こんな疑問を解決します。
記事の内容
・グループディスカッションのコツ5つ
・GDの役割ごとに、大切なことを紹介
・GDが、さらに得意になる5つのコツ
・GD後に、面接の突破率を上げるコツ
・グループディスカッションへの質問
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『グループディスカッションのコツ』について詳しく解説していきます。
なお、先に結論を書いておきますね。
グループディスカッションのコツ
- 強みに合った、得意な役割を探す
- GDの流れや進め方を頭に入れる
- 大切なことや要点をノートに書く
- 意見の話し方やまとめ方を意識する
- メンバー全員でGD選考を突破する
上記の5つのコツを実践すれば、グループディスカッションは余裕なはず。
※実際、僕自身もGDが「苦手」→「わりと得意」になったコツですからね。
また、記事の後半では「GDの役割ごとに、大切なこと」や「GDが得意になるコツ」「GD後の面接の突破率を上げるコツ」もご紹介しているので、最後まで読んでみてください。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ˘ω˘ )
グループディスカッションのコツ5つ【グループワークで大切なこと】
冒頭でお見せしたとおり、次の5つ。
- 強みに合った、得意な役割を探す
- GDの流れや進め方を頭に入れる
- 大切なことや要点をノートに書く
- 意見の話し方やまとめ方を意識する
- メンバー全員でGD選考を突破する
では、順に説明していきますね。
コツ①:強みに合った、得意な役割を探す
これは1番大切なことですね。
とはいえ、強みに合った役割のイメージが難しいかもなので、具体例をどうぞ。
例:僕の場合の強みです
僕は『オファーボックス』というサイトで自己分析をしまして、強みとしては[主体性][課題発見力][柔軟性]が出ました。なので、次の役割が僕に向いていると判断しました。
・主体性→アイデアマンとして、議論に必要なアイデアを積極的に出す役割
・課題発見力→議論の問題点を分析しつつ、課題を特定+発見していく役割
・柔軟性→メンバー同士の意見が分かれた時に、うまく意見をまとめる役割
上記のとおり。もちろん、絶対に向いているかどうかはやってみないとわかりませんが、1つの目安になりますよね。
ちなみに『オファーボックス』は自己分析ツールとして使える以外にも「企業からオファーがもらえる機能」や「就活イベント」などもあるので、就活生なら使っておいて損なしですね。
※実際、僕の友達は『オファーボックス』を経由して、大手企業から内定をゲットしていました。早めに内定をゲットして、本命企業に挑戦していたので、そういった就活もありですね。
コツ②:GDの流れや進め方を頭に入れる
「グループディスカッションの流れがわからない=ゴールのないマラソンを走ること」と同じでして、まずはGDの流れ+進め方を頭に入れるべしですよ。
GDの流れや進め方
GDの流れや進め方
- 役割を決める
- 前提を確認する
- アイデアを出していく
- アイデアを評価する
- 面接官に発表をする
こちらの流れが定番でして、グループディスカッションによっては[自己紹介]などもあるかもです。とはいえ、基本的なGDの流れは上記の画像のとおりなので、頭に入れておくべき。
なお、時間配分については「テーマの難易度」や「メンバーの力量」によって変わってくるので、最初からハッキリと時間配分を決めてく必要はないかなと思います。
流れや進め方は本でも学べる話
こちらは『議論する力を鍛える ディスカッションノート』という本でして「グループディスカッションとは?」や「どのように進めていくべきか?」などが解説されている1冊です。
グループディスカッションについて、1からマルっと対策がしたい就活生は、読んでおいて損はない本かなと思います。
ちなみに、GD対策におすすめな本は多数ありまして、ゴリゴリと対策を進めたい人は【GD対策】グループディスカッションにおすすめな本【ランキング】を参考にどうぞ。
コツ③:大切なことや要点をノートに書く
これは、僕がGD前にやっていたことですね。
具体的には、下記をグループディスカッションの前にノートに書いていました。
僕がGD前に書いていたこと
・落ち着いて、ゆっくり、堂々と話す
・役割→前提確認→アイデア出し…
・5w1hの観点から、アイデアを出す
完全なメモ書きでわかりにくいかもですが、グループディスカッション中に意識しておくべき、大切なことを忘れないようにノートに書いていましたね。
