こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活の面接で嘘は調べられるので注意
・調べられる可能性の低い嘘を作る手順
・就活の面接で嘘をつくときのコツ4つ
・就活の面接で嘘がバレたときの対処法
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりと頑張りまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『就活の面接での嘘は調べられるので注意』というテーマで解説です。
とはいえ、先に結論を書いておきますね。
ちょっと意味がわからないかもですが、上記の結論のとおり。
※具体的には『調べることができるものは、調べられる』ですね。
そこで本記事では『面接での嘘は調べられるので注意』について解説します。
記事の後半では「就活の面接で嘘をつくときのコツ」や「就活の面接で嘘がバレたときの対処法」もセットでご紹介しているので、就活の面接を突破したい人は、最後までどうぞ。
では、いきましょう(・ω・)ノ
面接の嘘は調べられるので注意【受かった就活生も内定取り消し】
結論は、調べられる可能性もありますね。
就活の面接で「調べられる可能性が高い嘘」は1つ
それは『資格関係の嘘』ですね。
なぜなら、企業に受かった後に「資格証明書」の提出を求める企業が多いから。
例:よくある資格関係のウソ
・TOEICで800点を取りました
・簿記2級の資格を持っています
・FPの1級を学生時代に取りました
こういったことを面接で話しつつ、受かった後に資格証明書の提出ができない場合は、嘘がバレたと同じなので、内定取り消しなどになる可能性がありますね。
なお、ぶっちゃけ「就活にTOEICなどの資格はなくてもOK」です。詳しくは【無双】TOEICなしで大手に内定した方法【受けてない就活生へ】で解説しているので、参考にどうぞ。
余談:GPAなどの成績関係の嘘もNG
ちなみに「GPAなどの成績関係のウソ」もNGです。こちらも『成績証明書』などを受かった後に提出を求められるので、バレた場合は内定取り消しなどの可能性もありです。
そして、TOEICもそうですが、GPAなどはあまり就活に関係ないです。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。
>>【低い】就活にGPAが関係ない5つの理由【1点台でも大手へ就職】
就活の面接で『調べられる可能性が低い嘘』もある
一方で、ついても大丈夫な可能性の高い嘘もあるのでシェアしますね。
わりと大丈夫なウソ
- 他社の選考状況や就活の状況
- 企業を志望する理由&志望動機
- ガクチカや自己PRのエピソード
こんな感じですかね。
少しだけ、先ほどの「調べられる可能性が高いウソ」と今回ご紹介した「調べられる可能性が低いウソ」を比較してみてください。←10秒ほど頭の中で考えつつ、比較すればOKです。
・後者は:企業側が調べられないこと
上記のとおり。
つまり、多くの就活生が「面接でどこまで嘘をついていいのか?」と悩むかもですが、1つの大きな基準は『調べられるかどうか』です。
そのため、先ほどのTOEICや簿記などの資格は調べられるのでNGですね。
面接で嘘をつくのが苦手な人や罪悪感のある就活生へ
結論は「無理をしてつく必要はない」です。
というのも、罪悪感を持ったまま受かったとしても、嬉しくないからですね。
今の就活システム=嘘つき大会です
とはいえ、現在の日本の就活システムは「嘘つき大会」だと思います。
※これは「就活生側」と「企業側」のどちらも嘘をついていますね。
・就活生側:志望動機などで「御社が第一志望です」と面接で絶対に話す
・企業側:企業の説明会などでは「いいところ」しか絶対に就活生に話さない
こちらのとおり。
「なんで本当のことを言わないの?」と思うかもですが、これは仕方なしです。
就活生側の考え
企業側の考え
上記の感じで、嘘をつかないと『就活が回らないシステム』になっているから。
このあたりについて詳しく知りたい就活生は、以下の記事を参考にどうぞ。
>>【当たり前】就活の志望動機は嘘つき大会←TOEICなど資格は危険
こういった背景から「就活=嘘つき大会」でして、わりと仕方ない現実かなと。
