こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活の志望動機=嘘つき大会は当然
・嘘をつくなら志望動機は作り込むべき
・嘘つき大会で勝つために意識すること
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして、外資系のIT企業から内定をいただきました。
今回は『就活の志望動機は、当たり前に嘘つき大会』というテーマで解説です。
ぶっちゃけ、僕の周りで「嘘をつかない就活生はいない」レベルでみなさん嘘をつきまくっておりまして、僕も同じように『嘘つき大会』だと実感しましたね。
とはいえ、今の就活のシステム的に嘘つき大会は仕方のない部分でして、このシステム上で戦うなら、ゴリゴリに対策をしつつ、嘘つき大会で勝利するのがいいかなと思っています。
※嘘つき大会への参加が正義とかではないです。ありのままで勝負してもOK。
というわけで、本記事では『就活の志望動機は、当たり前に嘘つき大会です』というテーマで解説しつつ、後半では「嘘つき大会に参加するなら、志望動機などは作り込むべき話」もセットでご紹介しているので、最後までどうぞ。
では、いきましょうヽ(;▽;)ノ
就活の志望動機=嘘つき大会は当たり前←TOEICなど資格は危険
結論、嘘つき大会は『就活で当たり前』です。
嘘つき大会=就活生だけじゃなく、企業側も同じ
前提部分として「就活生側」だけじゃなくて「企業側」も嘘をついているはず。
①:就活生側のウソ
・他社の選考状況を少し減らして伝える
・「御社が第一志望です」と絶対に言う
・志望動機は思ってもいないことを話す
②:企業側のウソ
・説明会ではいいところしか言わない
・インターンは選考には関係ありません
・学歴フィルターはないと発言している
上記のとおりで、完全に嘘つき大会です。
※もちろん、すべての就活生や企業が当てはまるというわけじゃないです。
ただ、僕は半年ほどガチで就活をやってきて、嘘つき大会に参加しているのは「学生側」だけじゃなくて「企業側」も同じなんじゃないかなと思いましたね。
嘘つき大会をしないと、就活は成立しなくなっている
どうして『嘘をつくのか』といったところ。
結論としては、次のとおりです。
就活生側の考え
企業側の考え
超絶シンプルですが、これが真実ですね。
だから、お互いに就活というシステム上で「嘘つき大会」をしているわけです。
社会人になったとき、嘘をつくスキルは必要だと思う
ただ、僕はこのシステムでOKとも思います。
なぜなら、嘘をつくスキルは「社会人に必須のスキル」だからですね。
具体的な場面です
- 取引先の方と話を合わせるとき
- 上司と自分の意見が違ったとき
- 仲間と円滑に仕事を進めていくとき
まとめるなら『仕事を進めるため』ですね。
もちろん、理想は“ありのままの姿”で働くことですが、なかなか難しいはず。
なので、嘘つき大会に参加するにあたり、僕は「これは社会人に必要なスキルなんだ…」と考えつつ、就活を進めていましたね。
就活の面接において、嘘つき大会に勝つ最大のコツ
結論は「できるだけ嘘をつかないこと」です。
※当たり前ですね、スイマセン m(_ _)m
なので、解決策としては『キャリアチケットスカウト』などの就活アプリを使いつつ、企業側から「あなたの価値観なら、うちが合っているかも...」といった感じで、オファー(スカウト)をもらうのがベストかもです。
その結果、就活という嘘つき大会に参加する必要がないので「できるだけ嘘をつかない」というのが実現可能。
なお『キャリアチケットスカウト』は僕も愛用していた就活アプリでして、無料で使えるので、わりとおすすめです。
キャリアチケットスカウト
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注意点:TOEICなどの資格で嘘をつくのは、就活でNG
志望動機などはOKですが、TOEICなどの資格関係は真実を話すべきです。
