こんな疑問を解決します。
記事の内容
・早期選考の合格率を上げる方法5つ
・合格率&内定率を上げる5つの手順
・早期選考の合格率をUPさせるコツ
・早期選考は落ちる確率を下げるべき話
・早期選考について、よくある質問
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。早期選考にて『外資系のIT企業』から早期内定をいただきました。
今回は『早期選考の合格率&内定率を上げる方法』をご紹介していきます。
先に、結論を書いておきますね。
早期選考の合格率を上げる方法
- 本音と建前で受ける企業を決める
- 聞かれそうな質問への準備をする
- 志望動機は、未来から逆算して話す
- 「論理と情理」のバランスを考える
- 幅広い業界の早期選考を受けてみる
なお、こちらを見て「早期選考を受けるべきかな」と悩む人は、下記をどうぞ。
>>【就活】早期選考を『受けない』でもいい5つの理由【受けるべきか】
この記事を書いている僕も、上記を実践しまして、早期選考にて『外資系のIT企業』から早期内定をゲットできたので、わりと説得力ありかなと思います。
また、記事の後半では「合格率&内定率を上げる6つの手順」や「早期選考の合格率をUPさせるコツ」についても解説しているので、最後まで読めば、内定率は爆上がりするはずです。
前置きはさておきですね。
では、いきましょうd( ̄  ̄)
早期選考の合格率を上げる方法5つ【最終面接の内定率をUP】
冒頭でもお見せしたとおり、下記の5つ。
- 本音と建前で受ける企業を決める
- 聞かれそうな質問への準備をする
- 志望動機は、未来から逆算して話す
- 「論理と情理」のバランスを考える
- 幅広い業界の早期選考を受けてみる
では、順に説明していきますね。
前提:早期選考の内定率や合格率とは
まずは、前提として「どれくらいの就活生が早期選考で内定を取るのか」を『就職みらい研究所』が出している「就職内定率」のデータで解説しますね。
就活生の内定率のデータ
就職内定率 | |
2月1日時点 | 13.5% |
3月1日時点 | 22.6% |
4月1日時点 | 38.1% |
「早期選考:大学3年の10月〜3月くらい」「本選考:大学4年の4月からスタート」と仮定すると『3月1日時点で22.6%』なので、5人に1人くらいが内定を持っている感じ。
また、こういったアンケートとかデータって、落ちた人が「僕は早期選考に落ちました」と積極的に答える可能性は低めなので、実際の合格率はもう少し低いんじゃないかなと思います。
僕の場合:早期選考の合格率
僕自身、早期選考にて『外資系のIT企業』から早期内定をいただきましたが、合格率は低めです。具体的には、下記のとおり。
たつつぶ:早期選考の合格率
- 内定した数:1社
- 不採用の数:8社
- 選考辞退の数:13社
選考辞退を含めるなら「4.5%ほど」で、選考辞退を含めないなら「12.5%ほど」ですかね。なので、早期選考の合格率としては、わりと低めです。
※もちろん、受けている業界や企業、就活生の実力とか早期選考を受けるタイミングによって変わってくるので、合格率や内定率は目安程度がいいかもですね。
方法①:本音と建前で受ける企業を決める
これは「企業選び」とか「志望動機」につながる部分でして、合格率と内定率を上げたいなら、まずは『本音と建前で受ける企業を決めること』が大切ですよ。
本音の企業を受ける軸
・年収が高くて、モテそうだから
・家賃補助で、貯金ができそうだから
・残業が少なくて、ホワイトそうだから
建前の企業を受ける軸
・人々の当たり前を作っているから
・グローバルな環境で働きたいから
・憧れの社員さんと一緒に働きたいから
簡単に言うなら「本音:面接で言えないけれど大切にしたい軸」で「建前:思っていないけれど面接で話す軸」みたいなイメージです。
ぶっちゃけ、ここがブレブレだと、下記のリスクが生まれますからね。
・本音の軸がブレブレ→受ける企業を絞れないし、入社後に後悔する可能性大
・建前の軸がブレブレ→面接で浅い志望動機を話してしまい、内定率は低め
上記のとおり。
なので、まずは『本音の軸』から作ってみるべきでして、建前はその後でOK。
