こんな疑問を解決します。
記事の内容
・ガクチカは高校時代の部活でOKです
・高校時代で作るとき、意識すべきこと
・高校のことを考える場合に、やること
・高校時代の話で、面接で聞かれること
記事の信頼性
この記事を書いている僕は外資系のIT企業で働いています。就活はわりと頑張ったので、ノウハウを発信しています。
今回は『ガクチカや自己PRは高校時代の部活でOK』について解説します。
本記事の結論
上記のとおり。
なお、高校時代のことを話すにあたり、以下の4つを意識するといいですよ。
- なぜ高校時代のガクチカかを考える
- ガクチカと自己PRの役割を決める
- 大学時代のエピソードも、用意する
- ガクチカと自己PRで同じ話にしない
こちらを意識すれば、ガクチカや自己PRで話しても問題なしです。
※実際、僕もガクチカや自己PRは高校時代のことをたまに話していました。
というわけで、本記事では『ガクチカや自己PRは高校時代の部活でOK』というテーマで、詳しく解説をしていきますね。
記事の後半では「ガクチカや自己PRを作るとき、意識すべきこと」や「高校時代のことを思い出すときのコツ」もセットでご紹介しているので、最後まで読んでみてください。
では、いきましょうヽ(=´▽`=)ノ
ガクチカや自己PRは高校時代の部活でOK【就活で高校のことを話す】
結論、高校時代の部活のエピソードでもOK。
就活のガクチカや自己PRで、知りたいことは1つ
それは『あなたがどのように考えつつ、行動したのか』です。たったこれだけ。
なので、高校時代だろうが大学時代だろうが、あまり関係ないといった感じ。
大切なので、もう1度です
大切なことだったので、繰り返しました。
そのため「高校時代のことを就活で話しても大丈夫?」と不安になる必要なし。
僕も就活で高校時代のこと(部活の経験)を話した
論より証拠です。例文をどうぞ。
※身バレ防止のため、文章を変えています。
ガクチカの例文(高校時代のこと)
野球部のエースとして、ベスト○へとチームを躍進させたことだ。当時、私が所属していたチームは初戦敗退が続いており『歴代で最弱の世代』と言われていた。その問題点は「日々の練習の質の低さ」であると仮説を立てた。そこで、従来1日の練習が終わったタイミングで実施していたミーティングを1日の中で、1つの練習が終わる度に実施する方針へと変更した。その中で、練習における課題点をチーム全体で出し合い、次の練習から実行するという習慣をチーム全体で意識付けた。その結果、練習の質が上がったため、ベスト○へと駒を進めることができた。
上記のガクチカを、就活で話していました。
つまり、ガクチカや自己PRのエピソードは「高校時代」or「大学時代」のどちらでもOKでして、就活で求められることは『あなたがどのように考えつつ、行動したのか』ですからね。
この部分がハッキリとしていないと、大学時代のガクチカや自己PRを就活で話しても、ぶっちゃけ面接の通過率は低いかなと思います。
高校時代のことを話すなら、大学時代についても話すべき
ガクチカや自己PRで高校時代のことを話すと、次の質問が就活で聞かれます。
就活で必ず聞かれること
当たり前っちゃ当たり前ですよね。
※なんせ、大学に4年ほど通っているのに、大学時代のことを話さないから。
なので、高校時代のことを話すのはOKですが、大学時代の話も用意すべき。
例:僕の場合(大学時代)
- インターン先で成果を上げた経験
- 塾講師として生徒を合格させた経験
- 学生団体で高校生に授業をした経験
僕も高校時代の部活のエピソードをガクチカや自己PRで使っていましたが[長期インターンシップの経験]や[塾講師の経験][学生団体の経験]など、複数用意していました。
そのため「大学時代のエピソードはないの?」と就活で聞かれたときの対策として「大学時代は〇〇の経験をしました」とサッと言えるようにしておけば、安心ですね (`・ω・´)
高校時代のガクチカや自己PRが、就活で使えるか確認
「自分のガクチカや自己PRが、就活で本当に大丈夫か?」と悩む人向けです。
確認方法:逆求人サイトを使う
これに尽きるかなと思います。
たとえば、今回は『オファーボックス』という逆求人サイトを例に出しますね。
上記の『オファーボックス』などのサイトは「就活生のガクチカや自己PRを見て、スカウトを出すか」を決めます。つまり、スカウトが届けば、それは就活で使えるというわけですね。
・スカウトが届かない → 作り直す
・スカウトが届く → そのままでOK
シンプルですが、上記のとおり。
