こんな疑問を解決します。
記事の内容
・自己PRの深掘り対策の方法は5つ
・面接で新卒がよく聞かれる質問例7つ
・深掘り質問で答えられない時の対策法
・自己PRの深掘り質問は準備で決まる
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、外資系の企業で働くサラリーマンです。就活では200社ほどの企業にエントリーしました。
今回は『自己PRの深掘り対策の方法5つ』をご紹介していきます。
なお、先に結論を書いておきますね。
自己PRの深掘り対策の方法
- 5w1hの視点で、経験を深掘りする
- 自己PR関連の過去の質問例を見る
- 「なぜ?」を自己PRに問いまくる
- 受けた面接を振り返り、意図を分析
- 志望していない企業で練習しまくる
上記の5つが深掘り対策の方法でして、僕も鬼のように実践しました。
※その結果、わりと大きめな企業から内定をもらえたので信頼性ありです。
ちなみに、自己PRの深掘りをするなら『キャリアチケットスカウト』というアプリを使うと便利ですよ。
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『キャリアチケットスカウト』とは、価値観チェックテストが受けられる就活アプリでして、スマホでポチポチとテストを受ければ、あなたの価値観が複数表示されますよ。
なお、今回ご紹介する深掘り対策の方法は自己PRだけじゃなく、ガクチカや志望動機など面接でよく聞かれる質問でも応用できるので、知っておいて損はない情報かなと思います。
記事の後半部分では「面接で新卒がよく聞かれる質問例」や「深掘り質問で答えられない時の対策法」もセットで解説しているので、面接の深掘り対策はこの記事を読めばOKです。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(*^^*)
自己PRの深掘り対策を5つの方法で解説【新卒面接の質問例あり】
深掘り対策は、冒頭でお見せした次の5つ。
- 5w1hの視点で、経験を深掘りする
- 自己PR関連の過去の質問例を見る
- 「なぜ?」を自己PRに問いまくる
- 受けた面接を振り返り、意図を分析
- 志望していない企業で練習しまくる
では、順に説明していきますね。
対策①:5w1hの視点で、経験を深掘りする
面接官の視点ですが、面接官も「どの点を深掘りしようかな?」と悩みます。
なので、そういったときに『5w1hからの深掘り質問』をよく使っていましたね。
自己PRで使える5w1hの対策
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
上記のとおり。
今日からできる深掘り対策の方法です。
余談ですが、面接に逆質問がありますよね。
そのときは「5w1h」で質問すればOK。
対策②:自己PR関連の過去の質問例を見る
ちょっと大学受験を思い出してください。
例文:大学受験
おそらく、大学受験をする前に赤本などを使って、過去問でゴリゴリ対策をしていましたよね。「この大学は文法問題が多いな…」といった感じで、傾向をチェックしていたはずです。
これは就活も同じで『ワンキャリア』などの就活サイトに登録しておけば、就活生の体験談(面接の質問)がチェックできるので、面接を受ける前に深掘り対策ができるんですよね。
実際、僕も『ワンキャリア』を使っておりまして、少し文章を変えていますが、次のような自己PRの深掘り質問をチェックしていました。
質問例①
質問例②
質問例③
おそらく、こういった自己PRの深掘り質問は実際に面接を受けた人しかわからない情報なので、そういったときに『ワンキャリア』などの就活サイトがハイパー便利でしたね。
具体例:僕がまとめていたシート
就活で使っていた面接の質問蓄積シート
スプレッドシートやExcelで[自分が面接を受けたときにされた質問]+[ワンキャリアなどで他の就活生が聞かれた質問]をピックアップして、質問の蓄積シートを作っていました。
これをやることで、面接を受けた数だけ自己PRの深掘り対策ができますし、就活を続けていければいるほど、自然と知識量(深掘りされる質問の内容)がバグレベルに増えますからね。
そういった意味で『ワンキャリア』は超使えるので、使わないと損レベルです。
対策③:「なぜ?」を自己PRに問いまくる
深掘りをする場合、Why(なぜ)が便利です。
とはいえ、具体例とセットで深掘りしますね。
自己PRの例文
私の強みは『圧倒的な努力量』だ。この強みは、アメリカ留学の際に発揮された。当時、私はアメリカへ留学することが夢だったが、英語力が低いことで留学の条件を満たせていなかった。そこで、私は2つのことを実行した。1つ目は「1日2時間の英会話」だ。2つ目は「英語を使うアルバイトへの参加」である。その結果、英語力が上がり、留学の条件を満たすことができた。
こちらの例文をベースにしつつ、自己PRの深掘り対策をしていきます。
深掘り対策:Whyを問いまくる
①:なぜ英語学習をがんばろうとした?