理由は簡単です
これは内定後にあることですが、企業側から「TOEICの資格証明書を提出してください」という、本当に資格を持っているのかのチェックがあるかもです。
そのため、志望動機などで嘘をついてもバレる可能性は低めですが、TOEICなどの資格はバレる可能性が高いですし、バレたときのダメージが大きすぎるので注意が必要です。
※余談:僕はTOEICなしで大手企業から内定をいただくことができました。
このあたりについて詳しくは【無双】TOEICなしで大手に内定した方法【受けてない就活生へ】で解説しておりまして、TOEICなどの資格を持っていない就活生は必読ですね。
補足:GPAなどの成績もNGです
資格関係だけでなく、GPAなどの成績でも嘘をつくのは危険ですね。
こちらも資格と理由は似ていて「成績証明書」の提出が求められるからです。
また「TOEICの資格がある=内定」とか「GPAなどの成績が高い=内定」みたいなことはなく、超強い武器とかじゃないので、嘘をつく方がデメリットが多いかなと思っています。
なお、このあたりについては【低い】就活にGPAが関係ない5つの理由【1点台でも大手へ就職】にて解説しているので、GPAが低くて不安な就活生はどうぞ。
就活で嘘つき大会に参加するなら、志望動機などは作り込むべき話
結論、覚悟を持って嘘つき大会に参加すべき。
嘘つき大会に参加しつつ、バレてしまう就活生の特徴
それは「話に矛盾が生まれているから」です。
志望動機に矛盾がある例
・面接前半:私の強みは「保守的でリスクマネジメントがうまいこと」です
・面接後半:御社への志望動機は『積極的な姿勢が私と合っているから』です
完全に矛盾していますよね。
こういった感じで、少しでも矛盾があると確実にバレるので、選考に落ますね。
解決策:エピソードを当たり前かのように、嘘を作り込む
これに尽きるかなと思います。
僕の場合は『5w1h』を意識しつつ、エピソードを作っていましたからね。
5w1hをエピソードで意識する
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
上記のとおりで、マジでエピソードを1人で作り込む感じですね。
※もっと言うなら、面接時間の30分ほどで短編ドラマを作る感じ( ̄∀ ̄)
つまり、面接前に「矛盾のないエピソード」を作りつつ、面接中は「そのエピソードの主人公になる」といった感じで、嘘が当たり前かのように就活をするのがポイントですね。
「2:8」の割合で嘘をつきつつ、エピソードを作ろう
とはいえ、僕も含めてこの記事を読んでいる就活生はプロの脚本家ではないと思うので、ゼロから矛盾のないエピソードを作るのは難易度が高いですよね。
個人的に『2:8』の割合はわりと黄金比率でして、エピソードを作りやすい。
なお、イメージを少ししてもらうために、具体例とセットで公開しますね。
よくあるエピソード:売り上げアップ
・真実(2割):カフェの店員として、普通にアルバイトをする毎日だった
・ウソ(8割):カフェのバイトリーダーとして、売り上げアップに貢献した
就活生がよく使う「売り上げアップをしました系のエピソード」です。
※塾講師で「生徒の成績をアップさせました系」も就活生から人気ですね。
こういったように「真実(2割):カフェのバイト」と「ウソ(8割):カフェのバイトリーダー」みたいに『2:8の割合』を意識すると、矛盾のないエピソードを作りやすいです。
就活の嘘つき大会を勝つコツ:『なぜ』を繰り返すこと
少し頭がおかしいと思うかもですが、僕は徹底的にエピソードを作りました。
具体的には、何度も『なぜ』を繰り返しつつ、矛盾を100%消していましたね。
例:志望動機の場合です
・人に寄り添うことが魅力的で志望した
→なぜ人に寄り添うことが魅力的なの?
・寄り添って人が成長することが嬉しい
→どんなふうに成長するのが嬉しいの?
・できないことができるようになる瞬間
→具体的にはどんなふうに寄り添うの?
