こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活は『落ちるのが普通』で当たり前
・就活は、落ちた段階の分析が大切です
・落ちたあと、メンタルを維持するコツ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。外資系の企業から内定をいただきましたが、200社ほどにエントリーしました。
今回は『就活は落ちるのが普通で当たり前です』というテーマで解説します。
そこで本記事では、上記のような『絶望していた過去の僕』に向けて、記事を書いていきます。「就活は行動力だ。死ぬ気でエントリーしよう」みたいな内容ではないので、ご安心を。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(´-`)
就活は『落ちるのが普通』で当たり前【平均で何社に落ちるのか】
結論、就活で「落ちること=当たり前」です。
落ちることが当たり前な理由:就活の倍率です
これに尽きるかなと思います。
[東洋経済]の『内定の倍率が高い企業』を見れば、わかりやすいはずです。
例:有名な大手企業の倍率
見てもらうとわかるとおりですが、、、倍率がバグっていますよね。
ちょっと難易度が高めですよね。
なので、繰り返しですが『就活で落ちること = 普通で当たり前』です。
就活では「内定がないこと」も普通&当たり前な話
先ほど、大手企業の倍率をお見せしましたが「就職内定率(=内定を持っている人の割合)」というデータもあったので、少しだけ共有しておきますね。
就職内定率の割合
就職内定率 | 無い内定率 | |
2月1日 | 13.5% | 86.5% |
3月1日 | 22.6% | 77.4% |
4月1日 | 38.1% | 61.9% |
5月1日 | 58.4% | 41.6% |
6月1日 | 73.1% | 26.9% |
上記は23卒(2023年卒業予定の就活生)のデータでして、就活が本格化している「3月1日」の時点でも、全体の「77%」くらいの人が内定を持っていない状況ですからね。
なお、このあたりの「内定を持っていない(=NNT)」については【就活】NNTとは『わりと普通』です【無い内定はクズじゃない】という記事で詳しく解説しています。
「内定を1つも持っていない自分はダメなのかな」と悩んでいる人はどうぞ。読み終わるころには「内定を持っていないのは当たり前だ。もう少しだけ就活やるか」となっているはず。
実例:僕も何社も落ちるのが当たり前で、絶望した
冒頭でもお話しましたが、次の状態でした。
上記のとおり。
※200社は、本選考だけじゃなくて、インターンシップの選考も含めます。
書類選考とかで落ちるのは仕方なしとして、面接とかで落ちるのはメンタル的に辛いですよね。なんというか「自分が否定された感覚」で、胸がギュッとなっていました。
なので、メンタル的に辛いなら、就活を少しの期間だけ休んでみるのもありかなと思います。朝はゆっくりと寝つつ、ダラダラと数日くらい休んで、また就活を再開すればOKです。
ちなみに「落ちるのが怖いから、10社くらいしかエントリーしない」というのは危険ですよ。詳しくは【文系】就活で『10社しか受けない』のは少ない【平均何社受ける】で解説していますが、全落ちする可能性ありですからね。
そのため「就活で落ちる」→「ちょっと休む」→「また就活を再開する」というサイクルをうまく作りつつ、メンタルを安定させるのがベストかなと思います。
よくある反論:優秀な就活生なら、何社も受かるのでは?
下記のような反論ですね。
結論、誰でも落ちますよ。
というか、優秀な人でも当たり前に落ちます。
当たり前に落ちる理由
上記のとおり。
というのも、人によって「合う企業」or「合わない企業」があるからですね。
例:僕の場合
・合う企業 → トレンドや興味のあることに、ガンガン挑戦していける企業
・合わない企業 → 古き良き文化のある企業で、新しい挑戦はしない企業
他にもいろいろとありますが、こんな感じ。
つまり、言いたいことは『あなたにも合った企業が必ずありますよ』です。
なので、あなたに合った企業を見つけるには「多くの企業を知ること」が近道かなと思います。『四季報』とか『JOBTV』とか、どんな手段でもOKなので、まずは知ることが第一歩。
ちなみに、僕は「企業を知る = エントリーしまくる」という行動ゲーでチャレンジしました。僕と同じように行動ゲーで就活を乗り切りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
>>【平均】就活で持ち駒をいくつも増やす方法【なくなった+何社も全滅】
何社も落ちるのが普通だけど、当たり前になるのはNG
とはいえ、1つだけ注意点です。
『就活で落ちること = 普通で当たり前』ですが、以下の考え方はNGです。
就活でNGな考え方
すごくネガティブに考える感じですね。
これだと、マジでずっと落ちまくる就活になるので、考え方を少しズラすべき。
OKな考え方
上記のとおり。
人間って「考え方 → 行動」へと変わるので、考え方はマジで大切ですからね。
就活は何社も落ちるのが当たり前だけど、落ちた段階の分析が大切
いわゆる「改善(=カイゼン)」ですね。
改善をしないと、ずっと落ちるのが当たり前になる
これを言うと耳が痛いかもですが、やっぱり就活では改善が必要です。
たとえば、以下に2人の就活生がいたとします。最初は同じレベルかもですが、最終的にどちらの方が内定をゲットしやすそうですかね?
