こんな疑問を解決します。
記事の内容
・大学生のバイト代の平均月収は?
・平均月収に合わせない方がいい話
・平均月収よりも、意識すべきこと
・収入に依存しなくなって感じたこと
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。今までにアルバイトを10種類以上やりつつ、大学生活を送ってきました。
今回は『大学生のバイト代の平均月収はいくら?』というテーマで解説をしていきます。
※なお、平均月収の割合などはデータもしっかりと公開します。
また、記事の後半パートでは「平均月収に合わせない方がいい話」や「平均月収よりも、意識すべきこと」など、他の記事ではあまり書かれていないこともマルっと書いてみたので、大学生活を充実させたい方は最後までどうぞ。
では、いきましょう(・ω・)
大学生のバイト代の平均月収はいくら?【収入の割合を公開】
結論は「月3万円ほど」です。
大学生のバイト代の平均月収を割合で公開
下記は『日本学生支援機構』のデータです。
平均 | 国立 | 公立 | 私立 |
366,500円 | 328,800円 | 359,300円 | 375,400円 |
上記のとおり。
年間の平均が「366,500円」なので、月収に換算すると『月3万円ほど』になりますね。
平均月収以外の時給やシフト日数・勤務時間も公開
ここからは、平均月収から逆算しつつ、時給や勤務時間などの公開です。
※以下は、あくまで目安程度にどうぞ。
平均月収:3万円の場合
- 時給:1,000円
- シフト日数:週2日
- 勤務時間:1日4時間
こんな感じ。
実際、僕は大学生活の中で週2日から週4日と色々なパターンでバイトをしてきましたが、やっぱり「週2日」くらいが学業とかサークルとかと両立させやすいですね。
このあたりについての詳しい解説は【頻度】大学生のバイトで週2は少ない?【週何回がベストなのか】を読んでみてくださいませ。
そのため、バイト代の平均月収である「月3万円ほど」を稼ぐのであれば、だいたい1週間のうち2日ほど働けばOKって感じです。
実体験:文系大学生の僕のバイト代の平均月収
とはいえ、、、データだけだとイメージがしづらい大学生も多いはず。
なので、実体験として僕がわりと働いていた頃の平均月収の公開です。
こういった感じでして、他の大学生の平均月収の2倍ほど稼いでいましたね。
※余談:もっと稼ごうと思ったら稼げたかもですが、扶養などの税金の関係上「月に8万円」を目安にバイト代を稼いでいました。
質問:学業と両立できていたの?
結論、そこそこできていましたね。
というのも、平均月収7万円〜8万円ほど稼ぎつつ、単位も取れていましたからね。
※スイマセン。この書き方だと今は単位を取れていなさそうですね。とはいえ、もう卒業単位を取り切っています。ご安心を(*・ω・)ノ
ちなみに、当時の僕がしていたバイトを【ゆるい】大学生におすすめのバイト3選【人気ランキング】という記事でご紹介しています。わりと楽&時給が高めな仕事を厳選しました。
大学生はバイト代を平均月収に合わせない方がいい話
「他の大学生の平均月収が3万円なら、僕もそうしよっと…」と考えている方向け。
上記のとおり。
このあたりを深掘りします。
大学生のバイト代の平均月収=前提がバラバラ
まあこの見出しのとおりなのですが、、、平均月収はあまり当てになりませんよ。
理由はシンプルでして、大学生によって前提条件が違いすぎるからですね。
たとえば、以下の2人の大学生がいたとして、平均月収の3万円で生活できますかね?