ちなみに、僕はゲスい本音の軸を作っていて、詳しくは【妥協】就活は年収で決めると『後悔』する話【企業選びの優先順位】にて解説しています。本音の軸をガッチリ作りましょう。
方法②:聞かれそうな質問への準備をする
ぶっちゃけ、早期選考は9割くらいが「最終面接への準備」で決まりますよ。
※つまり、準備をすれば合格率は高いし、準備をしなければ内定率は低い感じ。
聞かれそうな質問への準備
とはいえ、まずは上記の『絶対内定 面接の質問』などの本を読みつつ、一般的に聞かれそうな質問の準備をすればOKです。
そして、一般的に聞かれそうな質問の準備ができてタイミングで、最終面接などで他に聞かれそうな質問への回答を準備すればOK。「基礎」→「応用」みたいなイメージですね。
基礎的な対策ができた人へ
こちらは『ワンキャリア』という就活サイトでして、無料登録すれば、就活生の体験談(面接で聞かれた質問など)をマルっとチェックすることができますよ。
流れとしては、次のとおりですね。
- 『ワンキャリア』に無料登録をする
- 過去に聞かれた質問を全てまとめる
- 1つずつ自分なりの回答を準備する
ザッと、こんな感じ。
僕の場合は、エクセルやスプレッドシートに、下記のようにまとめていました。
たつつぶ:最終面接の前の準備
少し変更していますが、自分の状況に当てはめつつ「企業名」「質問内容」「自分なりの回答」の3つを最終面接の前に準備していました。
これをやってから、早期選考の面接の合格率がマルっと上がったので、やっぱり早期選考は準備ゲーです。その準備に『ワンキャリア』はハイパー役立つので、使いまくりましょう。
方法③:志望動機は、未来から逆算して話す
ここは少し頭が痛くなる人がいるかもなので、流し読み程度でOKです。
※理想的な話なので、参考になる箇所だけ、志望動機に使ってくださいませ。
未来から逆算した志望動機
早期選考:未来から逆算した志望動機
・[夢]:将来的に〇〇といった大きな夢がある。絶対に実現させたいこと
・[現在]:しかし、〇〇を達成するためには□□が今の自分に足りていない
・[企業で働く]そこで、御社で働けば、□□を得られて、〇〇が実現できる
上記のとおり。
つまり、企業で働くのは「未来:夢」を実現するための『手段』なんですよね。
ここをハッキリと理解しておけば、志望動機は説得力のある言葉になるし、何より面接官に好印象を与えられるので、早期選考の合格率と内定率はグイグイっと上がるはずです。
補足:想定される質問も考えておく
・なぜ、そのような夢を持ったの?
・どうして、現在では実現できないの?
・うちじゃないと難しいの?理由は?
「え?ここまで聞かれるの?」と思うかもですが、早期選考の最終面接とかはグイグイ聞かれますからね。なので『次は何を聞かれそうか?』と早期選考を受ける前に準備するのが重要。
方法④:「論理と情理」のバランスを考える
早期選考を進める中で、1番重要だなと感じたことです。
論理と情理とは
・論理とは:論理的に相手に話す力
・情理とは:情熱的に気持ちを伝える力
もっと簡単に説明するなら「論理:わかりやすく説明する」「情理:想いをのせて説明する」みたいな感じですかね。←論理は『冷たい感じ』で、情理は『温かい感じ』などのイメージ。
なお「論理と情理」のバランスを考えつつ、ガクチカに当てはめてみます。
※全体感として『論理』を意識しておりまして『情理』は下線の部分です。
私が学生時代に頑張ったことは『英会話教室の運営』です。当時、私は「英語の素晴らしさを多くの人に届けたい」という想いから、英会話教室を立ち上げました。しかし、当初は思うように人が集まらず、苦戦をしました。そこで…
こういったように、論理と情理のバランスを整えると、人の心は動きます。
とくに「論理的な話の上に、情理が乗ったとき」は、効果バツグンですからね。
余談:論理的思考力をつけたい人へ
こちらは『コンサル一年目が学ぶこと』という本でして、論理的思考力や考え方が身につく1冊です。実際、僕も3周ほど読みつつ、少しずつロジカルシンキングが身につきました。
方法⑤:幅広い業界の早期選考を受けてみる
就活ライターの「トイアンナ」さんが出されている『確実内定』という本にて、下記のような内容が書かれていたので、少しシェアします。
書かれていた内容
つまり、何が言いたいのかと言うと『人によって合う業界と合わない業界があるよ』といった感じ。「人と企業の相性」を考えるだけでなく、業界との相性も考える必要があるイメージ。
