こんな疑問を解決します。
記事の内容
・複数(2つ)の自己PRを用意をセヨ
・自己PRを複数用意する時のポイント
・複数の自己PRを面接などで話すコツ
・自己PRを使い回しするときの悩み
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、外資系の企業で働くサラリーマンです。自己PRを2つほど用意しつつ、就活をしました。
今回は『複数(2つ)の自己PRを書く用意をセヨ』というテーマで解説です。
なお、先に結論を書いておきますね。
複数のエピソードが必要な理由
- 業界や企業で刺さる自己PRが違う
- 面接などで複数の強みを聞かれる
シンプルですが、こちらの2つの理由ですね。
※実際、僕も自己PRを2つ〜3つほど書く用意をしつつ、就活をしました。
とはいえ、おそらく「自己PRを2つ作れるエピソードなんてないよ…」と悩む人もいるかもですね。なので、本記事ではそのあたりの『エピソード作りの方法』もご紹介しています。
というわけで、今回は「複数(2つ)の自己PRを書く用意をセヨ」というテーマで、複数用意しておくべき理由+2つ以上のエピソードを用意するときのポイントも解説していきます。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(#^ω^)
複数(2つ)の自己PRを書く用意をセヨ【コピペ&使い回しOK】
結論、自己PRは複数用意すべき。
就活で自己PRが複数必要な理由は2つある
理由は、下記のとおり。
複数のエピソードが必要な理由
- 業界や企業で刺さる自己PRが違う
- 面接などで複数の強みを聞かれる
それぞれ簡単に解説しますね。
理由①:業界や企業で刺さる自己PRが違う
これが1番の理由かなと。
たとえば、就活では次のように「業界や企業で求める人材」が変わってきます。
例:業界や企業で求める人材が違う
・IT業界:考えるより、行動できる人
・金融業界:正確に物事を考えられる人
つまり、求める人材が変わるということは、刺さる自己PRも変わりますよね。
※なんせ「求める人材 × マッチした強みを持った人」を採用するので。
そのため「金融業界」を志望していて、強みが[考えるより、行動できる]だと、求める人材とズレちゃいますよね。
なので、そういった中で複数の自己PRを用意しておけば「IT業界を受けるから、行動力をアピールしよう」とか「金融業界を受けるから、思考力をアピールしよう」といったように、企業が求める人材にうまく合わせられますよね。
ちなみに、企業が求める人材をチェックするには『JOBTV』という就活サービスがおすすめでして、無料登録をしていけば、企業の説明会動画が見放題なので、企業分析になりますね。
JOB TVとは
流れとしては「2つくらい自己PRを作る」→「JOB TV などを見る」→「企業が求める人材に合った自己PRを話す」といった感じで、就活を進めていけばOK。
理由②:面接などで複数の強みを聞かれる
直接的に「あなたの自己PRはなんですか?」という質問が2つ聞かれるわけじゃないですが、聞き方を少し変えつつ、複数の強みや長所をチェックされている面接はありましたね。
1度の面接で聞かれたこと
- 強みが発揮された経験はある?
- 長所が活かされたエピソードは?
- 成功体験を得られた1番の要因は?
