こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活で10社しか受けないのは少ない
・10社しか受けない人が、やること
・「平均何社受ける」とか気にしない
・10社しか受けない人が、悩むこと
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『文系の就活で10社しか受けないのは少ないです』について解説です。
なお、先に簡単な具体例をどうぞ。
簡単な具体例
たとえば、あなたが渋谷とかの町で「10人の女性」に声をかけるとします。「1人だけ」でもOKなので、食事をしつつ、お付き合いをするまでの関係性を作れますかね?
超イケメン&コミュ力が神な人なら、余裕でお付き合いまでいけるかもです。
ただ、そこまでハイスペックな人は少ないと思うので、答えは『No』なはず。
就活は恋愛と似ている話
つまり、これは就活も同じで、あなたが就活をする中で「10社しか受けない」とします。はたして「1社だけ」でもOKなので、選考を通過しつつ、内定をもらえますかね?
上記のとおりです。答えは『No』ですね。
こちらも先ほどの恋愛と同じで、コミュ力が神な人なら、内定は余裕かもです。
とはいえ、多くの人は僕と同じような普通な就活生だと思うので、10社しか受けない就活をすると、99%くらいの確率で全落ちです。そして、就活をずっと続けなきゃです。
なので、僕の結論としては『文系の就活で10社しか受けないのは少ない』です。ただ、解決策はシンプルでして「10社しか受けない → 受ける企業の数を増やすだけ」でOKです。
ちなみに、1社ずつエントリーシートとかを出すのがメンドウな人は、企業からスカウトがもらえる『オファーボックス』などのような、就活サイトを使っておくと、わりと便利ですね。
- 企業からスカウトがもらえる
- 大手企業からベンチャーまである
- 無料の自己分析ツールも使える
『オファーボックス』の特徴はこんな感じでして、使っておいて損なしかなと。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ̄Д ̄)ノ
文系の就活で『10社しか受けない』のは少ない【平均何社受ける】
結論、10社しか受けないのは、少ないです。
就活で10社しか受けない=全落ちする可能性高め
これに尽きるかなと思います。
というのも、就活の倍率ってバグレベルに高いですからね。
ちょっとイメージしてもらうために[東洋経済]が出している『内定の倍率が高い企業』というデータがあったので、共有しますね。
例:有名な大手企業の倍率
上記のとおりで、大手企業の倍率は高めです。
そして、倍率をわかりやすい数字に直すと、よりイメージがしやすいはず。
例:倍率が「100倍」の場合
1つのクラスの人数が「25人」とします。倍率が「100倍」だったとすると、4クラスの中で『1番』になる必要ありです。かなり難易度は高めですよね。
僕は野球をやっていたこともあり「ソフトボール投げ」とか得意だったんですけど、それでも4クラスの中で『1番』になるのは、ちょっと無理ゲーでしたね。
なお「自分が志望している企業の倍率を調べてみたい」という人は【平均】就活の倍率の調べ方は『5つ』ある【企業の就職ランキング】にて倍率の調べ方をご紹介しているのでどうぞ。
※記事のネタバレ:倍率の調べ方はシンプルで『四季報』という就活本を見ればOK。いろいろな業界とか企業の倍率や年収、残業時間なども書かれているので、わりと面白いですよ。
10社しか受けないと、メンタル面でキツくなる話
就活では、自分がエントリーした企業を「持ち駒」と呼びます。
そして、この持ち駒の数が少なくなっていくと、メンタルがキツくなります。
また、持ち駒がゼロになってしまい内定が0社とかになると、就活浪人という形で来年も就活をする必要がありますからね。就活浪人はさらにメンタルがキツいかもです (*´Д`*)
ちょっと余談ですが、就活が本格化すると痛感しますが、マジで持ち駒が減ってくると、メンタルがバグります。常にイライラしたり、面接でうまく話せなくなったりしますからね。
負のスパイラルも生まれる話
就活で10社しか受けない:負のスパイラル
- 就活の選考で、10社しか受けない
- 少しずつ持ち駒の企業が減ってくる
- メンタルが、少しずつキツくなる
- 焦ってしまい、うまく話せなくなる