Aさん:実家暮らし
- 文理:理系
- 仕送り:10万円
- 1ヶ月の生活費:5万円
Bさん:一人暮らし
- 文理:文系
- 仕送り:2万円
- 1ヶ月の生活費:7万円
上記のとおりでして、前者の「Aさん」の場合はバイト代が3万円でも生活できるかもです。
一方で、後者の「Bさん」の場合は3万円じゃ、、、普通に生活できませんよね。
要するに、大切なことは『バイト代の平均月収=目安程度にどうぞ』です。大学生によって前提条件が変わってくるので、あなた自身が合わせにいく必要はありませんからね。
重要なこと:バイト代が月いくら必要かを考える
では、どうすればいいのかと言うと「1ヶ月の支出の想定」です。
もっと具体的にお話しするなら『生活費が月いくら必要かを考えましょう』ということ。
具体例:僕の場合
※一人暮らしをしていた当時の支出です。
上記のとおり。
なので、最低限の生活をするためには、月収(バイト代)が「7万円」は必要ですよね。
こういったように「1ヶ月の支出を想定する」→「生活費が月いくら必要かを考える」という流れで考えつつ『バイト代が月いくら必要か』を決めればOKです。わりとシンプルですね。
なお、支出を考える上で他の大学生が何にお金を使っているのかを知っておくといいかもです。詳しくは以下の記事をどうぞ。
>>【調査】大学生のお金の使い道を公開【バイト代の内訳も解説】
バイト代=あなたの大学生活の切り売りです
とはいえ、過去の僕は月収7万円ほどを稼ぐために、多くの大学生活の時間を使いました。
1ヶ月で使った時間
※時給が1,000円と仮定します。
これが多いor少ないと感じるのは、人によるかもです。
ただ、下記のように考えると、どうでしょう。
・1ヶ月の総時間:720時間
・1ヶ月の睡眠時間:210時間
・1ヶ月のバイトの時間:70時間
=残りの時間:440時間
※1ヶ月=30日/1日の睡眠時間=7時間
こちらを計算すると、半分ほどの大学生活の時間を「睡眠」と「バイト」に使うことになりますからね。これじゃあ、、、ちょっとモッタイナイなと僕は思います。
なので、こういった背景から、大学生活すべてをバイトに使うのはNGだと思いますね。
>>参考:【真実】大学生はバイトをしないほうがいい5つの理由
とはいえ「働かない=バイト代がゼロ」になってしまうので、僕の中での結論は『効率良く稼ぎつつ、大学生活も楽しみましょう』です。
上記について、次の章から深掘りします。
大学生がバイト代の平均月収よりも、意識すべきこと
それは「あなたの時給の単価」です。
大学生のバイト代の時給には「限界」がある
時給についてもデータの公開です。
※今回は『ジョブズリサーチセンター』が出しているデータを共有しますね。
三代都市平均 | 首都圏 | 東海 | 関西 |
1,106円 | 1,150円 | 1,021円 | 1,089円 |
引用:2022年2月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査
こういった感じですね。
つまり、先ほどお見せしたバイト代の平均月収である「3万円ほど」を稼ぐ場合、最低でも「27時間ほど」の労働は必要だということ。
そのため、ここの労働時間を減らす1番の解決策は『時給を上げること』です。
文系大学生の僕の平均時給←バイト代じゃないです
結論は「1,200円」です。
というのも、今の僕はWebマーケティング企業で長期インターンとして働いておりまして、こういった時給になっている感じです。
※長期インターンとは、大学生が企業で働きつつ、職業体験をすること。
また、Webマーケティングということもあり「いつ&どこで働いてもOK」といった感じなので、今日も自宅で音楽をかけつつ、パチパチと作業をするつもりです( ̄∀ ̄)
このように「お金を稼ぐ=バイト代」と考えるのは少しモッタイナイわけでして、僕のようにわりと効率良く稼ぎつつ、好きなことに時間を使えている大学生もいますからね。
なお、長期インターンは未経験からでもOKの企業が多めなので、気になる大学生は『dodaキャンパス』とか『オファーボックス』などに登録しつつ、企業からの連絡を待てばOK。
大学生が平均月収を上げる方法【月10万円は余裕】
シンプルですが、スキルを身につけるべき。
スキルを身につけるメリット
- 高い時給で働ける
- 嫌いな仕事を避けられる
- 好きな環境で仕事ができる
まあこういったように、メリット多めです。
ぶっちゃけ、大学生のうちからスキルを身につけておけば、バイト代に頼らずに収入を得られちゃうので、自分に使える時間がマルっと増えるはず。
質問:どんなスキルがおすすめ?