こういった感じで、複数の強みや長所のエピソードを聞かれまくりました。
※マジで2つ以上のエピソードを持っておいてよかったな、、、と痛感した。
とくに、2つ以上の自己PRは[ベンチャー企業]や[IT業界の企業][外資系の企業]で聞かれたので、このあたりを志望している人は、複数のエピソードを持っておいて損なしです。
自己PRを複数作るコツ:何個もエピソードを作れる
シンプルですが、エピソード数が多ければ、それだけ自己PRが増えますよね。
僕が就活で使ったエピソード
- ブログで月1万PVを集めた経験
- 学生団体で高校生に授業をした経験
- 塾講師など、複数のアルバイト経験
こういった感じでして、エピソードの数を増やせば、自然と作れる自己PRも増えます。なので、まずは「就活で使えそうなエピソード集め」から始めるのがベストかなと思います。
なお、エピソードを集めるにあたって『今から作っていく』という選択もあり。
>>参考:【作り方】面白いガクチカを3年から作る方法【おすすめの強いネタ】
詳しくは上記の記事で解説しておりまして、就活をやりつつ、ガクチカや自己PRで使えるネタを作る方法を解説しています。複数のエピソードがない人は、ぜひ参考にどうぞです。
自己PRを複数(2つ)用意するときのポイントを3つ紹介するよ
結論、次の3つのポイントが重要。
- 1つの経験で複数の自己PRを作る
- エピソード間で強みと長所はリンク
- コピペ&使い回しでエントリーする
では、順に説明していきますね。
ポイント①:1つの経験で複数の自己PRを作る
おそらく「1つのエピソード=1つの自己PR」と思っているかもですが、実は『1つのエピソード=2つ以上の自己PR』を作ることも可能ですよ。というか、この方法がわりと神です。
自己PRの例文
私の強みは[粘り強さ]だ。この強みは学生時代の「ブログ運営の経験」で活かされた。当時、長期インターンシップの業務に携わる中で「マーケティングが学べるコンテンツを提供したい」という想いから、ブログを立ち上げた。しかし、初期は月間で5人ほどにしか読まれず絶望した。そこで、アクセスを集めているブログを閲覧し、人気なサイトに共通している箇所を自身のブログへと転用した。結果、月間で1万人の方に読んでいただけることができた。
こちらの例文ですが[粘り強さ]以外にも、次の強みも使えそうですよね。
なので、例文の最初にある「私の強みは[粘り強さ]だ」という箇所を「私の強みは[行動力]だ」へと変えればOKです。
というのも、繰り返しですが、企業によっては「粘り強く働ける人材がほしい」とか「行動しつつ学ぶ人生がほしい」といったように、企業が求める人材が違っていますからね。
そのため、こんな感じで『1つのエピソード=複数の自己PRを作る』をすれば、受ける業界や企業に合わせつつ強みなどを変化させられるので、ESや面接の通過率もグッと上がるはず。
ポイント②:エピソード間で強みと長所はリンク
これは2つ以上の自己PRを話す場合に、意識すべきポイントですね。
たとえば、次のAとBの回答を1回の面接で話したら、どうなりますかね?
例:1回の面接で話す場合
・回答A:考えるより、まず行動します
・回答B:行動するより、まず考えます
おそらく、99%くらいの人が「え?どっちが強みなの?」と思うはず。
つまり、この『自己PRの矛盾(リンクしていない)』が大きな問題です。
なので、2つ以上の複数の自己PRを話す場合は、必ず「エピソードAの強み」×「エピソードBの強み」をリンクさせておくことが重要でして、ここができれば、自己PRは最高です。
余談:理想像から強みを分解する
あなたにとって「こんな強みを持った就活生がいたら、絶対に企業は採用するだろうな…」と思う就活生の特徴ってどんな感じですかね。僕の場合は、次の3つの強みを思い浮かべます。
このあたりですね。
※3分くらいでOKなので、頭の中で3つほど強みを考えてみてくださいませ。
つまり、これら3つの強みを複数の自己PRで1つずつ話せば、自然と内定まで近づきますよね。そのため、1つの自己PRの回答ではなく、複数の回答でアピールをするイメージです。
・回答①:[行動力]をアピール
・回答②:[分析力]をアピール
・回答③:[改善力]をアピール
上記のとおり。
ぶっちゃけ、ここまでやる就活生は少ないので、勝てるチャンスが広がります。
ポイント③:コピペ&使い回しでエントリーする
