こんな疑問を解決します。
記事の内容
・倍率は高すぎるけど『必勝法』はある
・就活で、特別な存在になる必要はない
・ゼロからの状態で、内定を取る手順
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をがんばりまして、100倍を超える倍率の企業から内定をいただきました。
今回は『就活の倍率は高すぎるけど、必勝法はある』について解説します。
なお、先に結論をどうぞ。
高すぎる倍率の就活で勝つ方法
- 自分というキャラクターを作り込む
- 得られる就活の情報は、取りまくる
- 企業の倍率ごとに比率を変えていく
- そこまで倍率を気にせず就活をする
上記を実践すれば、倍率が高い中でも、内定をしっかりと取ることが可能。
※僕も実践しまして、100倍の倍率を超える企業から内定をいただきました。
また、記事の後半では「就活で特別な存在になる必要はない話」や「ゼロからの状態で、内定を取る手順」についてもセットでご紹介しているので、最後まで読んでみてください。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ̄Д ̄)ノ
就活の倍率は高すぎるけど『必勝法』はある【100倍を勝ち取る】
冒頭でお見せしたとおり、次の4つ。
- 自分というキャラクターを作り込む
- 得られる就活の情報は、取りまくる
- 企業の倍率ごとに比率を変えていく
- そこまで倍率を気にせず就活をする
では、順に説明していきますね。
その①:自分というキャラクターを作り込む
まずは、キャラクター設定です。
ぶっちゃけ、就活はドラクエとかと同じで「キャラの作り込み」が重要ですよ。
必要なキャラクター設定
- 自分の強み(長所)
- 自分の弱み(短所)
- 嬉しいと感じる瞬間
- 悲しいと感じる瞬間
このあたりは、最低でも作っておくべき。
もちろん、ありのままの自分で勝負してもOKですが、僕には無理でした。
ありのままの僕がダメだった理由
ハイパーシンプルな理由ですが、ありのままだと内定が出ないと判断しました。
なので「こんな就活生なら、高すぎる倍率でも内定が出そう」と考えましたね。
例:僕のキャラクター設定
・自分の強み(長所)
→ 積極的に行動しつつ、努力ができる
・自分の弱み(短所)
→ 1つのことにしか集中ができない
上記のとおり。
まあ完全にゼロから作るのは難しいので、自己分析ツールを使うといいですね。
おすすめの自己分析ツール
こちらは『オファーボックス』という就活サイトでして、無料登録をすれば「AnalyzeU+」という自己分析ツールが使えるので、そこで強みと弱みのチェックをしてみるのもあり。
簡単な流れ
①:『オファーボックス』で確認する
②:強みと弱みをザックリと知っておく
③:そこからキャラクター設定をする
こんな感じで、ゼロからキャラクター設定をするのが難しい人は『オファーボックス』でザックリとした強み+弱みをチェックしつつ、そこから仕上げていくのがベストかなと思います。
※実際、僕も『オファーボックス』で自己分析をしたあとに「この強みを押し出そう」とか「この弱みの方がいいかも」といった感じで、いい感じで肉付けができました\(^o^)/
その②:得られる就活の情報は、取りまくる
就活は情報戦です。
情報を「知っている」or「知らない」で、大きく就活の状況が変わりますよ。
僕が使っていたSNS
- Twitter:インフルエンサーを確認
- YouTube:就活チャンネルを見る
- LINE:オープンチャットを使う
このあたりのSNSは無料で使えるので、就活中はフルで活用していました。
※おすすめは[Twitter][YouTube][LINE]など、複数使うこと。
もちろん、情報だけ集めて行動しないのはNGですが、得られる情報はゲットしつつ、就活に活かしていくのがベストかなと思います。
つまり「SNSで就活の情報をゲットする」→「実際に就活に役立てる」みたいな流れですね。前者も大切ですが、それ以上に後者の行動の方が重要ですよ。
その③:企業の倍率ごとに比率を変えていく
