こんな疑問を解決します。
記事の内容
・浪人生は大学のレベルを上げるべき
・自分に合った志望校を見つける方法
・浪人生が偏差値を上げる3つのコツ
記事の信頼性
僕は1年間の浪人をしつつ、同志社大学に合格しました。その経験を活かしつつ、2年ほど塾講師として働きました。
今回は『浪人生は目指す大学のレベルを上げるべき』というテーマで解説です。
というのも、この記事を書いている僕も浪人中に悩みまくっていたからですね。
当時の僕の悩み
上記のとおりです。
なので、本記事は「浪人生だった頃の僕」へ向けて記事を書いてみました。
後半部分では「自分に合った志望校を見つける方法」や「浪人生が偏差値を上げるコツ」もご紹介しているので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
では、行きましょう(=゚ω゚)ノ
浪人生は目指す大学のレベルを上げるべき【志望校を変える】
結論は、志望校を上げるべきです。
浪人したら、志望校のレベルを上げるべき理由
それは『勉強の努力量が変わるから』ですね。
なぜなら、基本的に「目指す大学のレベルが高い=勉強量が必要」ですからね。
志望校を上げるイメージ
つまり、現役時で「関関同立」に落ちた場合、浪人時は『早慶』を目指す感じ。
※偏差値をベースにした志望校のお話です。
真実:浪人生はワンランク下の大学に合格する人が多い
これは「僕も含めた浪人あるある」です。
実際、目指していた大学のワンランク下の大学へ進んでいる人が多いですね。
僕と友達の例
・僕:早稲田を目指す→同志社へ進む
・友達A:阪大を目指す→同志社へ進む
・友達B:慶應を目指す→同志社へ進む
※大学の序列は人によって考え方が変わってきます。あくまで僕個人の考えです。
ザッと、こんな感じですかね。
だからこそ、目指す大学があるなら『浪人生は志望校のレベルを上げるべき』でして、最終的にはワンランク下の大学へと落ち着くイメージがありますね。
人間って「ゴールを目指す」と手前くらいで止まってしまうので『ゴールの1歩進んだくらいを目指す』と、最初に目標としていた地点へ到着できる感じです。
なので、これは受験勉強も同じでして「関関同立を目指す」なら『早慶レベル』の勉強時間や勉強量をやっておかないと、目標とすべき関関同立には合格できないといったイメージです。
実体験:目指す大学のレベルを上げつつ、合格した話
実際、僕も志望校のレベルを上げました。
そして、ワンランク上げたことで『同志社大学』へ合格することができました。
ちなみに、現役時代と浪人時代の「目指していた大学と考え方」は次のとおり。
現役時代の僕
浪人時の僕
※早稲田は落ちました。悲しき事実です。
上記のとおり。
「関関同立」を目指していたら、同志社へ合格できていなかったはずです。
もちろん、結果論かもですが「人はゴールを目指すと1歩前くらいで止まる」という考え方は大切かなと思っていて、何事も目標などは『1つ上のレベル』を目指しています(*・ω・)ノ
理由はシンプルでして「スケジュールを立てられていない=成績が思うように伸びない」からですね。
なので、まだスケジュールを立てられていない浪人生は【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】などを読みつつ、ザックリとでOKなので、勉強計画を立てるべしです。
「志望校を上げる=成績が上がる」わけではない
当然っちゃ当然ですが事実です。
「成績が上がる浪人生とそうでない浪人生の割合」をご紹介しておきますね。
割合は『2:6:2の法則』です
人間のグループは『2:6:2』の比率で分けられると言われています。
・2割:現役時の悔しさをバネにしつつ、鬼勉強。成績もグンっと伸びる。
・6割:現役時と勉強の時間はあまり変わらない。つまり、成績も伸びない。
・2割:現役時よりも勉強をしなくなる。伸びないというか、むしろ下がる。
こういった感じですね。
数はザックリと分けた割合ですが、わりと合っているかなという印象です。
なお、浪人生の成績が伸びない理由については【なぜ】浪人生の成績が伸びない5つの理由【秋から伸びるは嘘】で詳しく解説しています。偏差値を上げたい浪人生は必読です。
浪人生が自分に合った目指す大学のレベルを見つける方法
それは『本音』で目指す大学を見つけること。
※意味不明かもなので、詳しく解説しますね。
偏差値のレベルは関係なしで、目指す大学を考えてみる
前提として「偏差値のレベル」や「学費」「大学までの距離」などの条件を無視しつつ、あなた自身が『〇〇大学へ行きたい』と思えるような目標とする大学を見つけることが大切です。
例:浪人生だった頃の僕の場合
こういった感じで、志望校を決めました。
とはいえ、なぜ「偏差値のレベル」などの条件を無視すべきかと言うと『本音で目指す大学』を決めなければ、浪人中のモチベを維持できないからですね。
なので、5分ほどでOKなので「自分が本当に行きたい大学はどこかな?」と考えつつ、本音で志望校を見つけてみてください(*・ω・)ノ
浪人中の志望校に関して、周りの声はフル無視でOK
たとえば、偏差値をベースに考えたとき、下記の意見が来るかもです。
※浪人前の偏差値が「50」だと仮定します。
偏差値70の大学を志望した場合
偏差値30の大学を志望した場合
上記のとおりでして、結局のところ「何かしらの声」が飛んできます。
もちろん、そういった声は『あなたのため』に言ってくれる場合が多いです。
しかし、浪人中は自分軸を持ちつつ、物事を決めていくことが重要です。
※僕の場合は自宅で浪人をしていたこともあり、すべて自分で決めていました。
とはいえ、どうしても頼りたい場合は「あなたのことを応援してくれる人」に相談してみるのがベストですね。家族でもいいし友達でもOK。なんせ『応援してくれる人』が大切です。
浪人生の質問:いつまでに志望校を上げるべき?