就活は『エントリー数ゲー』です。
企業へのエントリー数(応募した数)が多ければ、その分チャンスが増えます。
就活の方程式
上記が就活のすべてです。
そして「選考の通過率」をすぐに上げるのは、難しい&時間がかかりますよね。
実際、僕は選考の通過率が低かったので「これはもうエントリー数を増やすしかないな」と思い、200社くらいの企業にゴリゴリ応募しまくっていました。←わりと効果的な方法だった。
もちろん、人によって就活に使える時間は違うので、僕の200社を基準にする必要はなしですが、伝えたいことは『エントリー数を増やせば、それだけチャンスが広がること』です。
また、就活って大学受験と違ってエントリーするのって無料ですよね。「落ちる=当たり前」と考えつつ、企業にエントリーしまくればOKかなと思います。
企業にエントリーしまくる方法
結論は、逆求人サイトを使えばOK。
※逆求人サイトとは、無料登録をすれば、企業からスカウトが届くサービス。
なお、世の中には複数の逆求人サイトがありますが、僕が使ってよかったサービスを3つに厳選しました。ぶっちゃけ、この3つだけで就活はOKです。
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
どれも大手企業が運営している&無料で使えるので、使って損はないですよ。
しっかりとプロフィールを入力すれば、大手からもスカウトが届きますので。
ESで複数(2つ)の自己PRを書きつつ、面接で話すときのコツ
「点」ではなく『線』で話すのがベスト。
※ここからは、おまけ的なコンテンツです。
面接官の考え:自己PRは、何個もあるのが当然
面接官が考えていることですが、そもそも「自己PRが1つしかない」という考え方がNGです。というのも、面接官は『自己PR=何個も持っている』という考えを持っているから。
簡単な具体例
たとえば、あなたが[積極的な性格]が強みだとします。であれば、今までの人生で[積極的な性格]が発揮されたエピソードは複数あるのが当然ですよね。←こういった考え方です。
イメージ図としては、下記のとおり。
[積極的な性格]が発揮された経験
自己PR:[積極的な性格]が発揮された経験
こちらの画像のとおりでして[積極的な性格]をあなたの自己PRとしてときに、今までの人生の中で複数の[積極的な性格]が発揮されたエピソードがありますよね、って感じです。
自己PRは「点」じゃなく『線』で話すべき話
昔の僕もそうだったんですが、1つの経験にスポットライトを当てがちです。
1つにスポットライトを当てる例
1つにスポットライトを当てる例
こういった感じですね。
ただ、繰り返しですが「自己PR=人生で何個もあるのが当然」です。
自己PRを線として考える例
自己PRを線として考える例
つまり「高校時代に積極性が発揮された経験がある」→「大学時代も同じく積極性が発揮された経験がある」といった感じで、人生を線として考えたときに、強みが発揮されるイメージ。
面接で入社後の活躍をイメージさせられたら最高
じゃあ、なんでここまで「自己PRは点じゃなく、線で話そう」と言っているのかというと、線で話すことで『あなたが入社してからの未来』を面接官にイメージさせられるからですね。
画像としてのイメージは、次のとおり。
例:自己PRで入社後をイメージ
例:自己PRで入社後をイメージ
たとえば、サークル活動で[過去:リーダーシップを発揮した人]は、入社後にも[未来:リーダーシップを発揮した活躍]がイメージできそうですよね。←過去と未来とのリンク。
おそらく、企業側も現時点で活躍できるかどうかは気にしていなくて、研修などで育てて、将来的に活躍できる人材になるかどうかのポテンシャルを自己PRなどで確認しているはず。
なので、ちょっと話がズレちゃいましたが、要するに複数の自己PRがあることで、人生を通じてあなたが強みを発揮した証拠になるので、内定が出る可能性が上がるかなと思います。
複数(2つ)の自己PRをコピペ&使い回しするときの、よくある悩み
最後に、よくある悩みに回答していきます。
- ESに複数の自己PRを書くべき?
- 2つ以上の自己PRがない時は?
- 自己PRのおすすめの書き方は?
- ESのコピペや使い回しはバレるの?
こちらの4つですね。
というわけで、順にご回答をしますね。
その①:ESに複数の自己PRを書くべき?
