こんな疑問を解決します。
記事の内容
・浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪だった僕が理由を話す】
・宅浪の浪人生が模試を受けない代わりに、学力をチェックする方法
記事の信頼性
この記事を書いている僕は1年の宅浪を経験しました。宅浪中はバイトをやりつつ、受験費用と学費を貯めていました。
今回は『浪人生は模試を受けないのがベスト』というテーマで解説をします。
ちなみに、僕は「宅浪」を経験しておりまして、成果としては次のとおり。
少し自慢かもですね、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、わりと成果は出ているはず。
そこで本記事では「浪人生は模試を受けない選択をすべき理由」や「模試を受けない代わりに学力チェックとして、やっておくといいこと」をセットでご紹介していきたいと思います。
では、いきましょうヽ(´▽`)/
浪人生は模試を受けないのがベスト【宅浪だった僕が理由を話す】
結論、受けなくてOKです。
なぜなら、次の4つの理由があるからですね。
- 浪人生は模試の判定が良く出る
- 費用&時間&労力がモッタイナイ
- 結果が良い悪いで、悪影響になる
- 模試のスケジュールに合わせにいく
では、1つずつ順に解説をしていきます。
理由①:浪人生は模試の判定が良く出る
基本的に、模試は「現役生」と「浪人生」の人が受けますよね。
しかし、受験初期は『浪人生の判定が良く出る』というのが普通です。
現役生と浪人生の違い
・現役生:受験中期〜後期くらいに、成績がグイッと伸び始める。
・浪人生:受験初期は去年の積み上げがあるので、序盤から成績が高い。
上記のとおりです。
なので、必然的に模試の判定が良くなってしまうんですよね。
判定が良く出るデメリット
まあ当然ちゃ当然ですよね。
なんせ最初の模試で「A判定」などが出たら、誰だって勉強しなくなります。
その結果、多くの浪人生は受験中期〜後期ぐらいに現役生に追い越されますね。
理由②:費用&時間&労力がモッタイナイ
すごく合理的かもです。
とはいえ、わりと本音でした。
- 費用:1回につき5,000円ほど
- 時間:往復+模試を受ける時間
- 労力:会場場所までに使う体力
とくに、宅浪の僕はバイトで受験費用などを貯めていたので『費用』の面から考えたときに、そのお金を「志望校への受験費用」や「滑り止めへの受験費用」に使いたいなと思いました。
宅浪の僕の計算
上記のとおりです。
たぶん、お金が豊富にあったのなら、喜んで模試を受けていたと思いますね。
理由③:結果が良い悪いで、悪影響になる
宅浪の僕が受けなくなった1番の理由です。
というのも「良い」or「悪い」のどちらの結果でも、悪影響だからですね。
僕の場合です
・結果が良い場合→判定がかなり良く、調子に乗る。勉強をしなくなる
・結果が悪い場合→がんばって勉強したのに絶望する。勉強をしなくなる
こんな感じでして、結果が「良い」or「悪い」のどちらでも悪影響でした。
もちろん、次のような浪人生もいるかもです。
・結果が良い場合→今の勉強のやり方を信じつつ、そのまま走り続ける
・結果が悪い場合→反省点や改善点を分析して、勉強のやり方を修正する
しかし、80%くらいの人が僕と同じように結果に左右されるはずです。
そのため、浪人生は模試を受ける必要はないかなと思っています。
理由④:模試のスケジュールに合わせにいく
「良い結果を残すため」に、模試の前後でスケジュールが崩れます。
具体的には、次のとおりです。
- 受ける前:模試のための勉強をする
- 受ける日:1日分の時間がなくなる
- 受けた後:模試の復習に時間を使う
最低でも3日ほどは、無駄にする感じ。
※もちろん、模試を受けることで『新しい発見や学び』もあるかもです。
しかし「模試を受けるために使う3日間」と「志望校合格のための勉強スケジュールに使う3日間」を比較したときに、圧倒的に僕は後者の方が新しい発見や学びがあると判断しました。
ちなみに、浪人生活のスケジュールをまだ立てられていない人は少し焦ったほうがいいかもです。
>>参考:【充実】浪人生活の1年間のスケジュール【3月から勉強計画をセヨ】
理由は、浪人をしてうまく人は必ず『スケジュールを立てられているから』ですね。とはいえ、スケジュールの立て方はわりと簡単でして、上の記事でまとめています。
補足:メンタル面でも疲れてしまう
僕の場合、模試の前後だと「怖い」とか「不安」の感情が出てきていました。
その結果、模試の2〜3日前くらいから勉強が手につかなくなるんですよね。
※僕がメンタルが弱かっただけかもです。
余談:宅浪の浪人生は、模試を受けるのもアリ