そのため、1つの業界だけに絞って早期選考を受けると、もし自分にその業界が合っていなかったときに合格率とか内定率が低くなるので、少し業界の幅を広げてみるのがおすすめです。
価値観のチェックをすると効率的
キャリアチケットスカウト
posted withアプリーチ
志望業界を決めるにあたり、まずは「あなたの価値観」を『キャリアチケットスカウト』などのアプリを使って、確認してみるのがベスト。
たとえば、僕は[創造性を発揮したい][自由度が高い環境で働きたい][仕事とプライベートを両立したい]などの価値観が強かったので『外資系のIT業界』が合っていました。
実際に、内定先(=外資系のIT企業)の先輩社員や内定した同期と話す中でも、わりと同じ価値観の人が多かったので、価値観をベースにしつつ、業界を決めてみるのもありかなと。
早期選考の『合格率&内定率』を上げる手順を5ステップで解説
これからの就活の進め方みたいな感じ。
- 早期選考を受ける企業の数を増やす
- ガクチカと自己PRの精度を上げる
- Webテストの安定感をUPさせる
- 2次面接までは合格率を気にしない
- 最終面接で求められる要素を満たす
こちらの5ステップで、進めればOKです。
というわけで、順に解説をしていきます。
手順⓪:最終面接までの流れを分解してみる
まずは『どういった流れで早期選考が進むのか?』を理解することですね。
というのも、流れがわかっていないと、何を対策すればいいかわからないから。
早期選考の最終面接までの流れ
早期選考:最終面接までの流れ
①:早期選考にエントリーする
②:書類選考が始まっていく
③:Webテストが実施される
④:1次面接と2次面接を受ける
⑤:最終面接を受けて内定する
なので、合格率と内定率を上げるなら、上記を1つずつ対策をすればOK。
というわけで、これからの章では、1ステップごとの対策法を解説しますね。
手順①:早期選考を受ける企業の数を増やす
手順①:早期選考を受ける企業の数を増やす
ぶっちゃけ、ここが1番重要です。
なぜなら、受ける企業数が増えれば、それだけチャンスが増えるからですね。
早期選考+本選考のエントリー数
スイマセン。
これは完全に僕が頭おかしかったかもです。とはいえ、チャンスは増えました。
- 幅広い業界のインターンに参加した
- 大手からベンチャー企業まで受けた
- 外資系企業への選択肢が見つかった
こちらのとおり。
そして、エントリー数を増やせば、自然と合格率と内定率も上がると思います。
合格率と内定率も上がる仕組み
・5社にエントリー:合格率は10%
・10社にエントリー:合格率は30%
・20社にエントリー:合格率は40%
つまり「エントリー数が増える=経験値が貯まる=選考に落ちる可能性が低くなる」といった感じでして、遠回りに見えて、エントリーを増やすことが近道だったりしますね。
とはいえ、1社ずつエントリーシートを出したり、Webテストを受けたりなどのエントリー作業って、わりと面倒ですよね。なので、下記の『逆求人サイト』を活用すればOKです。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
こういった逆求人サイトを使っておけば、にエントリーをする時間をグッと効率化できるので、早期選考へのエントリー数をじゃんじゃん増やせるかなと思います。
なお、どれを登録するか迷う必要はなくて『dodaキャンパス』『オファーボックス』『キミスカ』の3つ、すべてに登録しておけばOK。
ちなみに、逆求人サイト以外にも、早期選考のエントリー数を増やす方法がありまして、詳しくは【時期】早期選考は『いつから』なのか解説【大手企業の探し方あり】を参考にどうぞ。
手順②:ガクチカと自己PRの精度を上げる
手順②:ガクチカと自己PRの精度を上げる
ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)と自己PR(=強みなど)は、早期選考で99%くらいの確率で聞かれます。なので、今のうちに精度をマルっと上げておく必要ありですよ。
ガクチカの精度を上げる方法
自己PRの精度を上げる方法
