが嫌になる
- シンプルに勉強ばかりで浪人が辛い
では、順に説明していきますね。
失敗談①:現役で合格した友達と疎遠になる
僕自身、わりと極端な性格です。
例:極端な性格のイメージ
上記のとおり。
なので、高校時代に仲のよかった友達から「勉強どう?」とか「元気してる?」的なLINEをいただいても、フル無視しちゃっていました。
結果、現役で合格した友達と疎遠になってしまいましたね。これはシンプルに「浪人しなきゃよかった…」と後悔している大きな理由です。
なお、僕のように疎遠になりたくない人は、下記の記事を参考にどうぞ。
>>【孤独】浪人生に友達がいなくなるのは当然【遊ぶ頻度を少なくする】
※余談:これは浪人関係なく、大学に入学してからも「学生団体」「長期インターン」「ブログ運営」など、何かに集中すると友達関係が疎遠になってしまいます。良くも悪くも『1つのことしか集中できない性格』ですね。
失敗談②:ストレスや不安でメンタルがきつい
ぶっちゃけ、メンタルがキツすぎです。
具体例としては、次のとおり。
・絶対に志望校に合格しないといけない
・これ以上、家族に迷惑をかけられない
・志望校のランクを上げないといけない
こういった感じで、もう言葉で表現できないくらい「キツイ」です。
しかし、浪人して成功する人は『キツイ→それを力に変える』パターンが多め。
ただ、当時は「浪人しなきゃよかった…こんな想いしなくてよかったのに…」と後悔する毎日でしたが、今思い返すと『メンタルがバグレベルに強くなった経験』だったなと思います。
なので、大学へ入学後は少しのことではメンタルが折れなくなりましたね。控えめに言って、鉄のメンタル的なやつをゲットしました。
ちなみに、浪人中のメンタルの保ち方については【病む】浪人でメンタルがきつい時の対処法【宅浪で精神崩壊した話】で解説済みです。
失敗談③:「浪人生」という肩書きが嫌になる
肩書きというか身分的なやつですかね。
というのも、浪人生というのは高校生でもなく、大学生でもないからですね。
こんな背景から、僕はバイト先とかで浪人をしていることを隠していました。
当時の僕の肩書き(自称)
上記のとおり。
>>参考:【悪くない】浪人生は恥ずかしいので、コンプレックスになって当然
まあこれは僕の『見栄』の部分が大きくて、浪人生であることに対して、他の人は気になっていないのに、自分自身でデメリット的なやつを感じていたのかもしれませんね。
その結果、自分自身を苦しめる負のループ的なやつに入り、絶望していました。
失敗談④:シンプルに勉強ばかりで浪人が辛い
浪人生の本業は「勉強」です。
つまり、寝ても覚めても勉強って感じ。
当時の僕の生活
・5時:起床&バイト先へ移動
・6時〜9時:早朝のコンビニバイト
・9時〜12時:帰宅&ランチ&お昼寝
・12時〜23時:休憩しつつも勉強する
・23時:夜ごはん&お風呂&寝る
アルバイトがある日でこんな感じ。
※バイトがない日は、もう少し勉強した。
しかし、現役で合格した友達は「彼女とディズニーデートです」とか「サークル仲間と合宿にきました」みたいな感じで、自分とは別の世界にいるんじゃないかなと感じるほどでした。
もちろん、自分で選んだ選択なので仕方なしかもですが、それでも「浪人しなきゃよかった…オイラも遊べていたのになぁ…」と思ってしまっていましたね。
補足:浪人をしてよかったと思うこと←後悔を上回る
とはいえ、後悔よりも「やってよかった」という感情の方が大きいですね。
※もちろん、それは『浪人が成功したから』だと思います。結果論かもです。
浪人をしてよかったと思うこと
・新しいことを勉強する習慣がついた
・メンタルがバグレベルに強くなった
・友達から「嫌われる」ことに慣れた
・本気で何かに打ち込む経験ができた
・鬼努力&それを続ける継続力がついた
ぶっちゃけ、今思い返すと「めっちゃいい経験をしたな」と思いますね。
実際、僕の周りもそうですが「浪人をしている人=なんか強い人」が多めです。
>>参考:【強くなる】浪人経験者は強いです【性格だけでなく、人生も変わる】
とはいえ、浪人しなきゃよかったと後悔していることも事実です。しかし、浪人したからこそ今の自分があると思うし、していなかったら、そっちの方が後悔はしていたなと思います。
「浪人をするかどうか」という選択は、今後の人生を大きく変える選択だと思います。だからこそ、まずは自分の中で「5年後くらいに後悔しない選択はどっちなのか?」を1度考えてみつつ、するかどうかを決めてみるのがいいかもしれませんね。
ここからの記事の流れ
- 浪人を成功させるためにやったこと
- 浪人中にやればよかったこと←大切
こちらの2つを解説していきます。
「やっぱり、浪人をするのはやめておこう…」という方は読まなくてOKです。