→ アメリカへ留学することが夢だった
②:なぜアメリカ留学が夢だったの?
→ 本場アメリカで英語を学びたかった
③:なぜ本場アメリカにこだわるの?
→ 背景的な文化も含めて知りたかった
こんな感じでして、あなたが話そうとしている自己PRの文章を見つつ、繰り返し「Why(なぜ)」を問いまくる感じです。
ちょっとメンドウかもですが、これをやるだけで、自己PRの深掘り対策はバッチリなので、面接で深掘り質問に答えられなくなる回数はグッと減っていくかなと思います。
対策④:受けた面接を振り返り、意図を分析
就活では『面接こそ最高の練習』です。
※「試合こそ最強の練習」みたいな感じ。
なので、面接を受けつつ、深掘り質問をされることで得られることが多めです。
面接は受けた後が大切です
面接後の振り返りシート
こちらは僕が使っていた振り返りシートでして、下記のことを書いていました。
- 質問された内容
- 実際に回答したこと
- 面接でされた質問の意図
- 自分の回答に対する改善点
- ゆっくり考えた上での回答
上記のとおり。
面接後に振り返りをしてから、深掘り質問に悩むことは少なくなりましたね。
ちょっと朗報です
同じ自己PRを話すのであれば、面接で聞かれる深掘り質問も同じです。「あ…前の面接で聞かれた深掘り質問だ」といった感じで、同じ質問が他の面接でも聞かれるわけなんですよね。
このあたりは就活を攻略する上で1番のポイントでして、わりと時間+労力をかければ、誰でも面接はうまくなりますよ。少し根性論かもですが、努力すれば、就活はうまくいきます。
対策⑤:志望していない企業で練習しまくる
繰り返しですが、面接こそ最高の練習です。
面接を受けまくれば、深掘りに慣れますよ。
面接を受ける数を増やす方法
「逆求人サイト」と呼ばれるサービスでして、機能としては『企業側からスカウトが届く』という点ですね。中でも『オファーボックス』などは、就活生から人気な逆求人サイトですね。
逆求人サイトの効果的な使い方
- 『オファーボックス』に登録する
- 就活生は企業からスカウトが届く
- 面接を受けつつ、深掘りに慣れる
上記のとおり。
言い方が悪いですが、いきなり本命企業の面接はメンタルがツライですからね。
ちなみに、僕の友達は練習のために『オファーボックス』を使っていましたが、大手企業から2社ほど内定をゲットしていましたからね。
なので『オファーボックス』を使うことで[深掘りの練習ができる]+[滑り止めとなる企業から内定をゲットできる]といった感じで、わりとメリットが多めなサービスですよ。
なお、スカウトされる企業の数を増やすなら、下記の3つにもセットで登録しておくと、可能性がグイッと上がるので新卒の人はおすすめ。
新卒なら登録すべき就活サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・キャリアチケットスカウト:スマホのアプリでサクッと登録できちゃう
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
こちらの3つは僕も使っていた逆求人でして、どれも無料で使えるので最高。
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補足:自己PRの深掘り質問でされる7つの例文
深掘り質問の例文を7つほど公開です。
※次の章で深掘りして解説をします。
例文:自己PRの深掘り質問
・自己PRで話した以外の強みは?
・どうしてその活動をがんばれたの?
・その強みが発揮された他の経験は?
・長所を3つの言葉で表すならなに?
・その自己PRが強みだと思う理由?
・入社して、どの場面で活かせそう?
・逆に弱みや短所もセットで話せる?
こちらの7つがよく自己PRを話した後に、面接官の方から聞かれましたね。
とはいえ、自己PRにより聞かれる内容も変わるので、イメージとしてどうぞ。
面接で自己PRの深掘りをされるとき、新卒で聞かれる質問例7つ
結論、次の7つが深掘りでよく聞かれますね。
- 自己PRで話した以外の強みは?
