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【就活攻略】ガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】

【就活攻略】ガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】

 

悩む人
就活生です。そもそもガクチカとは何ですか?エントリーシートや履歴書に書かないといけないのですが、どんな書き方をすればいいのかわかりません。できるだけ楽に就活を終わらせたいので、おすすめのガクチカの書き方や流れ、構成方法などを教えてください。

こんな疑問を解決します。

 

 記事の内容

・就活のガクチカとは、書き方ゲーです
・ガクチカの書き方を5つの流れで解説
・ガクチカの書き方で意識すること4つ
・面接などでガクチカを話すときのコツ
・おまけ: 5つのガクチカを例文で公開
・書き方などで、ガクチカに関する質問

 

 記事の信頼性

たつつぶ:プロフィール

この記事を書いている僕は「外資系の企業」で働くサラリーマンです。就活は得意な方で、わりと楽しんでいました。

 

今回は『就活のガクチカとは書き方ゲーです』というテーマで解説をします。

 

 先に結論を書いておきます

①私が学生時代に頑張ったことは『〇〇』です。学生時代、私は〇〇に所属しており、〇〇に課題を感じていました。②そこで私は課題を解決するために、〇〇を実行しました。③その結果、〇〇の成果を得られました。私はこの経験から、〇〇について学びました。

 

基本的に、大手企業とか有名企業から内定をもらう就活生は、上記の[① 書き出し][② メイン文][③ 締め方]の3つの流れで書いておりまして、まずはこれを参考にすればOK。

 

実際、僕も上記の書き方や構成を使い、大手企業から内定をいただきました。

 

というわけで、本記事では『就活のガクチカとは書き方ゲーです』というテーマで解説していくので「そもそもガクチカとは?」や「どんな書き方をすれば?と悩む人は最後までどうぞ。

 

また、記事の後半では「ガクチカの書き方で意識すること4つ」「面接などでガクチカを話すときのコツ」もセットでご紹介しているので、ガクチカに関してはこの記事だけでOK。

 

前置きはさておきですね。

では、いきましょう(^.^)/~~~




就活のガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】

就活のガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】

 

結論、書き方と構成がガクチカでは命です。

 

同じ経験やエピソードでも、書き方でガクチカは変わる

 

これが1番の理由ですね。

ちょっと[料理]に例えてみます。

 

 例:オムライスを作る場合

・A:一人暮らし歴1年。外食がメイン
・B:シェフ歴7年。レストランを経営

 

たとえば、同じ食材を使っていても、上記の場合だと[B]の方が美味しいオムライスを作れそうですよね。理由は『作り方(ガクチカの場合は書き方)』[A]よりうまいからです。

 

つまり、これは就活のガクチカも同じでして、同じエピソードや経験(食材)を使っていても、書き方(作り方)が違えば、エントリーシートや面接の通過率も変わってきますからね。

 

2つの書き方をベースにしつつ、ガクチカを比較セヨ

 

とはいえ、論より証拠です。

下記のガクチカを比較してみてください。

 

 例文A

学生時代、料理サークルに所属していました。ただ、新入生がすぐに辞めてしまうことに課題を感じていました。そこで私は課題を解決するために、20人と面談を行い「なぜ辞めたいのか?」を聞きました。その中で出た辞めたい理由を1つずつ改善した結果、新入生が辞める確率を0%にできました。

 

 例文B

私が学生時代に頑張ったことは『サークル活動』です。学生時代、私は料理サークルに所属しており「新入生がすぐに辞めてしまうこと」に課題を感じていました。そこで私は課題を解決するために、20人と面談を行い「なぜ辞めたいのか?」を聞きました。その中で出た辞めたい理由を1つずつ改善した結果、新入生が辞める確率を0%にできました。

 

おそらくですが、後者の[例文B]の方が「読みやすいかも」と思ったはず。

※もちろん、人によって感じ方は変わりますが、僕は後者の書き方が好きです。

 

つまり、何が言いたいのかと言うと『ガクチカとは=書き方で印象が変わる』です。ここを理解しておかないと、いい経験やエピソードを話しても、相手に伝わりにくいですからね。

 

今日から使える、おすすめのガクチカの書き方と構成

 

結論は「テンプレート」を使えばOK。

具体的には、下記のとおりです。

 

 例:ガクチカのテンプレート

  1. 書き出し:活動の結論+背景の理由
  2. メイン文:具体的に活動でしたこと
  3. 締め方:結論+活動から学んだこと

 

なお、上記を例文として作ってみます。

 

 テンプレートを使った例文

①私が学生時代に頑張ったことは『〇〇』です。学生時代、私は〇〇に所属しており、〇〇に課題を感じていました。②そこで私は課題を解決するために、〇〇を実行しました。③その結果、〇〇の成果を得られました。私はこの経験から、〇〇について学びました。

 

この記事の冒頭でもお見せしたましたね。

※ぶっちゃけ、ガクチカはテンプレでOK。

 

ちなみに、このあたりについてガクチカはテンプレート(フレームワーク)でOK【書き出しから締め方】で詳しく解説をしているので、まだガクチカを作っていない人は参考にどうぞ。

 

質問:書き方や構成より、経験のインパクトが重要?

