こんな疑問を解決します。
記事の内容
・早期選考が受かりやすいは『嘘』です
・準備不足を、解消するための対策方法
・受かりやすい早期選考を見つけるコツ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。早期選考で『外資系の企業』から内定をいただき、早めに就活が終わりました。
今回は『早期選考が受かりやすいは嘘です』といったテーマで解説をします。
なお、先に結論を書いておきますね。
受かりやすいがウソな理由
- 周りの就活生のレベルが鬼高すぎる
- 準備不足で選考に落ちる確率が高い
- 本選考の方が、対策に時間を使える
- 早期選考の採用枠はあまり多くない
- 内定してからのイベントがメンドウ
上記のとおり。
なので、早期選考を受けても、受かりやすいとかはなくて、普通に落ちますよ。
そのため「早期選考=受かりやすい=楽勝で内定」とかは夢でして、しっかりと対策+準備をすれば、なんとか受かるかなといったレベル感です。
というわけで、本記事では『早期選考が受かりやすいは嘘です』といったテーマを深掘りしつつ、後半では「準備不足を、解消するための対策方法」についても解説していきますね。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(=゚ω゚)ノ
早期選考が受かりやすいは『嘘』です【原因:準備不足な話】
結論、早期選考が受かりやすいは嘘ですね。
「早期選考=受かりやすい」がウソな理由は5つ
理由としては、下記の5つ。
受かりやすいがウソな理由
- 周りの就活生のレベルが鬼高すぎる
- 準備不足で選考に落ちる確率が高い
- 本選考の方が、対策に時間を使える
- 早期選考の採用枠はあまり多くない
- 内定してからのイベントがメンドウ
冒頭でもお見せしたとおりですね。
※もちろん、優秀な人は準備不足でも、サクッと内定をゲットするかもです。
なので、しっかりと対策と準備に時間をかけられるなら、受けてもOKです。
ただ、少しでも自信がなかったり、準備に時間をかけられないなら、早期選考は受けずに「本選考でチャレンジする」という選択をした方が、志望企業の内定は出やすいはずですよ。
ちなみに、このあたりの「早期選考を受けるべきか?」については【就活】早期選考を『受けない』でもいい5つの理由【受けるべきか】で詳しく解説しているので、参考にどうぞ。
早期選考に受かる確率(合格率)をデータで公開
[早期選考 合格率]とググると、面白いデータが出てきたのでシェアします。
受かる確率(合格率)のデータ
就職内定率 | |
2月1日時点 | 13.5% |
3月1日時点 | 22.6% |
4月1日時点 | 38.1% |
こちらは『就職みらい研究所』が出している「就職内定率」のデータです。
この数字を見て「多い」or「少ない」というのは人によりけりですが、僕の体感としては『わりと少ないな』という印象です。つまり、早期選考が受かりやすいわけないですよね。
ちなみに、早期選考に内定する確率を上げる方法を【内定率】早期選考の合格率を上げる方法5つ【最終面接で早期内定】にてご紹介しています。内定を取りたい方はどうぞ。
ちょっとだけ悪口です
また、これは完全に僕の性格の悪さが出ちゃいますが、こういったアンケートって「内定を持っていない人」よりも「内定を持っている人」が積極的に答えているイメージなんですよね。
そのため、実際の数字としては、もう少し就職内定率は低いんじゃないかなと思います。なので、繰り返しですが『早期選考=受かりやすいは嘘』ですね。
実体験:完全な準備不足で、早期選考に落ちた話
僕も早期選考を受けて、落ちた経験ありです。
失敗談:準備不足で落ちた話
人生で初めての最終面接(早期選考)でした。なんとなーく受かるだろうなと思って、準備はザックリとだけした。その結果、面接中はうまく話せなくて絶望。お祈りメールすら来ない。
上記のとおり。
原因は完全な準備不足でしたが、とはいえ「数日くらいショック」でした。
ちなみに、早期選考に落ちたショックから立ち直った方法については【ショック】早期選考に落ちたら、やるべきこと【落ちる確率を減らす】でまとめています。予備知識みたいな感じでどうぞ。
大切なことは「受かりやすい」と思わないこと
ぶっちゃけ、これが1番大切ですね。
なぜなら「受かりやすい」と思うと、99%くらいの確率で準備不足になるから。
①:受かりやすいと思う場合
②:受かりにくいと思う場合
さて、上記の2つの場合、どちらの方が受かりやすいと思いますかね?
