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浪人生

【意味ない】「浪人は無駄だった」と思わない理由【文系の僕が話す】

2022年8月28日

【意味ない】「浪人は無駄だった」と思わない理由【文系の僕が話す】

 

悩む人
現役の受験生です。浪人は意味ないのでしょうか?どうしてもいきたい大学に落ちてしまい、滑り止めの大学へ進学するか迷っています。しかし、親にそのことを伝えると「浪人は無駄&意味ない」と言われます。自分でもどうすればいいのかわかりません。

こんな疑問を解決します。

 

 記事の内容

・「浪人は無駄だった」と思わない理由
・浪人が意味ないなどの意見に反論する
・無駄だったと思わないためにやること

 

 記事の信頼性

たつつぶのプロフィール【経歴】

この記事を書いている僕は1年間の浪人を経験しました。その経験を活かしつつ、塾講師として2年ほど働きました。

 

今回は、文系の僕が浪人は無駄だったと思わない理由について解説です。

とはいえ、先に結論を投げておきますね。

 

 浪人が無駄や意味ないと思わない理由

  • 学歴コンプから完全に解放された
  • 人生最大の「成功体験」が得られた
  • シンプルに学力や考える力がついた

 

上記の理由から無駄じゃないと思いますね。

※浪人をしていない方が圧倒的に「後悔」などの感情があったと思います。

 

記事の後半部分では「無駄&意味ないなどの意見に、対策法とセットで反論」「無駄だったと思わないために、今日からやるべきこと」なども解説しているので、最後までぜひどうぞ。

 

では、いきましょう(。・ω・。)




文系の僕が「浪人は無駄だった」と思わない理由【意味ないは嘘】

文系の僕が「浪人は無駄だった」と思わない理由【意味ないは嘘】

 

結論、次の理由から無駄じゃないと思います。

 

  1. 学歴コンプから完全に解放された
  2. 人生最大の「成功体験」が得られた
  3. シンプルに学力や考える力がついた

 

では、順に説明していきますね。

 

理由①:学歴コンプから完全に解放された

 

浪人が終わるまでの僕は、学歴コンプでした。

 

 学歴コンプだった頃の考え方

「いい大学へ入らないと、いい会社へ入れない。将来、お金に困ってしまう」

 

完全に「学歴」「会社」「お金」の3つの点を重要視していました。

おそらく、浪人をしていなかったら、もっと学歴コンプだったと思います。

 

 今の僕の考え方

「いい大学へ入ることで、人生の選択肢が増えやすい。浪人をしてよかった」

 

大きく変わった点は『学歴がある=人生の選択肢が増える』という点ですね。

※もちろん、学歴がすべてじゃないですが、あった方が可能性は広がると思う。

 

「将来的に〇〇をやりたい」などがある人はこだわる必要はないと思います。

 

しかし、僕のように「なんとなく将来の選択肢を広げたい」という人にとっては、学歴は大きな武器になるので、浪人をしてでもゲットしておいた方が人生の選択肢はグッと広がる。

 

理由②:人生最大の「成功体験」が得られた

 

これが1番の理由ですかね。

というのも、僕は浪人生活が人生で1番大きな成果をあげた経験なんですよね。

 

「浪人中の成果:偏差値30台くらいからスタートして、同志社大学に合格」

 

上記のとおりです。

自分で言うのもおかしな話ですが、わりと成果をあげられた方だと思います。

 

 浪人経験が人生を変えた

大学に在学中、次の成果をあげました。

 

  • ブログで月16万円ほど稼いだ
  • 大学在学中に、起業をしました
  • 外資系のIT企業へ就職する予定

 

自慢っぽくて、スイマセンm(_ _)m

とはいえ、ここまで行動しつつ、成果をあげられたのは「浪人したから」です。

 

 成功体験からの神ループ

浪人経験からの神ループ

浪人経験からの神ループ

①:少しずつ自信がつく
②:さらに挑戦ができる
③:わりとうまくいく
④:成功体験ができる

 

こんな感じの神ループです。

そして、なにより「浪人を経験した人=わりと強い人が多い」ですね。

 

このあたりをここで話すと長くなるので、気になる方は【強くなる】浪人経験者は強いです【性格だけでなく、人生も変わる】を読んでもらえると、浪人生の強さがわかると思います。