 

もちろん、インパクトも重要かもです。

ただ、以下のような経験は就活で不要ですよ。

 

 就活で不要な経験

  • 部活動で全国1位になりました
  • 5つの国と地域に留学をしました
  • 起業して1,000万円を稼ぎました

 

不要と言うと怒られそうですが、上記のような誰が見ても「すごいガクチカだ…」といったエピソードじゃなくてもOK。というか、そんなガクチカを持っている人は少ないですからね。

 

 就活で大切なこと

「どんなエピソードを話してもOK」

 

上記のとおりで、エピソードのインパクトとか考える必要なしです。繰り返しですが、就活のガクチカとは『書き方や構成、流れが命』なので、まずは書き方のレベルを上げるべしです。

 

ただ、どうしてもガクチカに使えるようなエピソードがない人は【何もない】ガクチカが本当にない就活生へ【今からできること】などで今日からできるネタ作りの方法を解説しているので、そちらを参考にしてみてください。




ガクチカの書き方を5つの流れで解説する【5ステップの構成】

ガクチカの書き方を5つの流れで解説する【5ステップの構成】

 

結論、次の5つの流れで書けばOK。

 

  1. ガクチカで話すエピソードを考える
  2. 「5w1h」を使って、深堀りをする
  3. テンプレなどで書き方をマネする
  4. 細かい構成や流れでガクチカを作る
  5. ESや履歴書、面接などで改善する

 

では、順に説明していきますね。

 

ステップ①:ガクチカで話すエピソードを考える

 

まずは、エピソードの選定ですね。

ただ、ガクチカのために新しく作る必要はなくて、今もっている経験でOK。

 

 例:僕が使っていたエピソード

・単発アルバイトを15種類ほどした話
・長期インターンでライターをした経験
・大学生をやりつつ、ブログを始めた話
・塾講師のアルバイトで指導をした経験
・3年ほど、コンビニのバイトをした話

 

上記のとおり。

[留学]とかに比べたらインパクトはないかもですが、こんな感じでOK。

 

なお、就活をやりつつガクチカのネタを作るのも、わりとありかもです。

 

実際、この記事を書いている僕も就活をやりつつ、ガクチカのネタになりそうな長期インターンを始めまして、その経験をESとか面接で話していましたからね。まだ間に合いますよ。

 

このあたりについては【作り方】面白いガクチカを3年から作る方法【おすすめの強いネタ】という記事でまとめているので、今からでもネタを作っていきたい人は読んでみてください。

 

 捨てるべき考え:話のインパクト

繰り返しで、スイマセンm(_ _)m

とはいえ、大切なので繰り返し話します。

 

  • 部活動で全国1位になりました
  • 5つの国と地域に留学をしました
  • 起業して1,000万円を稼ぎました

 

就活をしていると、上記のようなインパクトの強いガクチカと比較しがちです。ただ、ガクチカとはインパクトの大きさではなく『あなたがどのように考えて、行動したのか』が重要。

 

なので、周りと比較してネガティブになっちゃうかもですが「そもそもガクチカが面接で聞かれる意味とは?」を考えてみれば、自然と落ち込むことはなくなるかなと思います。

 

ステップ②:「5w1h」を使って、深堀りをする

 

お次は、ガクチカの深堀りです。

とはいえ、深堀りのやり方は簡単です。

 

 深堀りの方法:5w1hを使う

・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか

 

上記のとおり。

エピソードや経験を「5w1h」をベースにしつつ、深堀りをしていけばOK。

 

 ガクチカを深堀りする例文

・What:具体的には、なにをしたのか
→ ブログで月間1万PVを達成した話

・When:どれくらいの期間の話なのか
→ 2年ほど毎日のようにブログを運営

・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
→ マーケティングの魅力を広めたい

 

こんな感じで、ちょっと時間がかかるかもですが、深堀りをしていくイメージ。

※「5w1h」を使うだけで、マジでガクチカに具体性が生まれますよ。

 

