こんな疑問を解決します。
記事の内容
・グループディスカッションの練習方法
・GDの練習をする手順は、3ステップ
・練習をする中で意識すべき5つのコツ
・GDの練習方法を実践する時の注意点
・練習について就活生からよくある質問
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『グループディスカッション対策の練習方法』をご紹介していきます。
なお、先に結論を書いておきますね。
グループディスカッションの練習方法
①:GDに特化したイベントに参加する
②:志望企業じゃない選考で練習をする
③:日常の会話で、GDを必ず意識する
④:過去のテーマで、1人で練習をする
⑤:ニュースアプリで仮説を立ててみる
⑥:友達との飲み会にて、役割を変える
⑦:GDではなく、面接を練習に変える
ちょっと多くて、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、上記をやれば、グループディスカッションは余裕で通過できるはず。
なので、グループディスカッションは練習方法さえ実践すれば、グイグイっと上達していきますからね。才能とかは不要でして「練習をするかどうか」です。
というわけで、本記事では『グループディスカッション対策の練習方法』をご紹介しつつ、後半では「GDの練習をする手順」や「GDで意識すべきコツ」もセットで解説していますよ。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ̄▽ ̄;)
グループディスカッションの練習方法7選【イベント+アプリ】
結論、次の7つの練習方法を実践すればOK。
- GDに特化したイベントに参加する
- 志望企業じゃない選考で練習をする
- 日常の会話で、GDを必ず意識する
- 過去のテーマで、1人で練習をする
- ニュースアプリで仮説を立ててみる
- 友達との飲み会にて、役割を変える
- GDではなく、面接を練習に変える
では、順に説明していきますね。
方法①:GDに特化したイベントに参加する
ぶっちゃけ、イベントの参加がベストですね。
たとえば『デアイバ』などのイベントであれば、次のメリットがあるから。
- 1日に数回のGDに参加できちゃう
- 人事からのフィードバックもゲット
- 参加企業から、スカウトがもらえる
上記のとおり。
つまり、グループディスカッションの練習をしつつ、スカウトもゲットです。
1人でコツコツと練習をするのもありですが、今の時代だと『デアイバ』などの就活イベントも豊富にあるので、あとは「やる」or「やらない」で、就活がうまくいくか決まりますね。
なお『デアイバ』のテーマは[1日でGD対策をする]なので、これからの就活でグループディスカッションの練習に時間を取られたくない人は、1日でマルっと対策をするのもあり。
方法②:志望企業じゃない選考で練習をする
お次は、選考での練習ですね。
具体的には「第2志望の企業」でグループディスカッションの練習をする感じ。
志望企業じゃない選考に参加する利点
- 落ちても、第1志望の企業がある
- 内定が出たら、楽に就活ができる
- 選考の緊張感でGDの練習ができる
こういった感じでして、受けておいて損はないかなと思います。
※実際、僕は選考の経験を積むために、200社くらいにエントリーしたので。
また、就活の選考にエントリーするとかって、基本的に無料ですからね。エントリーシートを出すのはツラいかもですが、グループディスカッションの練習をするには、選考は最適です。
ちなみに「エントリーをするのが面倒…」という就活生は、僕が使っていた『逆求人サイト』を使うと、企業の方から「選考を受けませんか?」と連絡が届くので、コスパ最強です。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
上記は就活生から人気の『逆求人サイト』でして、無料登録+プロフィールの入力で、企業から「選考を受けませんか?」とか「インターンはどうですか?」とスカウトが届きますよ。
実際、僕も『dodaキャンパス』や『オファーボックス』を使いつつ、インターンとかを受けていました。友達に関しては、逆求人サイト経由で大手企業から内定をもらっていましたね。
ちょっとケチかもですが、無料ならとことん就活アプリやイベントを使いまくるべきですよ。アプリやイベントを活用するだけで、就活の難易度はグイッと下がりますので。感謝ですね。
ちなみに「どの逆求人サイトに登録すればいいかわからない」と悩む人は、僕や友達も使っていた『dodaキャンパス』に登録すればOKです。
なお、アプリもあるみたいなので、下記にアプリのリンクも貼っておきますね。
dodaキャンパス