僕自身、宅浪ということもあり「模試=意味がない」と考えつつも、合計で3回ほどは受けました。なぜ受けたのかと言うと、以下の3つの目的があったから。
模試を受けた目的
- 試験会場などでの場慣れ
- 他の浪人生との学力の差の確認
- 受験勉強のリフレッシュ&息抜き
大きくは、こちらの3つですね。
なので、宅浪の浪人生は「目的」を持つなら、受けてもOKかなと思います。
※ちょっと上からで、スイマセンm(_ _)m
1番NGなパターン
これは絶対にNGです。
というのも、なんとなく受けても「なんとない結果」しか出ませんからね。
さらに、勉強へのモチベが下がるのは目に見えているので、受けない方がいい。
宅浪の浪人生が模試を受けない代わりに、学力をチェックする方法
結論、下記の3つがおすすめですね。
- 志望校の過去問(赤本)を解く
- 時間を決めつつ、参考書を解く
- 河合の共通テスト総合問題集を解く
では、順に説明していきますね。
その⓪:浪人生は模試に限らず『目的意識』が大切
まずは、前提部分です。
浪人を成功させたいなら、常に『目的意識』を持つことが重要。
例:模試を受ける場合
・試験会場での場慣れをするため
・浪人生との学力の差の確認するため
・受験勉強のリフレッシュをするため
こういった感じで、すべての物事に対して「なぜやるのか」を考えるべき。
というのも、目的意識を持つことで、それらから得られる効果が上がるから。
つまり、これは受験勉強でも同じでして、常に『〇〇をやるのは□□という理由があるからだ』と考えておくだけでも、勉強で得られる効果は高まるはず。
その①:志望校の過去問(赤本)を解く
おすすめは、次のタイミングですね。
・基礎学習が終わったとき→滑り止め大学の過去問を解く。例)関西学院大学
・応用学習が終わったとき→第2志望の大学の過去問を解く。例)同志社大学
・実践学習が終わったとき→第1志望の大学の過去問を解く。例)早稲田大学
※僕が宅浪をしていた時のレベル感です。
上記のとおりでして、学力のレベルに合わせて、過去問を解く感じ。
質問:志望校が決まっていない時は?
結論、センター試験の過去問を解けばOK。
※今は『大学入試共通テスト』ですね。
こちらの赤本がおすすめですね。
もちろん、予想問題集とかでもOKです。
その②:時間を決めつつ、参考書を解く
宅浪の浪人生の場合、ザクザクと参考書を解いていくと思います。
そういったときに、問題集系の参考書で「時間を決めて解く」といいかもです。
おすすめの問題集:英語
こういった問題集系の参考書ですね。
ちなみに、今回ご紹介した『ポラリス』は僕が宅浪していたときも使っていた。
その③:河合の共通テスト総合問題集を解く
河合塾が過去に実施した模試をまとめた総合問題集ですね。
※僕も宅浪のときは「センター試験バージョン」を何度も解いていた。
「計5回分の河合模試+2回分の共通テストの過去問」がセットになっているので、普通に模試を受けに行くよりもコスパ最強です。
基礎学習とか応用学習が終わったタイミングで使いたい1冊ですね。
補足:宅浪だった僕がおすすめする勉強の流れ
成績を上げる方法は、下記のとおり。
超シンプルですよね。
とはいえ、受験勉強はこれの繰り返しです。
受験勉強のイメージ
宅浪生におすすめの勉強方法
上記のように、パズルを埋めていく感じです。
宅浪だった僕の勉強の流れ
- 問題集を解いて、苦手な箇所を確認
- 苦手な箇所を参考書で埋めていく
- レベル別で問題集に取り組んでいく
- またまたわからないところが出る
- わからないところを参考書で解消
超地道な勉強法ですが、宅浪の僕はこれで偏差値を30ほど上げました。
※「現役時:偏差値30台くらい」→「浪人時:偏差値60台オーバー」
もちろん、人によって勉強方法が「合う」or「合わない」があるので、まずは試してみつつ、合わないなら少しずつ『あなたに合った勉強方法』にカスタマイズしていけばOKです。
まとめ:宅浪の浪人生は模試を「受けない」のも、わりとアリな選択
今回は、浪人生は模試を受けないのがベストというテーマで解説をしました。
模試を受けなくてもOKな理由
- 浪人生は模試の判定が良く出る
- 費用&時間&労力がモッタイナイ
- 結果が良い悪いで、悪影響になる
- 模試のスケジュールに合わせにいく
こちらの4つですね。
実際、僕も宅浪中は何回か模試を受けましたが、あまり意味がない感じでした。
なので、大切なことは『目的意識』です。
模試に限った話じゃないですが、浪人生活中は常に目的を持ちつつ行動すべし。
というわけで、後悔のない浪人生活をどうぞ。
今回は以上です。
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