こんな疑問を解決します。
記事の内容
・ブログの検索順位を確認する必要性
・ブログ記事の検索順位の調べ方
・ブログ記事の検索順位を上げるコツ
記事の信頼性
この記事を書いている僕はSEO歴1年3ヶ月のブロガーです。今はブログで月8万円ほどの収入を得ています。
今回は、ブログ記事の検索順位の調べ方を解説していきます。
そもそもブログの検索順位とは?といった方がいるかと思いますので、画像を1枚どうぞ。
上記の画像は、「Rank tracker」という順位チェックツールを使っておりまして、「書いた記事が検索エンジンで何位に表示されているのか」をチェックしてくれますよ。
こんな感じでして、「順位を確認」→「ブログを改善」→「検索順位を上げる」→「アクセス数と収益が伸びる」といった流れでブログを運営していくと、サイト全体のSEO評価が上がりやすいです。
かなり前置きが長くなってしまいましたね。
では、いきましょう(´∀`*)
ブログ記事の検索順位を確認する必要性とは
結論、ブログにアクセスを集めるためです。
検索順位によって、ブログへのアクセス流入が変わる
ブログ記事が表示されている検索順位によって、サイトへのアクセス流入が違います。
というのも、何かを調べるために使用する検索エンジンでは、多くのユーザーは基本的に上に表示されているサイトをクリックするからです。
たとえば、あなたがどこか国内旅行に行こうとしており、ネットで[国内旅行 おすすめ]と検索したら、上位3サイトの中から記事を読みませんかね。
つまり、これは他のユーザーも同じでして、あなたが書いたブログ記事が検索順位の上の方に表示されなければ、アクセス数は増えません。
なお、検索順位ごとのブログ記事のクリック率の目安は以下のとおりです。
クリック率の目安
1位:21.12%
2位:10.65%
3位:7.57%
4位:4.66%
5位:3.42%
上記のとおり。
つまり、検索エンジンで1位に表示される場合と5位で表示される場合では、クリック率が20%ほど変わってくるわけですね。
そのため、「ブログにアクセスを集める」→「クリック率を上げる」→「検索順位を上げる」→「現状の検索順位をチェックするためにツールを使う」といった逆算的な考えが必要ということ。
検索順位よりも、SEOキーワードの選定が重要です
とはいえ、大前提として「SEOキーワードの選定」が重要です。
※SEOキーワードとは、ユーザーが検索エンジンで使う時の言葉のこと。先ほどの具体例だと、[国内旅行 おすすめ]です。
SEOキーワードには、それぞれ月間ボリュームと呼ばれるものがありまして、それは「ユーザーに月に何回ほど検索をされているのか」を表したものです。
そのため、月間ボリュームが少なすぎるキーワードで上位を取っても、あまりアクセス流入は増えませんよ、ということです。
なお、「どうやって、月間ボリュームを調べるの?自サイトが上位を取れるSEOキーワードを知りたい」という方はブログでキーワード選定をするコツ【初心者向けマニュアル】にて詳しく解説していますので、そちらを参考にどうぞ。
質問:ブログ記事の検索順位は、いつ確認すればいいの?
結論、「毎日、チェックしましょう」です。
理由としては、改善する時にデータが多い方が、分析しつつ、改善ができるからですね。
たとえば、以下の2つのデータがあった場合、どちらの方が入念に分析ができそうですか?
