こんな疑問を解決します。
記事の内容
・Fランに行くか浪人するかはどっち?
・Fランに行くか浪人するかで迷う人へ
・Fランと浪人でどっちも大切な考え方
記事の信頼性
この記事を書いている僕は浪人を経験しました。自宅で浪人をする「宅浪」をしまして、同志社大学に合格できました。
今回は『現役でFラン大学と浪人で高学歴はどっち』というテーマで解説です。
とはいえ、先に結論だけ書いておきますね。
実際、僕も現役で全落ちしまして、残りの入試で「Fラン大学と呼ばれる学校に出願するか」と「自宅で浪人をして1年がんばるか」で超絶悩みまくりました。
しかし、今だからこそ言えることは『浪人をしてよかった』です。もちろん、同志社大学へ合格できたからかもですが、現役時代の僕の「浪人をする」という選択に間違いはなしでした。
※ちなみに、僕の簡単な基本情報もどうぞ。
前提:大学生の僕の基本情報
- 1年間の浪人(宅浪)をしました
- 宅浪後、同志社大学へ進学しました
- 外資系のIT企業にて就職予定です
こんな感じで「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」という2つの選択肢で後者を選びつつ、就職活動もわりとうまくいった感じです。
こういった背景の僕が『現役でFラン大学と浪人で高学歴はどっち?』と悩みまくっていた「現役時代の僕」に向けて、この記事を書いていきたいと思います。
記事の後半パートでは「Fラン大学に行くか浪人するかで迷う人に伝えたいこと」や「Fランと浪人でどっちも大切な考え方」などもセットでご紹介しているので、最後までぜひどうぞ。
では、いきましょう(。・ω・。)
※注意点:この記事はFラン大学へ通う人を批判したり、Fラン大学の存在への否定が目的じゃないです。僕が現役時に迷っていたので、そういった方の悩みを解決することが目的です。
「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」はどっち?←就職目線で話す
結論は、後者の『浪人で高学歴』です。
※理由もセットで解説していきます。
間違った『Fラン大学=就職活動で不利』という考え方
おそらく、多くの人が持つ考え方かなと。
しかし、以下の不利な理由は少し間違いです。
上記のとおりですが、これは間違い。
なぜなら、企業には学歴フィルターではなく『学歴ピラミッド』があるから。
例:学歴ピラミッド
企業が持つ学歴ピラミッド
「学歴ピラミッド」とは僕が考えた『大学ごとの採用人数』のことでして、企業は大学のグループ別に採用の人数を決めていると思います。
つまり、多くの人が考えている『Fラン大学=就職活動で不利=書類選考で100%落ちる』ということは間違いでして、Fラン大学でも大手企業や有名企業から内定をもらうことは可能。
※それの証明として、Fラン大学の就職実績を見てみるといいかもです。たとえばですが[大学名+就職実績]みたいな感じでググれば、卒業生の進路を確認できるはずです。
「現役でFラン大学」より「浪人で高学歴」の方が有利な理由
それは『周りの環境がゲキ強だから』です。
就職活動に強い大学の環境
- 周りの大学生からの刺激
- 大学側からの就職サポート
- OB(卒業生)がいる繋がり
こちらのとおりです。
それぞれについて簡単に解説しますね。
①:周りの大学生からの刺激
やっぱり、学歴が高い大学生ほど『就活に関しての意識は高め』です。
つまり、あなた自身も自然と「そろそろ動かなきゃ…」となるわけですね。
今の時代だと[Twitter]や[Instagram]などからも就活に関する情報をゲットできたりするので、オンライン上でも周りの大学生からの刺激をゲットすることは可能です。
②:大学側からの就職サポート
これはかなり大きいですね。
というのも、僕が通う同志社大学では「キャリアサポート」が手厚いです。
〈具体的なキャリアサポート〉
・企業の採用選考会の開催
・筆記試験対策のポータルサイト
・就職活動についての個別の相談
上記のとおりです。
ただ、Fラン大学と呼ばれる学校では、就職活動のサポートが少なかったり、あまり力がいれられてなかったりがあるので、このあたりは大学によりますね。
③:OB(卒業生)がいる繋がり
就活では『OB訪問』をする機会があります。
※OB訪問とは、企業で働く卒業生を訪ねて、お話などを聞くことです。
しかし、Fラン大学では、そもそもあなたが行きたいと思う大手企業へ就職している人が少なかったりして、なかなかOBを訪ねることができないみたいなケースもありますからね。