安心する材料の1つにもなるし、なにより僕は上記のメモをノートに書いてから、グループディスカッションで落ちる確率がグッと減りました。やっぱり、安心は大切なことかもですね。
補足:GDでメモした内容の理由
〈落ち着いて、ゆっくり、堂々と話す〉
→早口で話しがちなので、それの対策
〈役割→前提確認→アイデア出し…〉
→GDの流れを確認して、進めるため
〈5w1hの観点から、アイデアを出す〉
→意見を考えるときのコツのため
上記のとおり。
慣れてきたら書かなくても大丈夫ですが、最初のうちは書いておくのがベスト。
コツ④:意見の話し方やまとめ方を意識する
これは「うまく自分の考えを伝えられない」と悩む人へのコツですね。
※僕も人と話すことが苦手な引きこもりなので、ハイパー同感です \(^o^)/
意見の話し方やまとめ方
- P:結論を話す
- R:理由を伝える
- E:具体例を出す
- P:まとめを話す
就活でよく言われている話し方かもですが、こちらは「PREP法」と呼ばれるものでして、グループディスカッションとかで自分の意見を伝えるときに役立つので、おすすめなコツです。
また「PREP法」はグループディスカッション以外でも、面接とかで話すときにも使えるコツなので、自然とPREP法で話せるレベルまで持っていくと、面接で困ることはなくなるはず。
コツ⑤:メンバー全員でGD選考を突破する
これは就活をしている途中くらいに気づいたことなのですが、グループディスカッションに「落ちやすい人」と「受かりやすい人」に特徴があったんですよね。
GDに落ちやすい就活生の特徴
周りの就活生よりも、自分が目立とう。自分さえGDに通過すればOKだ…
GDに受かりやすい就活生の特徴
メンバー全員でいい議論をしよう。全員でGD選考に突破できたらいいな…
シンプルですが、上記のとおり。
そして、あなたが面接官なら、どちらの就活生を採用したいと思いますかね?
なので、コツというか考え方かもですが、グループディスカッションでは、周りの就活生は「敵」ではなく『仲間』ですからね。一緒に協力しつつ、いい議論を作っていくべきです。
余談:大切なことに挙げた理由
たとえば、前者のような[周りが全員ライバル]といった考え方だと、グループディスカッションで喋らない就活生を見ても、放置しつつ進めていきますよね。
しかし、後者のような[周りはチームメイト]という考え方であれば、喋らない人がいたときに、そっと話を振ってあげたり、話しやすい雰囲気を作ってあげたりができるはず。
人間は『思考が具現化』しますからね。考え方を変えるだけで行動も変わってくるので「メンバー全員でGD選考を突破する」を大切なこと+考え方のコツとして挙げてみました。
※さらに余談:やっぱり、GDが終わった後に「楽しかったな…」と思う選考は、突破率が高かったです。グループディスカッションも全員で楽しんだ方が突破率は上がるかもですね。
最大のコツ:グループディスカッションで大切なこと
それは「慣れること」です。
根性論っぽい話で、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、コツとか大切なことを理解しまくったとしても、グループディスカッションが劇的にうまくなるかと言われたら、、、ハッキリと「Yes」とは言えませんよね。
これは野球とかでも同じですね。試合に出ずに、家で素振り(バットを振る)ばかりしていても、ホームランは打てませんよね。大切なことは、練習しつつ、実戦に慣れること。
グループディスカッションの練習方法
こちらは『デアイバ』というグループディスカッションに特化したイベントでして、参加するメリットとしては、次の3つがありますね。
- 1日に数回のGDに参加できちゃう
- 人事からのフィードバックもゲット
- 参加企業から、スカウトがもらえる
なお『デアイバ』のテーマは[1日でGD対策をする]なので、これからの就活でグループディスカッションの練習に時間を取られたくない人は、1日でマルっと対策をするのもあり。
ちなみに、他にもグループディスカッションの練習方法は多数ありまして、詳しくは【無料】グループディスカッションの練習方法7選【イベント+アプリ】でご紹介していていますよ。
まずは、今回ご紹介した「グループディスカッションで大切なこと+コツ」を頭に入れつつ、そして『デアイバ』やGD選考などを通じて経験を積むことで、レベルアップしていくはず。
グループディスカッションでの役割ごとに、コツ+大切なことを紹介