また、上記のやり方はガクチカだけでなく、就活でよく聞かれる[自己PR][志望動機]でも使える深堀り方法なので、余裕がある人は試してみる価値ありかもです (`・ω・´)

 

ステップ③:テンプレなどで書き方をマネする

 

エピソードを決めつつ、わりと深堀りができたら、あとは書き方をマネるだけ。

※イメージとしては、今まで作ったピースを、パズルみたいに合体させる感じ。

 

 例:ガクチカの書き方

  1. 書き出し:活動の結論+背景の理由
  2. メイン文:具体的に活動でしたこと
  3. 締め方:結論+活動から学んだこと

 

いろいろな書き方がありますが、僕が就活で使っていた書き方は、上のとおり。

そして、こちらの書き方をベースにしつつ、ガクチカの例文を書いてみます。

 

 テンプレートを使った例文

①私が学生時代に頑張ったことは『〇〇』です。学生時代、私は〇〇に所属しており、〇〇に課題を感じていました。②そこで私は課題を解決するために、〇〇を実行しました。③その結果、〇〇の成果を得られました。私はこの経験から、〇〇について学びました。

 

ここは当てはめていくだけの作業なので、わりと負担は少ないかなと思います。

 

ちなみに「他の就活生のガクチカを見てみたい」という人は『ユニスタイル』などの就活サイトを使えば、ESとかをチェックできますよ。

 

 ユニスタイルとは

引用:ユニスタイル公式サイト

引用:ユニスタイル公式サイト

 

ユニスタイル』とは就活サイトでして、無料登録をすれば、内定した就活生のエントリーシートが見放題のサービスです。なので、他の就活生のガクチカもチェックできる感じですね。

 

実際、僕も『ユニスタイル』に登録しておりまして、他の就活生のエントリーシートの書き方や流れ、構成などを分析しまくっていました。

>>ユニスタイルに無料登録をする

 

ステップ④:細かい構成や流れでガクチカを作る

 

ステップ③まで進めば、ガクチカは完成しますが、プラスアルファですね。

※「ちょっと疲れたよ」という人は、一旦休憩をどうぞ。おつかれさまでした。

 

さらに、ガクチカの書き方をブラッシュアップさせたいなら、以下の5つの流れと構成で深堀りをすれば、より質の高いガクチカになるかなと思います。

 

 細かいガクチカの書き方と構成

①:ガクチカで得られた数字的な成果
②:あなた自身が課題に感じていたこと
③:課題が起こってしまった原因や要因
④:原因を解決するために行動したこと
⑤:行動により、得られた数字的な成果

 

とはいえ、これはプラスアルファの要素です。

無理して進める必要はゼロです(`・ω・´)

 

ステップ⑤:ESや履歴書、面接などで改善する

 

最後は、ガクチカの改善です。

というのも、就活とは以下の流れで進んでいくケースが多いですよね。

 

 就活が進む流れ

  1. ESや履歴書を提出する
  2. 企業から合否の連絡が届く
  3. 改善点を見つける ← ここ重要

 

つまり、1番大切なことは『改善点を見つけること』でして、ここをしっかりしておかないと、ガクチカがレベルアップしないので、就活がうまくいかない可能性がグッと高まりますよ。

 

 就活で大切なこと

「毎日、1つだけ改善をする」

 

これだけでOKです。

なんせ、1日に何個も改善するのはキツいので、1日1つずつで問題なし。

 

 例:書き方で改善できること

  • 文章の流れや構成を変えてみよう
  • 書き方を「ですます」にしてみよう
  • いらないと思う文章を消してみよう

 

こういった感じで、どんなレベル感でもOKなので、少しでも変えることが大切。書き方や流れ、構成などを少しでも変えれば、結果も変わってきますからね。

 

就活とはマラソンみたいなものなので、一気に100%の力で走る必要はなくて、60%くらいの力でゆるく走りつつ、少しずつガクチカなどをレベルアップさせていけばOKです。

 

余談:ガクチカの書き方の質を確認する方法

 

完全に余談です。

下記の悩みを持つ就活生も多いはず。

 

「ガクチカを書いてみたけれど、この書き方や流れで大丈夫か気になる…」

 

僕も就活をやりつつ、同じことを考えていたので、ハイパー同感です。

とはいえ、解決策はシンプルで『dodaキャンパス』などを使えばOK。

 

 dodaキャンパスとは

おすすめ⑥:dodaキャンパス

引用:dodaキャンパス公式サイト

 

dodaキャンパス』とは、逆求人の就活サイトでして、無料登録をしつつプロフィールを入力しておけば、企業側からスカウトが届くサービスです。

 