- A:30日分のデータ
- B:100日分のデータ
言うまでもなく、後者のBの方がデータが貯まっているので、入念に分析できそうですね。
つまり、ブログ記事の検索順位のチェックは、毎日やるべきということです。
※ちなみに、ブログ記事の検索順位の確認は、自動でしてくれるものや放置していてもチェックしてくれるものがありますので、メンドウな作業はほぼゼロです。
ブログ記事の検索順位の調べ方【チェックツールは3つある】
結論、チェックツールは以下の3つです。
- Googleサーチコンソール
- Rank tracker(Mac向け)
- GRC(Windows向け)
では、順に説明していきますね。
ツール①:Googleサーチコンソール
1つ目は、「Googleサーチコンソール」です。
多くのブロガーがすでに導入されているかと。
とはいえ、「導入したけれど、使っていないよ…」という方が多いはず。(昔の僕もそうだったので)
サーチコンソールの使い方
まずは、「サーチコンソールへアクセス」→「検索パフォーマンスをクリック」→「平均掲載順位にチェックを入れる」といったように進めてください。
そしたら、上の画像のように、それぞれのクエリ(キーワード)ごとの順位が表示されます。
※注意点:サーチコンソールの順位には、実際の順位との差があります。なので、あくまで目安程度にどうぞ。
そのため、正確な検索順位が知りたい場合は、後述している「Rank tracker」か「GRC」を導入する必要ありですね。
ツール②:Rank tracker(Mac向け)
「Rank tracker」は、Macユーザーにおすすめです。
というのも、「GRC」をMacで使う場合、メンドウな作業があるからですね。
なので、Macであれば、Rank tracker一択かなと思います。
Rank trackerの使用例
- キーワード
- 検索順位
- 変動数(前日からの順位の変わり具合)
- 記事のURL
Rank trackerを使うことで、上記の項目をチェックすることができます。
有料ツールですが、これからブログを本気で頑張りたいなら、導入しておくべきですね。
なお、Rank trackerのインストールから使用方法までを以下の記事で画像を使いつつ、解説しています。
>>Rank trackerのメリット・デメリット・評判を解説【購入方法あり】
ツール③:GRC(Windows向け)
「GRC」は、Windowsユーザーにおすすめ。
とはいえ、Windowsユーザーは、Rank trackerを導入しても問題なしなので、このあたりは好みの問題かなと思います。
なので「ブログを続けられるか不安…」という方は、保険として「GRC」の方がいいかもです。
GRCとRank trackerの違いについては【最新】GRCとRank trackerを徹底比較【SEO順位チェックツール】で詳しく解説しているので、比較したい方はどうぞ。
番外編:SEOチェキ
こちらは、番外編です。
「絶対にツールにお金を使いたくない。無料が最高」という方は、「SEOチェキ」という無料ツールがおすすめです。
SEOチェキの使用例
上記のとおりです。
SEOチェキの最大のデメリットは、やはり「1つ1つキーワードを自分で打ち込まないといけない」ことですかね。
キーワードが少ないうちはOKかもですが、100個,200個と増えてきてしまうと、検索順位の確認だけで、3時間ほど取られますよ。ハッキリ言って無駄ですね。
「時は金なり」です。無駄な時間をお金に変える必要ありです( ̄^ ̄)ゞ
ブログ記事の検索順位を上げる4つのコツ
検索順位を上げるコツは、以下の4つです。
- 基礎的なSEO対策を学ぶ
- h3見出しにも、SEOキーワードを入れる
- 競合サイトを分析しつつ、不足コンテンツを見つける
- ユーザーの満足度を上げるために、長文記事にする
では、1つずつ順番に解説していきますね。
コツ①:基礎的なSEO対策を学ぶ
当たり前ですが、適当に記事を書いても、検索順位は上がらないですよ。
理由は、SEO対策と呼ばれる施策がサイトに必要だからですね。
※SEO対策とは、簡単に説明するなら、「どうやって、サイトを上位に表示させるのか?」といった施策のこと。
なお、ブログ初心者が最低限しておくべきSEO対策は、以下の3つですね。
- 見出しタグの活用
- パーマリンクの設定
- SEOキーワードの選定
上記のとおり。詳しくは【完全版】SEOライティングのコツ【個人ブログが企業に勝つ方法】をどうぞ。
コツ②:h3見出しにも、SEOキーワードを入れる
「h2見出しに、SEOキーワードを入れる」だけでもSEO効果ありです。
ただ、もう一工夫として、h3見出しにも入れましょう。