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方法③:日常の会話で、GDを必ず意識する
具体的には、話し方の部分ですね。
GDで使える話し方の手順
- P:結論を話す
- R:理由を伝える
- E:具体例を出す
- P:まとめを話す
上記は「PREP法」と呼ばれる、意見のまとめ方や言い方でして、グループディスカッションなどで相手に自分の考えを伝えるときに、ハイパー役に立ちますよ。
それにグループディスカッションの練習だけでなく、面接の対策をするときにも、面接官に自分の考えがよく伝わる話し方なので、就活全般でマルっと使える話し方ですね。
方法④:過去のテーマで、1人で練習をする
「グループディスカッションなのに1人なの?」と思うかもですが、1人が練習をした方が『意見を考える力』とか『論理的に考える力』は身に付くので、おすすめな練習方法です。
具体的にやるべきこと
なお、1人でGDをするときも、実践と同じような流れで進めるべきですよ。
グループディスカッションの流れ
- 役割を決める
- 前提を確認する
- アイデアを出していく
- アイデアを評価する
- 面接官に発表をする
基本的に、就活のグループディスカッションでは、上記の5ステップですよね。
なので、1人でGDの練習をするときも、ステップごとに進めればOKです。
GDの流れやテーマを学べる本
こちらは『議論する力を鍛える ディスカッションノート』という本でして「GDとはなにか」や「GDのケーススタディ」などがまとめられていますよ。
「練習をする前にマルっと対策をしておきたい」という人は、ぜひどうぞ。
方法⑤:ニュースアプリで仮説を立ててみる
具体的には、ニュースアプリを使いつつ、次の2つを考える感じですね。
例:ニュースアプリの活用方法
・このニュースは、なぜ起こったのか?原因はどんなものが考えられるか?
・このニュースで起こったことで、今後はどのような影響が出てくるのか?
上記のとおり。
つまり、とある事象が「起こった原因」+「起こった後の未来」の予想ですね。
ちなみに、ニュースアプリを使うなら有料のアプリは不要でして、無料で使える『スマートニュース』などのアプリを使えばOKです。
スマートニュース
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なお、グループディスカッションの練習ではなく、就活全般で活かしたい人は【対策】就活は『1日3分』で最近のニュースを見ればOK【答え方】で見るコツをご紹介していますよ。
面接でよくある質問として「気になっているニュースは?」などがあるので、グループディスカッションの練習とセットで、面接対策もできるといいかもです。
方法⑥:友達との飲み会にて、役割を変える
やりすぎかもですが「日常的なイベント」を『グループディスカッションの練習』に置き換えてみると、グッとレベルアップするはず。
例:飲み会での役割
- 聞き上手になりつつ、話を聞く
- ラフに話して、雰囲気を良くする
- リーダーとして、周りに話を振る
僕自身があまり飲み会に参加しないので、もっといろいろな役割があるかもですが、大きくは上記のような役割があるかなと思います。
なので、飲み会の席でもグループディスカッションの1つの練習として意識しつつ、今までとは違った役割でイベントに参加してみるのもありですよね。
ちなみに、就活のグループディスカッションの役割を余談ですが、まとめました。飲み会などのイベントで担当する役割の参考にどうぞ。
グループディスカッションの役割
・司会:リーダーとして、議論を進める
・アイデアマン:アイデアを出しまくる
・書記:議論で出た話題をメモしておく
・タイムキーパー:時間をチェックする
・発表者:GD後に、面接官に発表する
こちらの5つの役割ですね。
司会の役割が苦手なら、飲み会などのイベントでは、リーダーをするのもあり。
方法⑦:GDではなく、面接を練習に変える
最後は、面接自体をグループディスカッションの練習に変える方法です。
というのも、面接とGDって、意外と似ている箇所が多いからですね。
面接とGDで似ている箇所
- 相手が求めていることを話す
- 自分の考えをわかりやすく伝える
- 雰囲気や流れを読みつつ、行動する
上記のとおり。
そういった意味で、面接を受ける回数を増やすことも練習になりますからね。
おすすめの逆求人サイト
なお、練習のためにいろいろな企業を受けるなら、以下の「逆求人サイト」に登録しておくと、エントリーシートを書いたり、Webテストを受ける手間などを簡単に減らせますよ。
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
どれも無料で登録できるので、グループディスカッションの練習だけでなく、面接対策もマルっとやっておきたい方は、この機会にどうぞ。
