こんな疑問を解決します。
記事の内容
・ガクチカのアルバイト経験で「長く続けた」はだめ【バイトしかない】
・アルバイトのガクチカで、長く続けたことをアピールする方法5つ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は、話すネタがバイトしかない人に向けて『ガクチカのアルバイト経験で長く続けたはだめ』といったテーマで解説をしていきます。
また、記事の後半では「長く続けたことをアピールする方法5つ」についてもセットでご紹介しているので、最後まで読んでみてください。
そのため、この記事を読んで「なぜ長く続けたことがだめなのか」を理解しつつ、その上で『今後どのようにガクチカでアルバイト経験を話していけばいいのか』を考えるべしです。
前置きはさておきですね。
では、いきましょうヽ(;▽;)
ガクチカのアルバイト経験で「長く続けた」はだめ【バイトしかない】
結論は『長く続けた』だけではNGです。
そもそも就活でガクチカを聞かれる理由とは
それは「入社後のイメージを持つため」です。
というのも『過去の行動は未来の行動を示す』と言われているからですね。
未来の行動を示す例
そのため、就活でガクチカが聞かれる理由は「入社後のイメージを持つため」でして、入社後のイメージを持たせることができなければ、内定が出る可能性はグッと低くなりますね。
アルバイトを長く続けたこと=企業にとって当然な話
じゃあ、先ほどのガクチカが聞かれる理由を少し引用してみます。
就活でガクチカを聞かれる理由
上記のとおりでしたよね。
つまり『アルバイトを長く続けた』って「企業で長く働くこと」ですよね。
もちろん、今は転職が当たり前の時代かもですが、企業側からすれば「新卒からゆっくりと育てつつ、長く働いて欲しい」といった思いがあるはず。
なので、アルバイトのガクチカで長く続けたことはアピールポイントになる可能性は低くて、シンプルに「それって当たり前のことだよね…」で面接が終わっちゃう可能性ありです。
ガクチカでは「長く続けたこと」の未来を見せればOK
あくまで長く続けたことがだめなのは、それ自体をアピールするからです。
『長く続けたことの未来』を就活でアピールすれば、だめじゃなくなるはず。
例文:長く続けたことの未来
学生時代に頑張ったことは『アルバイト先の人手不足を解決したこと』です。当時、私は飲食店で3年ほどアルバイトをしており、私を含め3名しかメンバーがいない状況でした。そこで、SNSなどを活用して「職場のPR」をしたところ、応募数が1,000件を突破しました。うまく職場のPRができた理由は、3年ほど働く中で『職場の魅力』を伝えられたからです。
こういった感じです。
さりげなく「3年」といったように、長く続けたことをアピールしていますね。
上記のように「アルバイトを長く続けた」だけでなく『長く続けたからこそ、どういった課題を解決したのか』を就活で話せると、いいガクチカになるはず。
実際、僕のようにアルバイトをすぐに辞めて、コロコロ変える人が多いですからね。そういった中で長く続けつつ、そして職場の課題を解決した人を企業は絶対に欲しがるはずです。
質問:ガクチカと自己PRがバイトしかない場合は?
結論、どっちもバイトでOKです。
※だめじゃないので、ご安心を(*・ω・)ノ
とはいえ、どっちもバイトしかない場合は『一貫性』が重要になってきますね。
就活における一貫性とは
就活の一貫性のイメージ図
シンプルですが、上記のとおり。
ここでポイントは「時間軸」です。
・過去の経験で「強み」を発見した
・現在の経験で「強み」を発揮した
ザッと、こんな感じ。
つまり、過去の経験(自己PR)で「協調性」が見つかったから、現在の経験(ガクチカ)で『協調性』を発揮することができたみたいな流れですね。
ちなみに、このあたりについては【同じ】ガクチカと自己PRはどっちもバイトでOK【一貫性が大事】で詳しく解説しておりまして、就活でうまくいきたい人は読んでみてください。
アルバイトのガクチカで、長く続けたことをアピールする方法5つ
次の5つを意識しつつ、アピールすればOK。
- 『継続力』を活かした話を考える
- アルバイトのモチベーションも話す
- 他の就活生のESで例文を見まくる
- 「長く続けたこと」の未来を見せる
- バイトのガクチカをだめと思わない
では、順に説明していきますね。
その①:『継続力』を活かした話を考える
「アルバイトだけ長く続けた」はだめです。
※だめじゃないけど、少し弱い感じですね。
なので、説得力をUPさせるためにも、それ以外で継続した話をしましょう。
継続力を活かした話:僕の場合
- ブログの運営を3年ほど継続中
- 1日1万歩の散歩を2年ほど継続中
- 夜ご飯の自炊を1年ほど継続中
僕なら、このあたりを話すかなと。
また、継続力は「長く続けたこと」が大切なので、成果とかはなくてもOK。
なお、継続力を話すときのポイントは『継続した期間』を数値ベースで話すことですね。単純に「長く続けました」ではなく「〇〇を3年ほど続けています」みたいなイメージです。
その②:アルバイトのモチベーションも話す
アルバイトの話をしたら、99%くらいの確率で以下の質問がされるはず。
いわゆる『なぜ継続できたのか?』ですね。
ここをしっかりと答えられると、ガクチカの精度がグイッと上がりますよ。
なぜモチベーションが聞かれるのか
それは、あなたが何に対してやる気をUPさせて、どうすればモチベーションが上がるのかを「企業側は知っておきたいから」ですね。
とはいえ、ちょっと難しいかもなので、具体例(例文)を出してみますね。
※質問はガクチカを話したあとに「モチベーションはなに?」と聞かれた場合。
