こんな疑問を解決します。
記事の内容
・録画面接のカンペのバレない使い方
・カンペが、バレる可能性の高い注意点
・録画面接でカンペを作る時のポイント
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『録画面接(動画面接)のカンペのバレない使い方』をご紹介します。
なお、先にカンペの使い方をどうぞ。
録画面接のカンペの使い方
- 1つの文章ごとに、リズムを変える
- ほんの少しだけ、考える時間を含む
- カンペを暗記するくらい、練習する
- ジェスチャーを使って、笑顔で話す
- 取り直しができる時、2回目を提出
上記を意識すれば、バレる可能性は低めです。
※実際、僕もカンペをよく使っていましたが、録画面接の通過率は高めでした。
なお「そもそもカンペを作っていない」という人は、まずは『自己紹介』から作るべしです。詳しくは【例文】録画面接で使える自己紹介の作り方【30秒+1分の動画面接】をどうぞ。
というわけで、本記事では『録画面接のカンペのバレない使い方』を詳しくご紹介していくので、バレる可能性を低くしつつ、動画面接の通過率をグイッと上げていきましょう。
記事の後半部分では「録画面接でカンペを使うときの注意点」や「録画面接でカンペを作る時のポイント」もセットで解説しているので、カンペに関するお悩みはマルっと解決するはず。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(=゚ω゚)ノ
録画面接のカンペのバレない使い方【取り直しできない動画面接】
冒頭でお見せしたとおり、以下の5つですね。
- 1つの文章ごとに、リズムを変える
- ほんの少しだけ、考える時間を含む
- カンペを暗記するくらい、練習する
- ジェスチャーを使って、笑顔で話す
- 取り直しができる時、2回目を提出
では、順に説明していきます。
使い方①:1つの文章ごとに、リズムを変える
ちょっと国語っぽく言うなら「抑揚をつける」といった感じですね。
つまり、淡々と文章を読むのではなくて、うまく強弱を使い分けるイメージ。
とはいえ、イメージしづらいかもなので、例文とセットで解説しますね。
例文:下線が強調したいこと
〇〇大学 □□学部 3年の××と申します。学生時代は、塾講師の活動に注力していました。塾講師をする中で「人にわかりやすく伝えることへの喜び」を実感したので、さらに知見を深めたいと思い『御社(コンサル業界)のインターンシップ』への参加を志望します。
上記の例文の場合は[インターンシップへの志望動機]がメインなので「その志望動機を持ったきっかけ」を『人にわかりやすく伝えることへの喜び』の部分で強調しています。
なお、リズムとか抑揚をつけるのが難しい人は、強調させたい箇所だけ「ジェスチャーを使う」とかでもOKです。それだけでも、なんとなーく気持ちが乗っているようにみえるので。
使い方②:ほんの少しだけ、考える時間を含む
これはテクニック的な感じですが『人間味を出すため』ですね。
というのも、カンペを使ってしまうと、どうしても自然体じゃなくなるから。
なので、録画面接の中で「考える時間」をコンマ数秒でOKなので含めると「この就活生はしっかりと考えて話してくれているんだ…」といったように、カンペがバレる可能性はゼロです。
使い方③:カンペを暗記するくらい、練習する
ぶっちゃけ、これが1番重要です。
なぜなら、カンペを暗記すれば、それはもうカンペではなくなるからですね。
音楽の授業で何度も歌っていた[友達100人できるかな]などは、自然と暗記していましたよね。たぶん、最初は教科書を何度もチェックしていたはずです。その結果、暗記ができているので「歌い方」とか「リズム」など、さらに質を高めることに目を向けられたはず。
そのため、これは録画面接も同じです。
- 録画面接のカンペを作ってみる
- カンペを暗記するくらい、練習する
- 話し方とかリズムに目を向けられる
- シンプルに、録画面接の質がUP
