こんな疑問を解決します。
記事の内容
・浪人生の勉強法は5ステップある
・浪人生が勉強法を実践するときのコツ
・浪人生におすすめな勉強場所を紹介
記事の信頼性
この記事を書いている僕は1年間の浪人をしました。その経験を活かして、2年ほど塾講師として働いた経験ありです。
今回は『浪人生の勉強法』を5ステップに分けつつ、解説していきますね。
先にネタバレをどうぞ
- 浪人生活中は常に勉強法を学習する
- 志望校の過去問や赤本を解いてみる
- 浪人生は、最初に基礎からやり直す
- 基礎ができたら、応用問題へと移る
- 応用が解けてきたら、過去問を解く
基本的な勉強法は、上記でOKです。
※この記事を書いている僕もこちらのステップで偏差値を30ほど上げました。
とはいえ「自分で勉強法などを考えるのが苦手…」という浪人生は『オンライン予備校』などを活用してみるのもありだと思います。
浪人生から人気の予備校
・個別指導塾Wam:プロ講師が授業を実施する。返金保証制度もあり安心
・坪田塾:「ビリギャル」の著者が塾長です。無料の説明会もあるのでどうぞ
・スタディサプリ:合格特訓コースが神。学習プランや勉強のアドバイスあり
それぞれについての詳しい解説は、上記の公式サイトを参考にどうぞ(*・ω・)ノ
※青色の文字(リンク化)しておいたので、公式サイトへジャンプできます。
というわけで今回は『浪人生の勉強法を5ステップ』で解説していきますね。
記事の後半部分では「勉強法を実践するときのコツ」や「浪人生におすすめな勉強場所」もセットでご紹介しているので、この記事を読みつつ、成績をマルっとUPさせていきましょう。
では、はじめていきますね( ^_^)/~~~
浪人生の勉強法は5ステップある【ヒント:基礎からやり直す】
冒頭でもお見せしましたが、次の5ステップ。
- 浪人生活中は常に勉強法を学習する
- 志望校の過去問や赤本を解いてみる
- 浪人生は、最初に基礎からやり直す
- 基礎ができたら、応用問題へと移る
- 応用が解けてきたら、過去問を解く
では、順に説明していきますね。
ステップ⓪:浪人生の勉強法を全体像で見てみる
まずは、全体像の把握です。
※ここをしっかりしないと「ゴールのないマラソン」を走ることになります。
ただ、勉強法の全体像はシンプルでして『基礎→応用→実践』といった順です。
例:基礎→応用→実践
・基礎:単語帳や文法書などを学習する
・応用:問題集や演習問題などを解く
・実践:赤本で志望校の過去問を解く
上記のとおりです。
そして、参考程度にこちらの勉強法を実践してからの、成績の伸び率も公開。
補足:ステップごとの成績の伸び方
浪人生:成績の伸び方
これは僕が浪人をしていたときの『成績の伸び方』でして、最初に「基礎からやり直す」を徹底したのですが、そこでグイッと成績を伸ばすことができました。
こういった感じでして、浪人生は『基礎→応用→実践』といった順で学習をすれば、自然と成績は伸びていきますからね。イメージするなら、1歩ずつ階段をのぼっていく感じですね。
もし、基礎を勉強しているのに成績が伸びないなら「何かしらの伸びない原因」があるかもです。このあたりについて【なぜ】浪人生の成績が伸びない5つの理由【秋から伸びるは嘘】で解説しているので、そちらを参考にどうぞ。
ステップ①:浪人生活中は常に勉強法を学習する
いわゆる「やり方を勉強する」感じです。
ちなみに、参考書でゴリゴリと学習していくなら、次のメディアがおすすめ。
こちらは『武田塾』が運営しているサービスでして、中でも「参考書の進め方」や「参考書のやり方」などを丁寧に解説してくれています。
僕は自宅で浪人をする宅浪のスタイルだったので、かなりお世話になりました。
※無料で勉強法などをチェックできるので、気になる浪人生は参考にどうぞ。
ステップ②:志望校の過去問や赤本を解いてみる
「いきなり解くの?」と思うかもですが『ゴールまでの距離の確認』です。
志望校への合格までの距離
基本的に受験勉強は「現在地→ゴール」までの間を埋めていく作業です。
※つまり「わからないこと」を『わかること』へと変えていくイメージですね。
とはいえ、最初は点数が取れないのが当たり前なので、丸付けをするときに絶望するかもです。ただ、100人中99人くらいの浪人生が絶望するので、避けては通れない道ですね。
実際、僕も最初は「偏差値が30台くらい」の時期に『早稲田大学の過去問』を解きまして、たぶん20%くらいしか解けていなかったと思います。←その20%も運で取れたやつです。
