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インターンシップ

早期選考は『内定辞退』をしてもOK【いつまで内定を保留できるか】

2022年12月29日

早期選考は『内定辞退』をしてもOK【いつまで内定を保留できるか】

 

悩む人
就活生です。先日に、早期選考を受けていた企業から内定をいただきました。ただ、第1志望の企業の面接がまだ終わっておらず、内定を保留している状態です。いつまでに内定辞退をするのがベストなのでしょうか?できれば、内定を保留しつつ、就活を進めたいです。

こんな疑問を解決します。

 

 記事の内容

・早期選考は『内定辞退』をしてもOK
・企業にメールをする前に、考えること
・「内定辞退&保留」をする時のメール

 

 記事の信頼性

たつつぶのプロフィール【経歴】

この記事を書いている僕は大学生です。早期選考で『外資系の企業』から内定をいただき、早めに就活が終わりました。

 

今回は『早期選考は、内定辞退+保留をしてもOK』というテーマで解説です。

なお、内定辞退と保留をしてもOKですが、その前に下記を考える必要あり。

 

 考えるべきこと4つ

  1. 内定辞退をしても、後悔しないのか
  2. 合理的に企業選びができているのか
  3. 今後、受ける企業の予定があるのか
  4. いつまで内定保留をしてくれそうか

 

上記のとおりですね。

というのも、内定辞退をしてしまうと、承諾とか保留ができなくなるから。

 

つまり、1度でも「内定が出たけど、承諾しません」と伝えると「やっぱり、取り消しをして、承諾をしてもいいですか?」が言えなくなるイメージです。

 

これだと、、、99.999%くらいの確率で後悔しちゃいますよね。

なので、企業に保留などのメールを送る前に、ゆっくりと考えてみるべき。

 

というわけで、本記事は『早期選考は、内定辞退+保留をしてもOK』というテーマで解説をしつつ「企業にメールをする前に、考えること」についてもご紹介していきますね。

 

では、いきましょうヽ(*^ω^*)ノ




早期選考は『内定辞退』をしてもOK【いつまで内定を保留できるか】

早期選考は『内定辞退』をしてもOK【いつまで内定を保留できるか】.

 

結論は、内定辞退をしても問題なしです。

 

早期選考を通して、就活全体での内定辞退率

 

[早期選考の内定辞退率]はデータとしてなかったのですが、その代わり[就活全体での内定辞退率]のデータがあったので、共有します。

 

引用:新卒採用における内定辞退率

引用:新卒採用における内定辞退率

 

こちらは『株式会社アールナイン』が出している「新卒採用における内定辞退率」でして、わりと確率は高めですよね。

 

そして、この数字を見てもらうとわかるとおり、早期選考に限らず、就活全体で内定辞退をする確率って、意外と高くて、当たり前だなと思います。

 

就活全体で、内定辞退率が増えている理由

 

1番は『オンライン面接(Web面接)』が一般的になったからだと思います。

というのも、これは「過去の就活」と「いまの就活」を比較すれば、わかるはず。

 

・過去の就活:地方とかだと、移動時間がハンパない。受ける企業が絞られる
・いまの就活:自宅にいつつ、就活ができる。複数の企業の選考を受けられる

 

上記のとおり。

なので、倍率も上がるかもですが、それとセットで内定辞退率も上がる感じ。

 

実例:早期選考で「内定辞退+保留」は当たり前

 

これは、僕の友達を例に出しますね。

 

 友人A

大手メーカーなどから、早期選考で内定を獲得。本選考が終わる期間まで保留をしてもらい、最終的には大手の金融系企業へと就職した。なので、大手メーカーは内定辞退をした。

 

 友人B

IT系をメインに、7社ほどの企業から内定を獲得。2社で悩んでいたので、残りの5社は内定辞退。悩んでいた期間は、内定を保留してもらいつつ、企業の本社へ足を運び検討した。