- どうしてその活動をがんばれたの?
- その強みが発揮された他の経験は?
- 長所を3つの言葉で表すならなに?
- その自己PRが強みと思う理由は?
- 入社して、どの場面で活かせそう?
- 逆に弱みや短所もセットで話せる?
というわけで、順に質問+回答例で解説です。
質問例①:自己PRで話した以外の強みは?
簡単に言えば「他の強みはあるの?」ですね。
というのも、面接官は次のように考えるから。
面接官が考えていること
上記のとおり。
そのため、自己PRを話した後に、深掘りで複数の強みが聞かれる可能性あり。
そして、自己PRは複数持っておくと、下記の点でもメリットありです。
自己PRが複数あるメリット
これが大きいかなと思います。
企業によって「合う自己PR」or「合わない自己PR」があるからですね。
例:企業が求める自己PRの違い
・IT系の企業:[考えるより、行動する力]を自己PRで話すと評価高め
・金融系企業:[正確に物事を考えられる力]を自己PRで話すと評価高め
こちらはあくまで一例ですが、こんな感じで、企業により違います。
そういったときに複数の自己PRがあれば、うまく対応できますよね。
ちなみに、複数の自己PRを用意するポイントについては【何個】複数(2つ)の自己PRを書く用意をセヨ【コピペ&使い回しOK】という記事で詳しく解説しているので、参考にどうぞ。
余談:複数の強みを見つける方法
こちらは『オファーボックス』という就活サイトでして、登録をしておけば、無料で自己分析ツールが使えますよ。この自己分析ツールが優秀でして、複数の強みをチェックできるんですよね。
実際、僕も就活をしていたときは『オファーボックス』にお世話になりまして、自己分析ツールを使って複数の強みを出しつつ、そこから複数の自己PRを作って面接で話していました。
質問例②:どうしてその活動をがんばれたの?
いわゆる、モチベーションの源泉ですね。
この質問で面接官が知りたいことは「どんなときなら頑張れるのかな?」です。
例:モチベーションの源泉
- 仲間(友達)と一緒だったから
- 褒められるのが嬉しかったから
- 成果を出すことが楽しかったから
具体例をあげるなら、上記のとおり。
とはいえ、イメージが少し難しいかもなので、僕のモチベの源泉も公開です。
僕のモチベーションの源泉
・ブログを書くこと → 自分が作った記事が誰かに読まれることが嬉しい
・大学受験の勉強 → 勉強すればするほど、解ける問題の数が増えていった
・Vlogを投稿 → 幸せの基準が低い自分を見てもらい、幸せを感じてほしい
上記が僕のモチベーションの源泉です。
なお、YouTubeでVlogを投稿しています。
宣伝:YouTubeのVlog
ちょっと宣伝で、スイマセン m(_ _)m
とはいえ、モチベーションの源泉についての深掘り質問は、自己PRだけではなく、ガクチカや志望動機でも聞かれる深掘り質問の1つなので、いまのうちに対策しておいて損なしです。
質問例③:その強みが発揮された他の経験は?
こちらは、下記の意図があります。
面接官の質問の意図
ちょっとビジネスっぽい言葉で言うなら「強みの再現性」ってやつです。
なので、自己PRで話した以外の経験で、強みが発揮された話をする必要あり。
例:他の経験で強みが発揮された
・自己PRで話した経験 → [積極性]の強みがサークル活動で発揮された
・自己PRで話していない経験 →[積極性]がアルバイト先で発揮された
イメージとしては、こんな感じですね。
僕自身、面接で自己PRを話した後によく深掘り質問で聞かれていました。
そのため、いま話そうとしている自己PRの強みをベースにしつつ、その強みが発揮された他の経験を探してみるのがおすすめです。 ← なんでもOKなので、まずは準備が大切ですよ。
質問例④:長所を3つの言葉で表すならなに?