イメージとしては、こちらのとおりですね。
今回は1つの回答に対して1つの質問を『なぜ?』という感じで投げかけましたが、ガチで矛盾のないエピソードを作るなら「5w1h」から質問を投げかけるといいですよ。
「5w1h」から質問を投げかける
「5w1h」から質問を投げかける
上記のとおりで、1つの回答に「5w1h」から質問を投げかける感じです。
そのため、面接官の人がした質問への回答に対して、常に5w1hから質問を考えてエピソードを作り込めば、就活という嘘つき大会で勝つことは余裕です。
※ちなみに、これは志望動機だけじゃなくて「ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)」や「自己PR」などの定番質問でも応用できるので、嘘つき大会で圧勝したい就活生はどうぞ。
嘘をつきたくない&つらいなら、本音で就活をセヨ
とはいえ、ここまで読んだ就活生の中で、次のことを考えている人もいるはず。
こういった考えですね。
結論として『つきたくないなら、嘘はつかない方がいい』と思います。
嘘をつくべきじゃない理由
シンプルですが、これに尽きるかなと。
なので、僕は「嘘をつくなら矛盾のないくらい徹底的に作り込む」or「嘘をつかずに、ありのままの自分で勝負する」のどちらかを選ぶべきだと思いますね。
志望動機などの嘘つき大会で勝つために、就活生が意識すべきこと
最後に、嘘つき大会で勝つコツです。
- 面接ごとに振り返り+改善をする
- 嘘をついていいラインを必ず決める
- 面接でされうる全質問をカバーする
- 就活での当たり前のレベルを上げる
では、順に説明していきますね。
その①:面接ごとに振り返り+改善をする
繰り返しですが、嘘つき大会では「矛盾のないエピソード」が大切。
だからこそ、面接が終わったら、必ず振り返り+改善をする必要ありです。
僕がやっていた面接後の振り返り
就活の面接後の振り返りシート
- 面接で質問された内容
- 面接時にした自分の回答
- 質問をした面接官の意図&理由
- 面接時にした回答で改善できる点
- ゆっくり考えた上でのベストな回答
僕の場合、上の画像のような『振り返りシート』をスプレッドシートで作りつつ、エピソードや志望動機を話している中で違和感があったポイントを改善しまくっていました。
なお、具体的にどういった風に改善していたのかというと、以下のとおり。
5w1hをエピソードで意識する
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
記事の途中でも少しお話ししましたが「5w1h」の視点から考えればOKです。
ぶっちゃけ、ここまでエピソードや志望動機を作り込めば『嘘が当たり前のような真実』といったレベルまで表情とか雰囲気を出すことができますからね。
その②:嘘をついていいラインを必ず決める
「どれくらいまで嘘をついていいのか?」といったラインみたいなものです。
具体的には『あなたが証明できないこと』は嘘をついてもバレにくいですね。
嘘がバレにくいこと
※僕の予測なので、あなたが判断をしてください
逆にバレる可能性が高いこと
上記のとおり。
とくに、志望動機などは嘘つき大会の定番なので、バレにくいです\(^o^)/
その③:面接でされうる全質問をカバーする
何度も繰り返して話していますが「矛盾のないエピソード」が重要です。
※聞き飽きていたら、スイマセンm(_ _)m
なので、志望動機はもちろんですが、その他に面接で聞かれる可能性が1ミリでもある質問に対しては、面接前にしっかりと準備をしておくことがポイント。
面接でされる質問の内容
こちらの『絶対内定』という本では「面接で必ず聞かれる59の質問」がまとめられています。
本を読みつつ、面接前に回答を考えておけば、嘘つき大会で圧勝できるはず。
その④:就活での当たり前のレベルを上げる
就活でつく「嘘」というのは、単なる1つの武器にすぎませんからね。
結局のところ、内定がもらえるかどうかは『当たり前ができているか』です。
当たり前ができている就活生
- 面接での受け答えを家で練習する
- エントリーシートを何度も改善する
- 適性テストを勉強して高得点を取る
「当たり前すぎだろ」と思うかもですが、100%当たり前にできていますかね。
※就活を始めて最初の頃の僕は、当たり前を飛ばしてテクニックを考えていた。
そのため、就活で言われている「当たり前」を当たり前のようにやりつつ、そこから嘘つき大会を勝つためのテクニックとか戦略を考えるのがベストです。
質問:就活でついた嘘は、面接後に調べられるの?
結論は、ついた嘘によるかなと思います。
調べられる可能性の高い嘘
上記のとおり。
>>参考:【就活】面接の嘘は調べられるので注意【受かった人も内定取り消し】
なので、繰り返しですが「TOEICなどの資格関係で嘘はNG」ですね。
※TOEICなどの資格は『資格証明書』の提出が求められるかもです。
まとめ:就活の志望動機は嘘つき大会なので、ウソは当たり前です
今回は『就活の志望動機は、当たり前に嘘つき大会』について解説しました。
就活という嘘つき大会で勝つコツ
- 面接ごとに振り返り+改善をする
- 嘘をついていいラインを必ず決める
- 面接でされうる全質問をカバーする
- 就活での当たり前のレベルを上げる
こちらの4つが大切ですね。
そして、最終的な僕の考えは「嘘をつくなら矛盾のないくらい徹底的に作り込む」or「嘘をつかずに、ありのままの自分で勝負する」のどちらかを選ぶべき、というのが結論です。
もちろん、就活に正解とか不正解はないので、あなた自身で試していく必要があると思います。実際、僕自身が就活をわりと頑張った結果の結論が上記といった感じですからね。
ちなみに、志望動機とセットで就活の軸の考え方も理解しておくといいかもです。詳しくは【何個】就活の軸は3つの考え方が大切【面接で人を喜ばせる書き方】にて解説済みです。
というわけで、最高の就活ライフをどうぞ。
今回は以上です。
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