グループディスカッションの練習をする手順は、3ステップある
ちょっとゲームっぽく考えてみました。
具体的には、次の3ステップです。
GDの練習をする手順
- キャラの能力を上げる:インプット
- 使えるワザを増やす:アウトプット
- 強い武器をゲットする:テクニック
上記のとおり。
これは『ドラクエ』とかでも同じですよね。
まずは[主人公の能力]を上げていきつつ[使えるワザ]も増やしていく。そして[装備している武器]もレベルアップさせていく感じ。
なので、このゲーム的な考え方をグループディスカッションでも使えばOK。
というわけで、順に解説をしていきます。
ステップ①:キャラの能力を上げる(インプット)
まずは、キャラの能力アップですね。
具体的には、以下の3つの知識をインプットすればOKです。
- GDに関する基礎的な知識
- 人に物事を伝えるための知識
- 議論を進めるためのテーマの知識
それぞれについて、おすすめの本やサービスを紹介しておきますね。
※あなた自身が「ここ足りないな…」と思う知識だけ、インプットすればOK。
①:GDに関する基礎的な知識
グループディスカッションの練習に定番かもですが、やっぱり『議論する力を鍛える ディスカッションノート』がおすすめですね。基礎的な知識は、この1冊でゲットできるはず。
②:人に物事を伝えるための知識
論理的思考を学べる1冊でして『コンサル一年目が学ぶこと』といった感じで[コンサル]と書かれていますが、コンサルを受ける就活生じゃなくても、絶対に役に立つ1冊ですよ。
実際、IT企業へ就職する僕や銀行で働いている友達にも『コンサル一年目が学ぶこと』をおすすめしまして、超絶賛していましたからね。
③:議論を進めるためのテーマの知識
『問題を解く力を鍛える ケース問題ノート』もグループディスカッションの練習で出される定番な1冊ですね。こちらはテーマだけでなく、考え方なども学べるので、シンプルに良書。
ステップ②:使えるワザを増やす(アウトプット)
知識はあるけど、グループディスカッションで意見が話せない就活生が多いですよね。そして、大きな原因は「アウトプット不足」です。
アウトプットするときのポイント
- 5w1hでGDの意見を考えてみる
- ディスカッションのゴールを考える
- GDで自分に合った役割を見つける
- 他の就活生の意見をうまく活用する
- なぜ意見が思いつかないかを考える
詳しくは【苦手】グループディスカッションで意見が思いつかないときの対策法という記事で解説していますが、このあたりを押さえておけば、アウトプットはOKかなと思います。
ぶっちゃけ、グループディスカッションのベースは「前提となる知識」と「知識を活用して意見を考える力」の2つです。この2つさえ練習すれば、GDで苦戦することはなくなるはず。
ステップ③:強い武器をゲットする(テクニック)
これは、練習や実践で得るしかないですね。
というのも、人によって自分に合ったテクニックが、GDではあるからですね。
例:僕の場合
・5w1hでGDの意見を考えてみる
・とにかくアイデアをノートに書く
・他の就活生の意見をうまく活用する
こういったテクニックは、グループディスカッションをやる中で自分で見つけられるものもありますが、他の就活生を見たときに「このテクニックいいな…」とマネしてみるのもあり。
実際、僕も「5w1hでGDの意見を考えてみる」とか「他の就活生の意見をうまく活用する」などは、他の就活生とグループディスカッションをする中で、得られたコツですからね。
重要:グループディスカッションは実践こそ、最強の練習
何度もゲームみたいで、スイマセン。
とはいえ、キャラの能力を上げたり、ワザを増やすなら、実践が最強ですよね。
例:ポケモンの話
たとえばですが[道路にいるトレーナーと戦う場合]と[四天王に挑戦する場合]の2つを比較したときに、ポケモンの経験値がUPするのは、当たり前ですが、後者ですよね。
上記はグループディスカッションも同じでして、同じ練習をするなら、イベントやアプリなどを活用するのもありかもですが、それ以上に「実際に選考を受けてみること」が大切です。
もちろん、実践をする前に何度か練習は必要かもですが、まずは受けてしまってもOKかなと思います。そして、受ける中で自分に足りない箇所を練習すればOKですからね。
グループディスカッション対策の練習で、意識すべき5つのコツ
お次は、練習をするときのコツですね。
- GDの練習をする目的を決めておく
- 自分なりに、理想の就活生を考える
- イベント後は1人で振り返りをする
- 1日1つだけ、必ず改善をし続ける
- 練習と実践のバランスを、調整する
こちらの5つを意識すればOKです。
というわけで、順に解説をしていきます。