そのため、超シンプルですが、h3見出しにもSEOキーワードを入れておくと、検索順位が上がりやすいです。
コツ③:競合サイトを分析しつつ、不足コンテンツを見つける
こちらは、かなり重要です。
ぶっちゃけ、できていない方は注意が必要。
理由は、自サイトよりも上位に表示されているブログ記事は、Googleから高い評価を受けているからですね。いわば、模範解答のようなものです。
なので、まずはカッチりと競合サイトの分析が必要です。
競合サイトの分析方法
「自サイトにない不足コンテンツの発見」です。
競合サイトのブログ記事を読んだ時に、『何が足りていないのか?』を確認しつつ、自サイトにコンテンツを追加すればOK。
具体例としては、以下のとおり。
- 競合サイト:アプリの説明・インストール方法・使用時の注意点
- 自サイト:アプリの説明・インストール方法
ザックリとイメージするなら、こんな感じ。
自サイトに「使用時の注意点」がありませんね。
そのため、自サイトにもコンテンツを追加する必要があります。
※ぶっちゃけ、今まで数多くの記事を改善してきましたが、「不足コンテンツの追加」は効果的ですよ。
コツ④:ユーザーの満足度を上げるために、長文記事にする
結論、長文記事にして、長文SEOという戦略で攻めるのも1つの手段です。
長文SEOとは、名前のとおりにコンテンツを長文化することでして、こちらもかなり効果的。(だいたいの目安は、1記事につき8,000文字以上)
長文SEOの具体例
上記は[漫画 おすすめ]と検索した結果です。
実際に、検索してもらえるとわかりますが、上位サイトの平均文字数は40,000文字を越えていますね。これは異次元すぎます。
つまり、上記のような競合の中で3,000文字ほどの記事を書いても、当たり前ですが、検索上位には表示されません。
とはいえ、「すべてのキーワードを長文にした方がいいの?」と疑問に思った方もいるはず。なので、以下の記事では、どんなキーワードが長文SEOに有効なのかを解説しています。
>>長文SEOは2022年でも有効?【結論:初心者こそ挑戦すべきです】
ブログ記事の検索順位が上がらない時に確認すべきこと
ブログ記事の検索順位が上がらない時は、以下の3つを確認すると、改善されることが多いです。
- strongタグを多用していないか
- 記事内のキーワード比率が多すぎないか
- ブログのカテゴリーが分散しすぎていないか
では、順に説明していきます。
その①:strongタグを多用していないか
こちらは、意外とやってしまいがちなミスです。
太文字にする「strongタグ」を多用してしまうと、Googleからペナルティを受けて、検索順位が上がらない可能性があります。
「じゃあ、どうやって、太文字にするの?」と思った方はstrongタグでペナルティになるの?【結論:プラグインで解決します】にてペナルティを受けずに、太文字にする方法を解説しています。そちらを参考にしつつ、実践してみてください。
その②:記事内のキーワード比率が多すぎないか
昔のSEOでは、1記事内にキーワードを詰め込むだけで、検索順位が上がることがありました。
しかし、今のSEOでは通用しません。というか、ひどい場合はペナルティを受ける可能性ありです。
なので、記事内で使用するキーワードの数や比率には、超意識すべきです。
>>参考:SEOでキーワードの数は重要?【入れすぎると、圏外に飛ばされる】
その③:ブログのカテゴリーが分散しすぎていないか
結論、あまりコンテンツを入れていないカテゴリーが数多くのある場合は、まとめましょう。
なぜなら、1つのカテゴリー内のコンテンツが少ないと、Googleから評価をしてもらえない可能性があるからですね。
そして、SEOを意識するなら、1カテゴリー内の記事数は多い方がいいです。そのため、あまりにもコンテンツが少なすぎる場合は、まとるべきです。
まとめ:ブログ記事の検索順位の調べ方は3つある
今回は、ブログ記事の検索順位の調べ方を解説しました。
結論として、ブログ記事の検索順位を調べる方法は、以下の3つのチェックツールを使えばOKです。
順位チェックツール
- Googleサーチコンソール
- Rank tracker(Mac向け)
- GRC(Windows向け)
上記のとおり。
ブログにアクセスを集めるためには、「順位を確認」→「ブログを改善」→「検索順位を上げる」といった流れが必要です。
順位チェックツールに少しお金がかかってしまいますが、それは初期投資として必要不可欠。
ぶっちゃけ、ここでケチる人は、ブログで成果を出せませんので。
なので、これから本気でブログを頑張りたい方は、ケチらずにいきましょう。
>>参考:Rank trackerのメリット・デメリット・評判を解説【購入方法あり】
今回は以上です。