ここで解説すると長くなっちゃうので「もうガクチカと自己PRは大丈夫だ」という人は、読まなくてOKです。とはいえ、少しでも不安がある人は、早期選考の前に読んでおくべき。
手順③:Webテストの安定感をUPさせる
手順③:Webテストの安定感をUPさせる
基本的に、Webテストの攻略法は「インプット」と「アウトプット」です。
その①:インプット
まずは『これが本当のSPI 3だ』などのWebテスト対策本で、インプットです。
実際、僕も『これが本当のSPI 3だ』からWebテスト対策はスタートしまして、合計で3周くらい本を読んだら、わりと安定してWebテストの点数が取れるようになりました。
その②:アウトプット
やっぱり、1番のアウトプット方法は「実際にWebテストを受けること」ですね。なので『ユニスタイル』などの就活サイトを使いつつ、Webテストを受けられる企業へガンガンエントリーすればOK。
その結果、マジで安定してWebテストでは高得点を取れていたので、実践こそ最高のWebテスト対策かもです。
あとは、早期選考でWebテストを受けまくりつつ、苦手な分野があれば『これが本当のSPI 3だ』へと戻りつつ、復習をすればOKです。
手順④:2次面接までは合格率を気にしない
手順④:2次面接までは合格率を気にしない
完全に合格率を気にしないわけじゃないですが、最終面接までの「1次面接」と「2次面接」は、下記が見られているなと思います。
・1次面接:当たり前のことを当たり前にできるかをチェックする選考
・2次面接:他の就活生よりも魅力的なポイントをチェックする選考
つまり、最終面接までの「1次面接」と「2次面接」は、企業が求められる当たり前のことを当たり前のようにやりつつ、自分をアピールすれば、自然と合格率は高くなるはずです。
また、1次面接の「当たり前のことをやる」というのは『絶対内定 面接の質問』などの本を読みつつ、一般的に聞かれそうな質問の準備をすればOKです。
そして、2次面接の「魅力的なポイントをアピールする」は『オファーボックス』などの就活サイトを使いつつ、自己分析をして、あなた自身の強みをまずは確認する作業が必要です。
- 登録企業数が11,943社以上ある
- 企業からオファーがもらえる&届く
- 自己分析が無料で試せるツールあり
とはいえ『オファーボックス』は無料で使えるので、早期選考の合格率や内定率をアップさせたいなら、使っておいて損はないサービスですね。というか、使わない方が損レベルです。
手順⑤:最終面接で求められる要素を満たす
手順⑤:最終面接で求められる要素を満たす
早期選考の最終面接って[恋愛]と似ているんじゃないかなと思います。
最終面接が恋愛と似ている理由
おそらく、最終面接を受ける前までの1次面接と2次面接では[恋人に求める条件]とか[相手の人柄]がチェックされているはず。そして、最終面接では『相手への熱意』が求められているはずなんですよね。
つまり、1次面接と2次面接を突破したということは、あなた自身の能力的な問題はクリアしている感じです。なので、大切なことは『企業への熱意(=志望動機)』の部分ですね。
※『企業への熱意(=志望動機)』も恋愛に例えるなら「あなたじゃないといけないです」みたいな感じ。スイマセン。恋愛経験が少ないので、ちょっとズレているかもですm(_ _)m
志望動機を伝えるポイント
早期選考:志望動機を伝えるポイント
・[夢]:将来的に〇〇といった大きな夢がある。絶対に実現させたいこと
・[現在]:しかし、〇〇を達成するためには□□が今の自分に足りていない
・[企業で働く]そこで、御社で働けば、□□を得られて、〇〇が実現できる
そのため、早期選考の最終面接では「自分は〇〇会社じゃないとダメ」くらいのレベルで、志望動機を話さないと、合格率は低いかもです。
逆に「なぜ〇〇会社じゃないといけないのか」や「〇〇会社だからこそ実現できる理由」などを話すことができれば、早期選考の内定率は上がるはずですね。
余談:早期選考に落ちた場合の対処法5つ
繰り返しですが、早期選考の合格率や内定率は低めです。
そのため、最終面接とかで落ちる可能性って高いんですよね。
早期選考は落ちた後が大切
- 早期選考に落ちた原因を分析する
- 面接でうまくいったところも考える
- 他の就活生のESを見て、比較する
- 早期選考にもう1度エントリーする
- 今後の就活でやることリストを作る