就活で嘘をつくなら、調べられる可能性を減らすべき話
僕の中の結論として「嘘をつくなら作り込むべき」or「嘘をつかないなら1つもつかない」というのが、就活を成功させる上で大切な考え方かなと思います。
※なぜ上記の結論なのかといった理由の部分は、次の2つをどうぞ。
①:作り込むべき理由
②:1つもつかない方がいい理由
理由はシンプルですが、こんな感じです。
なので、中途半端になるのが1番NGな就活でして、少し極端かもですが『嘘をつくのかどうか』を決心しつつ、面接を受けるのがベストかなと思いますね。
就活の面接で調べられる可能性の低い嘘を作るまでの手順3つ
矛盾のないエピソードを作る手順です。
- どこまで嘘を面接でつくかを決める
- 自分という就活生のキャラを考える
- 嘘のエピソードを当たり前まで作る
こちらの3つの手順ですね。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
手順①:どこまで嘘を面接でつくかを決める
まずは、嘘をつく範囲を決めるべきですね。
※ゲームに例えるなら、最初の「初期設定の状況」を就活でも決める感じ。
例:就活生の初期設定の例
- 資格:普通自動車免許のみ所有
- ガクチカ:サークルの活動実績
- 自己PR:アルバイトでの成果
- 志望している業界:大きくIT業界
- 他社の選考状況:御社ともう1社
ザックリと「資格」「ガクチカ」「自己PR」「志望している業界」「他社の選考状況」の5つの項目を決めておけばOKかなと思います。
基本的に、就活の面接は上記の5つの項目から話を広げていく進め方なので、5つの項目の中で『どこまで嘘をつくのか』を事前に決めておけば、面接中に悩むことは少ないはず。
※補足:資格だけは嘘をつくのはNG。受かった後にバレる可能性あるので。
手順②:自分という就活生のキャラを考える
ガクチカや他社の選考状況などの初期設定が終わったら、お次は「あなた」という『就活生のキャラクターの設定』を考えていきましょう。
※こちらもゲームと同じように「性格」などを面接前に決めておく感じですね。
キャラを考えるときのポイント
- 中学校までの「強みと弱み」
- 高校生のときの「強みと弱み」
- 就活をしている今の「強みと弱み」
上記の3つの時間軸に合わせつつ、強みと弱みを考えておくといいかもです。
ちなみに、就活中の今の強みと弱みの確認は『オファーボックス』などの自己分析ツールが使える就活サービスに無料登録をすればOK。
こちらは『オファーボックス』という就活サイトでして、登録すれば「AnalyzeU+」という自己分析ツールが無料で使えますよ。
〈自己分析ツールでわかること〉
・あなたの「強み」がわかる
・一方で、あなたの「弱み」もわかる
・それを就活へと活かすことができる
こういった感じで『オファーボックス』を使うことによって、あなたの強みと弱みをサクッと自己分析ツールで診断することができますよ。
もちろん、本などでも自己分析をすることはできますが、僕の場合は「早く知りたい」という気持ちの方が強かったので『オファーボックス』などをフル活用していましたね。
手順③:嘘のエピソードを当たり前まで作る
多くの就活生は「どこまで嘘をつくのか」と「面接中の自分のキャラ設定」までは決めますが、ガクチカや自己PRのエピソードを作り込む人が少ないので、嘘がバレやすいです。
解決策:細かい項目で嘘を作り込む
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
僕の場合は『5w1h』を意識しつつ、エピソードを作っていましたね。
※簡単に言うなら、面接時間の30分ほどで短編ドラマを作る感じ( ̄∀ ̄)
そのため、ガクチカや自己PRのエピソードで途中に出てくる「登場人物」も考える必要がありますし「ストーリーを展開する順番」なども超細かく作り込む必要がありますね。
ぶっちゃけ、ここまでガクチカや自己PRのエピソードを作り込む就活生はいないので、これをするだけでも嘘を調べられることは少ないですし、就活がうまく進みやすいと思います。
余談:就活で嘘がバレた時の言い訳も考えておくと神
物事には「リスク」が付き物です。
なので、リスクヘッジとして『嘘がバレた時の言い訳』も考えておきましょう。