GDでは、次の5つの役割がありますよね。
GDで担当する役割の種類
- リーダー&司会:ファシリテーター
- 書記:議論で出た話題をメモする
- タイムキーパー:時間を確認する
- アイデアマン:意見を出しまくる
- 発表者:GD後に、面接官に発表する
上記のとおり。
なので、それぞれの役割ごとに、GDで意識すべきコツをご紹介していきます。
役割①:リーダー&司会(ファシリテーター)
まずは、リーダー&司会からです。
リーダー&司会の役割
シンプルですが、上記のとおり。
そして、リーダーなら「GDの流れの把握」と「議論の進行力」が必要ですね。
リーダー&司会で大切なこと
- メンバーが発言する比率を整える
- アイデアを出しやすい雰囲気を作る
- 頭の中で、議論のゴールを想定する
これは完全にできればでOKですが、リーダー&司会をやる上でやれば、評価UPです。とはいえ、大切なことは『議論を主体的に進行させつつ、議論をゴールに導くこと』ですからね。
なお、ファシリテーターの役割をする上で、1番悩むことは「喋らない人への対処法」かなと思います。このあたりについては【大学】グループワークで喋らない人の対策法【人任せ+発言しない人】で対処法を解説済みです。
役割②:書記(議論で出た話題をメモしておく)
お次は、書記ですね。
書記の役割
とはいえ、ここで大切なことは「自分だけがわかるメモ」ではなくて『メンバーや面接官が見てもわかるメモ』にすることですよ。
これは経験があるかもですが、友達のノートを見たときに「これって何を書いているの?」となった経験はないですかね。しかし、友達自身は何を書いたか理解しているみたいな感じ。
上記の状態になってしまうと、メモを解読できる人があなただけになっちゃうので、書記の役割を担当するときは『メンバーや面接官が見てもわかるメモを書くこと』が大切ですね。
書記で大切なこと
それは「自分もメンバーの1人だと認識すること」でして、議論の内容をメモするだけだと、グループディスカッションの通過率はかなり低くなっちゃうはず。
そのため、難易度が少し高いかもですが、書記として議論をまとめるのとセットで、グループディスカッションの議論に参加すべしですね。
※議論に参加するコツ:役割が決まったあとに「メモをまとめるのが追いつかないときは、サポートしてもらえると嬉しいです」と話しておくと、助けてもらいやすいですよ。
役割③:タイムキーパー(時間をチェックする)
続いては、タイムキーパーです。
タイムキーパーの役割
ちなみに、タイムキーパーの役割を担当するときのコツは『必ず最初に時間配分を全体で確認すること』ですよ。ここの共通認識がないと、GDがグダグダになる可能性が高めです。
- 役割を決める:2分
- 前提を確認する:5分
- アイデアを出していく:10分
- アイデアを評価する:5分
- 面接官に発表をする:3分
上記の時間配分は適当ですが、グループディスカッションが始まる前に必ずメンバー全員と認識を合わせておくべき。そして、時間ごとにGD中にメンバーに伝えればOKです。
タイムキーパーで大切なこと
上記のとおり。
こちらに関しては、グループディスカッションでの例文とセットで解説します。
たとえば、アイデア出しをしている中で、タイムキーパーのあなたが「残り5分くらいなので、まとめの部分に入りませんか?」と伝えるイメージですね。
おそらく、上記の発言をしたら「まとめの部分に入ろう」といった感じで、議論が進んでいくはず。この『時間の共有+議論もサポートすること』がタイムキーパーでは大切なことです。
役割④:アイデアマン(アイデアを出しまくる)
次は、アイデアマンについてですね。
アイデアマンの役割
僕も多くのグループディスカッションでアイデアマンの役割を担当していましたが、よくやっていた失敗は「議論を広げすぎてしまっていたこと」ですね。
たとえば[カフェの売り上げをUPさせる]がGDのテーマなのに[日本にあるカフェ全体の売り上げをUPさせる]みたいなイメージです。←これは少しオーバーですが、こんな感じ。
なので、アイデアマンの役割を担当するのであれば『議論を広げすぎないこと』がコツでして、このあたりはグループディスカッションの繰り返しつつ、慣れていくしかないですね。
アイデアマンで大切なこと
メンバーがアイデアを出しやすいような『きっかけ』を作ることです。いわゆる、アイデアのネタというかピースを散りばめる感じですね。
〈カフェの売り上げをUPさせる〉
・SNSを使うのはどうかな?