基本的に、早期選考に落ちてから、上記をやれば、合格率は上がるはずです。
>>【ショック】早期選考に落ちたら、やるべきこと【落ちる確率を減らす】
詳しくは上記の記事で解説しているので「落ちた後のことも知っておきたい」という人は、早期選考を受ける前にザッと目を通しておくのがベストかもですね。
早期選考の合格率と内定率をUPさせる5つのコツ←最終面接も余裕
お次は、合格率を上げるコツですね。
- 早期選考を受ける目的を考える
- 最終面接までの合格率を分析する
- 合格率から受ける企業を分散させる
- 内定率が高いなどの言葉を信じない
- 採用が多い企業の早期選考を受ける
上の5つを実践すれば、内定率は上がるはず。
では、順に説明していきますね。
コツ①:早期選考を受ける目的を考える
大きくは、次の2つに分けられるはず。
早期選考を受ける目的
・目的①:志望企業から内定を取るため
・目的②:滑り止め企業を確保するため
なぜ、目的を考えるべきかと言うと「優先順位が変わるから」ですね。
※もっというと、それぞれの企業にかける対策の時間です。
たとえば[志望企業A]と[滑り止め企業B]の2つがあった場合、本当に内定が欲しいのは前者の[志望企業A]ですよね。なら[滑り止め企業B]よりも対策に時間をかけるべき。
ただ、人間って「均等にしたい」という欲望があるので、早期選考を受けるにあたり『早期選考を受ける目的』を企業ごとに作っておかないと、対策にかける時間を同じにしますからね。
コツ②:最終面接までの合格率を分析する
繰り返しですが、早期選考は、下記の5ステップで最終面接まで進みます。
早期選考の最終面接までの流れ
早期選考:最終面接までの流れ
①:早期選考にエントリーする
②:書類選考が始まっていく
③:Webテストが実施される
④:1次面接と2次面接を受ける
⑤:最終面接を受けて内定する
上記の流れでしたね。
そして、何回か早期選考を受けると「合格率の違い」が出てきます。
僕の場合:早期選考の合格率
たつつぶ:早期選考の合格率
こちらは僕が作っていた『早期選考の状況シート』でして「どこのポイントの合格率が低いのか?」を分析していました。
僕の場合、1次面接の合格率は高かったのですが、2次面接と最終面接の合格率が低めだったので「自分をアピールすること」+「志望動機の精度を上げること」を意識していました。
少しメンドウかもですが、これを作っておくと、自分の合格率などが目に見えてわかりやすいので、おすすめです。ちなみに、僕はGoogleのスプレッドシートを使っています(*・ω・)ノ
コツ③:合格率から受ける企業を分散させる
ひとことで早期選考といっても、企業によって内定率などは変わりますね。
例:早期選考の合格率が変わる
・ベンチャー企業:内定率が高い
・大手企業:内定率がかなり低い
上記のとおり。
なので、まずは1つ内定が欲しいのであれば、大手企業よりもベンチャー企業や中小企業の早期選考を受けた方が合格率は高そうですよね。
こういった感じで、企業ごとに合格率は変わってくるので『自分はどんな目的で早期選考を受けるのか?』をハッキリさせておけば、受ける企業を決めやすいかなと思います。
※ちなみに、僕は「早期選考で内定が1つ欲しい」+「あわよくば大手…」みたいな考えだったので、ベンチャー企業と大手企業の早期選考をバランスよく受けていました。
コツ④:内定率が高いなどの言葉を信じない
ネット上で、次のような意見がありました。
結論、あまり信じない方がいいかもです。
>>参考:【ウソ】早期選考が受かりやすいは『嘘』です【原因:準備不足な話】
基本的には、上記の記事で書いていますが、ネタバレすると「就活生によって、前提条件が変わるから」というのが大きいですね。
たとえば、あなたと友達を比較しただけでも[受けている業界][志望している企業][就活を始めた時期][面接の得意&不得意][今までやってきたこと]が違いますよね。
つまり、就活生によって前提条件が違う以上、早期選考に受かりやすいと判断するのは難しいなと思います。そのため、最終的に受けるかどうかを決めるのは、自分次第ですね。
合格率が高いと聞くと、油断する
簡単な具体例ですが、明日テストがあるとします。前日に先生から、次の言葉を言われた場合、どちらの方が本気で勉強しそうですかね?