ステップ③:浪人生は、最初に基礎からやり直す
浪人生活は「基礎 of 基礎」です。
とにかく、最初に基礎からやり直すことで成績をグイッと伸ばすことが可能。
基礎からやり直して、成績を上げた例
浪人生:基礎からやり直すべき理由
先ほども少しお見せしましたが、こちらは「僕の浪人時の成績の推移」です。
見てもらうとわかるかもですが、基礎からやり直したことで伸びていますね。
そのため『急がば回れ』的な感じでして、まずは基礎からやり直すのがベスト。
ちなみに、基礎から始めるにあたり、おすすめの本をご紹介しておきますね。
※どの大学を受けるにしても必須な『英語』の参考書です。僕も愛用しました。
①:基礎的な単語を勉強する本
②:基礎的な文法を勉強する本
③:基礎的な読解を勉強する本
どれも基礎からやり直すには最適です。
僕も浪人して最初にお世話になった参考書なので、気になる本があればどうぞ。
ステップ④:基礎ができたら、応用問題へと移る
繰り返しですが、浪人生の勉強法には「次のステップ」が必要でしたね。
浪人生の勉強法:全体像です
- 基礎:単語帳や文法書などで学ぶ
- 応用:問題集や演習問題などを解く
- 実践:赤本で志望校の過去問を解く
『基礎→応用→実践』といった順ですね。
つまり、基礎学習が完了したら、次の応用学習へと進む必要があるわけです。
応用問題へ進むときのポイント
しっかりと「基礎学習が身についているか」を必ずチェックしましょう。
具体的には、ステップごとに『理解度テスト』をしてみるといいかもですね。
〈理解度テストの例〉
・基礎学習が終了→「日東駒専」や「産近甲龍」の過去問を解いてみる
・応用学習が終了→「MARCH」や「関関同立」の過去問を解いてみる
・実践学習が終了→「早稲田&慶応」や「国公立大学」の過去問を解いてみる
そして目安は『7割以上』で、それ以下なら「そのステップのやり直し」です。
※例:応用が終了して関関同立の過去問を解き、5割だったのでやり直した。
というのも、学習ができていない段階で次のステップへと進むと絶望します。
これじゃあ、、、勝てるわけないですよね。
つまり、勉強法も同じでして『基礎→応用→実践』といった順が大切です。
※ちなみに、基礎学習を終わった浪人生向けに、過去問も貼っておきますね。
基礎学習後の赤本:日東駒専レベル
日東駒専で1番有名な「日本大学」です。
もちろん、他の日東駒専でもOKですし、産近甲龍の過去問でも問題なしです。
ステップ⑤:応用が解けてきたら、過去問を解く
最後は、ゴリゴリ過去問を解くステップ。
過去問を解くときのコツ
・時間を決めつつ、問題を解く
・できること、できないことを分析する
・苦手分野を明日からの勉強法でなくす
上記のとおりです。
なお、浪人をするなら過去問の記録を残す『赤本ノート』を作るといいですね。
赤本ノートとは
こういった感じでして、ノートには「あなたの苦手な箇所」が載っている感じ。
>>参考:【自作】赤本ノートの作り方と使い方を元塾講師が徹底解説
つまり、そのノートを見返すことにより、自然と苦手が解消されていきますね。
浪人生が勉強法を実践するときの6つのコツを解説
勉強法のコツも浪人経験者の僕が解説です。
- 参考書を終えるごとに復習をする
- 基礎からやり直すことに時間を使う
- 浪人生の勉強法に確実な正解はない
- 志望校の過去問で問題の傾向を学ぶ
- 1年間の勉強スケジュールを立てる
- 英語などの科目ごとに比率を変える
1つずつ順に解説をしていきますね。
コツ①:参考書を終えるごとに復習をする
これはよくある浪人生の勘違いです。
浪人生の勘違い
昔の僕も同じ勘違いをしていました。
しかし、大切な考え方は次のとおりです。
浪人生が持つべき考え方
上記のとおり。
復習の流れも簡単にご紹介しておきますね。
- 参考書Aを勉強する
- 参考書Aの勉強が終わる
- 次に参考書Bを勉強し始める
- 参考書Bをやりつつ参考書Aもやる
こんな感じの流れでして、常に『前の参考書を復習する』というイメージです。
この勉強法を実践することで、学習した内容をガッツリと定着させられますよ。
コツ②:基礎からやり直すことに時間を使う
何度も言ってしまい、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、それくらい浪人生の勉強法の根本にあるのは『基礎学習』です。
