こんな疑問を解決します。
記事の内容
・ガクチカで、成果がないのは当たり前
・成果がない人の書き方+考え方のコツ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は新卒1年目のサラリーマンです。就活をがんばりまして、外資系の企業で働けています。
今回は『ガクチカで成果がないのは当たり前』というテーマで解説です。
先に結論を書きます
上記のとおり。
周りの就活生がスゴい(強い)ガクチカだったとしても、フル無視でOKです。
とはいえ「本当に成果がないけど大丈夫?」とか「結果がない場合、ガクチカをどうすれば?」と悩む人が多いので、このあたりについて書いていきますね。
では、いきましょうヽ(=´▽`=)ノ
ガクチカで『成果がない』のは当たり前【研究など結果がない】
結論、成果がないのは当たり前ですよ。
よく就活生がイメージする、成果のあるガクチカ
昔の僕もそうだったんですが、下記のようなガクチカをイメージしていました。
・部活動で1位になったエピソード
・カフェの売上を20%アップさせた経験
・バイトで新メニューを5つ考案した話
ぶっちゃけ、、、こういった経験を持っている人は少ないですよね。
※実際、僕もバイトしかしていなかったので、こういった経験はゼロでした。
ただ、アルバイトをやりまくっていた僕でも、普通にガクチカを作りつつ、就活を成功させられたので、上記のようなスゴい(強い)ガクチカはなくても全然OKです (`・ω・´)
大切:成果がない人は「結果」から考えてみる
これが1番の解決策かなと思います。
とはいえ「成果」と「結果」のそれぞれの違いについて、解説しておきますね。
成果と結果の違い
・成果とは:「目標」を立てつつ行動して、そこから得られた結果
・結果とは:「目標」などはあまり関係なく、行動して得られた結果
上記のとおりです。
簡単に言うなら「最初に目標を立てたかどうか」といったところですね。
それぞれの違いの例文
[大学受験]がわかりやすいですね。たとえば「早稲田大学」を目指して合格したら、それは成果です。一方で、なんとなく受験をして「早稲田大学」に合格したら、それは結果です。
おそらく、僕と同じように「ガクチカで成果がない…」と悩む人は『目標を立てつつ、何かを達成した経験がない状態』の人が多いんじゃないかなと思います。
なので、1つの解決策として、結果から考えてみるアプローチが最適かもです。
ガクチカで使えそうな、何かしらの結果を探す
大学生活の中で「成果がないけれど、結果はある経験」ってわりとあるはず。
僕の場合です
・大学受験に失敗してしまい、結果として「同志社大学」に合格した経験
・なんとなく始めてみたブログが、月間で「10万人」の人に読まれた経験
・目標もなく始めた塾講師だったけど、結果として「4人」を合格させた経験
こんな感じで、なんとなーくやっていて、それが「失敗」or「成功」した経験ですね。ぶっちゃけ、こういった結果をガクチカで話せばOKでして、成果がないのは当たり前ですからね。
実際、僕もなんとなく始めた『たつつぶ』というブログですが、ありがたいことに「月間で10万人以上の方に読んでいただけるブログ」になりました。これも成果じゃなく、結果です。
※なんせ、最初から「月間で10万人を目指そう」などの目標はゼロでしたからね。シンプルに行動して得られた結果なので、これは成果じゃないかもです。
例文:結果から生まれたガクチカを公開する
なお、僕も成果がないと悩んでいたので、結果のガクチカを共有します。
例文:結果から生まれたガクチカ
私が学生時代に頑張ったことは『ブログの運営』だ。学生時代、長期インターンシップの業務に携わる中で「マーケティングが学べるコンテンツを提供したい」という想いから、ブログを立ち上げた。しかし、初期は月間で5人ほどにしか読まれず絶望した。そこで、アクセスを集めているブログを閲覧し、人気なサイトに共通している箇所を自身のブログへと転用した。結果、月間で10万人の方に読んでいただけることができた。
ガクチカのイメージは、こんな感じです。
見てもらうとわかるとおり、目標とかはなく、結果としてのガクチカですよね。
ちなみに「マジで1つのネタがない…」という人は【何もない】ガクチカが本当にない就活生へ【今からできること】にて今日からできるネタ作りの方法や手順を解説していますよ。
就活をしながらでもガクチカは作っていけるので、今からネタをゲットしていくのがベストですね。なんせ『今日が1番若い日』ですからね。思い立った今日から始めていけばOKです。
面接官が知りたいのは「成果」じゃなく『過程』です
ここは就活が終わってから実感したことですが、別に面接官は「自分をあっと驚かせてくれるようなガクチカが知りたいぜ」というわけじゃないんですよね。
これは[就活生]と[面接官]の違いかもですね。具体的には、以下のとおり。
・就活生:「カフェの売上をアップさせました!」←どや (`・ω・´)
・面接官:「どのように売上をアップさせたのかな?」←ここが知りたい
こんな感じで、過程を重視しています。
なので、結局のところ「成果がない=問題なし」でして、過程が超重要ですね。
ちなみに、このあたりの「面接官が聞いてくる質問」については『絶対内定』という本がおすすめ。『絶対内定』には「面接で必ず聞かれる59の質問」が書かれているので、便利です。
シンプルに面接対策にもなるし、そして面接のイメージもしやすいと思います。
ガクチカで成果がない&結果がない人の、書き方+考え方のコツ
お次は、考えるときのコツですね。
- 個人プレーとチーム活動を分けない
- 失敗した結果のガクチカも問題ない