某広告代理店の深掘り面接の対策で、僕が準備していた質問です。
※『ワンキャリア』で過去の深掘り質問があったので、準備できました。
こちらの深掘り質問の意図としては「抽象的な言葉 → 具体的な言葉への変換力」をチェックされていたんじゃないかなと思います。
僕の長所:[粘り強さ]
- 必ず成果を出すまでやり切る
- 長期間に渡って、継続ができる
- どんな状況下でも根性で乗り切る
上記のとおりでして、1つの強みから派生させていくイメージですね。
ただ「派生が難しい」という人は『キャリアチケットスカウト』などで、複数の価値観を自己分析テストなどでチェックしてみるのもありかなと思います。
キャリアチケットスカウトとは
就活なら キャリアチケットスカウト 新卒向けのオファーが届く
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『キャリアチケットスカウト』とは、価値観チェックテストが受けられる就活アプリでして、スマホでポチポチとテストを受ければ、あなたの価値観が複数表示されますよ。
なので、今回の深掘り質問で聞かれている「長所を3つの言葉で表すならなに?」に対して、僕のように1つの強みを派生させるのもありですが、難しい場合は『キャリアチケットスカウト』などで複数の価値観を提示するのもあり。
質問例⑤:その自己PRが強みと思う理由は?
この深掘り質問への回答は、以下の2つの回答パターンがあるかなと思います。
①:強みが発揮された期間で話す
たとえばですが、あなたの強みが[責任感]だとします。こちらの強みが下記の3つの期間で発揮されていたら、それは強みだとハッキリ言えますよね。
・期間①:中学時代の文化祭のリーダー
・期間②:高校時代の部活のキャプテン
・期間③:大学時代のサークルの代表
上記のとおり。
かなり長い期間で、自己PRの強みである[責任感]が発揮されていますよね。
こういった感じで、期間という視点から、強みの根拠を話していくのもあり。
②:強みが発揮された影響力で話す
いわゆる、活動のインパクトでして、強みを発揮する中で、組織や物事に大きなインパクトを与えられたのであれば、それは自信を持って話せる強みですよね。
こちらの例文のとおりでして、売上を伸ばしたインパクトが大きいですよね。
なので、短い期間であれば、インパクト(=影響力)をベースにするのもあり。
質問例⑥:入社して、どの場面で活かせそう?
この質問の意図は「入社後に活躍できるイメージを持てるかどうか」です。
例文:入社後に自己PRを活かす
私の強みは『コツコツ努力して取り組む力』ですので、御社へ入社後、他の誰よりも日々最新の情報をキャッチアップし、お客様に最適な提案をします。
ぶっちゃけ、社会に出て仕事をした経験はないので、ザックリとでOKです。
※もちろんですが、より具体的に入社後の場面を話すのも全然OKですからね。
とはいえ、僕は「入社して、どの場面で活かせそう?」という深掘り質問に「働いたことないから、わかんないよ」という感じだったので、抽象的でふわっとした回答を投げていました。
僕がよく使っていた表現
・〇〇を活かして、チームをまとめる
・〇〇の強みで、お客様をサポートする
・〇〇により、誰よりも早く成長できる
※〇〇:強みです
上記のとおりでして、抽象的な表現で自己PRはアピールをすればOKです。
質問例⑦:逆に弱みや短所もセットで話せる?