基礎を学べるサービス
〈スタディサプリの特徴〉
・14日間の無料体験が神すぎる
・シンプルに月額の料金が安い
・プロ講師の授業がわかりやすい
・講座の動画本数がかなり多くて安心
・スマホなどでサクッと勉強ができる
僕も浪人中は『スタディサプリ』にお世話になりまして、神サービスです。
基礎の部分は参考書などを見ても頭に入ってきにくかったりするので、サクッと動画でプロ講師から授業を受けられるのは、浪人生にといって嬉しいですよね。
ちなみに、スタディサプリについての詳しい解説は【無料体験】スタディサプリのメリットとデメリット【評判+口コミ】でしているので、さらに詳しく知りたい浪人生は参考にどうぞ。
コツ③:浪人生の勉強法に確実な正解はない
この考え方はわりと大切です。
というのも[浪人生 勉強法]とかでググると、次の情報が出てくるかもです。
- 浪人生の理想的な1日は〇〇だ
- 最低でも1日□□時間は勉強しよう
- 夏までに偏差値は△△は必要です
もちろん、間違っているとは言いません。
しかし、浪人生によって環境が違いますよね。
浪人生による環境の違い
・「文系」か「理系」
・「予備校」か「宅浪」
・「普通校」か「進学校」
・「私立志望」か「国公立志望」
・「地頭がいい」か「地頭がわるい」
こちらのとおりで、マジで十人十色です。
なので、勉強法も同じでして、無理に他の浪人生の勉強法を当てはめなくてOK。
※もちろん、今回ご紹介した「浪人生の勉強法は5ステップある【ヒント:基礎からやり直す】」もあなたに100%合っているとかはなくて、合いそうな勉強法だけ実践してください。
コツ④:志望校の過去問で問題の傾向を学ぶ
現役時代に実感したかもですが、大学によって問題の傾向が違いますよね。
たとえば、僕が浪人生だったときの「関関同立」の英語の傾向は次のとおり。
英語の問題:僕が浪人生だったとき
・同志社大学:長文の文章量が多すぎる
・関西学院大学:文法など総合的な問題
・関西大学:長文問題が数多く出てくる
※立命館は受けていないので、わかりません。
つまり、勉強法は『志望校に合わせて変えていく必要がある』というわけです。
例:先ほどの英語への勉強法の変化
・同志社大学:長文の文章量が多すぎる
→短い時間で英語を読む読解力を鍛える
・関西学院大学:文法など総合的な問題
→単語だけでなく、熟語もセットで学ぶ
・関西大学:長文問題が数多く出てくる
→色々なトピックの英語の文章を読む
上記のとおりですね。
また、せっかく勉強法の変化を書いたので、対策できる本も書いておきますね。
①:読解力を鍛えられる本
②:英熟語を学べる本
③:色々なトピックの文章を読める本
どれも僕が浪人中に愛用していた本です。
気になる本があれば、ぜひどうぞ( ̄^ ̄)ゞ
コツ⑤:1年間の勉強スケジュールを立てる
お次は、1年間の勉強計画ですね。
とはいえ、スケジュールはザックリとでOK。
例:1年間の勉強スケジュール
- 4月:基礎固めに集中する
- 5月:少しずつ応用の勉強も始める
- 6月:問題集を解きつつ、確認する
- 7月:滑り止めの過去問を解く
- 8月:志望校に向けた対策をする
こんな感じで、わりとザックリですよね。
※受験勉強は一定のペースで進むわけじゃないので、細かく決めなくてOK。
ただ、1年間のスケジュールを立てないと「ゴールのないマラソン」を走ることになるので、上記のようにザックリと決めつつ、勉強の進み具合によって、勉強法も変えていけばOK。
ちなみに、スケジュールの具体例や作り方については【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】で詳しく解説しているので、浪人生は参考にどうぞ。
コツ⑥:英語などの科目ごとに比率を変える
完璧主義な浪人生にありがちなので注意。
理由は、次のようにスケジュールなどを考えてしまう浪人生が多いからですね。
NGな勉強法:比率を同じにしている
もちろん、完全に否定はしません。
ただ、各科目によって『受験勉強の進み具合』が必ず違っていませんかね。
日本史が得意で大好きだけど、英語が超絶レベルに苦手な浪人生もいるはず。
※はい、これは完全に僕でした( ̄∀ ̄)
なので、科目ごとに比率を変えるのが大切。
おすすめな勉強法:比率がいい感じ
・英語→バグレベルに苦手すぎる。基礎からやり直すし、1日6割ほど使う