具体例
・Aさん:落ちることが当たり前。改善をせず、ずっと同じスタイルで続ける
・Bさん:落ちることが普通だけど、昨日から1つだけ改善をするスタイル
いうまでもなく、、、後者の「Bさん」の方が、就活がうまくいきそうですよね。
理由はシンプルで『改善をするから』です。
好きな言葉があります
最近、読んでいる『習慣を変えれば 人生が変わる』という本で書かれていた内容なのですが、マジでそうだなと思いました。
じゃあ「どうやって改善をしていけばいいんだ…」という人が多いかもなので、このあたりについて深掘りをしつつ、解説をしていきます。
今までの就活で「落ちた段階」を何社か考えてみる
結論は『メールボックス』をすればOKです。
なぜなら、メールボックスを見れば「お祈りメール」が届いているはずだから。
具体的には、お祈りメールにて[書類選考の結果:不採用]と書かれているのであれば[落ちた段階:書類選考]といったように、メモをしていく感じです。
なぜこの作業をするのかと言うと『あなたが就活で苦手な箇所をチェックするため』です。つまり、あなたが平均的に落ちている箇所を確認できれば、あとは改善すればいいだけですからね。
どの段階で平均的に落ちているのか
- 書類選考:20社
- 適性検査:5社
- グループディスカッション:5社
- 面接:15社
- 最終面接:5社
たとえば、あなたが全体で「50社」にエントリーしたとします。上記のような状態だった場合、改善すべき箇所は[書類選考]と[面接]の2箇所ですよね。
あとは「どうすれば書類選考を突破できそうか?」+「どの箇所を改善すれば、面接を通過できそうか?」を考えれば、自然と落ちることが当たり前じゃなくなるはずです。
苦手な箇所を改善する方法
・書類選考を突破する方法
→ 他の人のエントリーシートを見る
・面接を通過する方法
→ 聞かれそうな質問への準備をする
まずは、上記の2つだけでOKです。
①:他の人のエントリーシートを見る
こちらの『ユニスタイル』という就活サイトを使えば、内定者のエントリーシートが無料で読めますからね。あとは、内定者のエントリーシートを読みつつ、いいところを応用すればOK。
〈エントリーシートで学ぶこと〉
・どんな流れや順番で書いているのか
・自分が面接官なら、どこを評価するか
・どの点が自分との違いになっているか
こんな感じで、今の時代だと無料で学べることが多いですからね。僕も就活で落ちるのが当たり前だったころは、とにかく『ユニスタイル』で優秀な人のエントリーシートを読みました。
②:聞かれそうな質問への準備をする
面接で聞かれる質問は、パターンがあります。
なので、シンプルですが「聞かれそうな質問」に準備すればOKです。
いきなり面接で聞かれるから答えられないかもですが、事前に聞かれそうなことがわかっていれば、わりと難易度は下がるはず。
ちなみに、聞かれそうな質問については『絶対内定』という本にて「必ず聞かれる59の質問」というのが書かれているので、まずはそれらの質問への準備をすればOKです。
就活は平均値を上げれば、当たり前に何社も受かる
ちょっとゲーム感覚で言うなら、企業は選考を通過させるときに「合格ライン」みたいなやつを作っていると仮定します。具体的には、次の画像のとおり。
企業が作る合格ライン
- 縦軸:就活のレベル
- 横軸:選考の種類
つまり、就活のレベル(=平均値)をグイッと上げれば、自然とどんな企業の合格ラインも超える可能性が高いので、何社も受かるようになりますよね。
就活の平均値が上がった状態
就活の平均値が上がった状態
こんな感じですね。
平均的な『就活レベル』を上げる方法:当たり前の徹底
これに尽きるかなと思います。
次の項目を他の就活生と同じくらいの、平均的なレベルまで仕上げていますか?