つまり、作ったガクチカを『dodaキャンパス』のプロフィールに入力してスカウトが届けば、ガクチカが企業から評価されたという指標になりますよね。便利な時代に感謝です。

>>dodaキャンパスに無料登録をする

 

また『dodaキャンパス』でスカウトが届く企業は、ベンチャー企業から大手企業まで幅広くあるので、就活の選択肢をグッと広げられるチャンスかなと思います。




就活でガクチカを書くとき、書き方や構成で意識すべきことは4つ

就活でガクチカを書くとき、書き方や構成で意識すべきことは4つ

 

お次は、書き方で意識することですね。

 

  1. ガクチカ後の仕組み化を意識する
  2. 「なぜ?」をガクチカに問いかける
  3. ガクチカが聞かれる意味を考える
  4. 業界や企業で書き方や構成を変える

 

上記ができれば、ガクチカの質UPです。

というわけで、順に解説をしていきます。

 

その①:ガクチカ後の仕組み化を意識する

 

ちょっと難易度が高いかもですが、僕が就活でよく褒められていたことです。

 

 褒められていたこと

「ガクチカ後の仕組み化です」

 

これはどういうことかと言うと「自分がいなくなった後のこと」ですね。

とはいえ、ちょっとイメージがつかないかもなので、具体例をどうぞ。

 

 面接官が疑問に思うこと

「カフェの売上を伸ばした」って言っていたけど、君がアルバイトを辞めた後も、同じように売上は伸び続けるの?それとも下がるのかな?

 

上記のとおり。

ビジネスっぽい言葉で言うなら「仕組み化」ですね。ここが超重要です。

 

 例文:仕組み化をした例

カフェの売上が伸びた大きな要因が『SNSによる集客』でしたので、私が実践したSNSの運用方法をマニュアル化して、2名のアルバイトの方に引き継ぎをしました。ですので、私がアルバイトを辞めた後も、継続してSNSによる集客ができるので、売上は伸び続けると思います。

 

こんな感じですね。

ガクチカを仕組み化の視点から考えられると、かなり話に深さが生まれるはず。

 

その②:「なぜ?」をガクチカに問いかける

 

これもちょっとメンドウな作業ですが、ガクチカの質が爆上がりする要素です。

たとえば、次のガクチカがあった場合、1文ごとに深堀りをするイメージです。

 

 例:ガクチカの例文

①私が学生時代に頑張ったことは『英語学習』です。②アメリカへ留学することが夢でしたが、英語力が低いことで留学の条件を満たせていませんでした。③そこで、私は2つのことを実行しました。④1つ目は「1日2時間の英会話」です。⑤2つ目は「英語を使うアルバイトへの参加」です。

 

こちらのとおり。

それぞれの番号で「なぜ?」を問いかけます。

 

 番号ごとの深堀り質問

①:なぜ英語学習をがんばろうとした?
②:なぜアメリカ留学が夢だったの?
③:なぜ、その2つの行動を選んだの?
④:なぜ英会話の行動をしようとした?
⑤:なぜアルバイトという選択をした?

 

ぶっちゃけ、ここまでやる就活生はいないです。とはいえ、就活の面接を受ける中で必ず面接官から「なぜ〇〇?」などの質問が飛んでくるので、今のうちに対策しておいて損なしです。

 

 就活の面接対策ができる本

 

「そもそも面接の対策をまだ全然していない…」という人は『絶対内定』という本を読みつつ、よく面接で聞かれる質問への対策からスタートです。

>>絶対内定を探す

 

その③:ガクチカが聞かれる意味を考える

 

そもそも「どうして、ガクチカがエントリーシートで聞かれるのか?」ですね。

 

 企業がガクチカを聞く意味

「入社後に再現できるか(再現性)」

 

人間は「過去にしてきた行動」→「未来にするであろう行動」とリンクします。つまり、入社前の学生時代にした行動というのは、入社後の仕事における行動とリンクするんですよね。

 

とはいえ、再現性などをアピールするのは難しいので、ここで伝えたいことは『ガクチカが聞かれる意味とは、を考えましょう』です。常に意味や理由を考えることが就活では大切です。

 

※補足:ガクチカに限らずですが、就活において必ず面接官は「何かしらの意味」を持って質問を投げかけます。なので、この「意味や理由を考える力」を少しずつ付けることが重要。

 

その④:業界や企業で書き方や構成を変える

 

超ザックリと書き方を分けるなら[論理][情理]に分けられるかなと。

 