浪人を成功させるために、僕がやった5つのこと
成功するためのコツみたいな感じです。
- スタディサプリで基礎学習をした
- わりと早い段階で過去問を解いた
- アルバイトをしつつ、息抜きをした
- 旅行がてら、志望校へと足を運んだ
- 浪人中の勉強計画を戦略的に立てた
こちらの5つを実践しました。
というわけで、1つずつ解説していきます。
その①:スタディサプリで基礎学習をした
僕は『スタディサプリ』に超感謝しています。
理由としては、次の5つ。
- 14日間の無料体験が神すぎる
- シンプルに月額の料金が安い
- プロ講師の授業がわかりやすい
- 講座の動画本数がかなり多くて安心
- スマホなどでサクッと勉強ができる
上記のとおりですね。
>>参考:【無料体験】スタディサプリのメリットとデメリット【評判+口コミ】
とはいえ、僕の中で『スタディサプリ』の効率的な使い方を考えてみました。
※というか、僕が活用していた方法です。
スタディサプリの活用方法
・メインで使うというよりは「サブ」として、受験勉強の補助の役割。
・おすすめは『スタディサプリ』で基礎学習をしつつ、参考書で応用する。
・わからないところが出てきたら、もう1度『スタディサプリ』で復習する。
こちらのとおりで、サブとして『スタディサプリ』を活用していましたね。
シンプルに『スタディサプリ』の授業はわかりやすかったので、感動しました。
まずは無料体験をぜひどうぞ(*・ω・)ノ
その②:わりと早い段階で過去問を解いた
これは大きかったですね。
というのも、僕は過去問を「学力を図るための定規」みたいに使っていました。
具体例です
イメージするなら『ゴールまでの距離をチェックするためのツール』ですかね。
※「ゴール=志望校に合格するために必要な学力」的なやつです。
あと、過去問を解くことで「あ、前よりも成績が上がっている」みたいな感じで、勉強した成果をダイレクトに実感することができました。
その結果、勉強へのモチベもUPしたので、過去問を早くやってよかったです。
その③:アルバイトをしつつ、息抜きをした
僕の場合は「受験費用」と「大学の学費」の2つを貯めるためにしていました。
しかし、適度に息抜きをするという目的であれば、バイトは最強だと多います。
バイトが息抜きに最強な理由
というのも、僕は「自宅で浪人=宅浪」ということもあり、常に孤独でした。
そういった状況の中で勉強しかしていないと『人と話すこと』を忘れてしまうんですよね。←ウソかと思うかもですが、わりと真実です。
なので、適度に息抜きとしてバイトをするのは、シンプルにおすすめですね。
1日単位からバイトができるアプリ
タイミー | すぐに働けてすぐにお金がもらえる
posted withアプリーチ
こちらは『タイミー』というバイトアプリでして、1日からバイトが可能。
そのため『タイミー』を使いつつ、受験勉強の息抜きをどうぞ( ̄∀ ̄)
その④:旅行がてら、志望校へと足を運んだ
僕自身「関西」と「関東」でそれぞれ志望校を分けていました。
・関西:同志社大学か関西学院大学
・関東:早稲田大学←背伸びをしました
こちらのとおり。
※同志社と関学には合格しましたが、早稲田は落ちました。ツラかったです。
実際、東京へ行ったことがなかったので、旅行&モチベUPのため『早稲田大学』を見にいきました。←初の1人旅で緊張もありつつ、わりと楽しかったです。
ちなみに、ホテルの予約とかも初めてやったのですが『じゃらん』を使いました。今は『楽天トラベル』を使っています。まあどっちも優秀な旅行サイトです。
365日ずっと勉強をするのもOKですが、志望校へ行ってみるのもおすすめ。
なので、浪人してからすぐに行くとかは不要でして、モチベが低くなってきたタイミングで「モチベを上げるため」に志望校へと足を運ぶのがいいかもです。
その⑤:浪人中の勉強計画を戦略的に立てた
自宅で浪人していたということもあり、1から勉強計画を立てました。
例:勉強計画のイメージ
- 自分の学力をザッと把握する
- 年間でやるべき参考書を集める
- 月ごとで必要な参考書を振り分ける
- 週ごとでやるべき参考書を分ける
- 1日ごとで必要なページ数を考える
こういった流れでやっていましたね。
基本的に『現在の学力と志望校へ合格するための学力の差』を参考書で埋めるイメージで勉強していたので、その参考書を「年ごと→月ごと→週ごと→1日ごと」で振り分けていました。
なお、浪人中の勉強計画の立て方については【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】で詳しく解説しておりまして、絶対に後悔したくない浪人生はどうぞ。
浪人中に「やればよかった」と後悔していること4つ
もう少しやればよかったなという後悔です。