※面接を受ける就活生や面接官などの条件は、まったく同じだと仮定。
いうまでもなく、、、後者の「受かりにくいと思う場合」の方が、早期選考には受かりやすいですよね。なんせ、しっかりと準備とか対策に時間をかけているからですね。
なので、早期選考を受けるのであれば『受かりやすいと思わないこと』がハイパー重要ですよ。結局、人間は受かりやすいという気持ちがあると、それが油断になっちゃうので。
早期選考の準備不足を、解消するための5つの対策方法
これは「準備不足で早期選考に落ちた、過去の僕」へのメッセージです。
※下記の5つの対策方法を実践しておけば、準備不足は必ず解消されるはず。
準備不足を解消する対策方法
- 企業を受ける軸をしっかりとつくる
- 過去に聞かれた質問を再度分析する
- 志望動機や就活の軸などを作り込む
- 早期選考を受けるまでの背景を見る
- 業界研究や企業分析を必ずしておく
というわけで、順に解説をしていきます。
方法①:企業を受ける軸をしっかりとつくる
まずは、軸をしっかりと作るべしです。
というのも、軸がブレていると、下記のような準備不足が起こるから。
準備不足が起こる未来
もちろん、経験を積むことは大切ですが、あまりにもエントリーしまくると「1つの企業にかける対策や準備の時間」がなくなりますよね。
結果、過去の僕と同じように準備不足で落ちる可能性がグッと高まるので、まずは『企業を受ける軸』をしっかりと作りつつ、受ける企業を絞っていく作業がバグレベルに大切です。
例:僕の企業を受ける軸
・年収(副業OKかも重要)
・ワークライフバランス(残業時間)
・働きやすさ(リモートワークなど)
・勤務地(転勤などがあるかどうか)
・企業の知名度(リスクヘッジです)
・福利厚生(家賃補助や住宅の手当)
少し欲張りな軸かもですが、僕の場合は上記6つを軸にしていました。
※すべてを満たす企業を探すというよりは、優先順位を付けるイメージですね。
なお、このあたりの企業を受ける軸の作り方については【妥協】就活は年収で決めると『後悔』する話【企業選びの優先順位】という記事で解説しているので、読んでみてください。
方法②:過去に聞かれた質問を再度分析する
ぶっちゃけ、就活の面接で聞かれる質問は、ほとんど同じです。
例:面接で聞かれる質問
・学生時代に力を入れたことはなに?
・企業で活かせる自己PRはあるの?
・なんでうちの会社を受けているの?
上記のとおり。
おそらく、記事を読むあなたも1度は、聞かれたことがある質問ですよね。
つまり、裏を返せば「面接で聞かれた質問を分析」→「その質問の回答を考える」→「早期選考の面接で話す」をすれば、自然と受かりやすいはずですよね。
過去に聞かれた質問を分析する方法
早期選考で使える、振り返りシート
- 面接で質問された内容
- 面接時にした自分の回答
- 質問をした面接官の意図&理由
- 面接時にした回答で改善できる点
- ゆっくり考えた上でのベストな回答
こちらは僕が早期選考を受けまくっていたときに作っていた『振り返りシート』でして、上記の5つの項目を面接が終わったタイミングで書き込んでいました。
この振り返りシートを作ることで「あのときこうやって答えていればよかったのか」といったような、現時点でのベストな回答をゆっくりと考えられるので、次の面接で同じ質問が来たときは、サクッと回答できますからね。
就活サイトでも質問の分析が可能
こちらは『ワンキャリア』という就活サイトでして、無料登録をしておけば、就活を経験した人が面接を受けたときに「聞かれた質問」をチェックできますよ。
また、過去の質問をチェックできるだけでなく『ワンキャリア』でも早期選考にエントリーができたりするので、就活を進めていく上で登録しておいて損はない就活サイトですね。
方法③:志望動機や就活の軸などを作り込む
早期選考では「企業への熱意」が超大切です。
もっと言うと『自分はその企業じゃないとダメです』みたいなイメージですね。
とはいえ、いきなりレベルの高い志望動機や就活の軸を作るのは無理ゲーなので、まずは1つずつ分解をしつつ、作っていけばOKです。
就活の軸を分解してみる
上記のとおり。
