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塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない【200字と400字】

2023年4月9日

塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない【200字と400字】

 

悩む人
就活生です。塾講師のバイト経験をガクチカで話そうかなと思っているのですが、他の就活生のガクチカと比べると、ありきたりな経験です。どのような書き方をすれば、ありきたりなガクチカでも就活で評価されるのでしょうか?

こんな疑問を解決します。

 

 記事の内容

・塾講師のガクチカは不利じゃない話
・就活で評価されるガクチカの書き方
・就活で使える塾講師のガクチカの例文

 

 記事の信頼性

たつつぶ:プロフィール

この記事を書いている僕は、外資系企業で働くサラリーマンです。学生時代は塾講師のバイトを2年ほどしていました。

 

今回は『塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない』というテーマで、塾講師を2年ほどやっていた僕が解説をしていきます。

 

 5つのポイントを意識すればOK

  1. 生徒との信頼関係の構築を伝える
  2. チームで成し遂げたことに繋げる
  3. 生徒のモチベーションについて書く
  4. 苦労したことや挫折経験を思い出す
  5. 塾講師で学んだことを就活に繋げる

 

上記を意識してガクチカを作れば、ありきたりな経験じゃなくなりますよ。

※実際、僕もガクチカを面接で話すときに、上記を意識していました。

 

記事の後半では「就活でで評価されるガクチカの書き方」「就活で使える塾講師のガクチカの例文」もご紹介しているので、最後まで読んでみてください。

では、いきましょうヽ(´―`)ノ




塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない

塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない【200字と400字】.

 

結論、塾講師は就活で不利じゃないですよ。

 

塾講師が就活で不利じゃない理由:信頼関係の構築

 

1番の理由かなと思います。

というのも、塾講師のバイトって「生徒との信頼関係」が大切ですよね。

 

また、信頼関係って就活が終わってから、社会人になったときも必要なはず。

 

具体的には、下記の場面ですね。

 

 信頼関係は仕事でも必要

・取り引き先の方と仕事をすすめる時
・新しい営業先に商品を買ってもらう時
・上司や同期と一緒に仕事をしていく時

 

なので、塾講師のガクチカは就活で不利どころか、むしろ有利なんですよね。

 

アピールポイントが無限大なのが塾講師のガクチカ

 

「生徒との信頼関係の構築」がアピールポイントになりそうですが、切り口はまだまだあるので、ポテンシャルは最強ですよ。

 

 ガクチカの例文

  • 生徒の親の信頼を勝ち取った経験
  • 塾全体の成績UPに貢献した経験
  • 独自の指導方法で合格させた経験
  • 他の塾講師とチームで活動した経験

 

上記のとおり。

 

[あなた:生徒]だけで考えがちですが、少し視野を広げてみると[あなた:生徒の親]とか[あなた:他の塾講師]といった感じで、いろいろな人と協力をした経験が出てくるはず。

 

そして、そういった経験がなければ、今から作っていけますからね。

 

そのため、今までの塾講師のアルバイトを振り返りつつ「生徒に指導する以外でどんな経験してたっけな?」と考えて見るだけでも、少し視野が広がると思いますよ (`・ω・´)

 

塾講師のガクチカは、ありきたりな話こそ最強です

 

就活のガクチカと聞くと「スゴい経験を話さなきゃ…」と思うかもですが、ぶっちゃけると『ありきたりな話=最強』ですよ。

 

「理由:面接官がイメージしやすい」

 

それもそのはずでして「Webマーケ会社でSEO上位を量産しました」とか言われても、多くの人にとって「???」といった感じですよね。

 

それよりも「塾講師のアルバイトで3人の生徒を志望校へ合格させました」と言ったほうが、面接官の方も「そんな経験をしたんだね」といったように、イメージしやすいですからね。

 

なので、ありきたりな話はOKで、面接官がイメージしやすい話なので、会話のキャッチボールがスムーズに進むはず。

 

ちなみに、ガクチカを考えたり書いたりするなら『ユニスタイル』などの就活サイトを使いつつ「塾講師のガクチカって、どんなふうに書いているのかな?」とチェックするのがベスト。

>>ユニスタイルに無料登録をする

 

アルバイト経験をガクチカにしている就活生もわりと多いので『ユニスタイル』をチェックすれば、学べることが多いはずです。←実際、僕も就活中は愛用していました。




塾講師のガクチカは5つのアピールポイントを抑えた書き方をセヨ

塾講師のガクチカは5つのアピールポイントを抑えた書き方をセヨ

 

お次は、ガクチカを書くときのコツですね。

 