こういった感じで、就職活動への環境が大きく違います。もちろん、Fラン大学と呼ばれる学校でも就活でうまく人は多数います。なので、結局のところは『本人の行動次第』ですね。
Fラン大学と高学歴の人との違い←就職活動の早さ
ぶっちゃけ、これが超大きいかもです。
僕が就職活動をして感じたこと
・Fラン大学の人:就職活動を始めるのが遅く、大学4年生の途中から動く
・高学歴の人:就職活動を始めるのが早く、大学3年生くらいから動き出す
具体的な差としては、1年ほどです。
そして、最近の就職活動は『できるだけ早く動き出した方が有利』です。
実際に、僕も就職活動を始めたのが「大学3年の4月くらい」でして、インターンシップとかにゴリゴリと参加しつつ、第1志望の外資系のIT企業から内定をいただけましたからね。
そのため、就職活動の目線から「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」の2択の場合、僕は圧倒的に後者の『浪人で高学歴』をおすすめしますね。
なお、浪人を選択する人向けに【やめとけ】宅浪の成功率が低い5つの理由【浪人は成功しない話】という記事を書きました。1年で偏差値を30ほどマルっと上げた僕のノウハウを詰め込んだので参考にどうぞ。
現役でFラン大学に行くか浪人するかで、迷っている人に伝えたいこと
結論、自分の本心で決めればOKです。
浪人をする前の僕:学歴至上主義の考え方
いわゆる『学歴コンプ』ですね。
なので、次のような考え方を持っていました。
こういった考え方です。
しかし、その根本に『想い』もありました。
僕が考えていたこと
綺麗事を言っているように思えるかもですが、浪人を決意した大きな理由です。
※もちろん、自分がいい大学へ行くことによる「承認欲求」もありましたね。
なので、大切なことは『あなた自身がどうしたいか?』でして「Fラン大学は行かない方がいい」とか「浪人をしていい大学へ行け」などの周りの意見はフル無視でOKです。
ちなみに、Fラン大学に行くか浪人するかで迷う人はメリットとデメリットを理解すべし。詳しくは【迷う】浪人をして感じた7つのデメリット【メリットしかないは嘘】をどうぞ。
浪人したのにFラン大学へ行く可能性も普通にある
これが大きな落とし穴ですね。
というのも「浪人をする=必ず志望大学へ合格できる」ではないからですね。
浪人で成績が上がる割合
・2割:現役時の悔しさをバネにしつつ、鬼勉強する。成績もグンっと上がる
・6割:現役時と勉強の時間は変わらない。つまり、成績も同じで変わらない
・2割:現役時よりも勉強をしなくなる。伸びないというより、むしろ下がる
こちらの割合のとおりです。
また「上位2割の人」で『志望校に合格する人』はもっと少ないはずですよね。
ザックリとした合格率
なので、浪人をした人の全体の『10%ほど』の人が志望校に合格するイメージ。
※ここで話している志望校は「第1志望の学校」という意味ですね。
なお、なぜ浪人生の合格率が低いのかという理由について【事実】浪人生の合格率が低い理由は5つある【成績が上がる割合】で詳しく解説しているので、そちらを読んでみてください。
自信がないなら、現役でFラン大学へ行く方がいい
ここまで読んで「Fラン大学でいいかな…」と思う人は、そうした方がいい。
理由は、浪人をして1年ほど勉強をすることは『シンプルに辛いから』ですね。
浪人がつらいと感じる理由
- 時期ごとにつらいことが起こる
- シンプルにメンタルがしんどい
- 成績があまり伸びない時期がある
- 浪人中の自分が情けないと感じる
- 大学に受かる気がしない感情になる
- 浪人中の毎日の受験勉強に心折れる
- 目指す大学に対し、自信がなくなる
こんな感じで、わりと浪人は辛いです。
>>参考:【地獄】浪人生がつらいと感じる理由7つ【しんどい&辛い時期あり】
なので、心の底から「浪人をして1年間がんばるぜ」と思える人じゃないと、たぶんですが『浪人したのにFラン大学へ行く可能性』がグッと上がるんじゃないかなと思います。
※少し厳しめで、スイマセン。ただ「現役でFラン大学に行くか浪人するか」という人生の決断に対して、あなたに後悔して欲しくないので、こういった感じで厳しめに伝えました。
Fラン大学へ行ったとしても、大学生活は充実するよ
これは、就職活動の目線じゃないかもですね。
とはいえ、どの大学へ行ったとしても、あなた次第で充実させることは可能。
質問:充実させるために何をすべき?