ちなみに「業種・業界・職種」の違いは、以下の画像を参考にどうぞ。
早期選考:業種・業界・職種の違い
- 業種:メーカー・金融・サービス
- 業界:銀行や保険など←金融の場合
- 職種:人事職・営業職・事務職など
つまり、最初から就活の軸を作るのではなくて「業種から就活の軸を作る」「業界から就活の軸を作る」「職種から就活の軸を作る」といった感じで、分解して作るイメージですね。
業種・業界・職種で就活の軸を作る
〈業種:金融〉
お金という側面から、安心感を与えたい
〈業界:銀行〉
生活の当たり前を支える仕事がしたい
〈職種:事務職←窓口での対応〉
常に人の生活に寄り添う人間でありたい
こんな感じでOKです。
※もちろん、正解はないですよ(`・ω・´)
ちなみに、就活の軸の詳しい作り方については、下記で解説をしています。
>>【何個】就活の軸は3つの考え方が大切【面接で人を喜ばせる書き方】
方法④:早期選考を受けるまでの背景を見る
「どういったきっかけで、早期選考を受けることになったのか?」ですね。
※『インターンから受ける場合』と『エントリーして受ける場合』で解説。
①:インターンから受ける場合
インターンシップに参加した後に、早期選考の面接を受けるイメージ。ここでは「インターンシップの感想」や「インターンシップ前後での企業の印象」などが、よく聞かれますね。
②:エントリーして受ける場合
インターンシップには参加せず、早期選考にエントリーして面接を受ける場合。この場合は「なぜエントリーしようと思ったのか?」とか「他に受けている企業」などが聞かれますね。
こんな感じで、同じ早期選考の面接でも、聞かれることは違いますからね。
これは早期選考に限らずですが、今後の就活でも、少しだけ未来を予想しつつ、常に「どういった準備が必要か?」を考えて就活を進めた方が、シンプルに受かりやすいと思います。
方法⑤:業界研究や企業分析を必ずしておく
最後は、分析への準備です。
とはいえ、業界研究や企業分析はキリがないので、ザックリとでOKです。
早期選考を受ける前に調べること
- 企業のビジョン・ミッション
- 事業内容(ビジネスモデル)
- 企業の強みと弱み(改善ポイント)
- 競合他社との、強み+弱みで比較
- 自分がその企業を志望している理由
最低でも、上記の5つの項目は面接前に調べておいた方が受かりやすいですよ。
※こちらは僕も面接の前日に調べていた項目で、面接の通過率は上がりました。
なお、調べ方は簡単で[企業名 ミッション]とか[企業名 強み][企業名 競合他社]などでググれば、情報がザクザクと出てきますからね。
あとは、会社の説明会が見放題の『JOBTV』などの就活サービスも活用してみるのもあり。無料で使えるので、業界研究や企業分析のサポートになるはず。
補足:早期選考は「準備不足と思わないか」が重要
早期選考を受けるときだけじゃなく、今後の就活でも意識すべきことは、面接を受ける前に、次のことを心の底から思えるかどうかです。
すごく精神論っぽい話になりますが、簡単に言えば『もうやり切った状態』ですかね。つまり、とことん準備とか対策に時間をかけて、もうやれることはないみたいなイメージです。
実際、僕自身が『準備不足で落ちた面接』と『わりと準備して受かった面接』を比べたときに、圧倒的に後者の場合は「もうこれで落ちても後悔はない」と思えていたんですよね。
なので、早期選考って8割くらいが準備で決まると思います。準備不足なら落ちるし、しっかりと準備をしておけば、受かりやすいはず。まずは、準備しまくることが大切かもですね。
受かりやすい早期選考を見つける裏ワザ【準備不足を減らす】
最後は、完全におまけです。
- 逆求人(オファー)のサイトを使う
- エージェントから、紹介してもらう
- 企業が主催するイベントに参加する
上記の3つを実践すれば、わりと受かりやすい早期選考を見つけられるはず。
では、順に説明していきますね。
その①:逆求人(オファー)のサイトを使う
まずは、逆求人サイトですね。
※逆求人サイトとは、企業からスカウトが届く就活サービスのことです。