コツ①:GDの練習をする目的を決めておく
『なんのために練習をするのか?』ですね。
よくあるNGな目的
これも目的の1つかもですが、もう1段階だけ深掘りをするといいですね。
※イメージとしては、目的を伝えたときに、相手がわかるレベルがベスト。
おすすめなGDの目的
- 積極的に意見を話す力をつける
- リーダーとして、議論を進める
- アイデアマンとして、意見を出す
こういった感じですね。
というのも、目的を決めておいた方が、絶対に練習が有意義なものになるから。
さらに有意義なGDにしたい人へ
結論は「数値の目標」を考えるといいですね。
具体例としては、以下のとおり。
・1分以上は無言になる時間を作らない
・メンバー全員の話す比率を同じにする
・必ず5つ以上のアイデアを出してみる
ぶっちゃけ、グループディスカッションの練習でここまでやる就活生はいないので、しっかりと目的を決めておけば、絶対にGD力はアップするはずです。
コツ②:自分なりに、理想の就活生を考える
今までグループディスカッションを一緒にした人でもいいですし、完全なイメージでもOKなので、まずは『こんな就活生になりたいな』といったような、理想像を考えるといいですね。
理由としては、ゴール地点をイメージできた方が「自分に足りないものは何か?」とか「何をすればゴールに到達できるか?」などを考えやすいですからね。
例:僕が理想としていた就活生
かなりハードルが高めかもですが、ここを目指しつつ、練習をしていました。
また、理想から逆算したときに、これからやるべきことを意識するのも大切。
僕の場合:練習で意識していたこと
・GDが始まってから、笑いを1つ取る
・アイデアを必ず3つ以上は、先に出す
・笑顔で、相手の意見を否定せずに聞く
つまり「理想とする就活生を考える」→「今の自分に足りないものを分析する」→「ギャップを埋めるためにGDの練習で実践する」といった流れですね。
コツ③:イベント後は1人で振り返りをする
練習だけでなくイベントなどでもそうですが、グループディスカッションをした後は、1人で振り返りをすることが大切ですよ。
イベント後に振り返るポイント
- どんな人と一緒にGDを受けたか
- 自分はどんな役割を担当したのか
- GDでうまくいったと思うポイント
- 逆にうまくいかなかったポイント
- どのような結果だったのか(後日)
少し面倒かもですが、グループディスカッションが終わったタイミングで、少し時間を取りつつ、GDの振り返りをしておくと、レベルアップする速度がグイッと速くなりますよ。
※ノートに書くのもありですが、個人的に「エクセル」や「スプレッドシート」にまとめておくと、いつでもどこでもチェックできるので、楽かなと思います。
コツ④:1日1つだけ、必ず改善をし続ける
これは昔の僕もやっていた失敗なのですが、なんとなく練習をしていたんですよね。つまり、昨日のグループディスカッションから、1ミリもレベルアップしていないといった感じです。
大切なこと
どんなレベル感でもOKなので、昨日から少しでもレベルアップすることが重要。
例:昨日からの改善
- 意見を話す時間を少し短くする
- アイデアを伝える話し方を変える
- 時間を伝えるタイミングをズラす
イメージとしては、こんな感じですね。
1日1つだけ、改善をし続ければ、グループディスカッションは上達するはず。
コツ⑤:練習と実践のバランスを、調整する
繰り返しですが「グループディスカッションは実践こそ、最強の練習」です。
カッコいい言葉を使うなら『実践に勝る、練習はなし』みたいな感じですね。
GDの練習におすすめなイベント
こちらは『デアイバ』というグループディスカッションに特化したイベントでして、参加するメリットとしては、次の3つがありますね。
- 1日に数回のGDに参加できちゃう
- 人事からのフィードバックもゲット
- 参加企業から、スカウトがもらえる
つまり、グループディスカッションの練習もしつつ、企業からのスカウトもゲットといった感じで、一石二鳥ですよね。
なお『デアイバ』のテーマは[1日でGD対策をする]なので、これからの就活でグループディスカッションの練習に時間を取られたくない人は、1日でマルっと対策をするのもあり。
グループディスカッションの練習方法を実践するときの注意点
練習をする中で、注意すべきポイントですね。
- 同じGDのテーマで練習をしない
- フィードバックをすべて信じない
- 社会人との練習は、対策にならない
- 有料のイベントや練習会は必要ない
上記の4つには、注意が必要かもです。
では、順に説明していきます。
その①:同じGDのテーマで練習をしない
これは大学入試の過去問と似ていますね。
たとえば、下記の2つの場合、どちらの方が「新しい学び」は多そうですかね?