ここでは、わかりやすくするために「中小企業:倍率が低め」「大手企業:倍率が高め」と仮定します。業界や企業によって変わりますが、イメージとして考えてみてください。
10社の選考を受ける場合
・7社 → 倍率が高い大手企業
・3社 → 倍率が低めな中小企業
言いたいことは「企業の倍率ごとに受ける選考の比率を変えましょう」です。一般的に、大手企業は倍率が高すぎるので、受ける数を多めにしないと、内定は出にくいですからね。
「2:6:2」の法則が使えます
- 2割:倍率が高すぎる超大手
- 6割:倍率が高めな大手企業
- 2割:倍率が低めな中小企業
上から順に[挑戦レベル][普通レベル][滑り止めレベル]の3つに分けつつ、受ける企業を決めるのがおすすめです。
ちなみに、企業の倍率などをチェックするなら『四季報』という就活本が定番でして、わりと多くの就活生が使っているので、気になる方は参考にどうぞ。
その④:そこまで倍率を気にせず就活をする
倍率の話なのに、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、僕の場合は「倍率を気にする=デメリットが多い」と判断しました。
企業の倍率を調べたあと
・低い場合 → 余裕が生まれる
・高い場合 → 高すぎて絶望する
上記のとおりでして、どっちに転んだとしても、デメリットになる感じです。
それなら、そもそも気にしない方が、就活はうまくいきやすいかなと思います。
注意点:倍率が低い業界に絞って、就活はNGです
就活を始めた頃の僕もそうだったんですが、次の思考は絶対にNGですよ。
なぜ上記の思考がNGかと言うと「就活が終わってから後悔するから」ですね。
なんせ、自分が就職したいとか関係なしに『倍率だけ』で判断しているから。
>>参考:【就活】10倍や30倍の『倍率が低い業界』はNG【誰でも受かる企業】
就活で大切なこと
結局のところ、就活は自己満足です。
自分の中で「この企業へ就職できてよかった、がんばろう」と思えたらOK。
なので、倍率が低い業界に絞って就活はNGでして、あくまで1つの判断材料くらいにするのがベストかなと思います。
倍率は高すぎるけど、就活では「特別な存在」になる必要はない
結論、就活で高すぎるレベルは『不要』です。
「優秀な就活生=高すぎる倍率で勝てる」ではない
これは「優秀」という言葉の定義にもよりけりですが、必ずしも周りから優秀と言われるような就活生が『高すぎる倍率の就活で内定を取りまくれるか』と言われたら、答えはNOです。
[プロ野球]に例えてみます
たとえば、プロ野球選手として活躍する人が、みんな「大谷翔平」のような選手ではないですよね。「バントがうまい選手」や「足が速い選手」など、いろいろなタイプの人がいるはず。
つまり、これは[就活]でも同じで、企業が採用する就活生みんなが「留学経験をしまくった優秀な学生」とか「起業して成功した学生」ではなくて、わりと普通な人も多いですからね。
とはいえ、倍率が100倍を超えるような大手企業から内定をいただけました。なので、就活で高すぎるレベルを求める必要はなしですよ。
高すぎる倍率で内定を取るために、就活で必要なこと
結論は「当たり前のレベルの高さ」です。
僕自身、高い倍率の中で大手から内定を取った友達を見て、感じたことです。
例:当たり前のレベルの高さ
- Webテストの勉強を毎日している
- 1人の時間でも、面接の練習をする
- 業界分析や企業研究に時間をかける
- エントリーシートを何度も改善する
- 就活に関わりそうなニュースを見る
上記のとおりでして「これが当たり前でしょ」のレベルが高いなと思います。
とはいえ、この積み重ねが就活では重要な要素になってくるはずです。
就活で大切なこと:当たり前を、コツコツやればOK
繰り返しですが、当たり前こそが大切です。
なお、1歩目の当たり前は「エントリーシートのレベル」かなと思います。
エントリーシートに取り組むべき理由
シンプルですが、上記のとおり。
なので「エントリーシートをレベルアップさせること」から始めればOK。