 

理由③:シンプルに学力や考える力がついた

 

僕は自宅で浪人をする形を取っていました。

そういったときに1番大切にしていたことは「合格までの勉強計画」です。

 

 例:1年間のスケジュール

  • 4月:基礎固めに集中する
  • 5月:少しずつ応用の勉強も始める
  • 6月:問題集を解きつつ、確認する
  • 7月:滑り止めの過去問を解く
  • 8月:志望校に向けた対策をする

 

こういった感じで、細かく決めていました。

>>参考:【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】

 

そのため、すごくシンプルですが『考える力』が浪人で身に付いたんですよね。

 

 おまけ:考える力をつけたい人へ

 

実際、僕も3周ほど読み返した良書です。

浪人中の息抜きに、ぜひどうぞ(*・ω・)ノ

 

余談:人生で「意味ない」とか「無駄」なことはない

 

1つ質問です。

 

「今までの人生の中で、1つも無駄なことがないと言い切れますか?」

 

おそらく、答えは「No」なはず。

というのも、人間は「メリットやデメリット」だけでなく『感情』で動くから。

 

・体育祭で暑い中、練習をした経験
・部活動で仲間と共に汗を流した経験
・文化祭で劇の練習を一生懸命した経験

 

人によっては「意味ない」とか「無駄」と考えることかもです。

しかし、僕の中では『すごく価値のある楽しい時間だったな』と思っています。

 

これって浪人もそうですし、今後の人生も同じだと思っていて「意味ない」とか「無駄」というのは『他人の軸』で考える必要はなく、大切にすべきは『あなたの軸』です。

 

なので、周りの意見で「浪人をするかを決める」ではなくて、まずはあなた自身がどうしたいのかを常に考えつつ、答えを出した方が、将来的に後悔のない選択になると思いますよ。

 

※もちろん、相談は大切です。しかし、意見に流されるのは違うと思います。




浪人が無駄&意味ないなどの意見に、対策法とセットで反論する

浪人が無駄&意味ないなどの意見に、対策法とセットで反論する

 

世間的に、次の理由で無駄と言われますよね。

 

  1. 就職活動で浪人は不利になる
  2. 現役時代よりも成績が伸びない
  3. 浪人にはデメリットが多すぎる
  4. 1年間の人生の時間を無駄にする

 

こちらの4つですね。

では、反論+対策法とセットで解説します。

 

意見①:就職活動で浪人は不利になる

 

よく言われる意見ですね。

とはいえ、これには猛烈に反論します。

 

 反論できる根拠

「第1志望の外資系のIT企業から、内定をいただくことができたから」

 

ちなみに、僕は「浪人で1年」と「大学休学で1年」の計2年ほど周りと遅れていまして、いわゆる『人生のレールから外れた人間』です。

 

しかし、そういった僕でも就職活動で浪人で不利になることはなかったですね。

 

 対策法:考え方を変える

僕の場合は「人が努力をした浪人などの期間で不利になるなら、こっちから願い下げだ」みたいにポジティブな感じで、就職活動を進めていました。

 

おそらく、入社できたとしても、そういった判断で評価されるんだろうなと。

 

そのため、基本的に「浪人をした=就職活動で不利になる」というのは、わりと昔の話でして、今の時代はそういった風潮はなくなってきていますね。

 

※大切なこと:就職活動は「企業から選ばれる」だけでなく『あなた自身も企業を選ぶ権利』がありますからね。この考え方がないと、シンプルにメンタル的にキツくなります。

 

意見②:現役時代よりも成績が伸びない

 

これは半分本当で半分間違いです。

なぜなら、同じ浪人生でも「成績が伸びる人」「伸びない人」がいるから。

 

 伸びる人と伸びない人の割合

・2割:現役時の悔しさをバネにしつつ、鬼勉強。成績もグンっと伸びる。
・6割:現役時と勉強の時間はあまり変わらない。つまり、成績も伸びない。
・2割:現役時よりも勉強をしなくなる。伸びないというか、むしろ下がる。

 

こういったように「伸びる人:2割」「それ以外の人:8割」みたいな感じ。

 