 

こんな感じでして、わりと当たり前ですよね。

とはいえ、早期選考の企業が第1志望なら、内定辞退+保留をする必要なし。

 

※なんせ、僕は早期選考で『外資系のIT企業』から内定をいただけたのですが、圧倒的な第1志望の企業だったので、考えることもなく、速攻で「承諾します」と話しましたからね。

 

早期選考で内定辞退&保留をしない、デメリットもある

 

「内定辞退をするか迷う…」と悩んでいると、デメリットがあるのも事実。

具体的には、下記の流れです。

 

内定辞退+保留をしないデメリット

内定辞退+保留をしないデメリット

 

  1. 早期選考で内定がもらえる
  2. 内定辞退をするかどうか迷う
  3. 採用担当者から電話が毎日くる
  4. 第1志望の本選考に集中できない

 

こういった感じで、本当に就職したい企業に力を入れられないイメージです。

これじゃあ、、、かなり悪循環ですよね。

 

 デメリットの先の未来

「第1志望の本選考に落ちる」

 

悲しき事実ですが、落ちるかなと思います。

そのため、行きたくない企業であれば、スッパリと内定辞退をするのがベスト。

 

※なお、この時点で「心を決めた」という人は、本記事の『早期選考で受けた企業に「内定辞退&保留」をするときに使うメール』を読みつつ、企業にメールをどうぞ(`・ω・´)

 

注意点:承諾後の内定辞退は、企業に迷惑をかける

 

これは就活をしているときに、心にグサッと刺さったエピソードです。

 

 心に刺さったエピソード

小さめな中小企業で、新卒として2名を採用した。新入社員のために、パソコンやデスクなどを準備していたけれど、入社日の直前に1名から内定辞退の連絡がきた。もう新卒採用は間に合わず、パソコンとデスクが無駄になった。

 

つまり、企業は「内定を出す」→「承諾の返事が届く」→「入社の準備をする」と進めているので、承諾後の内定辞退は迷惑をかけてしまうんですよね。

 

もちろん、大企業であれば『追加の新卒を採用する』or『準備した備品を他の社員へまわす』などができるかもですが、小さめな中小企業だと、それがダメージになる可能性ありです。

 

なので、承諾後の内定辞退は基本的にNGでして、するとしても「できるだけ早く連絡をすること」がハイパー大切ですよ。




早期選考で内定辞退をする前に、考えるべきこと4つ←注意点です

早期選考で内定辞退をする前に、考えるべきこと4つ←注意点です

 

結論、下記の4つは絶対に確認です。

 

  1. 内定辞退をしても、後悔しないのか
  2. 合理的に企業選びができているのか
  3. 今後、受ける企業の予定があるのか
  4. いつまで内定保留をしてくれそうか

 

では、順に説明していきますね。

 

その①:内定辞退をしても、後悔しないのか

 

ぶっちゃけ、ここが1番重要。

なぜなら、内定辞退をすると、もう承諾はできなくなるからですね。

 

つまり「やっぱ、取り消してください」が言えなくなるイメージです。

 

そのため、感情でメールとか電話をするのではなく、まずは『いま内定辞退をしても後悔しないか?』をゆっくりと考えつつ、そこから決めればOKです。

 

 おすすめ:周りに相談する

「家族・友達・恋人・先輩・後輩」

 

自分だけでうまく決められない場合は『自分以外の声』を聞くのがベスト。

※実際、客観的に考えてみると、意外とサクッと決まったりしますからね。

 

その②:合理的に企業選びができているのか

 

なんとなーく「内定辞退をしてもいいか…」と考えると、必ず後悔します。

なので『企業選びシート』などを使って、合理的に考えるといいかもです。

 

 企業選びシート

たつつぶ:企業選びの優先順位シート

たつつぶ:企業選びシート

 