結論は、ESは1つだけでOKです。
とはいえ、場合によって変わりますね。
1つだけでOKな場合
・400字ほどで自己PRをしてください
・あなたの強みや長所を教えてください
このあたりが聞かれていたら、自己PRは1つに絞ったほうがいいかもです。
※おそらく、2つ以上書いちゃうと、ちょっと話の内容が薄くなりますからね。
2つ以上の自己PRが必要な場合
・800字ほどで自己PRをしてください
・強みが発揮された経験を2つ書いてください
・長所はなんですか? ← 同じ質問が2つ
上記の場合なら、2つ以上の自己PRを書いたほうがアピールできますよね。
ただ、僕は200社くらいの企業にエントリーしましたが、ES(エントリーシート)で2つ以上の自己PRを聞かれたことは少なくて、面接で複数の強みを聞かれることが多かったです。
とはいえ、複数の自己PRを書く用意をしていおくに越したことはないですね。
その②:2つ以上の自己PRがない時は?
結論、今からエピソードを作ればOKです。
今からエピソードを作る方法
- ユニークなアルバイトを探してみる
- 3年から長期インターンに参加する
- 資格を取りつつ、個人の活動で使う
- 面白い就活ブログを立ち上げてみる
- 複数のボランティア活動に参加する
このあたりになってくるかなと思います。
とはいえ、おすすめは「長期インターンシップでエピソードを作る」ですね。
なお、長期インターンシップをするにあたり、下記のような逆求人サイトに登録しておくと、企業側からスカウトが届くので、わりと便利かもです。
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
どれも無料で使えるサービスなので、2つ以上自己PRを作りたい人はどうぞ。
dodaキャンパス
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その③:自己PRのおすすめの書き方は?
こちらはテンプレを使えば、わりと余裕です。
自己PRのテンプレ
私の強みは[〇〇]だ。この強みは学生時代の「〇〇の経験」で活かされた。当時、〇〇の活動をする中で「〇〇」という想いから、〇〇を始めた。しかし、初期は〇〇な状況で苦労した。そこで、〇〇を実行した。その結果、〇〇という成果が得られた。
「〇〇」の箇所にエピソードの詳細を書いていけば、自然と作れるはず。
※僕もこちらの書き方を実践していましたが、ESの通過率は高かったです。
とはいえ、話す経験によっては書き方の順番を変えても全然OKなので、そのあたりはうまくアレンジしつつ、あなたが話すエピソードにとってベストな書き方を探してみてください。
その④:ESのコピペや使い回しはバレるの?
結論、バレる可能性は低めです。
というのも、僕は1度もコピペや使い回しがバレたことはないからですね。
ただ、下記の企業を受ける場合は、ほんの少しだけ変えるのもありかもです。
- 同じ業界に所属するトップ企業
- インターンと本選考が同じ企業
- 大手の小会社などのグループ会社
上記のとおり。
とはいえ、自己PRはコピペ&使い回しが普通なので、気にしなくてOKです。
まとめ:自己PRはコピペ&使い回しOKなので、複数用意しよう
今回は「複数(2つ)の自己PRを書く用意をセヨ」というテーマで、複数用意しておくべき理由+2つ以上のエピソードを用意するときのポイントを解説していきました。
自己PRを複数つくるときのコツ
- 1つの経験で複数の自己PRを作る
- エピソード間で強みと長所はリンク
- コピペ&使い回しでエントリーする
上記の3つのコツを意識すれば、2つ以上の複数の自己PRを作れるはず。
※目安としては、2つ〜3つほどエピソードがあると、心強いかもです。
とはいえ、複数のエピソードを考えるときに多くの就活生がぶつかる壁が「自分のエピソードってしょぼいけど大丈夫かな…?」です。僕もまったく同じ悩みを持っていました。
結論は『しょぼいと思う経験でもOK』で、自己PRで大切なことは「エピソードの見せ方」です。見せ方さえうまくやれば、どんなエピソードでも、なんとなくいい感じになります。
なお、このあたりについては【例文】自己PRは『しょぼいエピソード』でもOK【何も無い人へ】で詳しく解説をしているので、2つ以上の複数の経験を考える人は読んでみてください。
というわけで、今回は以上です。
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