・どんなお客様が利用しそうかな?
・売られている商品は何があるかな?
上記のイメージですね。
そして、アイデアマンがきっかけを作ると、GDが進みやすかったりします。
・SNSを使うのはどうかな?
→YoutubeとかTikTokがいいね
・どんなお客様が利用しそうかな?
→若いお客様が多いイメージだね
・売られている商品は何があるかな?
→パンとかケーキが多そうな印象だよね
こういった感じで「あなたがきっかけを作る」→「他の就活生がアイデアを出しやすくする」というのも、アイデアマンでは大切なことかなと思います。
なお、グループディスカッションで「意見が思いつかない…」と悩む人が多いので【苦手】グループディスカッションで意見が思いつかないときの対策法という記事を書きました。
「アイデアマンをやってみたいけど、いいアイデアが思いつかない」という就活生は、上記の記事を読みつつ、考え方のコツや大切なことを知っておくのもありかなと思います。
役割⑤:発表者(GD後に、面接官に発表する)
最後は、発表者ですね。
発表者の役割
僕自身が、よくグループディスカッションでやっていた失敗が「発表者が準備をする時間もなく、終了してしまうこと」です。
なので、グループディスカッションが終わる3分とか5分前くらいに、必ず発表する準備をすべき。なお、このあたりは『最初の時間配分を決める箇所』で確認しておくべきですね。
発表者で大切なこと
ちょっと難しく聞こえるかもですが、下記の流れで発表をすればOKです。
- 役割を決める
- 前提を確認する
- アイデアを出していく
- アイデアを評価する
- 面接官に発表をする
この記事で何度もご紹介している、グループディスカッションの流れですね。
順番を変えたりすると、話がごちゃごちゃになるので、GDの流れでOKです。
大切なこと:役割を越えて、サポートすることも重要
これは入社後の業務をイメージすると、わかりやすいかもですね。
たとえば、あなたは[Aの役割]を担当していたとします。[Bの役割]を担当している人が困っていたら、そっとサポートしますよね。
基本的に、就活で実施される選考は『入社後のイメージをするため』です。その1つがグループディスカッション選考(他の人と一緒に働くこと)なので、役割を越えることも重要。
例:書記の場合
[書記]という役割を担当しつつも、適度に[アイデア]を出したり[リーダー]のように議論を進めたりと、そっとサポートをする。
もちろん「まずは自分の役割をしっかりと担当すること」が前提として大切ですが、それとセットで役割で大変そうな就活生がいたら、そっとサポートしてあげるといいかもですね。
就活のグループディスカッションが、さらに得意になる5つのコツ
もっとGDの通過率を上げたい人向けです。
- 幅広いテーマやネタの知識を持つ
- 発言の量と質のバランスを考える
- 議論で使えるテンプレを頭に入れる
- GD後は、必ず振り返りをしておく
- どの役割でも担当できるようにする
上記の5つのコツを実践すればOK。
というわけで、1つずつ解説をしますね。
その①:幅広いテーマやネタの知識を持つ
グループディスカッションを進めていくにあたり「議論のお題に対する、知識があるかどうか」で、大きく発言する内容とかが変わってきますよね。
テーマ:大学入試と大学受験の必要性
たとえば[大学入試を経験した人]であれば、サクサク答えられるかもです。しかし、スポーツ推薦などで[大学受験を経験していない人]からすれば、議論に参加しづらいですよね。
しかし、企業の面接官は『テーマやネタに対する知識を持っていること』を前提にグループディスカッションをスタートさせるので、自分自身で情報をゲットしておく必要ありです。
実際、僕もテーマやネタに悩んでいたときは『スマートニュース』などのニュースアプリをポチポチと確認しつつ、世の中で起きていることや大切なことを頭に入れていましたからね。
ちなみに、グループディスカッションで活用する以外にも、就活ではニュースを見ているかがチェックされる可能性ありです。詳しくは【対策】就活は『1日3分』で最近のニュースを見ればOK【答え方】を参考にどうぞ。
その②:発言の量と質のバランスを考える
僕自身がグループディスカッションでよく悩んでいたことは「とにかく発言する量を増やす」or「じっくりと考えて、質の高い意見を話す」のどちらかで悩んでいたんですよね。