 論理と情理とは

・論理とは:論理的に相手に話す力
・情理とは:情熱的に気持ちを伝える力

 

「論理:わかりやすく説明する」「情理:想いをのせて説明する」という感じ。

もちろん、企業によっても変わってきますが、企業ごとに色がありますよね。

 

たとえば「頭をフルで使いそうな企業」とか「体育会系の企業」とかです。

 

なので、受ける企業ごとの色を理解しつつ、その色に合わせてガクチカの書き方や構成などを変えていくと、さらに通過率もアップするかなと思います。

 

 企業ごとの書き方の分け方

・頭をフルで使いそうな企業の場合
→ 論理ベースで、わかりやすく書く

・体育会系の企業を受ける場合
→ 情理ベースで、気持ちを乗せて書く

 

上記のとおり。

なお、この書き方のポイントは「いかに企業の色を事前に分析するか」です。

 

 企業の色を分析する方法

引用:JOBTV公式サイト

引用:JOB TV公式サイト

 

こちらは『JOBTV』という就活サービスでして、企業の説明会動画が見放題です。なので、説明会動画を見つつ、企業が求める人材や色などをチェックしまくればOKです。

>>JOBTVで説明会動画を見る

 

また『JOBTV』では企業の選考へエントリー機能もあるので、説明会動画をチェックして、自分が知らなかった企業を知りつつ、興味があればエントリーしてみるのもありかもです。




書き方を実践したあと、面接でガクチカを話すときの4つのコツ

書き方を実践したあと、面接でガクチカを話すときの5つのコツ

 

続いては、ガクチカを話すコツですかね。

 

  1. 面接官の質問の意味を考えてみる
  2. ガクチカの深堀り対策をしておく
  3. アピールしたい強みとマッチさせる
  4. わかりやすく伝える工夫を必ずする

 

では、順に説明していきます。

 

コツ①:面接官の質問の意味を考えてみる

 

これができれば、就活は余裕ゲーです。

というのも、面接官は『何かしらの目的(=意味)』を持って質問をするから。

 

・弊社を志望する理由はありますか?
→ 意味:長く会社で働いてほしい

・あなたの自己PRはありますか?
→ 意味:活躍するイメージを持ちたい

 

上記のとおりで、必ず何かしらの意味を持って質問をするんですよね。

つまり、就活を攻略するには「相手が考える意味を考えること」が大切。

 

 面接の流れ

  1. 面接官があなたに質問をする
  2. その質問をしてきた意味を考える
  3. 相手が求める答えを考えて回答する

 

シンプルですが、たったこれだけです。

今日からの面接でOKなので、常に「相手が質問をする意味」を考えるべし。

 

コツ②:ガクチカの深堀り対策をしておく

 

ガクチカの定番の深堀りは、次の7つ。

 

 ガクチカの深堀り質問集

  • なぜ、活動を始めようと思ったの?
  • その活動を続けられた理由はある?
  • 活動における目標や目的の背景は?
  • 取り組みの中で困難だったことは?
  • どのように困難を乗り越えられた?
  • 当時に戻れるなら、どこを変える?
  • 取り組みを通じて、学んだことは?

 

まずは、上記の対策をすればOKです。

>>参考:【例文】ガクチカの深堀り質問集+答え方【面接で答えられない人へ】

 

基本的に、就活の面接とは「面接官が質問する」「就活生が回答する」「さらに面接官が質問をする」の永遠ループでして、ガクチカに関しての質問は、わりとどの企業も同じです。

 

なので、ガクチカが完成したらそれで終わりじゃなくて、次は面接で聞かれそうな深堀り質問への対策をしつつ、ガクチカの質を上げておくことが大切ですよ。

 

コツ③:アピールしたい強みとマッチさせる

 

ガクチカとは、自己PRの1つなんですよね。

つまり、ガクチカを面接で話す中で、面接官にあなたをアピールする感じです。

 

 僕が就活でやっていた流れ

  1. 自分がアピールしたい強みを考える
  2. 強みを伝えられるガクチカに変える
  3. 自分の強み×ガクチカをリンクする

 

上記のとおり。

とはいえ、具体的な例文を書いてみますね。

 

 強み:[継続力]の場合

私が学生時代に頑張ったことは『ブログの運営』だ。学生時代に「マーケティングが学べるコンテンツを提供したい」という想いから、ブログを立ち上げた。しかし、初期は月間で5人ほどにしか読まれず絶望した。そこで、アクセスを集めているブログを閲覧し、人気なサイトに共通している箇所を自身のブログへと転用し、1,000記事ほどのブログ記事を書いた。結果、月間で10万人の方に読んでいただけることができた。