・A:今回のテストは簡単だよ〜
・B:今回のテストは少し難しいよ〜
おそらく、後者の「B」の言葉を言われた方が、わりと本気で勉強しますよね。
早期選考も同じで、合格率が高いとか内定率が高いを信じると油断します。
なので、合格率が高いとか内定率が高いを信じても、メリットがゼロなので、そういった意見をベースにしつつ、早期選考を受けるかどうかを決めるのはNG。
コツ⑤:採用が多い企業の早期選考を受ける
[採用人数 ランキング]とかでググると、わりと有益な情報が出てきました。
採用が多い企業
そして、これは「入社数」なので『内定を出している数』はもっと多いはず。
※なんせ、企業は内定辞退を考えて、入社数よりも多くの内定数を出すから。
そのため「大手企業ならどこでもいい」という人は[採用人数 ランキング]とかでググりつつ、上から順に早期選考などを受けていけば、自然と合格率や内定率は上がるはずですね。
早期選考は「合格率」や「内定率」より、落ちる確率を下げるべき
「合格率を上げること」だけ考えるのはNG。
合格率とか内定率は、就活生がコントロール不可
これに尽きるかなと思います。
そして、次のことが言えますよね。
これは僕が早期選考などを受ける中で感じたことですが、わりと本質だなと。
たとえば[遅刻をしない]とか[清潔感を意識する]って当たり前かもですが、それだけで落ちる確率は減らせますよね
なので、下記のように考える必要ありです。
・合格率を上げる方法→テクニック
・落ちる確率を減らす方法→基礎の部分
上記のとおり。
というわけで、この章では、基礎の部分についてサクッと解説しておきます。
早期選考に落ちる確率を減らす方法
- 思っているよりも、清潔感を整える
- 笑顔&ハキハキ話すことを意識する
では、1つずつ解説をしていきますね。
その①:思っているよりも、清潔感を整える
大きくは「身体」と「服」の2つかなと。
・身体:髪型や顔などの清潔感
・服:スーツやネクタイなどの清潔感
とはいえ、清潔感を整えるといっても特別なことをする必要はなくて、当たり前に求められることを当たり前にしておけばOKです。
〈髪形の場合〉
前髪を上げつつ、おでこを出す
〈スーツの場合〉
シワなどをなくしつつ、しっかり着る
ちなみに、就活で使うスーツなどは「ネット」で買えばOKです。
>>就活のカバンやスーツはどこで買う?【ワイシャツ・靴・バッグも同じ】
とくに、早期選考のために高いスーツとかは不要でして、最低限で問題なし。
※大学生って何かとお金がかかるので、無理に就活で使わなくてOKです。
その②:笑顔&ハキハキ話すことを意識する
ぶっちゃけ、これが1番重要。
たとえば、以下の2人の就活生がいた場合、どちらの方が好印象ですか?
同じことを話す場合です
・就活生A:真顔で小さな声で話す
・就活生B:笑顔でハキハキと話す
いうまでもなく、、、後者の「就活生B」の方が印象は良さそうですよね。
そして、このあたりはやろうと思えば今日からできるので、絶対にやるべき。
人事の方に、合格率を上げるために言われたこと
現在の僕は長期インターンをしているのですが、下記のことを言われました。
少しビックリかもですが、大切なことは『最初で勝負が決まること』ですね。
なので、最初の「第1印象」が重要でして、それが清潔感と雰囲気です。
早期選考だけでなく、就活において大切な考え方
これは僕の人生のテーマでもあることです。
早期選考が終わった後も、活用くださいませ。
就活において大切な考え方
たとえば[インターンに参加しない]よりも[インターンに参加した方がいい]ですよね。また[Webテストの勉強をしない]よりも[Webテストの勉強をした方がいい]ですよね。
ハイパーシンプルかもですが、この考え方を1つ持っておくだけで「これもやっておこう」とか「もう少しだけがんばろう」といったような、就活のモチベーションが上がるんですよね。
なので、早期選考に限らずですが『〇〇よりも、〇〇の方がいいよね』という考えを持っておけば、自然と何事もうまくいきやすいんじゃないかなと思います。
早期選考での内定率や合格率について、就活生からよくある質問
最後に、早期選考についての質問です。
- 落ちたら、受け直してもいいの?
- 受かった場合、就活終了しても?
- 早期選考と本選考の違いってなに?
- 内定の保留はいつまで、できるの?
- 早期選考に落ちる確率とかわかる?
こちらの5つの質問ですね。
というわけで、1つずつ回答をしていきます。
質問①:落ちたら、受け直してもいいの?