- 浪人中の経験をブログで発信する
- 滑り止めで受験する大学を減らす
- 勉強をしない日を定期的につくる
- 第2志望に合格後も勉強を続ける
大きくは上記の4つです。
では、1つずつ詳しく解説をしていきます。
その①:浪人中の経験をブログで発信する
個人的に、浪人生こそブログをやるべき。
理由は「スキル」が身に付くからですね。
ブログで身に付くスキル
・文章力&読解力→読者の方にわかりやすい文章を書くためです。
・論理的思考力→学んだことや感じたことを記事にするためです。
・お金を稼ぐ力→アクセスが集まれば、広告収入をゲットできるからです。
こちらの3つです。
>>参考:【朗報】浪人生がブログを始めると人生が変わる【成績もUPするよ】
中でも「文章力&読解力」と「論理的思考力」が身に付くと、成績もUPしやすいかなと思うので、やっておいて損はないかなと思います。
その②:滑り止めで受験する大学を減らす
浪人ということで、リスクを減らすために滑り止め大学を受けまくりました。
受験した大学の比率
・第1志望校:3割ほど
・滑り止め:7割ほど
ザッと、こんな感じ。
もちろん、リスクを減らすことは大切ですが、僕の場合は減らしすぎましたね。
理想の滑り止め大学の比率
- 第1志望:2割ほど
- 第2志望:6割ほど
- 滑り止め:2割ほど
これくらいでOKだと思います。
とはいえ、勉強の進み具合とかで変わってくるので、目安程度にどうぞ。
その③:勉強をしない日を定期的につくる
365日ずっと勉強するとか無理ゲーです。
というか、、、その生活をしていたら、シンプルにツラくなりますからね。
勉強をしていないと不安な場合
これは浪人中の僕も同じ悩みを持っていまして、勉強に対する不安を解消する方法が「勉強をし続けること」だったんですよね。
そのため、勉強をしていないと不安になるかもですが、意識的に「勉強をしない日」を作りつつ、身体と心を定期的に休めることが大切だと思いますね。
なお、このあたりの「勉強しない日を作るべきかどうか」については【不安】浪人生が勉強しない日を作るのは『必要』です【罪悪感なし】にて詳しく解説しているので、そちらを参考にどうぞ。
その④:第2志望に合格後も勉強を続ける
これは僕の失敗です。
というのも、僕は下記のように志望校の位置付けをしていました。
- 第1志望:早稲田大学
- 第2志望:同志社大学
- 第3志望:関西学院大学
上記のとおり。
そして、早稲田大学を受験する前に「第2志望の同志社大学の合格」をゲットしてしまいまして、ほぼ勉強しなくなってしまいましたね。
勉強しなくなってしまった理由
たぶん、受験あるあるだと思います。なので、第2志望に合格後も勉強を続けることが大切でして、足を止めた瞬間、第1志望に合格する可能性はグッと下がってしまいますからね。
とはいえ、僕の場合は「偏差値が30台くらい」からのスタートだったので、シンプルに『同志社大学への合格』はバグレベルに嬉しかったですし、合格した瞬間、叫びました(笑)
なので、第1志望の早稲田大学に落ちたことは超ツラかったですが、その分だけ「同志社大学でいろいろと頑張ろう」といった感じにもなりました。というわけで、結果オーライです。
おまけ:浪人生は常に「後悔しない選択」が大切だと思う
最後は『浪人生だった頃の僕へのメッセージ』をここに書きたいと思います。
浪人生だった頃の僕へのメッセージ
これに尽きるかなと思います。
というのも、浪人をするかどうかもそうですし、志望校を決めるときなどもそうですが、浪人をする中で「どの選択をすればいいのか…?」と悩むことが絶対にあるはずです。
そのため、何かを選択するときは常に『5年後くらいに後悔しないのはどっちだろう?』という視点を持つことが大切かなと思います。(まあ5年後じゃなくてもOKです)
常に後悔しない選択をしつつ、息抜きをしつつ、浪人を成功させるべしです。
まとめ:浪人しなきゃよかったと後悔しつつも、やってよかったと思う
今回は、浪人しなきゃよかったと後悔していることをご紹介しました。
浪人しなきゃよかったと思う後悔
・現役で合格した友達と疎遠になる
・ストレスや不安でメンタルがきつい
・「浪人生」という肩書きが嫌になる
・シンプルに勉強ばかりで浪人が辛い
こちらの4つですね。
とはいえ、今振り返って思うことは「浪人をしてよかったな…」です。
なので、浪人をするか迷うかもですが、迷っているということは「どちらの選択をしても後悔しないはず」です。その中でも『将来の自分が後悔しないのはどっちだろう?』と考えつつ、浪人するかを決めてみてくださいませ。
後悔のない受験ライフをどうぞ。
というわけで、今回は以上です。
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