これに尽きるかなと思います。
そして、経験ならなんでもOKです。
・ビジネス本や小説などを読みまくる
・バイトを2つほど掛け持ちしてみる
・筋トレをしつつ、ダイエットをする
・実家を離れて、一人暮らしをしてみる
・僕のように自分の想いをブログに書く
こういった感じで、あなた自身が今までにやったことのないことをすればOK。
ちなみに、このあたりは大学生がやるべきことは、たった1つだけ【文系・理系は関係なし】にてご紹介しておりまして、大学生活をグイッと充実させたい方は1つずつ実践セヨです。
Fラン大学だろうが、浪人して高学歴だろうが、大切なことは1つ
それは『大学で何をしたのか』です。
Fラン大学とか関係なく、大学生の時間は決まっている
たとえば、次の2人の大学生がいた場合、どちらの方が「大学生活がより充実している」と思えますかね?←直感でOKです。
・大学生A:高学歴です。しかし、毎日バイトしかしておらず、人生に絶望中
・大学生B:Fラン大学の人です。毎日サークルや学生団体で活動しまくり中
内容とかは関係なく、後者の「大学生B」の人の方が充実してそうですよね。
つまり、大切なことは「どの大学へ行くか」より『そこで何をしたのか』です。
就活生が就職活動で「1番聞かれる質問」をご紹介する
結論、ガクチカと呼ばれるものですね。
就職活動の面接の例
100回面接をすれば、99回くらいは必ず聞かれるような定番質問です。
※むしろ、この質問を軸にしつつ、就職活動の面接は進んでいきますからね。
なので、Fラン大学だろうが、浪人して高学歴だろうが、大切なことは「どの大学へ行くか」より『そこで何をしたのか』でして、ここが薄い人は高学歴でも普通に落ちます。
逆に言うのであれば、たとえFラン大学だったとしても、胸を張って「〇〇の活動をしました」とか「□□に熱中してきました」と答えられる人は、サクッと内定が出たりしますね。
ぶっちゃけ、大学受験で人生のすべては決まらない
「Fラン大学に行くか浪人するかで迷うとか人生終了だ…」と悩む人向け。
少しだけ人生の先輩からの結論
というのも、大学受験はあくまで「人生の1つのイベント」にすぎないわけで、少し人生が進んだタイミングから見れば「Fラン大学に行くか浪人するか」は小さな悩みだったりします。
そして「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」などの選択肢って、人生が少し進んで先でしか『どっちの選択がよかったのか』とかわかりませんからね。
要するに、僕が言いたいことは『Fラン大学に行くか浪人するか』といったような悩みについては、まずはあなた自身がどうしたいのかを考えるべきです。
Fラン大学に行くか浪人するかでは、周りの意見は無視セヨ
具体的には、下記の意見ですね。
- 現役でFラン大学へ進学すべきだ
- いや、Fラン大学より浪人が最適だ
- しかし、1年間の浪人は辛いと思う
こんな感じで、それぞれで「いい意見」と「わるい意見」のがありますからね。
おそらくですが「Fラン大学に行くか浪人するか」といったような人生における大きな決断は、初めての経験だと思います。しかし、その決断を他人の声とかに流されてしまうと、一生後悔する可能性もありです。
なので、ゆっくりでOKなので、まずは『自分がどうしたいのか?』という本心の部分が少しずつ考えてみるべきです。もちろん、周りの家族とか友達に相談するのもありだと思います。
ちなみに、周りの家族とか友達に相談しにくいなら『ココナラ』などのサービスを使いつつ、受験相談に乗ってもらえるといいかもですね。
『ココナラ』にて[浪人生]とか[大学受験]などで検索すれば、受験相談に乗ってもらえる人がズラッと出てきますからね。
ぜひ活用してみてください(*・ω・)ノ
まとめ:「現役でFラン大学」と「浪人で高学歴」なら、後者を選ぶ
今回は『現役でFラン大学と浪人はどっち』というテーマで解説しました。
本記事の結論
上記のとおりです。
実際、僕も現役時代は全落ちしまして「Fラン大学に行くか浪人するか」といったように、超絶悩みまくりました。しかし、結果としては『浪人をして良かったな』と思っています。
周りの意見などに流されるのではなく、まずはあなた自身で決断するのがベスト。
※もちろん、家族に相談してもOKですし『ココナラ』などを使ってもOK。
ちなみに、僕は現役でFラン大学ではなく、自宅で浪人をする「宅浪」を選びました。このあたりについて【不要】浪人生は予備校に『行かない選択』もあり【塾なしでOK】にてまとめているので、気になる方は参考にどうぞ。
というわけで、後悔のない選択をしつつ、浪人をするかどうかを決めましょう。
今回は以上です。
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