・国語→現代文はなんとかいけるけど、古文が絶望。1日3割ほど使おう
・日本史→シンプルに大好きだし得意だから、1日のうち1割ほどにしよう
こういった感じです。
また、1度比率を決めたから続ける必要はなくて、時期によって変えればOK。
ちなみに、浪人生の1日の勉強スケジュールについては【成功例】宅浪生の1日のスケジュールを公開【生活リズムの管理】で解説しているので「どんな1日を過ごしているんだろう...?」と気になる方はどうぞ。
浪人生におすすめな勉強場所を紹介←コロコロ変えるのもあり
僕も浪人中に使っていた勉強場所の公開です。
おすすめの勉強場所は3つ:僕も浪人中に使っていた
結論は、次の3つの勉強場所です。
実際に、僕も浪人中はよく使っていました。
※とくに、図書館とか公民館は「0円」で利用できるので、わりと神ですよね。
浪人生は『自宅』をメインの勉強場所にすべきです
「家で勉強できない…」と悩む人が多いですが、これは少し問題あり。
なぜなら、家で勉強できないというのは、学習をしない『言い訳』だから。
あなたへの質問
東大に合格する人が「家で勉強できない…」と悩んでいますかね?そして、スマホなどでSNSをチェックしたり、ゲームしたりしていると思いますかね。
おそらくですが、答えは「No」なはず。
ただ、あなたも東大に合格する人も「同じ人間」です。東大に合格する人が自宅で学習ができて、あなたにできないはずがないですよね。
東大に合格するような人も最初はあなたと同じように「家で勉強できない」と悩んだ経験があるはず。しかし、原因とか理由を考えつつ、うまく対処法を試して解決していると思います。
おすすめの対処法は3つある
- なぜ家で勉強できないかを考える
- 学習する環境をガッチリと整える
- 家の中での勉強場所を固定しておく
こちらのとおりですね。
>>参考:【対処法】家で勉強できないは『甘え』です【集中力を上げるコツ】
ちょっとだけ厳し目に言ってしまい、スイマセン。とはいえ、浪人を成功させるコツは『自宅でゴリゴリと学習できる環境を作ること』でして、受験勉強ではわりと大切なことです。
家で勉強できない浪人生は、自習室を使うのもアリ
自習室も浪人生に人気ですよね。
※とくに「コワーキングスペース」と呼ばれる自習室がわりと人気ですよね。
自習室の例:Hub Spaces
こちらは「全705拠点」ほどある『Hub Spaces』というコワーキングスペースです。コワーキングスペースの中では多いので、あなたが住むエリアにもあるかもですね。
質問:浪人生が勉強場所をコロコロ変えるのはどう?
結論は、まったく問題なしだと思います。
とはいえ、勉強場所をコロコロ変えると、うまく集中できなかったりしますね。
おすすめの流れです
- 勉強場所をコロコロと変えつつ試す
- 1番集中できる勉強場所を探す
- そこを浪人生活中のメインにする
こういった感じで、勉強場所を絞っていくイメージですね。
※僕もいくつかの図書館などを試してみつつ、集中できる場所を見つけました。
まとめ:浪人生は5ステップの勉強法を実践しつつ、志望校へ合格セヨ
今回は『浪人生の勉強法』を5ステップに分けつつ、解説していきました。
浪人生の勉強方法5ステップ
- 浪人生活中は常に勉強法を学習する
- 志望校の過去問や赤本を解いてみる
- 浪人生は、最初に基礎からやり直す
- 基礎ができたら、応用問題へと移る
- 応用が解けてきたら、過去問を解く
具体的な勉強法は、上記のとおりですね。
とはいえ、もし「自分で勉強法を進めていくのが不安」という浪人生がいたら、その悩みは『オンライン予備校』などへ通うことで、解消できるかもです。
浪人生から人気の予備校
・個別指導塾Wam:プロ講師が授業を実施する。返金保証制度もあり安心
・坪田塾:「ビリギャル」の著者が塾長です。無料の説明会もあるのでどうぞ
・スタディサプリ:合格特訓コースが神。学習プランや勉強のアドバイスあり
こちらが浪人生から人気ですね。
どのオンライン予備校も人気なので、まずは公式サイトを見るといいかもです。
浪人中の勉強法は『浪人を成功させるかどうか』を大きく決めるものです。
なので、常に「いい勉強法はないか」と考えつつ、実践することが大切ですね。
というわけで、後悔のない浪人生活をどうぞ。
今回は以上です。
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