上記のとおり。
なので、繰り返しですが「就活で10社しか受けないのは少ないのでNG」です。
ちなみに、就活で持ち駒(=受ける企業の数)をサクサクっと増やす方法については【平均】就活で持ち駒をいくつも増やす方法【なくなった+何社も全滅】という記事で解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
実例:文系の僕が「就活で何社受けたのか」を公開
結論は「200社」ほどにエントリーしました。
※本選考だけじゃなく、夏のインターンシップとかの応募も合わせます。
200社エントリーした結果
ちょっと自慢で、スイマセンm(_ _)m
ただ、僕の中で200社ほどにエントリーしたから、内定をもらえたと思います。
というのも「1社目の面接を受けたときの自分」と「10社目の面接を受けたときの自分」を比較したときに、圧倒的に後者の方が、面接で話す力とかがレベルアップしましたからね。
大切な考え方
これを言うと怒られるかもですが、面接の練習とか慣れるために選考を受けるのもありだと思います。というか、、、これをしないと、1社目の面接とかガクブルで話せませんからね。
1社目の面接を受けたときの僕
バイト以外で面接を受けるのが人生初で、始まる前から緊張しまくり。面接中は頭が真っ白になり、ほぼ記憶なしです。終わったあとは、手汗がヤバかった。
こんな感じでして、1社目の面接はハイパー緊張するはずです。とはいえ、10社目とかになってくると、わりと面接に慣れてくるので、自分が伝えたいことを話せるようになりました。
なので「受ける企業 = 入社する意思がなくてもOK」でして、最初は面接の練習がてらにサクサクと選考を受けつつ、慣れてきたタイミングで、絞っていけばOKかなと思います。
文系が就活をする場合、平均して何社ほど受けるのか
業界とか企業によりますが「20社」は、最低でも受けているイメージですね。
※上記は、就活を経験した僕とか、周りの友達を見ていて感じたことです。
とはいえ、あくまで僕の経験ベースの話なので[マイナビ]が出している「平均で何社ほど受けるのか」といったデータを持ってきました。
データ:平均で何社ほど受けるのか
数(%) | |
0社 | 2.7% |
1社〜10社 | 44.5% |
11社〜20社 | 27.5% |
21社〜30社 | 14.6% |
31社〜40社 | 4.8% |
41社以上 | 5.9% |
こういった感じでして、平均すると「15社」ほど受けているみたいですね。
ただ、面接を受ける回数が多くなると「面接に慣れてくる」+「自分の強みがわかってくる」+「聞かれる質問への回答がレベルアップする」といった感じで、間接的に内定が取れやすいんじゃないかなと思います。
そして、就活ってエントリーするとか面接を受けるとかは無料なので、ガンガン応募しちゃってOKかなと思います。大学受験のようにお金がかかるなら考える必要ありですが、0円ですからね。就活は行動量が大切かもです。
10社しか受けないと考える人が、これからの就活でやるべきこと
以下の3つを就活でやればOKです。
- 10社しか受けない理由を分析する
- 少ないより、多い方がいいと考える
- 10社の企業で、共通点を探してみる
では、順に説明していきますね。
その①:10社しか受けない理由を分析する
そもそも「なぜ10社しか受けないのか」といった理由の部分ですね。
というのも、ここがハッキリしていないと、就活のモチベがなくなるから。
よくある10社しか受けない理由
- シンプルに、就活がめんどくさい
- 絶対に落ちないという自信がある
- 落ちることが怖くて少なくしている
人によって、変わってくるかなと思います。
とはいえ、理由さえわかってしまえば、あとの対策はハイパー簡単です。
理由に対する対策方法
たとえば、10社しか受けない理由を[シンプルに、就活がめんどくさい]とします。このときの対策は『10社しか受けない最悪のシナリオを想像する』です。
〈最悪のシナリオ〉
「全落ちして、就活浪人をする」
ただ、これだと「就活浪人をすればいいか…」で終わっちゃいそうなので、もう少しだけ深掘りします。そのときに『最悪のシナリオの最悪のシナリオを考える』のが、わりと最適。
〈最悪のシナリオの最悪のシナリオ〉
・何度就活をしても、全落ちしてしまう
・家族から見放され、ずっと孤独になる