結論、もう1度チャレンジしてもOK。
むしろ、再チャレンジした方がいいかもです。
本選考に再応募しない負のループ
本選考に再応募しない負のループ
①:早期選考や本選考に落ちた
②:もう1度だけ再応募するか迷う
③:あまり本選考に集中ができない
④:書類や面接の対策ができなくなる
こういった感じで、デメリットの方が多いですからね。
なので、少しでもチャレンジしたい気持ちがあるなら、絶対に再応募すべき。
ちなみに、落ちた企業に再応募するときのポイントについて【もう1度】早期選考に落ちた企業の本選考に『再応募』してもOKという記事で解説しているので、そちらを参考にどうぞ。
質問②:受かった場合、就活終了しても?
もちろん、就活を終了しても問題なしです。
実際、この記事を書いている僕も早期選考で受かった瞬間、就活終了しました。
就活を終了するときのポイント
これに尽きるかなと思います。
というのも、早期選考で就活を終了すると、後悔が残る可能性があるから。
解決策:企業選びの軸を作る
たつつぶ:企業選びの優先順位シート
- 年収(副業OKかも重要)
- ワークライフバランス(残業時間)
- 働きやすさ(リモートワークなど)
- 勤務地(転勤などがあるかどうか)
- 企業の知名度(リスクヘッジです)
- 福利厚生(家賃補助や住宅の手当)
こちらは僕が早期選考を受けつつ、そして早期内定をゲットしてから、使っていた『企業選びの優先順位シート』です。それぞれ「5点満点」で付けていました。
どうしても、早期選考で内定をもらうと、感情的に就活を終了したい欲が出ますからね。なので、絶対に後悔しないように、自分自身が100%満足のいく『企業選びの優先順位シート』を作っていました。
質問③:早期選考と本選考の違いってなに?
結論は「時期」が違うだけですね。
早期選考のスケジュール
早期選考のスケジュール
本選考のスケジュール
本選考のスケジュール
そのため、それぞれの違いは『選考を実施する時期』ですね。
※もちろん、細かい違いはあるかもですが、気にする必要はないなと思います。
質問④:内定の保留はいつまで、できるの?
結論は、下記のとおり。
とはいえ、早期選考が終わった段階で「この企業へ就職する」とハッキリ決められる人って、わりと少ないですよね。そのため『内定保留の期間を伸ばしてもらうこと』が大切。
なお、このあたりの内定保留の期間を伸ばしてもらうときのポイントや企業へ送るメールについては早期選考は『内定辞退』をしてもOK【いつまで内定を保留できるか】をどうぞ。
質問⑤:早期選考に落ちる確率とかわかる?
ハッキリとした[早期選考に落ちる確率]はわかりませんが[合格率や内定率のデータ]であれば見つかったので、少し共有しますね。
就活生の内定率のデータ
就職内定率 | |
2月1日時点 | 13.5% |
3月1日時点 | 22.6% |
4月1日時点 | 38.1% |
「早期選考:大学3年の10月〜3月くらい」「本選考:大学4年の4月からスタート」と仮定すると『3月1日時点で22.6%』なので、5人に1人が内定を持っている感じですね。
とはいえ、合格率とか内定率は、受けている業界や企業によってガラッと変わってくるので、目安程度でOKかなと思います。←気にしすぎると、プレッシャーになりますからね。
まとめ:早期選考の合格率と内定率を上げつつ、最終面接に挑戦セヨ
今回は『早期選考の合格率&内定率を上げる方法』をご紹介しました。
合格率と内定率を上げる手順
- 早期選考を受ける企業の数を増やす
- ガクチカと自己PRの精度を上げる
- Webテストの安定感をUPさせる
- 2次面接までは合格率を気にしない
- 最終面接で求められる要素を満たす
ちょっと多いですが、上記の手順を実践すれば、合格率と内定率は上がるはず。
※実際、僕も上記を実践して、早期選考で外資系の企業から内定をゲットした。
なお、合格率と内定率を上げるなら「エントリー数」を増やすのが近道ですよ。
そして、そのエントリー数を増やすために『逆求人サイト』を使うのが効率的。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
これは僕に限らず、早期選考で内定を取った友達も『dodaキャンパス』『オファーボックス』『キミスカ』の3つに登録していたので、早期内定を目指すなら、登録は必須ですよ。
というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。
今回は以上です。
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