ちなみに「他の就活生のエントリーシートのレベルってどれくらいなんだろう?」と悩む人は『ユニスタイル』などのサイトに登録すれば、内定者のエントリーシートが見放題ですよ。
ユニスタイル:就活サイト
上の画像のように『ユニスタイル』では、業界とか企業ごとに内定した人のエントリーシートを無料でチェックできるので、他の就活生のレベル感がチェックしやすいかなと思います。
もちろん、パクるとかはNGですが、1つの成功例としてエントリーシートをチェックしつつ、書き方を学ぶのがベストですね。
ゼロからの状態で「高すぎる倍率の就活」で、内定を取る手順
最後は、今後の行動する手順です。
- 就活の流れをザッと頭に入れておく
- 6割くらいのレベルで選考を受ける
- 選考を受けた後は、振り返りをする
- 倍率を考えず、エントリーしまくる
- 理想的な就活のために、厳選をする
こちらの5ステップで解説をしていきます。
手順①:就活の流れをザッと頭に入れておく
まずは、全体感をチェックですね。
なぜなら、全体の流れがわかっていないと、何をすればいいかわからないから。
理解すべき全体感は2つ
・その①:就活の全体スケジュール
・その②:企業の選考スケジュール
こちらのとおり。
画像を使いつつ、サクッと解説します。
その①:就活の全体スケジュール
その①:就活の全体スケジュール
- 大学3年2月:就活をはじめる
- 大学3年3月:説明会を受ける
- 大学4年4月:エントリーする
- 大学4年5月:本選考を受ける
- 大学4年6月:内定が出始める
その②:企業の選考スケジュール
その②:企業の選考スケジュール
- 本選考にエントリーする
- 書類選考が始まっていく
- Webテストが実施される
- 1次面接と2次面接を受ける
- 最終面接を受けて内定する
もちろん、受ける業界や企業によって変わってきますが「あ〜こんな感じで就活は進んでいくんだ…」くらいのレベル感でOKです。最初は、全体の地図を見ることから始めるべしです。
マジで就活を始めたての人へ
こちらは就活ライターの「トイアンナ」さんが出されている『確実内定』という本でして、僕も就活を始めた頃、最初に読んだ本です。
就活の進め方や考え方、就職したい企業へ「どのようにすれば内定が取れるのか」などがマルっと書かれているので、マジで就活を始めたての人は読んでおいて損はない1冊ですよ。
手順②:6割くらいのレベルで選考を受ける
「え?6割くらいでいいの?」と思うかもですが、まずはチャレンジです。
というのも、実際に選考を受けてみないと、わからないことが多いからですね。
テーマ:[大学受験]です
たとえば、以下の受験生がいた場合、どちらの方が合格しやすそうですかね?
※初期の能力値は同じとします。
・Aさん:教科書をゴリゴリ勉強する。100%になるまで過去問を解かない
・Bさん:教科書で60%くらいまで勉強する。過去問を解きつつ、復習する
おそらくですが、、、後者の「Bさん」の方が合格しやすでそうですよね。
つまり、言いたいことは『まずチャレンジしつつ、そこから改善しよう』です。
理想的な就活の流れ
- 6割くらいのレベルで選考を受ける
- 選考の中で、足りない箇所を考える
- 次の選考までに、必ず改善しておく
上記の流れで就活を進めれば、1つの選考を受けるたびにレベルアップしつつ、経験値も貯まりますよね。その結果、倍率が高すぎる企業の選考も突破できるようになっているはず。
手順③:選考を受けた後は、振り返りをする
僕もそうですが[振り返り]と聞くと「改善しないといけない悪いところだけを見るのか」とイメージしがちですが『うまくいったと思うところ』も、絶対に振り返りをしておくべき。
就活で大切なこと
・うまくいったところ → 今後の選考でも、継続して、よかったところを出す
・うまくいかなかったところ→ 今後の選考で、必ず改善して、なくしていく
上記の2つが大切かなと思います。
また、うまくいったところを考えると自信にもつながるので、おすすめです。
レベル感は、なんでもOKです
- 昨日より、ハキハキと話せた
- 昨日より、笑顔で自然と話せた
- 昨日より、ジェスチャーを使えた