・A:1週間前に解いた過去問
・B:まだ解いたことのない過去問
いうまでもなく、、、後者の「B」の方が新しい学びとかが多そうですよね。
なんせ1度解いた過去問は、答えや途中式などを、覚えていることが多いから。
テーマが同じだと『そのテーマのゴール』とか『ゴールまでの議論』とかが、わりと似てきちゃいますからね。これだと、時間と労力が無駄になっちゃう可能性ありです。
その②:フィードバックをすべて信じない
真面目な就活生ほど、注意が必要ですね。
というのも、GDのフィードバックは、人によって違ってくるからですね。
・Aさんからのフィードバック:もう少し意見を話しまくった方がいいかもね
・Bさんからのフィードバック:意見を話す頻度は減らした方がいいと思うよ
たぶん、これって部活と似ていませんかね。
部活の練習で[コーチAが話すフィードバック]と[コーチBが話すフィードバック]が違うみたいな状況って、わりと経験があるはず。
これはグループディスカッションのフィードバックも同じでして、すべてを信じる必要はなくて、あなた自身が「このフィードバックは正しいな…」と思うものだけ信じればOKです。
フィードバックが正しいかの確認方法
上記のとおりでして、もらったフィードバックが正しいのかわからないのであれば、実際にグループディスカッションの練習などで実践してみるのがベストかなと思います。
たとえば、下記の2つのフィードバックをもらったと仮定してみますね。
・Aさんからのフィードバック:もう少し意見を話しまくった方がいいかもね
・Bさんからのフィードバック:意見を話す頻度は減らした方がいいと思うよ
こういった状況なら、次のグループディスカッションでは「少し意見を発言しまくるスタイル」で練習しつつ、その次は「意見を発言する頻度を減らしたスタイル」で練習する感じ。
そして、あなた自身の感覚とか周りの評価的に良い方を今後のグループディスカッションでも実践していけばOKです。何事もまずは試してみることが、わりと大切かもですね。
その③:社会人との練習は、対策にならない
[グループディスカッション 練習]とググると「就活エージェントの社会人と一緒にGDの練習をしましょう」といった情報が多いですが、個人的にあまりおすすめはしませんね。
社会人との練習がNGな理由
これに尽きるかなと思います。
というのも「就活生」と「社会人」では、経験値が単純に違いすぎますからね。
あまりよろしくない例かもですが[高校球児]と[プロ野球選手]が一緒に練習をしても、レベルに差がありすぎて、練習にならないことと同じですね。
そのため、就活エージェントなどを活用して、社会人とグループディスカッションをするなら『デアイバ』などの就活イベントに参加して練習した方が、絶対にいいGDになるはずです。
その④:有料のイベントや練習会は必要ない
Twitterとかを見ていると、下記のような有料のイベントがありますよね。
・GD対策ができる有料イベント
・元〇〇会社で働いていた人の練習会
・就活のプロから学べる有料のセミナー
ぶっちゃけ、グループディスカッションに限らずですが、就活関係でお金を払う必要はなしです。具体的には、有料のイベントや練習会みたいなやつにですね。
理由はシンプルで、そういった有料のイベントや練習会でゲットできる情報ってググれば無料で手に入りますからね。
また、今の時代だと「就活のオンラインサロン」とかもありますが、情報をゲットすることが目的なら、そういったのも必要なしかなと思います。
※もちろん、サロンの運営社のファンとか、入らないと得られない経験とかがあるなら、別に入ってもOKですが、就活は基本的に無料ですべて完結しますよ。
グループディスカッションの練習で、就活生からよくある質問
最後は、GDの練習についての質問です。
- 練習なしでも、選考は突破できる?
- GD対策の練習で使える本はある?
- オンラインとオフラインはどっち?
- おすすめのGD対策のイベントは?
- 練習にどれくらいの時間を使うの?
こちらの5つに回答していきますね。
質問①:練習なしでも、選考は突破できる?
結論は、厳しいかなと思います。
※もちろん、ハイパー天才な就活生なら、練習なしでも問題なしですね。
とはいえ、ガッツリ練習はしなくても『議論する力を鍛える ディスカッションノート』などを読みつつ、グループディスカッションの流れとか考え方を知っておくだけでもありですね。
質問②:GD対策の練習で使える本はある?