 

おそらく、この例文を読んだ人は、僕のことを「コツコツと努力を継続できる人」という印象を持つはず。これは面接官も同じで『〇〇さんといえば、〇〇な人だ』という印象を持ってもらえるんですよね。

 

ぶっちゃけ、就活は「自分という商品をいかに売り込むかの勝負」です。

 

そのためには、自分という商品の強みなどをハッキリと理解しつつ、ガクチカなどを通じてアピールする必要ありですよね。

 

 強みをチェックする方法

引用:オファーボックス公式サイト

引用:オファーボックス公式サイト

 

こちらは『オファーボックス』という就活サイトでして、無料登録をすれば、自己分析ツールが使えますよ。つまり、自己分析ツールから、サクッとあなた自身の強みがわかる感じです。

>>オファーボックスで強みを調べる

 

コツ④:わかりやすく伝える工夫を必ずする

 

いかにガクチカの書き方や流れ、構成に力を入れたとしても、相手に伝わらなければ意味がないですよね。なので、常に『どうすれば、相手に話が伝わるか?』を考えることが大切です。

 

 僕が就活で使っていた話し方

  • 速すぎず、遅すぎない速度で話す
  • ジェスチャーを適度に使ってみる
  • 論理的な話し方で文章構成をする

 

僕は上記を就活で意識していました。

中でも、ジェスチャーは効果的だったので、1度お試しあれです(`・ω・´)




おまけ:紹介した書き方をベースに、5つのガクチカを例文で公開

おまけ:紹介した書き方をベースに、5つのガクチカを例文で公開

 

完全におまけです。スイマセンm(_ _)m

以下の5つのガクチカを例文で公開です。

 

 ガクチカの例文

  1. 塾講師などのアルバイトの例文
  2. TOEICや簿記などの資格の例文
  3. サークルや部活動の課外活動の例文
  4. ゼミや研究、実習などの学業の例文
  5. 本を読む、ブログなどの趣味の例文

 

書き方や流れ、構成の参考にどうぞ。

 

例文①:塾講師などのアルバイトの経験

 

まずは、塾講師などのバイト経験です。

 

 塾講師などのアルバイトの例文

私が学生時代に頑張ったことは、塾講師のアルバイトにおいて『指導方法の共有による、塾全体の質をアップさせたこと』です。当時、私が所属していた塾では指導方法が講師間で違うことによる、授業の質の違いが生じていました。そこで、各講師の指導方法をまとめ、マニュアルの作成を行いました。その結果、指導方法が統一化され、塾全体の授業の質は上がりました。

 

塾講師などのエピソードは[信頼の獲得]とかをアピールできそうですよね。

 

なお、よく言われることで「塾講師の経験はダメ?」がありますが、結論は全然OKでして、詳しくは塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない【200字と400字】をどうぞ。

 

例文②:TOEICや簿記などの資格の経験

 

お次は、TOEICなどの資格取得ですね。

 

 TOEICや簿記などの資格の例文

私が学生時代に頑張ったことは『英語学習』です。アメリカへ留学することが夢でしたが、英語力が低いことで留学の条件を満たせていませんでした。具体的には「TOEICで700点」というのが条件でした。そこで3ヶ月間、毎日のように英語学習を実施し、TOEICの点数を450点から750点まで伸ばすことに成功しました。その結果、1年間のアメリカ留学ができました。

 

「資格取得のガクチカ=ダメ」みたいな風潮がありますが『書き方次第』かなと思います。効果的な書き方については【例文】ガクチカで『資格取得』はダメじゃない【TOEICに落ちた】で例文とセットで解説済みです。

 

例文③:サークルや部活動の課外活動の経験

 

続いては、サークルなどの経験ですね。

 

 サークルや部活動の課外活動の例文

野球部のエースとして、ベスト○へとチームを躍進させたことだ。当時、私が所属していたチームは初戦敗退が続いており『歴代で最弱の世代』と言われていた。その問題点は「日々の練習の質の低さ」であると仮説を立てた。そこで、従来1日の練習が終わったタイミングで実施していたミーティングを1日の中で、1つの練習が終わる度に実施する方針へと変更した。その結果、練習の質が上がったため、ベスト○へと駒を進めることができた。

 

今回は高校時代の部活のエピソードをベースに、ガクチカの例文を作りました。

>>ガクチカや自己PRは高校時代の部活でOK【就活で高校のことを話す】

 

