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浪人生

【意味ない】浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪経験者が解説】

2022年8月24日

【意味ない】浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪経験者が解説】

 

悩む人
宅浪の浪人生です。日々アルバイトをやりつつ、受験勉強をしています。現役時代は高校で模試などを受けていたのですが、浪人生も同じように模試を受けるべきなのでしょうか?正直、受験費用や学費のためにバイトをしているので、模試にお金を使いたくないのが本音です。

こんな疑問を解決します。

 

 記事の内容

・浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪だった僕が理由を話す】
・宅浪の浪人生が模試を受けない代わりに、学力をチェックする方法

 

 記事の信頼性

たつつぶのプロフィール【経歴】

この記事を書いている僕は1年の宅浪を経験しました。宅浪中はバイトをやりつつ、受験費用と学費を貯めていました。

 

今回は『浪人生は模試を受けないのがベスト』というテーマで解説をします。

ちなみに、僕は「宅浪」を経験しておりまして、成果としては次のとおり。

 

「偏差値が30台くらいから、1年間の宅浪&バイトで同志社大学へ合格」

 

少し自慢かもですね、スイマセンm(_ _)m

とはいえ、わりと成果は出ているはず。

 

そこで本記事では「浪人生は模試を受けない選択をすべき理由」「模試を受けない代わりに学力チェックとして、やっておくといいこと」をセットでご紹介していきたいと思います。

 

では、いきましょうヽ(´▽`)/




浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪だった僕が理由を話す】

浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪だった僕が理由を話す】

 

結論、受けなくてOKです。

なぜなら、次の4つの理由があるからですね。

 

  1. 浪人生は模試の判定が良く出る
  2. 費用&時間&労力がモッタイナイ
  3. 結果が良い悪いで、悪影響になる
  4. 模試のスケジュールに合わせにいく

 

では、1つずつ順に解説をしていきます。

 

理由①:浪人生は模試の判定が良く出る

 

基本的に、模試は「現役生」と「浪人生」の人が受けますよね。

しかし、受験初期は『浪人生の判定が良く出る』というのが普通です。

 

 現役生と浪人生の違い

・現役生:受験中期〜後期くらいに、成績がグイッと伸び始める。
・浪人生:受験初期は去年の積み上げがあるので、序盤から成績が高い。

 

上記のとおりです。

なので、必然的に模試の判定が良くなってしまうんですよね。

 

 判定が良く出るデメリット

「勉強のペースが超ダウンします」

 

まあ当然ちゃ当然ですよね。

なんせ最初の模試で「A判定」などが出たら、誰だって勉強しなくなります。

 

その結果、多くの浪人生は受験中期〜後期ぐらいに現役生に追い越されますね。

 

理由②:費用&時間&労力がモッタイナイ

 

すごく合理的かもです。

とはいえ、わりと本音でした。

 

  • 費用:1回につき5,000円ほど
  • 時間:往復+模試を受ける時間
  • 労力:会場場所までに使う体力

 

とくに、宅浪の僕はバイトで受験費用などを貯めていたので『費用』の面から考えたときに、そのお金を「志望校への受験費用」「滑り止めへの受験費用」に使いたいなと思いました。

 

 宅浪の僕の計算

「7回の模試<志望校を1つ増やす」

 

上記のとおりです。

たぶん、お金が豊富にあったのなら、喜んで模試を受けていたと思いますね。

 

理由③:結果が良い悪いで、悪影響になる

 

宅浪の僕が受けなくなった1番の理由です。

というのも「良い」or「悪い」のどちらの結果でも、悪影響だからですね。

 

 僕の場合です

・結果が良い場合→判定がかなり良く、調子に乗る。勉強をしなくなる
・結果が悪い場合→がんばって勉強したのに絶望する。勉強をしなくなる

 

こんな感じでして、結果が「良い」or「悪い」のどちらでも悪影響でした。

もちろん、次のような浪人生もいるかもです。

 