 対策法:理由を解消すればOK

浪人中に成績が伸びないと悩む人は、下記の伸びない理由があります。

 

  • 受験勉強が習慣化されすぎている
  • 勉強が基礎から応用の段階になった
  • 「秋から伸びる」などを信じている
  • 伸びないから、サボることが増えた
  • 自分ができることだけ学習している

 

つまり、上記を1つずつ解消すればOK。

 

なお、それぞれについての詳しい解説は【なぜ】浪人生の成績が伸びない5つの理由【秋から伸びるは嘘】という記事でお話ししておりまして、浪人をする人は必読です。

 

意見③:浪人にはデメリットが多すぎる

 

もちろん、物事には「メリット」と「デメリット」があると思います。

しかし、それを気にしていると、ずっと『挑戦しない人生』になるかなと。

 

 対策法:逆のデメリットを考える

おそらく、多くの人が「浪人をするデメリット」を考えていると思います。

しかし、逆に『浪人をしないデメリット』を考えてみると、面白いかもです。

 

〈浪人をしないデメリット:僕の場合〉
・学歴コンプで常に悩み続ける
・今後、挑戦しない人生になる
・一生後悔すると思う←ここが大きい

 

上記のとおり。

そのため「浪人をするデメリット」だけでなく『浪人をしなかったときのデメリット』もセットで考えてみると、いい意味で比較できるかなと思います。

 

なお、浪人をするメリットとデメリットについては【迷う】浪人をして感じた7つのデメリット【メリットしかないは嘘】にて解説済みです。

 

意見④:1年間の人生の時間を無駄にする

 

よく言われるのが「お金のこと」ですね。

※いわゆる『社会に出るのが遅い』から、1年分の年収が減るみたいな感じ。

 

とはいえ、これは超シンプルな考え方で解決。

 

 例:新幹線のお話です

「大阪」から「東京」へ行く場合、どちらの方が早く着きそうですかね?

 

・電車A:今からスタート。各駅停車の電車なので、速度がおそい。
・電車B:1時間ほど遅れてスタート。新幹線なので、速度が超はやい。

 

おそらく、答えは「電車B」のはず。

なんせスタートは遅いけれど、大阪から東京へ行くまでに追い越すからですね。

 

浪人も同じで、他の人よりも1年ほど遅れて大学へ入学するけど、最終的に年収の高い企業へ就職できれば、数年後には追い越せますよね、って感じ。

 

もちろん、人生は「お金」だけじゃないと思うけれど、浪人が無駄な理由として『1年間の人生の時間を無駄にする(年収の面)』があったので、それに対して反論したイメージです。

 

実際、僕も浪人中は周りと遅れていることに不安とか焦りがあったけれど、この「各駅停車」と「新幹線」の話を考えつつ、1年間の浪人をがんばれたので。おすすめの考え方です。

 

補足:浪人は意味ないという人に、ちょっと悪口です

 

完全な悪口パートです。

※不快に思ったら、スイマセンm(_ _)m

 

おそらく、浪人を「無駄」とか「意味ない」って言っている人って、次のような方が多いんじゃないかなと勝手に予想をしています。

 

・そもそもした経験がない人
・シンプルに失敗してしまった人

 

こちらのとおりです。

なぜなら、浪人に成功した人は「無駄じゃない」と考える人が多いからですね。

 

そして「意味ない」って言っている人の多くは『した経験がない人』です。

 

そのため、浪人をしたことがない人の意見はわりとスルーでOKです。また「失敗してしまった人」の意見の場合は『なぜそう思うのか?』を聞いてみるといいかもです。

 

というのも、成功した人の意見を聞くよりも「失敗してしまった意見」を聞くことで、失敗する可能性をグッと減らせるからですね。

 

ちなみに、僕が浪人中にやってしまった失敗などは【失敗談】浪人しなきゃよかったと後悔していること【成功者が語る】にまとめています。

 

浪人をするかどうか悩む時期は周りの声がよく聞こえがちですが、そういったときこそ「意見」ではなく『その人の経験』に目を向けつつ、話を聞いてみると面白いかもですね。

 

※例:今回の場合だと「意味ないとか無駄」という意見ではなく『どういった経験からそう考えているのか?』といったところですね。




浪人生活が無駄だったと思わないために、今日からやるべきこと

浪人生活が無駄だったと思わないために、今日からやるべきこと

 