シンプルに、弱みが聞きたい深掘りですね。
強みと弱みは「強み ↔ 弱み」のように、表裏一体なので、裏返えせばOK。
例①:[積極性]
・強み:積極的に、まずは行動ができる
・弱み:考えるより、行動をしてしまう
例②:[集中力]
・強み:1つのことに、全集中ができる
・弱み:他のことに、目を向けられない
例③:[協調性]
・強み:意見を合わせ、周りと協力する
・弱み:自分の意見を周りに言えない
イメージとしては、こんな感じですかね。
僕は[集中力]の自己PRを話していたので、上記の例を使っていましたね。
自己PRの深掘り質問の中で、面接で答えられないときの対策方法
とはいえ、答えられないときもありますよね。
なので、下記の5つの対策方法がわりと便利。
深掘りに答えられないときの対策
- そもそも完璧な深掘りの回答はない
- 深掘り質問の意図や内容を1度聞く
- 面接で考える時間を少しだけもらう
- 質問を変えてもらえるように伝える
- まず抽象的な言葉を先に投げかける
上記の5つを僕はよく使っていました。
では、順に説明していきますね。
その①:そもそも完璧な深掘りの回答はない
ちょっと少し前提の部分です。
うまく深掘りに答えられなかったとき、僕は次のように考えていたんですよね。
答えられなかったときの僕
おそらく、この記事を読むあなたも同じ悩みを持っているはず。
あまり語られない真実
上記のとおりでして、誰も面接官が求める完璧な答えは言えませんからね。
なぜなら、面接官が求めていることを100%理解することは難しいから。
解決策:60%くらいの質で回答する
「答えられない」or「60%くらいの質で回答する」の2つだったら、圧倒的に後者のほうが面接はスムーズに進みますよね。それに、面接は1度の回答ですべてを話さなくてもOKですよ。
- まずは、6割くらいの長さで話す
- 面接官から、深掘りの質問をされる
- 深掘り質問に答えて、8割ほど話す
- さらに、面接官からの質問がされる
- 質問に答えつつ、10割の内容を話す
こちらのとおりで、面接官と深掘り質問のキャッチボールを繰り返す中で、最終的に[あなたが伝えたいこと]&[面接官が知りたいこと]をすべて満たせばOKですからね。
その②:深掘り質問の意図や内容を1度聞く
これは時間も稼げますし、なにより質問の詳細を聞けるので、おすすめです。
例文:深掘り質問の意図を聞く
私の理解不足で大変恐縮なのですが、今おっしゃられた質問の意図や内容は「〇〇」という内容で認識は間違っておりませんでしょうか?
シンプルに「質問の意図はなんですか?」と聞くと少し失礼なので、前置きの言葉(=クッションワード)を置いておくと、面接官の方を不快にさせる可能性はグッと低くなりますよ。
僕がよく使うクッションワード
・私の理解不足で大変恐縮なのですが
・私の勉強不足で大変恐縮なのですが
こちらは社会人になった今でも、チームでのミーティング中に意見を話すときに使っています。面接は『相手へのリスペクト』が必要なので、聞き返すときはクッションワードがベスト。
その③:面接で考える時間を少しだけもらう
ぶっちゃけ、これが1番おすすめです。
実際、僕も最終手段でこれを考えていました。
例文:考える時間をもらう
たったこれだけでOKです。
これに対して「ダメです。すぐに答えてください」という面接官はいないはず。
質問:評価が下がるのでは?
結論は、下がる可能性は超低めですよ。
というか、、、これで評価が下がるなら、その会社は少しシンドイかもです。
なので、自己PRの深掘り質問の中で答えられないときは、サクッと「10秒ほど考える時間をいただけますか?」と言っちゃえばOKかなと思います。
とはいえ、注意点としては『10秒くらい』がベストです。この時間が30秒とか1分になってくると、面接官の時間を奪っちゃうので、できるだけ短く提示しておくのがスマートですね。
その④:質問を変えてもらえるように伝える
あまり良くない方法かもです。
ただ、深掘り質問の対策方法としてはあり。
例文:質問を変えてもらう
うまく言語化ができないため、他の質問に変えていただくことは可能ですか?
おそらく、上記の回答をすれば「質問を変えてもらえる」or「考える時間をいただける」の2パターンかなと思うので、どっちに転んでも、深掘り質問の対策はできる感じですね。
その⑤:まず抽象的な言葉を先に投げかける
まずは、下記のステップをどうぞ。
抽象的な言葉を投げる例
①:まずは、6割くらいの長さで話す
②:面接官から、深掘りの質問をされる
③:深掘り質問に答えて、8割ほど話す
④:さらに、面接官からの質問がされる
⑤:質問に答えつつ、10割の内容を話す
先ほどもチラッとお見せしましたが、上記の順に回答していけばOK。
ちょっとだけ面接の具体例を書きますね。
①:面接官
あなたの自己PRを教えてください。
②:就活生
私の強みは[積極性]でして、この積極性を活かして、〇〇を実現しました。
③:面接官
具体的には、どんなことを実現したの?