・結果が良い場合→今の勉強のやり方を信じつつ、そのまま走り続ける
・結果が悪い場合→反省点や改善点を分析して、勉強のやり方を修正する

 

しかし、80%くらいの人が僕と同じように結果に左右されるはずです。

そのため、浪人生は模試を受ける必要はないかなと思っています。

 

理由④:模試のスケジュールに合わせにいく

 

「良い結果を残すため」に、模試の前後でスケジュールが崩れます。

具体的には、次のとおりです。

 

  • 受ける前:模試のための勉強をする
  • 受ける日:1日分の時間がなくなる
  • 受けた後:模試の復習に時間を使う

 

最低でも3日ほどは、無駄にする感じ。

※もちろん、模試を受けることで『新しい発見や学び』もあるかもです。

 

しかし「模試を受けるために使う3日間」「志望校合格のための勉強スケジュールに使う3日間」を比較したときに、圧倒的に僕は後者の方が新しい発見や学びがあると判断しました。

 

ちなみに、浪人生活のスケジュールをまだ立てられていない人は少し焦ったほうがいいかもです。

>>参考:【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】

 

理由は、浪人をしてうまく人は必ず『スケジュールを立てられているから』ですね。とはいえ、スケジュールの立て方はわりと簡単でして、上の記事でまとめています。

 

 補足:メンタル面でも疲れてしまう

僕の場合、模試の前後だと「怖い」とか「不安」の感情が出てきていました。

 

「わりと勉強をがんばったけど、これで結果がよくなかったらどうしよう…」

 

その結果、模試の2〜3日前くらいから勉強が手につかなくなるんですよね。

※僕がメンタルが弱かっただけかもです。

 

余談:宅浪の浪人生は、模試を受けるのもアリ

 

僕自身、宅浪ということもあり「模試=意味がない」と考えつつも、合計で3回ほどは受けました。なぜ受けたのかと言うと、以下の3つの目的があったから。

 

 模試を受けた目的

  • 試験会場などでの場慣れ
  • 他の浪人生との学力の差の確認
  • 受験勉強のリフレッシュ&息抜き

 

大きくは、こちらの3つですね。

 

なので、宅浪の浪人生は「目的」を持つなら、受けてもOKかなと思います。

※ちょっと上からで、スイマセンm(_ _)m

 

 1番NGなパターン

「とくに勉強はしていないけれど、なんとなーく模試を受けてみる」

 

これは絶対にNGです。

というのも、なんとなく受けても「なんとない結果」しか出ませんからね。

 

さらに、勉強へのモチベが下がるのは目に見えているので、受けない方がいい。




宅浪の浪人生が模試を受けない代わりに、学力をチェックする方法

宅浪の浪人生が模試を受けない代わりに、学力をチェックする方法

 

結論、下記の3つがおすすめですね。

 

  1. 志望校の過去問(赤本)を解く
  2. 時間を決めつつ、参考書を解く
  3. 河合の共通テスト総合問題集を解く

 

では、順に説明していきますね。

 

その⓪:浪人生は模試に限らず『目的意識』が大切

 

まずは、前提部分です。

浪人を成功させたいなら、常に『目的意識』を持つことが重要。

 

 例:模試を受ける場合

・試験会場での場慣れをするため
・浪人生との学力の差の確認するため
・受験勉強のリフレッシュをするため

 

こういった感じで、すべての物事に対して「なぜやるのか」を考えるべき。

というのも、目的意識を持つことで、それらから得られる効果が上がるから。

 

たとえば、筋トレですね。「無思考で腹筋をする場合」と「鍛えている部位を意識して腹筋をする場合」なら、後者の方が効果があると言われています。

 

つまり、これは受験勉強でも同じでして、常に『〇〇をやるのは□□という理由があるからだ』と考えておくだけでも、勉強で得られる効果は高まるはず。

 

その①:志望校の過去問(赤本)を解く

 

おすすめは、次のタイミングですね。

 

・基礎学習が終わったとき→滑り止め大学の過去問を解く。例)関西学院大学
・応用学習が終わったとき→第2志望の大学の過去問を解く。例)同志社大学
・実践学習が終わったとき→第1志望の大学の過去問を解く。例)早稲田大学

※僕が宅浪をしていた時のレベル感です。

 

上記のとおりでして、学力のレベルに合わせて、過去問を解く感じ。

 

 質問:志望校が決まっていない時は?