その1つのチェック方法として『オファーボックス』などの就活サイトは便利。
なので、まずは『オファーボックス』などでプロフィール入力をするところからです。「本当に高校時代のことはダメかどうか」といったところは、企業の反応を見てからでOKです。
ガクチカや自己PRのために、今からネタを作るのもアリ
スイマセン m(_ _)m
ここまで話しておいてって感じですが、不安なら今からネタを作ればOKです。
ガクチカや自己PRのネタ作り
- ユニークなアルバイトを探してみる
- 3年から長期インターンに参加する
- 資格を取りつつ、個人の活動で使う
- 面白い就活ブログを立ち上げてみる
- 複数のボランティア活動に参加する
就活をしながらでも、上記5つを実践すれば、普通にネタは作れますからね。
>>参考:【作り方】面白いガクチカを3年から作る方法【おすすめの強いネタ】
この記事を書いている僕も「高校時代のガクチカや自己PRは大丈夫かな?」と就活中は不安だったので、大学3年くらいから就活をしながら、新しいガクチカのネタを作っていました。
なので、今からでも全然OKなので、不安なら上記の記事を読みつつどうぞ。
高校時代のガクチカや自己PRを作るとき、就活で意識すべきこと4つ
ガクチカや自己PRは、次を意識すればOK。
- なぜ高校時代のガクチカかを考える
- ガクチカと自己PRの役割を決める
- 大学時代のエピソードも、用意する
- ガクチカと自己PRで同じ話にしない
こちらの4つですね。
では、順に説明していきます。
意識①:なぜ高校時代のガクチカかを考える
ぶっちゃけ、これが1番重要ですよ。
具体的に、以下の質問が就活で聞かれます。
就活で聞かれること
この質問に対して「なんとなくです」と答えた瞬間、その面接は落ち確です。
なので『どうして高校時代のことを自分は話すのか?』を考えるべきですね。
例文:高校時代の話を選んだ理由
私が高校時代のエピソードを選んだ理由は「私の性格や強みが1番表れた経験」だったからです。具体的には、私の強みである〇〇の部分がチームに良い影響を与えられたと思います。
こんな感じですね。
なお、サッと「私の強みがチームに良い影響を与えた」とアピールもしています。ちょっとゲスいかもですが、就活は『さりげなくアピールする力』がわりと重要ですよ。
意識②:ガクチカと自己PRの役割を決める
僕の場合、下記の役割を決めていました。
・ガクチカ:チームで成し遂げたこと
・自己PR:個人で成し遂げたこと
たとえば、ガクチカを高校時代の部活にするなら「ガクチカ:高校時代の部活の話」で「自己PR:大学時代の塾講師の話」といった感じで、それぞれの役割で変えるといいかもです。
ちなみに、これは上級者テクニックですが『自己PRで発揮された強み×ガクチカでも同様の強みが発揮された』をアピールできると、一貫性が出てくるので、面接での評価UPです。
具体例:一貫性
イメージは、上記のとおり。
[自己PR]→[ガクチカ]を直線で考えると、一貫性が出てきやすいですね。
意識③:大学時代のエピソードも、用意する
繰り返しですが、高校時代のことを話すと、99%の確率で次の質問がきます。
就活で必ず聞かれること
上記のとおり。
なので、大学時代の経験も準備しておくべき。
例:僕の場合(大学時代)
- インターン先で成果を上げた経験
- 塾講師として生徒を合格させた経験
- 学生団体で高校生に授業をした経験
僕もガクチカや自己PRで高校時代の部活の話をしていましたが、ねんのため、大学時代のエピソードも複数準備しつつ、就活の面接を受けていました。
また、長期インターンシップは『オファーボックス』や『dodaキャンパス』などの就活サイトに登録すれば、企業からスカウトが届いたりするので、シンプルに楽をしたい人向け。
実際、僕も『オファーボックス』と『dodaキャンパス』に就活中は登録しておりまして、大手企業からもスカウトが届いていました。
大学時代のエピソード:学業はNG
「そうだ、大学時代の経験を学業にしよう」と考える人は注意です。
このあたりの「学業が就活のガクチカや自己PRでダメな理由」については【例文】ガクチカと自己PRで学業はダメ【高いGPAと成績優秀者へ】で解説しているので、そちらをどうぞ。
意識④:ガクチカと自己PRで同じ話にしない
高校時代のことを話すなら「ガクチカ」or「自己PR」のどちらかですね。
※ぶっちゃけ、どっちも高校時代のことを話すと、あまり印象が良くないです。
印象が良くない理由
それもそのはずですね。
なんせ、大学時代は4年間ありましたからね。
質問:高校時代の話はどっちがいい?