たったこれだけです。
なお、簡単に発言の「量」と「質」について解説をしておきますね。
発言の量とは
シンプルに話した数のこと。GD中に話した量や回数などが、発言の量ですね
発言の質とは
あなたが話した内容が、議論を進める材料になったかです。難しいですよね
違いとしては、上記のとおり。
なので、抽象的な答えになっちゃいますが『適切な量で、質の高い発言をする』というのが答えですね。このあたりはGD中の流れとかメンバーの発言量+質によって、変えるべきです。
その③:議論で使えるテンプレを頭に入れる
いわゆる、ビジネスのフォーマットみたいな考え方を頭に入れておくと、グループディスカッションで「ネタを考えるとき」とか「進めていくとき」に役立つので、おすすめなコツです。
GDで使えるテンプレ
- 3C分析
- 4P分析
- 評価軸
1つずつ、簡単に解説をしていきますね。
テンプレ①:3C分析
グルディス:3C分析
まずは、3C分析ですね。
・市場&顧客:Customer
・自社:Company
・競合:Conpititor
上記のとおり。
※どのテーマ&ネタでも応用が可能です。
テンプレ②:4P分析
グルディス:4P分析
お次は、4P分析ですね。
・製品:Product
・価格:Price
・流通:Place
・販売:Promotion
4P分析の場合は、こちらのとおり。
※新商品やサービスの開発とかで使えますね。
テンプレ③:評価軸
緊急性 | 重要性 | インパクト | |
アイデアA | ○ | △ | ○ |
アイデアB | △ | ○ | × |
アイデアC | △ | × | △ |
イメージとしては、上のグラフのとおりで[緊急性][重要性][インパクト]の3つの軸で、グループディスカッションで出たアイデアを評価していく感じ。
「みんなでアイデアを出す」→「評価軸のテンプレを使う」→「アイデアを1つに絞る」みたいな流れで、進めていくケースが多いですね。
その④:GD後は、必ず振り返りをしておく
なんとなーくグループディスカッションを受けていても、上達はしませんからね。必ず毎回のGDが終わったタイミングで「振り返り」をしておくと、GD力が爆上がりしますよ。
GD後に振り返るポイント
- どんなテーマでGDを受けたのか
- 自分はどんな役割を担当したのか
- GDでうまくいったと思うポイント
- 逆にうまくいかなかったポイント
- どのような結果だったのか(後日)
最低でもこのあたりを確認しておけば、自然と改善するサイクルが作れるはず。
※『次回のGDですること』などの次回アクションも考えられると最強です。
その⑤:どの役割でも担当できるようにする
就活のグループディスカッションは、当日になるまで誰と一緒にGDをするかわかりませんよね。つまり、どういった役割を担当するかは、当日にならないとわからない感じです。
GDで起こる最悪の事態
[書記]と[タイムキーパー]しかやったことがないのに[リーダー]をする
上記の状態になったら、最悪ですよね。
なので、どの役割でも担当できるようにすれば、そのリスクは避けられるはず。
補足:GDで担当する役割の種類
・リーダー&司会:ファシリテーター
・書記:議論で出た話題をメモしておく
・タイムキーパー:時間をチェックする
・アイデアマン:アイデアを出しまくる
・発表者:GD後に、面接官に発表する
繰り返しですが、グループディスカッションでは、上記の役割がありますよね。
※もちろん、それ以外の役割も種類としてあるかもですが、大きくは5つほど。
なお、いきなりすべての役割をやると、どれも中途半端になる可能性大なので、まずは『オファーボックス』などで強みをチェックしつつ、あなたに合った役割を探しておくべきですよ。
僕の場合:得意な役割
実際に、僕も『オファーボックス』で自己分析をしてみまして、強みとしては[主体性][課題発見力][柔軟性]が出たんですよね。そのため、最初は下記の役割を担当しました。
・主体性→アイデアマンとして、議論に必要なアイデアを積極的に出す役割
・課題発見力→議論の問題点を分析しつつ、課題を特定+発見していく役割
・柔軟性→メンバー同士の意見が分かれた時に、うまく意見をまとめる役割
つまり「得意な役割を見つける」→「違う役割もできるようにする」といった感じで、守備範囲を少しずつ広げていくイメージですね。