例文:モチベーションについて
私のモチベーションは『達成感』です。先ほどお話ししたアルバイトでの経験も常に課題が山積みでした。そういったときに仲間と一緒に工夫しつつ、改善することで達成感が得られていたので、長く続けることができました。
上記のとおり。
『どうしてアルバイトを長く続けられたのか?』を考えれば、答えが出るはず。
その③:他の就活生のESで例文を見まくる
基本的に、ガクチカには『型』があります。
そのガクチカの型が次のとおり。
わりと使えるガクチカの型
- ガクチカの成果
- 当時の具体的な状況
- 見つかった課題
- 課題を解決する行動
- ガクチカの成果
こちらの5ステップで書けばOKです。
>>参考:【就活攻略】ガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】
なお、型についても例文を書いておきますね。
例文:ガクチカの型
私が学生時代に頑張ったことは『〇〇』です。当時、私は□□でアルバイトをしており、△△が課題でした。そこで××を実行したところ『〇〇』の成果を出すことができました。
先ほどご紹介した型に沿っていますよね。
ちなみに、こういったガクチカの書き方や流れについては「他の就活生のエントリーシート(ES)」を見るのがベストですね。
他の就活生のESを見る方法
こちらは『ユニスタイル』という就活サイトでして、無料登録をすれば、内定者のESが見放題なので神ですよ。
また『ユニスタイル』だけでなく『ワンキャリア』にもセットで登録しておくと、チェックできる就活生のESの数がグッと増えるので、おすすめです。←僕もどちらにも登録していた。
その④:「長く続けたこと」の未来を見せる
これは先ほど少しお話ししましたね。
繰り返しですが、長く続けたことがだめなのは、それ自体をアピールするから。
具体的には「アルバイトを長く続けた」だけでなく『長く続けたからこそ、どういった課題を解決したのか』を面接で話すイメージですね。
例文:長く続けたことの未来
学生時代に頑張ったことは『アルバイト先の人手不足を解決したこと』です。当時、私は飲食店で3年ほどアルバイトをしており、私を含め3名しかメンバーがいない状況でした。そこで、SNSなどを活用して「職場のPR」をしたところ、応募数が1,000件を突破しました。うまく職場のPRができた理由は、3年ほど働く中で『職場の魅力』を伝えられたからです。
上記のとおり。
ぜひぜひ参考にどうぞ(*・ω・)ノ
その⑤:バイトのガクチカをだめと思わない
精神面ですね、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、あなたが「だめ」だと思っていたら、やっぱり雰囲気とかに出ます。
簡単な具体例です
たとえば、話すガクチカが同じだった場合、以下の2人で印象は同じですかね?
・A:なんとなくネガティブな雰囲気
・B:自信満々で堂々と話している
おそらく、、、99%くらいの人が『Bさん』に対して良い印象を持つはず。
なので、まずはあなた自身が「だめ」→「自信を持つ」というのが大切ですね。
なお、ちょっと余談ですが「アルバイトのガクチカ=だめ」と悩む人に塾講師のバイトを例にしつつ塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない【200字と400字】という記事で考えを書いています。
「バイトのガクチカってだめじゃないのか?」と悩んでいる方は、上記の記事を読めば、少し気持ちが楽になるはず。
おまけ:ガクチカが不安なら、客観的に評価するのもあり
最後は、少しだけおまけです。
中でも次の就活生に、おすすめな方法ですね。
こういった不安ですね。
※僕も就活をしていたときに持っていたので、激しく同意です \(^o^)/
なので、ガクチカに不安がある人は『逆求人サイト』といった、企業があなたのガクチカなどを見て「スカウト」を送るサービスに登録してみるのも1つの手段かなと思います。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
ガクチカに不安があるなら、上記の逆求人サイトでガクチカを入力することで「スカウトがくる→その内容でも大丈夫」で「スカウトがこない→内容を改善する」といった感じですね。
どれも無料で登録できるし、インターンシップや本選考の案内(スカウト)がもらえる可能性もあるので、就活を有利に進めたい人は登録しておいて損はないサービスかなと思います。
まとめ:アルバイト経験のガクチカで「長く続けた」だけはだめな話
今回は、話すネタがバイトしかない人に向けて『ガクチカのアルバイト経験で長く続けたはだめ』といったテーマで解説をしました。
バイトしかない人がやるべきこと
- 『継続力』を活かした話を考える
- アルバイトのモチベーションも話す
- 他の就活生のESで例文を見まくる
- 「長く続けたこと」の未来を見せる
- バイトのガクチカをだめと思わない
上記の5つを就活でアピールすればOK。
※まずは1つだけでも、お試しあれです。
中でもアルバイトって「学業」や「サークル」「ゼミ」などいろいろなモノと並行して進めないといけないので、長く続けることが難しいはず。←僕はすぐに辞めてしまうので( ̄∀ ̄)
なので、ガクチカで長く続けたこと自体がだめなわけじゃなくて、むしろ『他の就活生にない強み』だと思います。あとは、アルバイト経験の見せ方や話し方を工夫すればOKです。
というわけで、後悔のない就活をどうぞ。
今回は以上です。
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