僕が考えていた嘘の言い訳
申し訳ございません。私の改善すべき弱みである「見栄を張ってしまう性格」が出てしまいました。以後、このようなことがないように、日々弱みと向き合いつつ、改善に尽力します。
すごく言い訳っぽいですが、バレた時のことを考えておくことも大切ですね。
※嘘がバレる可能性を低くするには、ここまでの3つの手順を実践すればOK。
調べられる可能性を減らしつつ、就活の面接で嘘をつくコツ
お次は、就活で嘘をつくときのコツですね。
- 受かった就活生の面接を分析する
- 『目・声・会話』の3つで嘘をつく
- 面接で聞かれる全質問をカバーする
- 「なぜ調べられるのか」を想定する
上記の4つをそれぞれ解説していきます。
コツ①:受かった就活生の面接を分析する
まずは「ゴール地点」の確認が必要です。
ここで言うゴール地点とは『面接で受かった就活生のこと』ですね。
受かった就活生を見る方法
ちなみに『トップ就活チャンネル』というYouTubeがおすすめですね。
※他の模擬面接でもOKですが、この就活チャンネルは超優秀です。
模擬面接を見るときのポイント
・どういった順番で話をしているか
・どんな雰囲気で面接をしているか
・どれくらいの速さで話しているか
・自分の面接との違いはどこなのか
・なぜジェスチャーを使っているのか
こういった感じで「あ…すごいな」と思うポイントをマネればOKです。
※僕も就活中は模擬面接などを見まくりつつ、いいところをマネていました。
とはいえ、いきなり完璧な面接をするとか無理ゲーなので、1日1個とかでOKなので『昨日の面接よりも今日の面接を良くすること』を意識すると、就活がうまくいきやすいですね。
コツ②:『目・声・会話』の3つで嘘をつく
「メラビアンの法則」をご紹介しておきます。
メラビアンの法則とは
メラビアンの法則:就活の面接で使える
『メラビアンの法則』とは、人間の情報は「視覚:55%」「聴覚:38%」「言語:7%」といったように、目から得られる情報の比率が超高めですよ、といった法則のことです。
たとえば、この記事でお話ししている嘘は「言語」の部分だと理解している就活生が多いはず。しかし、それだけでなく「視覚」や「聴覚」の部分でも嘘を作り込むといいかもです。
- 視覚:清潔感のある服装や表情
- 聴覚:話し方や話す順番など…
- 言語:ガクチカなどの嘘エピソード
上記のとおり。
とくに、嘘がテーマだと「視覚:見た目」を意識しない就活生が多いので、まずは『清潔感のある見た目』を1番に意識しつつ、そこから「聴覚」や「言語」へと攻めるべきです。
コツ③:面接で聞かれる全質問をカバーする
基本的に、就活の面接で聞かれる質問には「軸」があります。
就活の面接で聞かれる質問
こちらにプラスで「志望動機」などが入ってくるかもですが、このあたりをガッチリと作り込んでおけば、就活の面接で悩むことは少なくなるはずです。
「具体的にどんな質問が面接で聞かれるの?」といった就活生は、以下の本を1冊読んでおくだけでも、面接の突破率はグイッと変わってくるかなと思います。
面接でされる質問の内容
こちらの本では「面接で必ず聞かれる59の質問」がまとめられています。
本を読みつつ、面接前に回答を考えておけば、嘘を徹底的に作り込めるはず。
コツ④:「なぜ調べられるのか」を想定する
前提っぽい話になっちゃいますが、そもそも『なぜ調べられるのか』を理解しておくと、調べられる可能性を減らすことに繋がりますね。
嘘が調べられる理由
これに尽きるかなと思います。
具体的には、次のイメージです。
・この話し方的に、なんか嘘っぽいな
・前のエピソードと話が矛盾しているな
・目を合わせないし、少し焦っているな
こういった感じ。
つまり、面接官が少し違和感を持ったら、高確率で調べられる可能性が高め。
そのため、この違和感を生み出さないために大切なことは『エピソードなどに矛盾をなくすこと』です。ここを徹底していれば、調べられる可能性をグイッと減らすことができるので。
嘘をつく最強のコツ:面接ごとに振り返りを必ずする
就活の面接は、改善の繰り返しです。
「違和感を持てれていたな…」や「話に矛盾があったな…」などの改善ポイントを面接が終わる度に出しつつ、改善を繰り返すことが必要。
僕がやっていた面接後の振り返り
就活の面接後の振り返りシート