なぜ逆求人サイトで、受かりやすい早期選考を見つけられるのかと言うと、企業側は「あなたがうちの会社に合う」と思ってスカウトを送っているからですね。
なので、前提としてあっち側(企業側)があなたに興味を持っているわけなので、シンプルに早期選考に受かりやすいかなと思います。
実際、僕の友達も『オファーボックス』という逆求人サイトを使って、早期選考で大手企業から内定をゲットしていましたからね。使っておいて、損はない就活サービスですよね。
ちなみに『オファーボックス』以外にも、無料で使える逆求人サイトは多数ありまして、3つほどご紹介しておきますね。←僕は3つすべてに登録して、スカウトをめっちゃもらった。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
ぶっちゃけ『dodaキャンパス』『オファーボックス』『キミスカ』の3つに登録しつつ、プロフィールなどを入力しておけば、企業側から早期選考の案内が届き始めるはず。
その②:エージェントから、紹介してもらう
就活エージェントも、わりとおすすめ。
理由はシンプルで、次のメリットがあるから。
エージェントを使うメリット
- 早期選考の情報を教えてもらえる
- 自己分析などを深掘りしてもらえる
- 面接対策なども一緒にしてもらえる
受かりやすいというよりも「受かる確率を一緒に上げてもらえる」の方が強いかもですね。なんせ、就活のサポートもしてくれますので。
実際、僕も就活エージェント的なやつで早期選考を紹介してもらいまして、具体的な企業名は言えないですが、下記のイメージでした。
早期選考を紹介してもらった企業
・A社:フルリモートのIT企業。ワークライフバランスが神レベルだった
・B社:大手メディアを運営するIT企業。ベンチャーっぽさが強かった
とくに「A社」は、人事の方や社員の方々がいい感じでして、最終面接(役員面接)まで進みましたが、志望企業からの内定が出たので辞退しました。
なので「あなたに合った企業を教えてもらえる」&「就活のサポートをしてもらえる」という点で、就活エージェントを使ってみるのもありかなと思います。
ちなみに、就活エージェントは怪しい会社もあるので、大手企業の[レバレジーズ]が運営している『キャリアチケット』が信頼性バツグンですね。
その③:企業が主催するイベントに参加する
たとえば『キミスカ』などのサービスであれば、次の流れで進みますね。
※具体的には『キミスカ』で実施されている「キミスカ主催イベント」です。
キミスカ主催イベントの流れ
- 参加企業が自社の魅力をPRする
- 就活生が「気になる企業」を選ぶ
- 学生同士でグループワークをする
- 企業が「気になった学生」を選ぶ
- 就活生と企業で面談や座談会をする
上記のとおりですね。
限られた数の企業と交流できるので、より詳しく企業について知れるはず。
また、無料+履歴書などは不要なので、わりと気軽に参加できますよね。
まとめ:早期選考が受かりやすいは嘘←準備不足で落ちる人が多い
今回は『早期選考が受かりやすいは嘘です』といったテーマで解説をしました。
本記事の結論
上記のとおり。
実際、僕もしっかりと準備をして、早期選考で内定をゲットしましたからね。
ちなみに、より受かりやすい早期選考の探し方は、次の3つがおすすめ。
受かりやすい早期選考の探し方
・dodaキャンパス:企業からスカウトがもらえる。大手のベネッセが運営
・キャリアチケット:エージェント。受かりやすい企業の情報なども聞ける
・キミスカ:定期的に就活イベントが開催されている。履歴書などは不要
中でも、大手企業の[ベネッセ]が運営している『dodaキャンパス』であれば、企業側が「あなたに興味」を持ってスカウトを送ってきてくれるので、わりと受かりやすいはずですよ。
実際、僕の友達も『dodaキャンパス』などの逆求人サイトをうまく使いつつ、早期選考で大手企業から内定をゲットしていたので、信頼性バツグンです。
というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。
今回は以上です。
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