基本的に、就活のガクチカとは「大学時代のエピソード」と考えられがちですが、大学時代にエピソードがなかったり、高校時代の経験を伝えたいなら、別に問題なしかなと思います。

 

例文④:ゼミや研究、実習などの学業の経験

 

4つ目は、学業の経験ですね。

 

 ゼミや研究、実習などの学業の例文

私が学生時代に頑張ったことは、〇〇学を学ぶゼミナールにおいて『〇〇』の成績をおさめたことだ。私は「〇〇を実現したい」という想いから、〇〇学を学ぶゼミナールに所属した。当時、5人で1チームのプロジェクトで、私はリーダーとして研究を進めていたが、思うように研究が進まなかった。その原因は「メンバー自身が何をすれば良いか明確になっていなかったから」だ。そこで、各メンバー間で注力すべき研究を明確化したことで、うまく研究が進むようになった。その結果、私たちのプロジェクトは『〇〇』の成績をおさめることができた。

 

僕自身、何度かゼミのガクチカを話した経験ありですが、普通に好印象でした。

 

とはいえ、こちらも書き方がポイントでして、学業のガクチカをより魅力的に見せる書き方については【例文】ガクチカと自己PRで学業はダメ【高いGPAと成績優秀者へ】で流れごとに解説をしているので、そちらを参考にどうぞ。

 

例文⑤:本を読む、ブログなどの趣味の経験

 

最後は、趣味などのガクチカですね。

 

 本を読む、ブログなどの趣味の例文

私が学生時代に頑張ったことは『ブログの運営』だ。学生時代、長期インターンシップの業務に携わる中で「マーケティングが学べるコンテンツを提供したい」という想いから、ブログを立ち上げた。しかし、初期は月間で5人ほどにしか読まれず絶望した。そこで、アクセスを集めているブログを閲覧し、人気なサイトに共通している箇所を自身のブログへと転用した。結果、月間で10万人の方に読んでいただけることができた。

 

就活の世界では「趣味のガクチカを話す=NG」と言われていますが、趣味の話でも全然OKです。とはいえ、こちらも書き方が命でして、書き方をミスると普通に落ちますからね。

 

趣味のガクチカを書こうかなと思っている人は【オタク】趣味のガクチカが落ちるわけない【読書やダイエットもOK】を参考にしつつ、魅力的な書き方でガクチカを作っていくべし。

 

補足:ガクチカの書き方や構成は、就活サイトが神

 

今回はガクチカの書き方などをご紹介してきましたが、他の就活生のエントリーシートをチェックしつつ、流れとか構成を分析するのが近道かなと思います。

 

 他の就活生のESが読めるサイト

引用:ユニスタイル公式サイト

引用:ユニスタイル公式サイト

 

こちらは『ユニスタイル』という就活サイトでして、無料登録をしておけば、内定した就活生のエントリーシートが見放題なので、ガクチカの書き方や流れなどを分析するのに最適です。

>>ユニスタイルに無料登録をする

 

ユニスタイル』で内定者のガクチカを読むときは、できるだけあなたのガクチカのエピソードに近い人のエントリーシートを参考にするほうが、イメージがしやすいかなと思います。




構成や流れ、書き方なども含めて、ガクチカに関する質問リスト

構成や流れ、書き方などを含めて、ガクチカに関する質問リスト

 

最後は、ガクチカに関する質問ですね。

 

  1. おすすめのガクチカの書き方は?
  2. 書き方はテンプレでも大丈夫なの?
  3. どれくらいガクチカを面接で話す?
  4. アルバイトのガクチカはダメなの?
  5. 就活のガクチカは、嘘でもいいの?

 

こちらの5つの質問に回答していきます。

 

質問①:おすすめのガクチカの書き方は?

 

結論、下記の2つの書き方をご紹介します。

 

 書き方①:PREP法

  • P:ガクチカにおける結論
  • R:活動を始めた背景や理由
  • E:具体的に活動でやったこと
  • P:結論を、もう1度話す

 

 書き方②:STAR法

  • S:活動をし始めたときの状況
  • T:始める前に決めた目標など
  • A:活動を進める中での行動
  • R:ガクチカにおける成果や結果

 

ぶっちゃけ、どちらの書き方でもOKですが「PREP法」が使いやすいはず。

※実際、僕も就活のガクチカは、PREP法の書き方を使っていました。

 

なお、エントリーシート(ES)や履歴書は「文章の書き方」がポイントでして、文章の書き方がうまいと、ESなどの通過率もグイッと上がりますよ。

 

 文章の書き方を学べる本

 

文章の書き方は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読めばOKです。文章は就活が終わって、入社してからもずっと使うので、今のうちに書き方を覚えておくのがベストですよ。

>>20歳の自分に受けさせたい文章講義

 

質問②:書き方はテンプレでも大丈夫なの?