ちなみに『オファーボックス』は無料で自己分析ができますし、企業からのスカウトがもらえる機能もあったりするので、就活の選択肢を広げるための1つのコツかなと思います。
グループディスカッション後に、面接の突破率を上げるためのコツ
GD選考後のお話ですね。
※ぶっちゃけ、1番大切なことかもです。
- GDの前後でキャラを統一させる
- フィードバックを面接で反映させる
- GD選考の感想などを準備しておく
- 企業が求める就活生の理想を考える
こちらの4つを意識しつつ、面接へ挑戦です。
では、順に説明していきますね。
その①:GDの前後でキャラを統一させる
ぶっちゃけ、就活ではここが1番大切ですよ。
具体的に話すなら[書類選考]から[面接]までの一貫性ですね。
NGな例
- 書類選考:積極性が強みだと書く
- GD選考:無言で話さないキャラ
- 面接:アピールで積極的に話す
OKな例
- 書類選考:積極性が強みだと書く
- GD選考:議論で積極的に発言する
- 面接:アピールで積極的に話す
どうですかね、わかりますかね。
「NGな例」は、グループディスカッションの前後でギャップがありますよね。
これがグループディスカッションで重要なコツで、ギャップが生まれないためにも、その企業へエントリーをする[書類選考]から内定が出る[面接]まで、一貫性を作る必要ありです。
その②:フィードバックを面接で反映させる
これは、比較をした方がわかりやすいですね。
たとえば、グループディスカッションが終わった後に、面接官の方から「ジェスチャーを使おう」とフィードバックがあった場合、次の就活生なら、どちらの方が面接で好印象ですかね?
例①:フィードバックを反映しない
例②:フィードバックを反映させる
おそらくですが、後者の『フィードバックを反省させた方』が、面接官からすれば好印象じゃないかなと思います。なんせ、前に話したことを次の機会で実践しているわけですからね。
これに対して「就活って気持ち悪い…」と思うかもですが、仕方なしです。詳しくは【異常】日本の就活が気持ち悪い理由7つ【狂ってる&終わってる】という記事で解説しているので、気持ち悪いと悩んでいる人はどうぞ。
なお、少しネタバレをしておくと『気持ち悪いと思いつつ、その中でも楽しむコツはある』です。このあたりのコツを知っておけば、就活はわりと楽しくなるので、おすすめですよ。
その③:GD選考の感想などを準備しておく
これはできればでOKですが、僕は下記の質問を面接でされた経験ありです。
実際に面接でされた質問
当時は適当に「楽しかったです」とか「良かったです」みたいなハイパー抽象的な答えをしてしまいましたが、今振り返ると「もう少し振り返りをしておけば…」と後悔しています。
なので、大切なことは『必ず振り返りをしておくこと』でして、グループディスカッションなどが終わったタイミングでOKなので、次のポイントから振り返りとしておくといいですね。
- どんなテーマでGDを受けたのか
- 自分はどんな役割を担当したのか
- GDでうまくいったと思うポイント
- 逆にうまくいかなかったポイント
- どのような結果だったのか(後日)
最初は時間がかかるかもですが、慣れてくれば、1回3分とか5分くらいでサクッと振り返りができるので「グループディスカッションを改善するため」+「面接で聞かれたときのため」の2つの目的でしておくといいかもです。
その④:企業が求める就活生の理想を考える
企業の新卒採用は「〇〇や□□、△△のような就活生を採用したい」といった採用基準的なやつを作りつつ、グループディスカッションや面接などで就活生を評価していると思います。
つまり、大切なことは『企業が求める就活生を想像しつつ、選考を受けること』ですよね。なんせ、企業側が求めていることなので、それを提供すれば、内定は出やすいはずだから。
企業が求める就活生を確認する方法
・ワンキャリア:就活生に定番のサイト。内定者の体験談からイメージ可能
・キャリアチケット:就活エージェントです。企業の採用情報を知っている
・JOBTV:企業の説明会動画が見放題です。就活の選択肢がかなり広がる
上記のとおり。参考にどうぞ。
グループディスカッションのコツについて、就活生からよくある質問
最後は、GDについての質問です。
- GD選考で喋らないのは大丈夫?