  1. 生徒との信頼関係の構築を伝える
  2. チームで成し遂げたことに繋げる
  3. 生徒のモチベーションについて書く
  4. 苦労したことや挫折経験を思い出す
  5. 塾講師で学んだことを就活に繋げる

 

こちらの5つを意識すればOKです。

では、順に説明していきますね。

 

※補足:「そもそもガクチカってどうやって書けばいいの...」と悩む人は、まずは【就活攻略】ガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】を参考にどうぞ。ステップごとに書き方を解説しています。

 

コツ①:生徒との信頼関係の構築を伝える

 

1番おすすめな書き方ですね。

とはいえ、信頼関係って言葉だとイメージしてもらいにくいのも事実です。

 

 解決策:ビフォーアフターを見せる

簡単に言うなら「信頼関係を構築する前」「信頼関係を構築した後」の違いですね。ビフォーアフターをガクチカに書けば、かなりイメージされやすいはず。

 

・ビフォー(信頼関係を構築する前):目も合わせてくれず、気まずい雰囲気
・アフター(信頼関係を構築した後):今日あったことを笑って話してくれる

 

どうですかね、イメージしやすいですよね。

なお、信頼関係をアピールするにあたり、下記の深堀り質問への対策は必須。

 

 例文:信頼関係の質問

  • どうやって信頼関係を構築したの?
  • 信頼関係を作る上で大切なことは?
  • 生徒との関係性で苦労したことは?

 

上記のとおり。

このあたりは『絶対内定』という本で解説されているので、面接前にチェック。

 

 

コツ②:チームで成し遂げたことに繋げる

 

塾講師のアルバイトって個人での活動になりがちなので、少し視野を広げつつ、あなたの行動が「チームで成し遂げたことに繋がるかどうか」で考えてみると、ガクチカの質がUPです。

 

 塾講師のガクチカの例文

「独自の指導法で生徒を合格させた → 指導法を他の塾講師にも共有した」

 

ザッとこんな感じですね。

 

この視点がアピールできると「この学生は、チーム(組織)全体を見れているんだな」と評価UPです。つまり、個人の活動の延長線上にチームで成し遂げたことがあるイメージですね。

 

なので、今までの塾講師のアルバイトを振り返る中で『自分がやったことで、チームに繋がったことはあるか』と考えてみるといいかもです。どんな小さなことでもOKですからね。

 

コツ③:生徒のモチベーションについて書く

 

塾講師のガクチカを話す中で、絶対に深堀りの質問で聞かれることは「どうやって生徒のモチベーションを維持していたの?」だと思います。←1番質問がしやすいですからね。

 

 解決策:モチベの変化と行動を話す

面接官が1番知りたいことは『どのような方法で、どんな結果になったのか』の部分です。なので、モチベーションについてガクチカを書くときは「具体的な方法」を細かく書くべし。

 

  • とにかく褒めまくる作戦をした
  • 休憩時間に生徒の悩み相談をした
  • 塾に来たときは、笑顔で挨拶をした

 

これは人によって変わってくる部分ですが、僕は上記を意識して、生徒と話していました。もちろん、モチベーションに影響があったかわからないですが、やってよかったなと思います。

 

コツ④:苦労したことや挫折経験を思い出す

 

基本的に、ガクチカでは「苦労したこと(=ぶつかった壁)」を話す必要あり。

※挫折経験に少し近いかもしれないですね。

 

なお、ちょっとイメージしてもらうために、ガクチカのテンプレをご紹介。

 

 例:ガクチカの型(テンプレ)

①:ガクチカで得られた成果
②:あなたが苦労したこと
③:苦労してしまった原因や要因
④:原因を解決するための行動
⑤:行動により、得られた成果

 

上記の5ステップです。

そして、繰り返しですが「ガクチカ=苦労したこと」を話す必要ありです。

 

なぜなら、面接官は『学生が苦労を乗り越えた経験』が知りたいからですね。

 

とはいえ、苦労したことと聞くとハードルが上がりがちですが、塾講師のバイトをする中で、ありきたりなエピソードで全然OKですよ。

 

大切なことは『あなたが何を考えて、どのように行動したのか』ですからね。ぶっちゃけ、ありきたりなガクチカかどうかなんて気にしなくてOK。堂々と話しましょう (`・ω・´)

 

コツ⑤:塾講師で学んだことを就活に繋げる

 

簡単に言うなら「塾講師で学んだこと」×「社会人で活かせること」をうまくリンクさせるイメージですね。ここを塾講師のガクチカで書けると、ありきたりな経験じゃなくなりますよ。

 