 

結論、テンプレの書き方でOKです。

なぜなら、面接官も「テンプレの書き方を使う=当たり前」と考えているから。

 

 面接官が考えていること

ガクチカを聞く中で、どんな就活生なのか知りたいな。具体的には、どんなことを質問すれば、人間性や価値観などがわかりそうかな。

 

上記のとおり。

なので、テンプレを使っても全然OK。

 

質問③:どれくらいガクチカを面接で話す?

 

1分くらいが、おすすめかなと思います。

というのも、1分以上のガクチカを話すと、面接官は「長い」と感じるから。

 

 1分にまとめる手順

  1. 2分や3分のガクチカをまずは作る
  2. 必要なポイントだけガクチカに残す
  3. 1分くらいの長さに文字数を減らす

 

上記の3つの手順でまとめれば、スッキリとしたガクチカになるはず。

>>【何分】面接のガクチカの長さは『1分』が話し方で最適【どこまで話す】

 

なお、このあたりについては上記の記事で解説しているので、参考にどうぞ。

 

質問④:アルバイトのガクチカはダメなの?

 

バイトのガクチカは、ダメじゃないですよ。

とはいえ、意識すべきことが1つあります。

 

 バイトのガクチカで意識すること

「数字ベースで、成果を見せること」

 

理由はシンプルでして、就活とは『数字こそ最強』だからですね。

それに、数字を使ったほうが面接官の方もイメージがしやすいですよ。

 

 バイトのガクチカで成果を出した例文

学生時代に頑張ったことは『アルバイト先の人手不足を解決したこと』です。当時、私は飲食店で3年ほどアルバイトをしており、私を含め3名しかメンバーがいない状況でした。そこで、SNSなどを活用して「職場のPR」をしたところ、応募数が1,000件を突破しました。うまく職場のPRができた理由は、3年ほど働く中で『職場の魅力』を伝えられたからです。

 

こういった感じで、細かい数字をベースにした書き方を意識すればOK。

 

ちなみに「アルバイトを長く続けたこと」をアピールする就活生が多いですが、これだと書き方としてはイマイチです。詳しくはガクチカのアルバイト経験で『長く続けた』はだめ【バイトしかない】にて解決策とセットでご紹介しているので、読んでみてください。

 

質問⑤:就活のガクチカは、嘘でもいいの?

 

嘘にもよりますが、ガクチカで嘘を付くのは全然アリだと思います。

ただ、よく嘘がバレてしまう就活生も多いので、特徴をちょっと共有です。

 

 バレる就活生がやりがちな行動

・カンペのように同じリズムで話す
・相手の目を見て話すことができない
・質問された瞬間、すぐに焦ってしまう

 

上記のような行動をすると、99%くらいの確率で嘘がバレますからね。

>>【つらい】ガクチカが嘘だらけ&盛るのはアリ【バレる+内定取り消し】

 

詳しくは、上記の記事を読んでもらえるとわかるかなと思いますが「嘘を付くなら本気でつきましょう」「嘘をつかないなら1つも付かないほうがいい」というのが結論です。

 

嘘がバレると高確率で面接に落ちるので、このあたりは注意が必要ですね。




まとめ:就活のガクチカとは「書き方や構成、流れが命」です

まとめ:就活のガクチカとは「書き方や構成、流れが命」です

 

今回は『就活のガクチカとは書き方ゲーです』というテーマで解説をしました。

 

 ガクチカを書く流れ+書き方

  1. ガクチカで話すエピソードを考える
  2. 「5w1h」を使って、深堀りをする
  3. テンプレなどで書き方をマネする
  4. 細かい構成や流れでガクチカを作る
  5. ESや履歴書、面接などで改善する

 

上記の5つの流れで書けば、ESや履歴書で通過率の高いガクチカになるはず。

なお、ガクチカの書き方を実践するにあたり、おすすめサービスの紹介です。

 

 書き方で参考になる就活サービス

ユニスタイル:無料登録をすれば、内定者のガクチカをチェックできる
JOBTV:企業の説明会動画が見放題。企業ごとに、書き方を変えられる
オファーボックス:ガクチカを書けば、企業からスカウトが届くサービス

 

こちらのとおり。

どれも無料で使える就活サービスなので、書き方や流れを実践する上で必須。

 

というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。

今回は以上です。




 

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