具体的には、高校時代の話を「ガクチカでする」or「自己PRでする」といった感じですね。結論は『自己PRで話した方がいい』ですね。
実際、僕は200社くらいの企業にエントリーをしましたが、基本的にガクチカをベースに面接では聞かれていたので、大学時代の経験を話していましたね。
とはいえ「高校時代のことを絶対に話したい」という人は、自己PRではなく、ガクチカで話す方がいいかもですね。←繰り返しですが、ガクチカの方が聞かれる頻度が多いからですね。
なお、このあたりについては【同じ】ガクチカと自己PRはどっちもバイトでOK【一貫性が大事】という記事で詳しく解説しているので、そちらを読んでもらえるとわかりやすいはず。
高校時代のガクチカや自己PRを作る場合、やってよかった3つのこと
僕が「高校時代のガクチカと自己PRを作るとき」にやったことを共有です。
- 高校時代の写真をスマホで見まくる
- 大学時代の経験とのリンクをつくる
- 高校時代の友達と、飲みながら話す
上記の3つがわりと効果的でしたね。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:高校時代の写真をスマホで見まくる
今から高校時代のことを考えると、ポツポツ忘れていることがありますからね。
なので、めっちゃ前に使っていたスマホを出しつつ、写真をチェックです。
写真をチェックするときのコツ
というのも、ガクチカや自己PRって「実際にした行動」に注目しがちですが、意外と面接官は『その人がどういった感情だったか』をチェックしていますよ。
実際、僕は高校時代のことを思い出すときに、昔使っていたスマホをチェックしつつ「このとき、こんな気持ちだったなぁ…」と振り返りつつ、行動したことなどを書き出していました。
その②:大学時代の経験とのリンクをつくる
ぶっちゃけ、これが1番重要です。
もっと簡単に言うなら[高校時代の話]と[大学時代の話]の繋がりですね。
繋がりが重要な理由
たとえばですが、人間の価値観とか行動原理って高校時代くらいまでに作られますよね。なので「高校時代のこと」→「大学時代のこと」→「社会人になってから」が予想できる感じ。
ちょっと厳しい言い方ですが、高校時代と大学時代は「ずっと言われたことをやる人間」だった人が、社会人になってから「人をまとめるリーダー」になるのは、少し難しいですよね。
そのため、高校時代のことをガクチカや自己PRで話すなら、大学時代とリンクしていることは重要。←繰り返しですが、そのリンクで社会人になってからのイメージができちゃうので。
大学時代とのリンクの例
・高校時代:サッカー部のキャプテンとして、チームをまとめた存在
・大学時代:サークルの代表(リーダー)として、組織をまとめた存在
おそらく、上記の場合だと「この就活生は、入社してからもリーダーシップを発揮して、周りの人をまとめてくれそうだな…」とイメージができますよね。
なので[高校時代の話]と[大学時代の話]の繋がりをしっかりと考えつつ『相手に持ってもらいたいイメージ』を事前に考えられていると、就活はうまくいきやすいと思います。
その③:高校時代の友達と、飲みながら話す
実際に、僕がやった方法です。
※シンプルに楽しいし、なにより昔のことを詳しく思い出せるので最高です。
意識して話しておくべきこと
- 自分はどんなキャラクターだったか
- 全期間を通じて、何が起こったのか
- なぜ、その活動をしようと思ったか
- 誰が関わった話で、どうなったのか
- どのような手段で物事が進んだのか
このあたりをベースに話せると、いいガクチカや自己PRになるはずです。
なお、真剣に話すのが気まずいなら、お酒の力を借りつつ、ゆるく話せばOK。
ガクチカや自己PRを高校時代の経験にしたら、面接で必ず聞かれること
最後は、ちょっと面接対策です。
- 大学時代のガクチカや自己PRは?