- 弱すぎるや当たり前のことなど無視
- エピソード内の反対意見を思い出す
- 成果でなく、結果のガクチカでOK
こちらの5つのコツを意識すれば、成果がない状態でも考えやすいはず。
では、順に説明していきますね。
コツ①:個人プレーとチーム活動を分けない
ガクチカを考えるときに[個人プレー]と[チームプレー]で分けちゃいがちですが、少しだけ視野を広げると、意外とガクチカのネタとなるエピソードが出てくるかもです。
・NGな例:個人としての活動は、自分だけのもの。個人プレー
・OKな例:個人としての活動の延長線上に、チームの結果があった
こんな感じでして「自分1人で何かをした」というより「自分がやった行動で、チームが1ミリでも変わった」という活動を思い出すのがポイントです。
具体例
アルバイト先で、辞めそうだった新人の人と1対1で話しをした。その結果、その人は今も辞めずに働いてくれている。
上記のエピソードって「個人:相手と話す」ですが『チーム:バイト全体で辞める人が減った』わけですよね。これは、チームとして大きな成果だと思います。
こういったように『自分が行動したことで、チームとして結果的に変わったこと』を思い出してみると、ガクチカのネタになりそうなことが2つくらい出てくる可能性が高めです。
コツ②:失敗した結果のガクチカも問題ない
「うまくいった話=ガクチカ」と考えがちですが、失敗した経験でもOKです。
※というか、、、人生で失敗したことのない人のほうが少ないですからね。
例:僕の失敗
・大学受験に2回失敗した
・アルバイトを15回くらい辞めた
・人と話すのが苦手で、常にぼっち
とはいえ、就活では失敗経験である[大学受験]のエピソードを面接で話したりしていましたね。なので、失敗した経験でも問題なし。
失敗経験を話すポイント
- なぜ失敗してしまったのか
- どのように対策をしていくのか
- 失敗した時、どんな気持ちだったか
このあたりをハッキリさせておくと、成果がないガクチカも説得力が出るはず。
コツ③:弱すぎるや当たり前のことなど無視
これは周りと比較しちゃうことが原因ですが、ガクチカの経験で「強い」or「弱い」などはそもそもないので、あまり気にしなくてOK。
よくある、強いと思うガクチカ
・部活動で1位になったエピソード
・カフェの売上を20%アップさせた経験
・バイトで新メニューを5つ考案した話
繰り返しですが、上記のような経験は不要。
そのため、周りの就活生をあまり比較せず、話したいエピソードを話せばOK。
コツ④:エピソード内の反対意見を思い出す
反対意見こそ、ガクチカでは最強のスパイス。
下記のエピソードを思い出せると最高ですね。
上記のとおり。
というのも、反対意見をもらったことは、ガクチカではよく聞かれるから。
例文:面接官からの質問
あなたが〇〇の活動をしたとき、誰かから反対意見などはもらいましたか?その反対意見をもらって、あなたはどうしましたか?
なので、今までの大学生活を振り返る中で、反対意見をもらったときをチェックです。きっとそこには、あなたの考えとか行動が詰まっているはずなので。
コツ⑤:成果でなく、結果のガクチカでOK
成果があればそれに越したことはないですが、成果がないなら、結果でもOK。
※補足:成果と結果の違いは「最初に目標を立てたかどうか」でしたね。
僕の場合です
・大学受験に失敗してしまい、結果として「同志社大学」に合格した経験
・なんとなく始めてみたブログが、月間で「10万人」の人に読まれた経験
・目標もなく始めた塾講師だったけど、結果として「4人」を合格させた経験
基本的に、僕は目標を立てるのが苦手です。なので、まずは行動しつつ、そこで得られた結果をガクチカではよく話していました。
たぶん、僕と同じように今の大学生は「目標+行動」ができる人は少ないんじゃないかなと思うので、それなら『なんとなく行動して得られた結果』をベースに、ガクチカの作るのが神。
補足:成果がないなら、ガクチカ用に作るのもあり
ちょっと補足です。
もし、マジでガクチカのネタがないなら、今から作っていくのもありですよ。
おすすめのネタ作りの方法
- ユニークなアルバイトを探してみる
- 3年から長期インターンに参加する
- 資格を取りつつ、個人の活動で使う
- 面白い就活ブログを立ち上げてみる
- 複数のボランティア活動に参加する
こちらの5つがおすすめでして、僕も3年からガクチカを作りました。
>>参考:【作り方】面白いガクチカを3年から作る方法【おすすめの強いネタ】
今持っているエピソードでは「成果がない」とか「結果がない」と悩んでしまうのであれば、今回の経験では最初から目標を立てて、成果をゲットしにいくのも就活の戦略としてはあり。
まとめ:ガクチカで成果がない&結果がないのは、当たり前のこと
今回は『ガクチカで成果がないのは当たり前』というテーマで解説をしました。
成果がない人向けの考え方のコツ
- 個人プレーとチーム活動を分けない
- 失敗した結果のガクチカも問題ない
- 弱すぎるや当たり前のことなど無視
- エピソード内の反対意見を思い出す
- 成果でなく、結果のガクチカでOK
このあたりをベースに考えれば、成果がない状況でも、ガクチカで話せるような結果があるエピソードを思い出せるかなと思います。
就活って、周りの就活生と比較しちゃいがちですが、基本的に「あなた」と「面接官」の対話ですからね。周りはフル無視でもOKです。
あなたはあなたのペースで進めつつ、無理のない範囲で就活を進めましょう。
というわけで、今回は以上です。
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