上記のとおり。
なので、カンペを暗記するくらいまで練習すれば、カンペじゃなくなりますね。
使い方④:ジェスチャーを使って、笑顔で話す
録画面接に限らずですが、就活では「ジェスチャー」&「笑顔」は最強です。
というのも、就活では[論理]と[情理]の2つが求められるからですね。
・論理とは:論理的に相手に話す力
・情理とは:情熱的に気持ちを伝える力
これを録画面接で簡単にできる方法として、当てはめてみると下記のとおり。
- 論理を表現 → ジェスチャーを使う
- 情理を表現 → 笑顔で物事を伝える
こんな感じ。
もちろん、他にも多数の方法があるかもですが、すぐにできるのは上記の2つ。
僕がよく使っていたジェスチャー
僕自身、録画面接ではジェスチャーを使いまくっていました。そのときによく使っていたのは『ナンバリング』という手法ですね。
実際、この記事でも使っていますよ。
本記事:ナンバリングを使った箇所
上記のとおりですね。
実際、ナンバリングを使うだけで、話のわかりやすさが上がりますからね。
※補足:とくに、就活の録画面接って「わかりやすいと思ってもらえる」→「録画面接の通過率がグッと上がる」といった感じなので、ジェスチャーなどは使っておいて損はなしですよ。
使い方⑤:取り直しができる時、2回目を提出
完全にリスクヘッジです m(_ _)m
というのも、カンペを使っていると、1回目でサクサクっと提出できますよね。
上記の場合だと、逆に1回目に提出したあなたに注目が集まりますよね。その結果、カンペがバレる可能性が1ミリでも高まるんじゃないかなと思います。
僕の仮説です
録画面接のサービスを使っている場合、企業は「就活生が何回取り直しをしたかどうか」をチェックできるんじゃないかなと思います。もちろん、仮説です。
まあ気にしすぎかもですが、カンペがバレる可能性を下げるのであれば、やっておいて損はないかなと思います。もちろん、2回目以降で提出しても、バレる可能性はありますけどね。
大切なこと:録画面接でカンペがバレる理由を考える
ここまでは[バレない使い方]をご紹介しましたが、裏を返せば[バレる理由]もあるってことですね。なんせ「バレる理由」の反対のことが「バレない使い方」だからですね。
なお、よくカンペがバレる理由 or バレてしまった原因として挙げられることは、大きく次の3つかなと思います。
録画面接でカンペがバレる理由
・教科書みたいに、同じリズムで話す
・目線がずっと同じところを向いている
・考える時間がゼロで、スラスラと話す
上記のとおり。
バレる理由を考えれば、録画面接でカンペがバレる可能性を減らせるはずです。
※流れとしては「バレる理由を考える」→「反対のことをする」といった感じ。
録画面接でカンペを使うときに、バレる可能性の高い注意点5つ
お次は、バレる可能性を下げる方法ですね。
注意点といった形で、5つほどご紹介します。
バレる可能性の高い注意点
- イヤホンなどで、音声カンペはNG
- 取り直しできないかどうか確認する
- 目線はカンペでなく、カメラに集中
- 完璧を求めて、何度も取り直しする
- ロボットみたいに、早口言葉になる
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
注意点①:イヤホンなどで、音声カンペはNG
ネット上で[動画面接 カンペ]と調べたときに、次の使い方がありました。
結論、音声カンペはNGです。
なぜダメかというと、話す速度にズレが生まれる可能性が高いからですね。
その結果、ズレを埋めるために、話す速度を「速くする」or「遅くする」など、不自然な話し方をしちゃう可能性ありです。そうすると、録画面接でカンペを使っているのがバレますよね。
注意点②:取り直しできないかどうか確認する
これは僕の性格の問題かもですが、カンペを作っていると「安心」します。
そして、その「安心」が『余裕な気持ち』へと変わってしまったんですよね。
余裕な気持ちが生まれた結果