④:就活生
〇〇などの活動です。その際に、強みである[積極性]が発揮されました。
イメージとしては、上記のとおり。
まさに面接官とのキャッチボールですよね。
ちょっと言いすぎかもですが、バイト先の先輩と話す感じでOK (`・ω・´)
新卒の面接において、自己PRの深掘り質問の8割は準備で決まる話
ぶっちゃけ、自己PRの深掘りは準備ゲー。
面接の前に、深掘り質問の準備をしたら余裕だったよ
結論、下記のとおり。
僕が準備していたこと
新卒の面接:質問蓄積シート
ここまですれば、面接は余裕ゲーでしたね。
なんせ、準備したことを答えるだけだから。
なお、僕は『ワンキャリア』という就活サイトを使っておりまして、こちらのサイトで面接を受けた就活生の体験談などがチェックできたので、就活中はハイパーお世話になりました。
実体験:自己PRの準備をしなかったときは、詰みゲー
準備をしなかったときの失敗談です。
実際の面接のキャッチボールをどうぞ。
面接官
あなたの自己PRを教えてください。
僕
私の強みは[積極性]です。この強みを活かし、〇〇の活動をしておりました。
面接官
なぜ、その強みが自己PRと言えるの?
僕
あ、はい。理由はですね…(詰んだ…)
上記のとおりでして、新卒の面接において、準備してないと詰みゲーです。
※とくに、自己PRの深掘り質問は準備なしだと、答えられないのが当然。
自己PRの深掘り質問への準備をする手順は5ステップ
次の5ステップで僕は深掘り対策をしました。
自己PRの深掘り対策をする手順
- まずは自己PRを深掘りなしで作る
- 基礎的な質問をピックアップする
- 自己PRを軸に、深掘り質問を答える
- 面接を受けて、深掘り質問を集める
- 面接後にシートにまとめ、準備する
こちらのとおりですね。
最初はシンドイかもですが、面接を受けるたびに雪だるま式に蓄積されますよ。
例:深掘り質問が蓄積される
新卒の就活:面接後の振り返りシート
上記の画像は僕が面接後に使っていた振り返りシートでして、主に[聞かれた質問]+[改善ポイント]をベースにしつつ、深掘り質問を蓄積していました。
ぶっちゃけ、シートを作る前と後では、面接の通過率がグッと変わりましたからね。面接後の10分でOKなので、やってみてくださいませ。深掘りで答えられないことが少なくなるはず。
しっかり準備して面接に落ちても、あなたの責任ではない
繰り返しですが、8割は準備ゲーです。
とはいえ、2割は当日の面接官次第です。
僕の実績(新卒の就活)
バグってるくらい面接を受けましたが、その分だけメンタルが強くなりました。
それに面接を受けまくることで、自己PRなどの深掘り質問の対策ができましたし、何より就活の選択肢が広がりましたね。← 後者はマジで人生が変わったポイントなので感謝です。
受けまくる前と後の違い
・前:日系のIT企業に就職しよう
・後:外資系のIT企業もありだな
上記のとおり。
その結果、今は新卒で外資系のIT企業へ就職し、楽しく働いています。
>>【ぼっち就活】コミュ障大学生が『外資系IT企業』に内定できた理由
就活をする前から「〇〇業界しか無理」と決め打ちをするのはモッタイナイです。せっかくの新卒の就活なので、できるだけ多くの業界や企業を受けつつ、広く就活をしてみるのもありかもです。
まとめ:自己PRの深掘り対策をすれば、新卒の面接は余裕ゲーです
今回は『自己PRの深掘り対策の方法5つ』をご紹介していきました。
例文:自己PRの深掘り質問
・自己PRで話した以外の強みは?
・どうしてその活動をがんばれたの?
・その強みが発揮された他の経験は?
・長所を3つの言葉で表すならなに?
・その自己PRが強みだと思う理由?
・入社して、どの場面で活かせそう?
・逆に弱みや短所もセットで話せる?
僕自身、上記の自己PRの深掘り質問がよく面接で聞かれていました。
とはいえ、1度回答を準備しておけば、あとは使いまわせばOKです。
裏を返せば、準備さえしておけば、自己PRだけじゃなく、就活も余裕ですよ。
ちなみに、自己PRの深掘り対策をしたあとは、ガクチカの深掘り対策もセットでしておくと、面接の通過率がグイっとUPしますよ。
ガクチカの深掘り対策の方法+質問例については【例文】ガクチカの深掘り質問集+答え方【面接で答えられない人へ】にて、例文と合わせてご紹介しているので、ぜひ参考にどうぞ。
というわけで、後悔のない就職活動をどうぞ。
今回は以上です。