- 面接で質問された内容
- 面接時にした自分の回答
- 質問をした面接官の意図&理由
- 面接時にした回答で改善できる点
- ゆっくり考えた上でのベストな回答
僕の場合、上の画像のような『振り返りシート』をスプレッドシートで作りつつ、ガクチカや自己PRのエピソードを話している中で違和感があったポイントを改善しまくっていました。
少し面倒かもですが、嘘をつくなら、これくらい徹底的に作り込まないと調べられる可能性大です。そして、バレたときにより面倒になるので、面接後の振り返りは就活で超絶重要です。
就活の面接で嘘がバレたときの対処法←ガクチカ&選考状況を訂正
最後は、嘘がバレたときですね。
※バレないことが1番ですが、対処法を知っておくだけで心の余裕が違います。
- 前:エントリーシート提出後に訂正
- 中:逆質問といった時間の前に訂正
- 後:受かった連絡をもらう前に訂正
大きく面接の「前中後」の3つでバレたときの対処法を解説していきますね。
面接前①:エントリーシート提出後に訂正
まずは、面接前です。
とはいえ、この段階でバレることは少ないですが、嘘が怖いなら訂正すべき。
例:エントリシートの訂正
このあたりですかね。
繰り返しですが「資格」で嘘をつくのはNGなので、この段階で訂正は必須。
面接中②:逆質問といった時間の前に訂正
面接での「ガクチカ」や「自己PR」などもそうですが、多くの就活生は「ほかに受けている企業は?」といった他社の選考状況に関する質問で嘘をつく人が多いですね。
嘘がバレたときの言い訳
申し訳ございません。私の改善すべき弱みである「見栄を張ってしまう性格」が出てしまいました。以後、このようなことがないように、日々弱みと向き合いつつ、改善に尽力します。
超言い訳っぽくなっていますが、バレたときは上記を伝えればOKです。
面接後③:受かった連絡をもらう前に訂正
嘘をついた内容にもよりますが、内定の連絡を来る前の方がいいですね。
※ぶっちゃけ、受かった連絡がきていたら、僕は訂正しないと思います。
100回くらい繰り返してます
「ガクチカ」や「自己PR」などの嘘エピソードは、この段階で訂正しなくてもOKですが、TOEICや簿記などの『資格関係の嘘』は絶対にこの段階で訂正しておくべきですよ。
企業によって変わってきますが、受かった後に「資格証明書」の提出を求める可能性がありますからね。資格関係で嘘をついていたら、ここで100%くらいの確率で嘘がバレます。
なので、エントリシートを出した段階や面接を受けた段階で資格関係の嘘をつきつつ訂正できていないなら、面接の結果がくる前に必ず電話などで訂正の報告をした方がいいと思います。
結論:就活で嘘をつくなら、調べられる可能性を下げヨ
僕が大好きな漫画である『ワンピース』に出てくる「シャンクス」というキャラクターの名セリフを引用しておきます。
シャンクスの名セリフ
「ピストル抜いたからには命懸けろよ」「そいつは脅しの道具じゃねえって言ったんだ」
引用:ワンピース
これは就活の面接での嘘も同じですね。
「嘘がバレるのが怖いなら、1つもつかない」or「バレるリスクを考えられるなら、嘘を徹底的に作り込む」のどちらかだと思います。
これは完全に人によりますが、ここで悩む人は面接中とかに表情や雰囲気からバレる可能性が高いので、前者を選んだ方が就活はうまくいきやすいはずですね。
まとめ:就活の面接の嘘は調べられる&内定取り消しのリスクもある
今回は『就活の面接での嘘は調べられるので注意』について解説をしました。
嘘を調べられる可能性を下げるコツ
- 受かった就活生の面接を分析する
- 『目・声・会話』の3つで嘘をつく
- 面接で聞かれる全質問をカバーする
- 「なぜ調べられるのか」を想定する
上記の5つのコツを意識しつつ嘘をつけば、調べられる可能性は低くなるはず。
※もちろん、調べられる可能性がゼロじゃないので、リスクもありますけどね。
そして、最終的な僕の結論としては「嘘をつくなら作り込むべき」or「嘘をつかないなら1つもつかない」というのが、就活を成功させる上で大切な考え方かなと思います。
というわけで、後悔のない就活をどうぞ。
今回は以上です。
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