- どうして高校時代の話を選んだの?
- 高校時代のことが今に活きている?
こちらの3つの質問が聞かれる可能性大なので、例文とセットで対策をどうぞ。
質問①:大学時代のガクチカや自己PRは?
結論、以下のように答えればOK。
例文①
「大学時代に頑張ったこと」と「自己PR」の順番でお話します。まず、大学時代に頑張ったことは『サークル代表として、イベントの計画に注力したこと』です。次に、大学時代の自己PRは『人に寄り添う力を発揮し、塾講師として5名の生徒を志望校に合格させたこと』です。
ここのポイントは、ダラダラと話しすぎないことでして、簡潔に内容をまとめる感じでOKです。気になることがあれば、面接官の方から質問があるはずなので、サッと話すイメージ。
質問②:どうして高校時代の話を選んだの?
こちらもよく聞かれますね。
なお、例文としては下記のとおり。
例文②
私が高校時代のエピソードを選んだ理由は「私の性格や強みが1番表れた経験」だったからです。具体的には、私の強みである〇〇の部分がチームに良い影響を与えられたと思います。
就活って、なにごとも「理由」が求められます。なので、今後は何をするにしても『なぜこの行動をするのか』を考えられると、就活でどんな質問が来ても、カバーできるはずですよ。
質問③:高校時代のことが今に活きている?
最後は、今に活かせている系の質問です。
とはいえ、自己PRのアピールポイントになるので、わりとチャンスかもです。
例文③
私は高校時代の経験を通じて『人に動いてもらうには、相手のメリットを話すこと』が重要だと学びました。そのため、大学時代に塾講師のアルバイトをしたときは「どうすれば、生徒が自分が勉強をした方がメリットがあるのか」を常に考えつつ、生徒の指導をしていました。
上記のとおり。
[高校時代の経験から学んだこと]×[今やっていること]のリンクですね。
まとめ:ガクチカや自己PRは、高校時代の部活の経験でOKです
今回は『ガクチカや自己PRは高校時代の部活でOK』について解説しました。
本記事の結論
上記のとおり。
なお、高校時代のことを話してもOKですが、下記の質問への対策は必須です。
高校時代の話で、就活で聞かれること
- 大学時代のガクチカや自己PRは?
- どうして高校時代の話を選んだの?
- 高校時代のことが今に活きている?
こちらの3つの質問ですね。
※ぶっちゃけ、99.999%くらいの確率で就活では、聞かれると思います。
とはいえ、事前に質問への対策をしておけば、あまり怖くはないはず。
なお、それでも少し不安な人は『絶対内定』などを1冊読んでおけばOK。
こちらの『絶対内定』では「面接で必ず聞かれる59の質問」がまとめられているので、面接を受ける前に、聞かれそうな質問への回答を準備すればOKです。
就活って「高校時代のことを話してもいいのかな…?」とか色々と悩むことが多いですよね。そういったときは、今回と同じようにネットの記事とかを読みつつ、1つずつ解消していけば、就活はうまくいくと思います。
というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。
今回は以上です。
人気記事【就活攻略】ガクチカとは『書き方ゲー』です【構成や流れの意味が命】
人気記事【例文】ガクチカで『資格取得』はダメじゃない【TOEICに落ちた】