・仕事もお金もなく、1人で寂しく生活
僕だったら「かなりキツいな…」と思います。その結果として「半年くらいしか就活をしないなら、ちょっと本気出しますかね…」といった感じで、就活に全集中しました。
こういった感じで、わりとリアルに『最悪のシナリオ』を考えてみると、ネガティブな感情からですが、就活へのモチベがアップするはず。
その②:少ないより、多い方がいいと考える
就活において、次の考えは不要です。
つまり、面接をしたけど「御社の選考を受けるのを辞めます」と伝えることですね。「やっちゃいけないことなんじゃないの?」と思う人が多いですが、選考辞退は問題なしですよ。
上記の理由は建前の話ですが、僕の就活スタイルは『最初に多くの企業へエントリーをしつつ、あとから絞っていく』というスタイルです。
あとから企業を絞るイメージ
- 手当たり次第、エントリーする
- 書類の提出や面接を受けていく
- その中から、志望企業を厳選する
こんな感じですね。
ぜひぜひ、参考にどうぞ (`・ω・´)
その③:10社の企業で、共通点を探してみる
この記事の結論として、繰り返しですが『文系の就活で10社しか受けないのは少ない』とお話ししましたよね。ただ、いきなり受ける企業を増やすのって、少し難しいかもですね。
解決策
これがベストな方法かなと思います。
簡単に言うなら「そもそも、なぜ10社に絞れたのか?」といったところです。
就活で、なぜ10社だけに絞れたのか
・内定が出やすそう:A社、E社
・平均の年収が高い:C社
・福利厚生が神すぎ:D社、F社、H社
・なんかカッコいい:B社、G社
なお、10社の共通点をチェックしてみる中で、上記のように、どんなレベル感でもOKなので、グループ分けしてみるといいですよ。
たとえば、上の画像のグループ分けの場合は「自分って意外と福利厚生を重視しているんだな…」と確認できるので、あとは[福利厚生 いい企業]でググって、エントリーすればOK。
こんな感じで「10社の企業で、共通点を探す」→「自分が企業を志望する軸を分析する」→「その軸にマッチする企業にエントリーしまくる」といったように、就活を進めるべしです。
就活では「平均何社受ける」とか「10社しか受けない」は気にしない
結論、周りと比較しなくてOKです。
※「10社しか受けない=少ないのでNG」といった内容なのに、スイマセン。
就活は「前提条件」が人によって違うゲームです
これが1番の理由ですね。
というのも、就活生によって、以下のような前提条件って違いますよね。
就活生によって違う前提条件
- 受けている業界が違う
- 志望している企業が違う
- 就活を始めた時期も違う
- 面接の得意&不得意がある
- 今までやってきたことも違う
上記のとおりで、10人の就活生がいたら、同じ条件を持つ人はいないはず。
※もちろん、この記事を書いている僕と、読んでいるあなたも違いますよね。
そのため、他の就活生が「平均何社ほど受けたのか」とか「10社しか受けない人がいる」とかはフル無視でOKでして、何社受けるのかは『あなたの状況次第』というのが結論です。
実例:就活をした僕と友達で、何社受けたか比較
「僕」と「友達A」「友達B」で比較します。
※僕も含めて、友達も文系の就活生です。
- 僕:200社ほどにエントリー
- 友達A:100社ほどにエントリー
- 友達B:30社ほどにエントリー
何社受けるのかについては、正解はなしです。
就活生によって変わってくるし、現時点での状況によっても変わりますからね。
最悪のケースは『平均何社受ける』に合わせること
繰り返しですが、就活生によって変わります。
とはいえ、就活って1人で進めていくことが多いので、不安になりますよね。
NGな考え方
自分は「10社しか受けない」つもりだけど、ネットで[就活 平均 何社 受ける]と検索したら『5社だけでOKです』という内容があった。だから、10社 → 5社だけに絞ったけど、書類選考で落ちた。
上記のとおり。
平均何社受けるに合わせると、自分の人生が他人に決められちゃいますからね。
なので、まずは『自分は何社ほど受けるべきなのか』を考えつつ、就活を進めていけばOKです。そして、不安なら確認程度で他の就活生が「平均何社受けるか」をチェックすればOK。
就活で10社しか受けないと考える人が、よく悩むこと【Q&A】
最後は、よくある悩みに回答していきます。
- 受ける数を増やしたら、疲れない?