・書類選考(エントリーシートなど)
・適性検査(筆記試験・Webテスト)
・グループディスカッション選考
・面接(一次面接・二次面接)
・最終面接(役員面接など含める)
目安としては「あなた」VS「他の就活生」と比較したときに、同じくらいのレベル(=平均的なレベル)まで仕上がっているかどうかです。
この質問に『Yes』と答えられない人は「当たり前の徹底」から始めるべき。
当たり前の徹底をする例
シンプルすぎて、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、今の時代だと、ネットで求められる当たり前は徹底できるはず。
- [エントリーシート 書き方]
- [Webテスト 勉強方法]
- [面接 うまく話すコツ]
簡単なことかもですが、ちょっとメンドウです。だからこそ、他の就活生と差がつくポイントなので、これをやるかどうかで、今後の就活が変わるはず。
・やらない → 何社も落ちるが当たり前
・やった → 何社も受かるが当たり前
上記が、今後の未来です。
少しずつでOKなので、昨日と違った行動(=改善)をしていきましょう。
就活で何社も落ちる経験をしたあと、メンタルの状態を維持するコツ
最後に、メンタル的な話をしておきます。
メンタルの状態を維持するコツ
- 就活でよかったところも分析する
- 自分以外の要因で落ちたと考える
- 手を動かして、就活に集中してみる
- 落ちるのが普通+当たり前と考える
こちらのコツを実践すれば、落ちる経験をしても、メンタルが維持できるはず。
では、順に説明していきますね。
コツ①:就活でよかったところも分析する
就活のレベルをアップさせるには「改善(=カイゼン)」は必須です。
とはいえ、ずっと改善ばかり考えていると、メンタルが辛いですよね。
解決策
上記のとおり。
なぜ『よかったところ』を分析するのかと言うと、ポジティブになれるから。
これは就活に限らずですが、1日3分とかでOKなので「自分のよいところを探すこと」がわりとおすすめです。自己肯定感が少しずつ上がっていくので、メンタルが安定してきますよ。
コツ②:自分以外の要因で落ちたと考える
よく言われることで「自責思考で物事を考えましょう」と言われますよね。
※自責思考とは、問題が起こったとき、常に自分の責任だと考えること。
というのも、就活で落ちるのって、自分だけの責任じゃないですよね。
自分以外の要因で落ちる例
- 面接官の見る目がなかった
- 他の就活生のレベルが高かった
- 選考を受けるタイミングが悪かった
完全に他責思考の考え方ですが、就活では大切な考え方だなと思います。
なんせ「自分がすべて悪い…自分がダメだったからだ…」と考えるのって、辛すぎですからね。ちょっとだけ自分以外の責任にしてみましょう (`・ω・´)
少し悪口です
僕は書類選考とか面接で落ちるのが当たり前だったとき「ほんま見る目ないな。こんな優秀な人材を逃してしまって…」と勝手に考えていました。就活はこのくらいの考え方でOKです。
コツ③:手を動かして、就活に集中してみる
少しずつメンタルが戻ってきたらやってほしいことでして、何もしていないときって不安になりませんかね。僕はよくなっていました。
勉強と同じかもです
勉強していないときって「落ちたらどうしよう」と不安になりますが、勉強をしているときって、かなり集中しているので、そういった不安はゼロですよね。
つまり、就活も同じでして、何もしていないときはメンタルが弱りがちです。なので、僕はその気持ちをゼロにするために、エントリーしまくっていました。
エントリーするときに使えるサイト
・ワンキャリア:周りで登録していない就活生はいない。かなり使いやすい
・外資就活:外資系やコンサルの企業が多め。早期内定をゲットしたい人向け
・ユニスタイル:内定者のESが見放題。エントリーシートを書くときに最高
上記は無料で使えるので、参考にどうぞ。
なお、まだメンタルが辛い人は、就活以外のことでもいいと思います。
僕はアニメをみるのとドラマをみまくるのが趣味なので、就活の息抜きでよくやっていました。『アマゾンプライムビデオ』でみたいものがない場合は『U-NEXT』が定番ですね。
コツ④:落ちるのが普通+当たり前と考える
たぶん、この記事で5回目くらいですね。
とはいえ、大切なことなので何回も言います。就活は落ちるのが当たり前です。
落ちるのが当たり前な理由
上記のとおり。
SNSとかを見ていると、他の就活生が内定を持っていて焦るかもです。
就活は『個人戦』です。あなた自身のペースで、メンタルを安定させつつ、今日できることを全力でやり切ればOKです。マラソンに近いので、細く長く続けていきましょう (*・ω・)ノ
まとめ:就活は「落ちるのが普通+当たり前」です←何社も落ちる
今回は『就活は落ちるのが普通で当たり前です』というテーマで解説しました。
なお、落ちるのが当たり前だった僕が内定をゲットしたときに使っていた就活サイトが、下記の3つです。無料で使えるので、ぜひどうぞ。
無料で使える就活サイト
・ワンキャリア:周りで登録していない就活生はいない。かなり使いやすい
・外資就活:外資系やコンサルの企業が多め。早期内定をゲットしたい人向け
・ユニスタイル:内定者のESが見放題。エントリーシートを書くときに最高
ハイパー繰り返しですが『就活は落ちるのが普通で当たり前』ですよ。
ゆっくりでOKなので、就活を進めましょう。
というわけで、今回は以上です。
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