 ガクチカの例文

私が学生時代に頑張ったことは、塾講師のアルバイトにおいて『生徒を志望校へ合格させたこと』です。〜〜〜〜ここは省略〜〜〜〜。私はこの経験から「人を動かすには、相手が動くメリットを話す必要があること」を学びました。社会人になってからも、常に「相手のメリットはなにか?」を考え、人が行動するきっかけを作りたいです。

 

注目すべきは後半の箇所でして「塾講師で学んだこと」×「社会人で活かせること」がうまいことリンクしていますよね。これだけで、ガクチカの質はグッと上がるので、試すべしです。




ありきたりだけど、就活で使える塾講師のガクチカを例文で公開する

ありきたりだけど、就活で使える塾講師のガクチカを例文で公開する

 

今回は「200字」と「400字」の2つのパターンで例文をお見せしますね。

 

例文①:200字の塾講師のガクチカ

 

まずは、200字の例文からどうぞ。

 

 ①:200字の例文

私が学生時代に頑張ったことは、塾講師のアルバイトにおいて『指導方法の共有による、塾全体の質をアップさせたこと』です。当時、私が所属していた塾では指導方法が講師間で違うことによる、授業の質の違いが生じていました。そこで、各講師の指導方法をまとめ、マニュアルの作成を行いました。その結果、指導方法が統一化され、塾全体の授業の質は上がりました。

 

[個人での活動]に見えますが[チームで成し遂げたこと]にも言い方次第で変換できそうですよね。なお、200字って文字数が少ないので、伝えたいことだけをまとめる必要ありです。

 

例文②:400字の塾講師のガクチカ

 

お次は、400字の例文ですね。

 

 ②:400字の例文

私が学生時代に頑張ったことは、塾講師のアルバイトにおいて『生徒を志望校へ合格させたこと』です。当時、私が担当をしていた生徒は成績が伸び悩み、このままの状態だと志望校に合格ができないという状況でした。生徒の成績が伸び悩んでいた原因を生徒と一緒に考える中で「学習の習慣が付いていないこと」が大きな課題でした。そこで学習の習慣を付けるために、毎朝自習室へ足を運んでもらい、宿題や課題でわからなかったところを一緒に解消する「朝活タイム」を生徒と2人で始めました。最初の方は生徒も勉強習慣を付けることに苦労していましたが、毎日の授業が終わるタイミングで「今日もお疲れ様」と優しく声をかけたりして、生徒のモチベーションをうまく維持していました。その結果、受験当日まで一緒に朝活をしたことで成績も上がり、志望校へと合格することができました。

 

400字ということで、200字よりも少しボリューミーになりましたね。とはいえ、文字数が多いからこそ書き方とか順番を意識しないと、何が言いたいのかわからなくなるので注意です。

 

おまけ:ガクチカのテンプレと深堀り対策

 

完全におまけコーナーです。

「ガクチカのテンプレート」「面接の深堀り対策」をそれぞれ解説します。

 

 ①:ガクチカのテンプレート

①:ガクチカで得られた成果
②:あなたが苦労したこと
③:苦労してしまった原因や要因
④:原因を解決するための行動
⑤:行動により、得られた成果

 

もちろん、上記以外のテンプレもあるかもですが、まずはゼロから作るのであれば、参考にしてみてください。1度作った後に、アレンジしていけばOKです。

 

 ②:面接の深堀り対策

 

基本的に、面接対策は『絶対内定』を1冊読んでおけばOKかなと思います。

>>絶対内定で面接対策をする

 

というのも『絶対内定』には「面接で必ず聞かれる59の質問」が紹介されているので、塾講師のガクチカを作った後は、聞かれそうな質問への準備も進めていきましょう。

 

なお、本を読むのがメンドウな人は【例文】ガクチカの深堀り質問集+答え方【面接で答えられない人へ】でも解説しているので、そちらを参考にどうぞ。




まとめ:塾講師のガクチカは、就活で不利どころか有利な話

まとめ:塾講師のガクチカは、就活で不利どころか有利な話

 

今回は『塾講師のありきたりなガクチカは就活で不利じゃない』というテーマで、塾講師を2年ほどやっていた僕が解説をしました。

 

 塾講師が就活で不利じゃない理由

・信頼関係の構築をアピールできる
・幅広い切り口からもアピール可能
・ありきたりだからこそ、わかりやすい

 

上記のとおりでして、就活で不利どころか、むしろ有利な場面が多いですよ。

 

なので「ありきたりなガクチカだけど大丈夫かな…」と悩む必要はなしでして、今まで塾講師のアルバイトで経験してきたことを、書き起こしてみればOKです。

 

あとは、エントリーシートを書いてみたり、面接を受けてみたりする中で、少しずつ改善していけばOKですからね。一発目で完璧なガクチカは難しいので、少しずつで問題なしですよ。

 

というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。

今回は以上です。

 

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