- 1つの企業への時間は減らないの?
- 受けたいと思う企業がない場合は?
こちらの3つのお悩みですね。
というわけで、順に回答します。
悩み①:受ける数を増やしたら、疲れない?
結論、疲れます。わりと疲れます。
とはいえ、、、10社しか受けない人でも、次のような受ける数になりますよ。
上記のとおり。
理由としては、3つくらいありますね。
- シンプルに、選考に落ちた
- 志望する業界や企業が変わった
- 練習がてら、とりあえず受けた
こんな感じですね。
そのため、スタート地点は少ないけど、最終的に同じくらいになるイメージ。
悩み②:1つの企業への時間は減らないの?
もちろん、対策や準備の時間は減りますね。
ただ、僕の場合は下記の状態になりました。
例:僕の場合
「10社しか受けない期間」と「50社ほど受けていた期間」を比較したときに、1つの企業にかける時間は同じくらいだった。なんせ、受ける企業数が少ないと、わりとサボったから。
完全にサボり癖が出ちゃっていますが、多くの人も当てはまるかなと思います。
なので「受ける企業数を多くする=1つの企業にかける対策の時間が減る」は、個人的に関係なしでして、あまり気にしなくてもOKです。
※どうしても1つの企業にかける時間が減りそうだと考えるなら、少しの期間だけ「10社しか受けない期間」と「たくさんの企業を受ける期間」を作ってみるといいかもです。それで時間が変わるなら、少ない方がいいかもですね。
悩み③:受けたいと思う企業がない場合は?
解決策はシンプルでして「多くの業界や企業に触れてみる」のがベスト。
なぜなら、思っているよりも、自分が知らない業界とか企業が多いからですね。
就活をし始めたころの僕
[日系のIT業界]しか勝たん。インターンとか本選考とかエントリーしまくろ
就活をわりと進めたころの僕
あれ。[外資系のIT業界]という選択肢もあるのか。エントリーしてみよっと
上記の感じで、最終的には[日系のIT業界]ではなく[外資系のIT業界]の企業から内定をいただきまして、就職する予定です。
こういったように、人間って「自分が知らないもの」=「欲しいと思わない」という生き物なので、まずは『自分が知らない業界や企業を知ること』から始めるのがベストですよ。
なんせ[Webデザイナー]の職業を知らないと、そもそも「Webデザイナーになりたい」と思わないですからね。知らないと選択肢すら思い浮かばないので、知ることが第一歩です。
とはいえ「どうやって調べればいいんだ」という人も多いかもなので、おすすめは『JOBTV』などの就活サービスを使うのが、わりと最適かなと思います。
JOB TVとは
『JOBTV』とは、大手企業からベンチャー系の企業まで、企業説明会動画が見放題のサービスでして、ポチポチと動画をチェックするだけで、知らない企業の情報をゲットできますよ。
寝る前に使っていた「YouTubeの時間」を5分くらい「就活の時間」に変えるだけで、志望する業界とか企業の幅がグイッと広がるので『JOBTV』を使っておいて損はないはず。
まとめ:文系の就活で「10社しか受けない」のは、わりと少ない
今回は『文系の就活で10社しか受けないのは少ない』について解説しました。
10社しか受けない人が、やること
- 10社しか受けない理由を分析する
- 少ないより、多い方がいいと考える
- 10社の企業で、共通点を探してみる
上記のとおりですね。
平均して、就活生は「15社」ほど受けるみたいですが、気にしなくてOK。
なので、他の就活生が「平均何社受ける」とか考える必要なしでして、あなた自身が無理のない&後悔しない就活をしていけばOKです。
というわけで、今回は以上です。
人気記事【就活】NNTとは『わりと普通』です【無い内定はクズじゃない】
人気記事【メンタル辛い】就活は『落ちるのが普通』で当たり前【平均で何社】