- いつもと同じように、カンペを読む
- 油断しているので、読み間違える
- 取り直しができないので、絶望する
上記のとおり。
完全に自業自得な行為ですが、わりと注意。
注意点③:目線はカンペでなく、カメラに集中
これはカンペを置く場所にもよりけりですが、録画面接では目線に注意ですね。
おすすめの目線のポイント
録画面接:カンペの目線
イメージとしては、こんな感じですね。
※わかりにくかったら、スイマセン。言いたいことは『カメラ目線』です。
注意点④:完璧を求めて、何度も取り直しする
カンペを作ると、どうしても「完璧な録画面接にしたい」と考えがちですよね。
その結果、何十回も録画面接の取り直しをしつつ、めっちゃ時間を消費しがち。
ちょっと仮説です
僕自身、最初の録画面接ではカンペをゴリゴリに作りつつ、何度も取り直しをしました。結果、落ちました。これは仮説ですが「取り直しが多い=落ちやすい可能性が高め」かもです。
具体的な回数は数えていませんでしたが、最初の録画面接だったので、30回くらいは取り直しをしたと思います。カンペを作っていたのに、ちょっと取り直しをしすぎちゃいましたね。
解決策:就活で完璧を求めない
これは録画面接に限った話じゃないですが、就活では完璧は不要ですよ。
というのも、就活で完璧は無理ゲーだし、完璧を求めると、疲れますからね。
- エントリーシートの質
- Webテスト(適性検査)の勉強
- 業界や企業の細かい分析
- グループディスカッションの対策
- 面接でのマナーや質問への準備
こんな感じで、就活ではやることが多めです。
ただ、すべてを完璧にしようとすると、1日何時間あっても足りませんよね。
ぶっちゃけ、完璧を求めつつ、他の就活生よりも圧倒的なレベルの差で勝つとかは必要なしです。平均点(=他の就活生と同じくらいのレベル)を求めつつ、少しずつ就活を進めればOK。
なお、平均点をチェックするためには「自分がどのくらいのレベルなのか?」を知っておくと便利ですよね。そのときに『オファーボックス』などのような、逆求人サービスが便利ですよ。
なので、まずは『オファーボックス』へ無料登録してみつつ、もし企業からスカウトが届かないのであれば「どのポイントの平均値を上げればいいか」を考えればOK。シンプルですよね。
ちなみに『オファーボックス』でスカウトが届く企業は、大手企業からベンチャー企業まで幅広くあるので、就活の選択肢を広げる意味でも、使っておいて損はない就活サービスですね。
注意点⑤:ロボットみたいに、早口言葉になる
これはカンペあるあるですが『話すことを詰め込みすぎちゃう問題』が出ます。
たとえば[30秒の録画面接]であれば、30秒ギリギリまで話し切る感じです。
ギリギリまで話し切った結果
なので、解決策は「余白を作ること」です。
目安は90%〜95%くらいの余白でして、具体例としては、以下のとおり。
・30秒の録画面接→ 3秒ほどの余白
・1分の録画面接→ 5秒ほどの余白
・2分の録画面接→ 10秒ほどの余白
これくらいの余白を作れていると、落ち着いて&ゆっくりと話すことができるので、早口言葉になる可能性はグッと下がるかなと思います。
※補足:人が1分間で話せる文字数は「300文字ほど」なので、この数字を目安にしつつ、録画面接で使うカンペを作るといいかもですね。
余談:カンペがバレて、録画面接に落ちる時の対処法
結論は『落ちる理由』を考えればOKです。
もっと言うと「どうして、録画面接に落ちるのか?」の分析ですね。
例:録画面接に落ちる理由
- 雰囲気が録画面接で伝わっていない
- 録画面接の質問内容に答えていない
- カンペを読んでいるのが超バレバレ
- 「時間余る」or「中途半端すぎる」
- 話し方がわかりにくい&聞きにくい
こういった感じで、カンペ以外にも録画面接に落ちる原因はありです。
>>参考:【難しい】録画面接で落ちる原因+対策法は5つ【就活の動画面接】
詳しくは上記で解説しているので「録画面接に落ちたけど、カンペが原因かな?それもと、それ以外なのか?」と悩んでいる方はどうぞ。