結論は「今すぐに決めておくべき」です。
なぜなら、いつまでにとかで悩んでいる間にも時間は進んでいきますからね。
具体例です
- 浪人生A:4月から志望校を上げた
- 浪人生B:7月から志望校を上げた
上記の浪人生がいた場合、どちらの方が合格へと近そうですかね?
※学力や環境など「全く同じ2人の浪人生」という設定です。
いうまでもなく、、、後者の浪人生Bですね。
『思い立ったが吉日』です。
まずは「今すぐに志望校を決めるべき」でして、いつまでにと悩む必要はなし。
浪人中に大学のレベルを下げるのは、おすすめしない
バグレベルに重要です。
理由は1つレベルを下げてしまうと、何度も下げることになってしまうから。
僕の友達の例(現役時代です)
・最初:関関同立へ行けたらいいな
・終盤:近畿大学へ行けたらいいな
→その結果:上記以外の大学へ行った
もちろん、友達を批判するわけじゃないです。
しかし、1つ目指す大学のレベルを下げてしまうと、シンプルに楽になります。
上記のとおり。
人間は「楽をしたい生き物」ですからね。
1度でも『大学のレベルを下げる』という楽を知ってしまうと、何度も同じように志望校を下げる癖がついてしまいます。なので、ここはバグレベルに注意が必要なところです。
浪人生が志望校へ合格するために、偏差値のレベルを上げるコツ
最後は、偏差値を上げるコツです。
- できる勉強は全て実践してみる
- 志望校と今のレベルの差を確認する
- 他の浪人生より勉強に時間をかける
こちらの3つですね。
では、順に説明していきます。
コツ①:できる勉強は全て実践してみる
「できることは全てやりましょう」です。
とくに、勉強のやり方とかもそうですね。
浪人時に悩んでいたこと
・参考書:おすすめの参考書は〇〇と△△だけ。それ以外は不要です。
・塾講師のサイト:たくさんの参考書を買いましょう。数こそが正義です。
・塾が運営する動画:少ない参考書で何度も同じことを復習するのが大切。
こんな感じで、まさに『十人十色』でした。
しかし、勉強のやり方が合っているかは「人による」ところが大きいですよね。
そのため、浪人中は色々な方法を試してみつつ、あなた自身で「この勉強方法が自分にとって最適だな」というものを見つけてみるべし。
>>参考:【合格】浪人生の勉強法は5ステップある【おすすめの勉強場所あり】
コツ②:志望校と今のレベルの差を確認する
これが1番大切ですね。
というのも、受験勉強はパズルのピースを埋めていく作業ですからね。
受験勉強のイメージ
浪人生:受験勉強のイメージ
「わからないこと」→「わかること」へと移動させていくイメージですね。
つまり、ここで大切なことは『自分がわからないことを知ること』です。
具体的な勉強のステップ
- 過去問などで今の学力を確認する
- 志望校に必要なレベルを調べる
- レベルの差を埋める勉強をする
上記の3ステップのみです。
定期的に赤本などで「現在地」を確認しつつ『志望校までの距離』をチェック。
目指す大学の試験当日まで「できるだけわからないところ」を減らしつつ、わかるところを増やしていくゲームみたいな感じですね。
コツ③:他の浪人生より勉強に時間をかける
個人的に、大学受験の勉強は「質よりも圧倒的な量」だと思っています。
※もちろん、勉強のやり方や効率、集中力などの質も大切ですけどね。
浪人生の勉強時間の目安
超スパルタかもですね、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、これくらいの勉強量は必要かなと。
ただ、闇雲に時間をかけるのはNGです。
しっかり志望校を目指しつつ、常に走ることが大切ですよ、という意味です。
ちなみに、浪人生の平均的な勉強時間については【平均】浪人生の勉強時間はどれくらい?【早慶を目指した僕が解説】でご紹介しています。1つの目安程度にどうぞ。
おまけ:偏差値を上げると、浪人中の勉強が楽しくなる話
最後は、1つおまけ話です。
僕は1年間の浪人をしました。
そして、終わった後に感じたことがあります。
上記のとおり。
>>参考:【宅浪】浪人は苦しいけど『楽しい』です【ヒント:勉強が楽しすぎ】
実際、浪人生活が始まってからの初期は「勉強ツラすぎて絶望」みたいな感じでしたが、成績がUPするにつれて、わりと勉強が楽しくなってきたんですよね。
勉強が楽しいと神ループが発生する
勉強が楽しいからこその神ループ
- 勉強をしまくる
- 新しい発見が出てくる
- 自然と成績が伸びる
- 勉強が楽しいと感じる
こういった感じで、神ループが生まれます。
勉強が楽しくなれば自然と成績も上がるので「楽しい」という感情が大切です。
まとめ:浪人生は目指す大学のレベルを上げつつ、志望校へ合格セヨ
今回は『浪人生は大学のレベルを上げるべき』というテーマで解説しました。
本記事のまとめ
・浪人生は「勉強の努力量が変わる」ので、志望校のレベルを上げるべき話。
・多くの浪人生はワンランク下の大学へ合格しつつ、進学する場合が多め。
・「志望校を上げる=成績が上がる」わけではないから、鬼勉強は必須。
こんな感じですかね。
実際、浪人をして成績が上がるのは「全体の2割ほど」です。そして、目指す大学のレベルを上げつつ合格する浪人生は、さらにそこからグッと減るはずです。
志望校に合格したいなら、まずは『目指す大学のレベルを上げるべき』でして、そこを目指しつつ、浪人中は鬼勉強をすべしです。←ここが超大変です。
勉強をしつつ、後悔のない浪人生活をどうぞ。
今回は以上です。
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