  • 年収(副業OKかも重要)
  • ワークライフバランス(残業時間)
  • 働きやすさ(リモートワークなど)
  • 勤務地(転勤などがあるかどうか)
  • 企業の知名度(リスクヘッジです)
  • 福利厚生(家賃補助や住宅の手当)

 

こちらは僕が作っていた『企業選びシート』でして、それぞれ「5点満点」で付けており、企業ごとに合計点を出していました。

 

やっぱり、人間って感情で動いちゃう生き物なので、しっかりと数字にしてみつつ、合理的に企業選びができると、内定辞退をしやすいし、した後も後悔をする可能性が減るはずです。

 

なお、このあたりの企業選びの軸の作り方やポイントについては【妥協】就活は年収で決めると『後悔』する話【企業選びの優先順位】という記事で解説しているので、参考にどうぞ。

 

その③:今後、受ける企業の予定があるのか

 

1番おそろしいケースをご紹介です。

 

 1番おそろしいケース

「早期選考で受けた企業を内定辞退した。しかし、その後に受ける企業が決まっていない。結局、内定がない状態で就活が進んでいく。不安すぎて絶望」

 

これって最悪ですよね。

そのため、絶対に「今後に受ける企業の予定」を入れておくべきですよ。

 

たぶん、これって転職活動と似ていますよね。次の企業の内定が出てから、今の企業に辞表を出すはず。就活も同じで、内定辞退の前に、必ず「今後に受ける企業の予定」を入れるべき。

 

ちなみに、1社ずつエントリーをするのもOKですが、それとセットで「逆求人サイト」を使っておくと、自動で企業側からオファー(=スカウト)が届くので、かなり効率的ですよ。

 

 僕が使っていた就活サービス

dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった

 

実際、僕の友達は『オファーボックス』をメインに使っていて、大手のメーカーからオファーがきて、最終的に早期選考で内定をゲットしていましたからね。

>>オファーボックスに無料登録する

 

とはいえ、企業によって登録している逆求人サイトが違っていたりするので、就活の選択肢を広げたい人は『dodaキャンパス』『オファーボックス』『キミスカ』の3つに登録しておくのがベストかなと思います。

 

※僕も3つにフルで登録しつつ、幅広い業界+企業の早期選考を受けました。

 

その④:いつまで内定保留をしてくれそうか

 

次の章で具体的なメールはご紹介しますが、保留の方向が1番ベスト。

※繰り返しですが、内定辞退をすると、承諾はできなくなりますからね。

 

また「1つ内定を持っている」という安心感ってハンパないので、志望していない企業じゃなくても、1つ持っておく方が、早期選考が終わった後の本選考も安心して進められるはず。

 

 一般的に、いつまで待ってくれるのか

「目安:1週間から2週間ほど」

 

上記のとおり。

「期間が短くない?」と思うかもですが、恋愛に例えるとわかりやすいはず。

 

 恋愛に例えてみます

たとえば[面接]って「あなた→企業」に告白をする感じですよね。そして「企業→あなた」[内定]という形で両思いを確認するはず。なので[承諾]『あなた→企業』に「付き合いましょう」と話すステップなんですよね。そのため、できるだけ早く結果が欲しいはず。

 

僕自身、恋愛経験が少なすぎなので、ズレているかもですが、こんな感じです。

 

そのため、内定保留の目安としては『1週間から2週間ほど』ですね。

 

とはいえ、次の章でお話しする『内定辞退&保留をするときに使うメール』を使えば、もう少し保留の期間を延ばせる可能性ありなので、まずは実践してみてくださいませ。




早期選考で受けた企業に「内定辞退&保留」をするときに使うメール

早期選考で受けた企業に「内定辞退&保留」をするときに使うメール

 

企業へ送るメールのテンプレです。

※アレンジしつつ、参考にどうぞ(*・ω・)ノ

 

①:内定辞退をするときに使うメール

 

まずは、内定辞退の場合です。

 