こんな感じでして、ポイントは『昨日の自分と比較すること』ですよ。
昨日の自分と比べて違っていたら、それは成長していることになりますからね。
手順④:倍率を考えず、エントリーしまくる
倍率が高すぎる就活において『エントリーをしまくること=近道』です。
なぜなら、次の方程式が成り立つからですね。
覚えておくべき方程式
超絶シンプルかもですが、高すぎる倍率の就活を勝ち抜くためには「エントリー数を増やす」or「選考の通過率を上げる」の2つの数値を上げる必要があるんですよね。
とはいえ、後者の「選考の通過率を上げる」というのは、あまり現実的ではないですよね。なんせ、〇〇をすれば通過率が上がるなどは、企業の選考基準によって変わってくるからです。
なので、まずは「エントリー数を増やすこと」が高すぎる倍率の就活で勝ち抜く近道でして、メンドウかもですが、倍率が高すぎるなら、それだけ母数を増やすことは重要ですからね。
エントリー数を増やせるサイト
こちらは『ワンキャリア』という就活サイトでして、本選考などのエントリー情報が載っている+そこから企業にエントリーができるといった感じで、就活生の間で定番のサイトです。
そのため、繰り返しですが「エントリー数を増やすこと」が高すぎる倍率の就活で勝ち抜く近道なので、まずは『ワンキャリア』に登録しつつ、ポチポチとエントリー数を増やすべし。
なお、就活サイトを使う以外にもエントリー数を増やす方法は多数あるので、気になる方は【平均】就活で持ち駒をいくつも増やす方法【なくなった+何社も全滅】を参考にどうぞ。
手順⑤:理想的な就活のために、厳選をする
エントリー数を増やしまくると、下記のような悩みが出てきます。
結論は、本音ベースで『就活の軸』を作ればOKです。
※就活の軸とは、あなた自身が企業を選ぶための基準みたいなやつですね。
ちなみに、僕が就活で使っていた就活の軸は次の6つでして、わりと強欲です。
僕の就活の軸(本音Ver)
・年収(副業OKかも重要)
・ワークライフバランス(残業時間)
・働きやすさ(リモートワークなど)
・勤務地(転勤などがあるかどうか)
・企業の知名度(リスクヘッジです)
・福利厚生(家賃補助や住宅の手当)
このあたりは、就活生によって「この要素は大切にしたい」とか「これは絶対に外せないぜ」みたいな軸があるかなと思うので、ゆっくりと考えつつ、軸を作っていけばOKです。
なお、就活の軸の作り方やポイントについては【妥協】就活は年収で決めると『後悔』する話【企業選びの優先順位】という記事で解説をしているので、そちらを読んでみてください。
あとは、軸に当てはまらない企業(=就職したいと思わない企業)の選考は辞退をすればOK。電話は緊張するので、メールを送れば問題ないかなと思います。
まとめ:就活の倍率は高すぎるけど、高いレベルを求めるのは不要
今回は『就活の倍率は高すぎるけど、必勝法はある』について解説しました。
なお、今からゼロの状態で倍率の高い企業の内定を取るには、次の手順が最適。
高すぎる倍率の就活で勝ち抜く手順
- 就活の流れをザッと頭に入れておく
- 6割くらいのレベルで選考を受ける
- 選考を受けた後は、振り返りをする
- 倍率を考えず、エントリーしまくる
- 理想的な就活のために、厳選をする
実際、僕も上記の5つの手順で就活を進めつつ、100倍を超える倍率の企業から内定をいただきました。なので、わりと説得力のある手順かなと思います。
ちなみに、僕が使っていたサービスをまとめておくので、気になる方はどうぞ。
使っていたサービス
・オファーボックス:登録すれば、無料で自己分析ができるツールが使えます
・ユニスタイル:内定者のエントリーシートが見放題。書き方などが学べるよ
・ワンキャリア:かなり定番のサイト。登録しておいて損はないサービスです
こちらの3つですね。
どれも無料で登録+利用ができるので、倍率が高すぎる就活をするなら必須。
というわけで、充実した就職活動をどうぞ。
今回は以上です。
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