最後に、時間を無駄にしない方法ですね。

 

  1. 浪人が意味ないと言う親を説得する
  2. 「無駄にしない」と常に考えておく
  3. なぜ現役時代に失敗したのか考える

 

上記の3つが浪人中は大切です。

では、1つずつ詳しく解説していきます。

 

その①:浪人が意味ないと言う親を説得する

 

まずは、親の説得からですね。

ちなみに、説得するときの方法は5つ。

 

 親を説得する方法

  • 経歴に傷が入らないことを証明する
  • 失敗するリスク+対処方法を決める
  • お金のかからない浪人を選択する
  • 1年間の勉強スケジュールを立てる
  • 浪人をする理由を熱意を持って話す

 

こちらのとおりですね。

>>参考:【反対】浪人をさせてもらえない時に、親を説得する5つの方法

 

しっかりと話すことで、きっとわかってもらえるはずなので、参考にどうぞ。

 

その②:「無駄にしない」と常に考えておく

 

この考え方は超大切です。

なぜなら、この考え方を持っているだけで『1秒でも無駄にしない』から。

 

 無駄にしない=息抜きをしないはNG

休憩をする=勉強の効率が上がる

浪人中の息抜きは無駄じゃない

・休憩をしない場合:勉強時間は多いけれど、集中力が低いので成果は少ない
・休憩をする場合:勉強時間は少ないけれど、集中力が高いので成果は多い

 

上記が真実でして、適度に息抜きをしつつ、勉強の効率を上げることが大切。

 

なお、浪人生におすすめの息抜きについては【頻度】浪人生は勉強に疲れたら息抜きをセヨ【やりたくないとき】で解説しているので、1秒でも浪人生活を無駄にしたくない人向け。

 

その③:なぜ現役時代に失敗したのか考える

 

ここを考えないと、無駄になる可能性大です。

なので、勉強を開始する前に必ず「なぜ失敗したのか?」を分析するべきです。

 

 僕の場合:失敗した理由

・倍率が高い学部&学科を狙っていた
・勉強のやり方を調べず自己流でやった
・滑り止めで受ける大学が超少なかった

 

こんな感じで、いくつか理由があるはず。

つまり、ここからは簡単で失敗した理由を解消するために行動すればOK。

 

 理由を解消するための行動

・倍率が高い学部&学科を狙っていた
→受ける大学の倍率をすべて確認する

・勉強のやり方を調べず自己流でやった
→学習の進め方や参考書の解き方を学ぶ

・滑り止めで受ける大学が超少なかった
→受ける大学のレベル&比率を考える

 

僕の場合は、こちらのとおりでしたね。

もちろん、このあたりは人によって違うので、ゆっくりと考えるべし。

 

なお、失敗した原因を分析した後は「1年間の浪人スケジュール」を立てるといいかもです。

>>参考:【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】

 

詳しい立て方は上記の記事で解説しておりまして、充実した浪人生活を送りたい方は必読です。




まとめ:文系の僕は「浪人が無駄だった&意味ない」とは思わない話

まとめ:文系の僕は「浪人が無駄だった&意味ない」とは思わない話

 

今回は、文系の僕が浪人は無駄だったと思わない理由について解説しました。

 

 無駄と言われる理由+僕の反論

・就職活動で浪人は不利になる
→不利になる可能性はわりと低い

・現役時代よりも成績が伸びない
→成績が伸びない原因を解消すればOK

・浪人にはデメリットが多すぎる
→逆に浪人をしないデメリットを考えよ

・1年間の人生の時間を無駄にする
→最終的に無駄にならなければ問題なし

 

こんな感じですかね。

実際、僕は「無駄だった&意味ない」とは思っていませんからね。

 

そして、今の僕があるのは「浪人をしたから」というのが大きいですね。

 

そのため、浪人をするかどうかで悩むかもですが、周りの「無駄&意味ない」などの意見は一旦スルーしつつ『あなた自信がどうしたいのか?』を考えつつ、答えを出せばOKかなと。

 

というわけで、後悔のない選択をどうぞ。

今回は以上です。

 

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