下記の3冊がおすすめなので、シェアします。
①:GDに関する基礎的な知識
グループディスカッションの練習に定番かもですが、やっぱり『議論する力を鍛える ディスカッションノート』がおすすめですね。基礎的な知識は、この1冊でゲットできるはず。
②:人に物事を伝えるための知識
論理的思考を学べる1冊でして『コンサル一年目が学ぶこと』といった感じで[コンサル]と書かれていますが、コンサルを受ける就活生じゃなくても、絶対に役に立つ1冊ですよ。
③:議論を進めるためのテーマの知識
『問題を解く力を鍛える ケース問題ノート』もグループディスカッションの練習で出される定番な1冊ですね。こちらはテーマだけでなく、考え方なども学べるので、シンプルに良書。
上記の3冊がおすすめですね。
なお、それ以外にもグループディスカッションの対策で使える本は多数ありまして、詳しくは【GD対策】グループディスカッションにおすすめな本【ランキング】を参考にどうぞ。
質問③:オンラインとオフラインはどっち?
こだわりがないなら、オンラインのイベントなどでOKかなと思います。
理由はシンプルでして、オンラインとオフラインでは、変わらないからですね。
とはいえ、人によってはオフラインの方がグループディスカッションの力を発揮できる人もいるので、まずは「オンライン」と「オフライン」の両方で練習してみるのがベストかもです。
オフラインのイベントに参加したい人へ
『ジョブトラ』を活用すれば、
総合型就活イベント『ジョブトラ』を活用すれば、無料でインターン選考対策から志望企業への内定までの対策を実践。1人で進めるのに不安がある人や仲間と一緒に頑張りたい就活生におすすめですよ。
質問④:おすすめのGD対策のイベントは?
繰り返しですが『デアイバ』という就活イベントが、わりとおすすめですね。
デアイバとは
- 1日に数回のGDに参加できちゃう
- 人事からのフィードバックもゲット
- 参加企業から、スカウトがもらえる
こんな感じで、グループディスカッションに特化した就活イベントが『デアイバ』なので、マルっとGDの練習がしたいなら、参加しておいて損はないかなと思います。
質問⑤:練習にどれくらいの時間を使うの?
ぶっちゃけ、少なめでOKです。
理由は、グループディスカッションの対策よりも、面接対策の方が大事だから。
目安:就活の時間配分
- エントリーをする:3割
- GDの対策や練習をする:1割
- 面接の対策をする:6割
僕はこの比率で、就活を進めていました。
※もちろん、時期によって変わりますが、とにかくエントリーをしていました。
そのため、どうしてもグループディスカッションの対策がしんどかったり、練習が面倒だったりする場合は、選考を面接だけに設定している企業をメインに就活を進めるのもありですね。
まとめ:グループディスカッションの練習は、イベント+アプリが神
今回は『グループディスカッションの練習方法』についてご紹介しました。
GDの練習をするときのコツ
- GDの練習をする目的を決めておく
- 自分なりに、理想の就活生を考える
- イベント後は1人で振り返りをする
- 1日1つだけ、必ず改善をし続ける
- 練習と実践のバランスを、調整する
なんとなーく練習をするのではなく、上記の5つのコツを意識すると、よりグループディスカッションの対策ができるはずです。
なお、繰り返しですが「グループディスカッションは実践こそ、最強の練習」ですよ。つまり、実際に選考に参加する方が練習するよりも、圧倒的にレベルアップできるはずです。
そして、今の時代だと『逆求人サイト』といったように、企業側からスカウトが届くサービスもあるので、このあたりを使いつつ、本命企業じゃない選考で練習しまくるのもありですね。
おすすめの逆求人サイト
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
中でも『dodaキャンパス』は、僕も友達も就活中に愛用していた逆求人サービスでして、シンプルに使いやすいので、就活生におすすめ。
dodaキャンパス
posted withアプリーチ
グループディスカッションの対策とか練習って、意外と時間がかかって、面倒ですよね。なので、1日少しずつでOKなので、対策+練習をしつつ、GDの突破率を上げていきましょう。
なお、グループディスカッションの対策方法を1から学びたい人向けに【不安】グループディスカッションを初めて受ける人の対策まとめという記事を書きました。1からステップごとに解説をしています。
というわけで、今回は以上です。
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