- Zoomなどのオンラインのコツは?
- おすすめのGD対策の練習方法は?
- クラッシャーがいた場合どうする?
上記の4つに対して、回答をしていきますね。
質問①:GD選考で喋らないのは大丈夫?
結論は、喋らないで選考を受けるのはNG。
とはいえ、喋らないでもグループディスカッションに通過もあるかもです。
喋らないで受かるが危険な理由
上記の理由から、喋らないのはNGかなと思います。詳しくはグループディスカッションで喋らないで受かるは危険【無言で通過】で解説しているので、そちらを読んでみてください。
質問②:Zoomなどのオンラインのコツは?
大きくは、次の3つかなと思います。
オンラインでGDを受けるコツ
- 話さない無言の時間を作らない
- いつもよりジェスチャーを使う
- 話が被ったときは、相手に譲る
このあたりがコツになってくるかなと。
中でも、Zoomなどのオンラインツールを使うなら、いつものグループディスカッションより「ジェスチャーを使う」「笑顔を作る」「うなずきをする」が大切なことかなと思います。
質問③:おすすめのGD対策の練習方法は?
結論、下記の3つの練習法ですね。
・GDに特化したイベントに参加する
・志望企業じゃない選考で練習をする
・過去のテーマで、1人で練習をする
とはいえ、大切なことは『実戦の経験を積むこと=グループディスカッションに参加すること』でして、ゴリゴリっと企業にエントリーをしつつ、GDを経験するのがベストですよ。
ちなみに「エントリーをするのが面倒…」という就活生は、僕が使っていた『逆求人サイト』を使うと、企業の方から「選考を受けませんか?」と連絡が届くので、コスパ最強。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
上記は就活生から人気の『逆求人サイト』でして、無料登録+プロフィールの入力で、企業から「選考を受けませんか?」とか「インターンはどうですか?」とスカウトが届きますよ。
実際、僕も『dodaキャンパス』や『オファーボックス』を使いつつ、インターンとかを受けていました。友達に関しては、逆求人サイト経由で大手企業から内定をもらっていましたね。
ちなみに「どの逆求人サイトに登録すればいいかわからない」と悩む人は、僕も友達も使っていた『dodaキャンパス』に登録しておけばOK。
なお、アプリもあるみたいなので、下記にアプリのリンクも貼っておきますね。
dodaキャンパス
posted withアプリーチ
質問④:クラッシャーがいた場合どうする?
結論、タイプごとに対処すればOK。
実際に、僕がグループディスカッションで出会ったタイプは、次の5つ。
例:GDでよくいるクラッシャー
- でしゃばり&仕切りたがりタイプ
- GDをテンプレで進行するタイプ
- 議論のゴールを決めているタイプ
- GDの役割を途中で投げるタイプ
- 喋らない人に話を振りすぎタイプ
それぞれについての対処法は【就活】グループディスカッションのやばいやつ対策【クラッシャー】で解説していまして、クラッシャーは適切な対処をすれば、まったく問題なしです。
まとめ:グループディスカッションでは、大切なこと+コツを意識セヨ
今回は『グループディスカッションのコツ』について詳しく解説しました。
グループディスカッションのコツ
- 幅広いテーマやネタの知識を持つ
- 発言の量と質のバランスを考える
- 議論で使えるテンプレを頭に入れる
- GD後は、必ず振り返りをしておく
- どの役割でも担当できるようにする
上記の5つのコツを実践すれば、グループディスカッションは余裕なはず。
※実際、こちらのコツは僕も実践しておりまして、GDの通過率は上がった。
ぶっちゃけ、グループディスカッションよりも、その後の面接対策の方が重要でして、ずっとグループディスカッションのコツとか大切なことを実践していても、内定は出ませんからね。
なので、今回ご紹介した「グループディスカッションのコツ」や「GDで大切なこと」を意識しつつ、サクッと対策をしつつ、その後の面接対策にしっかりと時間を使いましょう。
ちなみに、グループディスカッションのコツや対策方法をマルっとまとめた【不安】グループディスカッションを初めて受ける人の対策まとめという記事を書きました。1から対策をしたい人はどうぞ。
というわけで、今回は以上です。
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