結論、センター試験の過去問を解けばOK。

※今は『大学入試共通テスト』ですね。

 

 

こちらの赤本がおすすめですね。

もちろん、予想問題集とかでもOKです。

 

その②:時間を決めつつ、参考書を解く

 

宅浪の浪人生の場合、ザクザクと参考書を解いていくと思います。

そういったときに、問題集系の参考書で「時間を決めて解く」といいかもです。

 

 おすすめの問題集:英語

 

こういった問題集系の参考書ですね。

ちなみに、今回ご紹介した『ポラリス』は僕が宅浪していたときも使っていた。

 

その③:河合の共通テスト総合問題集を解く

 

河合塾が過去に実施した模試をまとめた総合問題集ですね。

※僕も宅浪のときは「センター試験バージョン」を何度も解いていた。

 

 

「計5回分の河合模試+2回分の共通テストの過去問」がセットになっているので、普通に模試を受けに行くよりもコスパ最強です。

 

1回分の模試が「5,000円ほど」なので、河合の共通テスト総合問題集であれば『5教科分』くらい買えちゃいますね。

 

基礎学習とか応用学習が終わったタイミングで使いたい1冊ですね。

 

補足:宅浪だった僕がおすすめする勉強の流れ

 

成績を上げる方法は、下記のとおり。

 

「わからない」を「わかること」にする

 

超シンプルですよね。

とはいえ、受験勉強はこれの繰り返しです。

 

 受験勉強のイメージ

浪人生:受験勉強のイメージ

宅浪生におすすめの勉強方法

 

上記のように、パズルを埋めていく感じです。

 

 宅浪だった僕の勉強の流れ

  1. 問題集を解いて、苦手な箇所を確認
  2. 苦手な箇所を参考書で埋めていく
  3. レベル別で問題集に取り組んでいく
  4. またまたわからないところが出る
  5. わからないところを参考書で解消

 

「問題集を解く」→「わからない箇所を発見する」→「わかるまで参考書で学習する」→「問題集を解く」→「わからない箇所が出る」の永遠ループです。

 

超地道な勉強法ですが、宅浪の僕はこれで偏差値を30ほど上げました。

※「現役時:偏差値30台くらい」→「浪人時:偏差値60台オーバー」

 

もちろん、人によって勉強方法が「合う」or「合わない」があるので、まずは試してみつつ、合わないなら少しずつ『あなたに合った勉強方法』にカスタマイズしていけばOKです。




まとめ:宅浪の浪人生は模試を「受けない」のも、わりとアリな選択

まとめ:宅浪の浪人生は模試を「受けない」のも、わりとアリな選択

 

今回は、浪人生は模試を受けないのがベストというテーマで解説をしました。

 

 模試を受けなくてもOKな理由

  • 浪人生は模試の判定が良く出る
  • 費用&時間&労力がモッタイナイ
  • 結果が良い悪いで、悪影響になる
  • 模試のスケジュールに合わせにいく

 

こちらの4つですね。

実際、僕も宅浪中は何回か模試を受けましたが、あまり意味がない感じでした。

 

とはいえ、模試を受けることにより勉強の効率が上がる場合もあります。

 

なので、大切なことは『目的意識』です。

模試に限った話じゃないですが、浪人生活中は常に目的を持ちつつ行動すべし。

 

というわけで、後悔のない浪人生活をどうぞ。

今回は以上です。

 

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