録画面接のために、カンペを作るときのポイント【動画面接で大切】
最後は、カンペを作るポイントですね。
- リズムや目線なども、カンペに書く
- 録画面接で使うテンプレートを作る
- カンペの段階で、時間に余裕を持つ
- 動画面接が終わるたび、改善をする
では、順に説明していきますね。
ポイント①:リズムや目線なども、カンペに書く
ちょっとイメージしづらいかもなので、カンペの例文を書いておきますね。
カンペの例文
録画面接:カンペの作り方
見てもらうとわかるとおり、完全に「録画面接を受ける自分」という役者です。
ここまですると「就活って気持ち悪い」と思う人がいるかもですが、演技をするのが嫌な人は[ありのままの自分]を表現すればOK。僕はそれだと録画面接に落ちる可能性が高めだったので[演者としての自分]を出していました。
なので、このあたりは好みの問題ですね。[ありのままの自分で勝負したい]or[カンペを作り込み、演者として演技する]のどちらかだと思います。
ポイント②:録画面接で使うテンプレートを作る
録画面接で聞かれることは、わりと同じです。
よく録画面接で聞かれること
- 自己紹介をしてください
- 自己PRをしてください
- ガクチカを教えてください
上記の3つですね。
なので、企業ごとにカンペを作る必要はなくて、使いまわせばOKです。
こちらのとおり。
就活は、コスパが大切 (`・ω・´)
ポイント③:カンペの段階で、時間に余裕を持つ
昔の僕もそうだったんですが、カンペに文字を詰め込みまくっていました。
過去の僕の行動
よし、1分の録画面接だな。人間が1分で話せる文字数は「300文字ほど」だから、自己紹介などを300文字くらいに、おさめよう。
その結果、文字を詰め込みすぎたので、早口になりすぎて『わかりにくい録画面接』になっていました。これじゃあ、がんばって録画面接を撮っても落ちるのが当たり前になりますよね。
なので、カンペを作る段階で、時間に余裕を持っておくといいかもです。
例:カンペの時間の余裕
・30秒の録画面接→ 3秒ほどの余裕
・1分の録画面接→ 5秒ほどの余裕
・2分の録画面接→ 10秒ほどの余裕
イメージとしては、こんな感じですね。
ポイント④:動画面接が終わるたび、改善をする
ぶっちゃけ、これがわりと重要です。
なぜなら、改善をしないと、いつまでたっても同じレベルの録画面接だから。
改善は簡単です
録画面接:改善シート
こちらは僕が就活で使っていた『録画面接の改善シート』でして「撮り終えたタイミング」&「結果が返ってきたタイミング」で、どうすればもっといい動画面接になるかを考えていました。
1つの企業あたり5分とかでOKなので[よかったところ]と[改善した方がいいところ]の2つをメモしつつ、次の録画面接に活かすだけで、通過率はグイッと上がってくるはずです。
まとめ:取り直しができない録画面接こそ、カンペを使うのがベスト
今回は『録画面接(動画面接)のカンペのバレない使い方』をご紹介しました。
バレる可能性の高い注意点
- イヤホンなどで、音声カンペはNG
- 取り直しできないかどうか確認する
- 目線はカンペでなく、カメラに集中
- 完璧を求めて、何度も取り直しする
- ロボットみたいに、早口言葉になる
使い方だけではなく、注意点も知っておけば、録画面接の難易度は下がるはず。
※実際、僕も上記の注意点を意識しつつ、カンペを作り込んでいました。
就活を進めると「カンペを使うのはNG派」と「カンペを使ってもOK派」が出てきますが、僕は『使ってもいいんじゃね?と思う派』です。
今後、就活をする中でいろいろな情報に出会うかもですが、そのときは『1年後の自分が後悔しない選択はどっちだろう?』を判断軸にすると、後悔のない就活になるはずです。
というわけで、充実した就活をどうぞ。
今回は以上です。
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