結論は「Webライティング系」が1番始めやすいかなと思います。
具体的には『Webライター』などですね。
「Webライティング」のスキルを身につけておけば、Webライター以外のお仕事でもマルっと役立つので、かなりコスパ最強のスキルかなと思います。
ちなみに、大学生がWebライターを始めつつ、稼ぐまでの流れを【無料】大学生がWebライターになる手順【バイトよりも稼げる】で解説済みです。平均月収を上げたい方はどうぞ。
大学生の僕がバイト代からの収入に依存しなくなって感じたこと
超ゆるく生きられるようになりましたね。
バイト代からの収入しかなかった時の気持ち
常に下記の感情を持っていました。
大学生なら1度は経験したことがあるはず。
とはいえ、現在の僕は以下のとおりです。
完全にポジティブってわけじゃないですが、そこまで苦じゃない感じです。
じゃあ、なぜこんな気持ちになれたのかと言うと、それは『収入源が増えたから』です。
収入源が複数あると、心に余裕が生まれる
これに尽きるかな、と思います。
過去の僕の収入源
今の僕の収入源
- ブログからの広告収入
- アフィリエイトの成果報酬
- 長期インターンでのお給料
上記のとおり。
そして、過去の経験から「Webライター」とか「バイト」とかの収入源も増やせます。
こういったように、人間は単純なので「収入源が増える=心が安定する」という生き物です。
大切なこと:平均月収の考え方を変える
昔の僕もそうだったのですが「平均月収を上げる」と聞くと、下記のように考えていました。
まあこれでもOKなのですが、僕は以下の方が精神的にゆとりを持てるな、と思います。
・バイト代:月4万円
・副業①:月3万円
・副業②:月3万円
こんな感じ。わかりますかね。
要するに「平均月収を上げる=1つの収入からのお給料を増やす」ではなく『複数の収入源を持つこと』です。
こういった考え方ができると、将来的に就職した時も、精神的にゆとりを持ちつつ、仕事に打ち込めるんじゃないかなと思いますね。
大学生が少しずつ収入源を増やす手順
とはいえ、いきなり2つ3つと収入源をボコボコと増やせるほど甘くないですよね。
なので、少しずつ(1つずつ)でOKなので、増やす手順のご紹介です。
- 興味のある副業を見つける
- まずは、実際に独学をしてみる
- 少しずつお金を稼げるようになる
シンプルですが、こんな感じ。
なお、おすすめの副業は先ほどご紹介した「Webライター」もありですが、最近では『プログラミング』も大学生から人気ですね。
上記のとおり。
近年、大手企業とかでは「IT化」とか「DX」とかでデジタルに国が進んでいるので、今のうちにプログラミングスキルをマルっと身につけておけば、食いっぱぐれることはないかと。
ちなみに、プログラミングの学習手順は、以下の記事で解説しているので、参考にどうぞ。
>>【独学NG】大学生がプログラミングで稼げない理由+稼ぐコツ
まとめ:大学生はバイト代の平均月収をあまり気にしなくてOK
今回は『大学生のバイト代の平均月収はいくら?』というテーマで解説をしました。
こちらのとおりですね。
とはいえ、人によって「実家暮らし or 一人暮らし」とか「仕送りあり or なし」「生活費が多い or 少ない」とか前提条件が違います。
なので、バイト代の平均月収などの割合は『目安程度にどうぞ』です。あまり平均月収を意識しつつ、無理にバイト代を同じにする必要はないと思いますよ。
なお「時給をマルっと上げつつ、効率的にしつつ、大学生活を充実させたいぜ」という方は、バイトよりも時給が高い『長期インターン』に参加してみるのがベストかなと思います。
長期インターンを見つけるサイト
上記のとおり。
どれも無料で登録できちゃうので、まあ損はしませんね。
というわけで、今回は以上です。