〇〇株式会社
人事部 □□様

お世話になっております。
△△大学の××です。

この度は内定のご連絡をいただき
誠にありがとうございました。

このような嬉しいお知らせをいただき
大変恐縮ではございますが、
内定を辞退させていただきたく
ご連絡を差し上げました。

何度も面接などでお時間を
割いていただいたにも関わらず
このようなご連絡となってしまい
誠に申し訳ございません。

□□様をはじめ
皆様には、大変感謝しております。

末筆ながら
貴社のますますの発展をお祈りします。

================

△△大学 △△学部 4年
名前:×× ××
携帯:□□□-□□□□-□□□□
メール:〇〇〇〇〇@×××××

================

 

細かい理由を書いてもOKですが、最低限で問題ないかなと思います。

とはいえ、早期選考でかなりお世話になったなら、長めに書いても全然OK。

 

②:内定保留をするときに使うメール

 

お次は、内定保留の場合ですね。

 

〇〇株式会社
人事部 □□様

お世話になっております。
△△大学の××です。

この度は内定のご連絡をいただき
誠にありがとうございました。

承諾のお返事に関しては
○月○日まで
お待ちいただくことは可能でしょうか。

理由としては、他社の面接が
○月○日にあるため
そちらのお話を聞いてから
納得のいく決断をしたいからです。

内定をいただいたにも関わらず
誠に申し訳ございませんが、
ご了承のほど、よろしくお願いします。

================

△△大学 △△学部 4年
名前:×× ××
携帯:□□□-□□□□-□□□□
メール:〇〇〇〇〇@×××××

================

 

内定保留のメールで大切なことは『いつまで待ってほしいか』を伝えること。

※企業はいつまでも待ってくれないので、ハッキリとした日程を提示すべき。

 

そして「いつまで待ってほしいか」とセットで『なぜ保留する期間を延ばすのか』を伝えることですね。今回は、他社の面接を理由にしつつ、保留期間を延ばして欲しいと伝えました。

 

質問:「内定辞退&保留」の連絡は、メールと電話どっち?

 

結論、メールでOKです。

というのも、電話だと「引き止められる可能性」がハイパー高いからですね。

 

 例①:内定辞退の場合

「なんで内定辞退するの?」とか「直接話そうよ?」と言われる可能性あり

 

 例②:内定保留の場合

「受けている企業は?」とか「面接で話していたっけ?」と言われる可能性あり

 

上記のとおりで、電話だと相手のペースに持っていかれますからね。

そのため、基本的にメールでOKでして、内定保留なら電話でも最悪OK。

 

とはいえ、メールの良いところは「ゆっくりと文章を考えられる」&「直接ハッキリと言えないことも伝えられる」だと思います。

 

なので、僕のように『人と話すのが苦手』とか『うまく伝えられない』という人は、電話よりもメールで内定辞退や保留について話した方がいいかもです。




まとめ:早期選考は内定辞退+保留をしてもOK←いつまでか確認セヨ

まとめ:早期選考は内定辞退+保留をしてもOK←いつまでか確認セヨ

 

今回は『早期選考は、内定辞退+保留をしてもOK』について解説をしました。

 

 本記事のまとめ

・早期選考は、内定辞退+保留をしてもOKですし、わりと当たり前な話
・とはいえ、承諾後の内定辞退は迷惑がかかるので、できるだけ早くがマナー
・行きたくない企業なら速攻で内定辞退をしつつ、それ以外なら少し考えよう

 

こんな感じですかね。

 

繰り返しですが、内定辞退は1度すると、2度と承諾ができないので注意です。

※もちろん、企業によって承諾ができるケースもありますが、基本的にはNG。

 

そのため、今回ご紹介した『早期選考で内定辞退をする前に、考えるべきこと4つ』を読みつつ「内定辞退をする」or「内定保留をする」or「承諾をする」を決めてくださいませ。

 

というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。

今回は以上です。

 

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