こんな疑問を解決します。
記事の内容
・録画面接で落ちる原因+対策法は5つ
・録画面接の通過率を上げる5つの方法
・それでも、動画面接に落ちる場合
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『録画面接(動画面接)で落ちる原因+対策法』をご紹介していきます。
なお、先に落ちる原因をどうぞ。
録画面接に落ちる原因5つ
- 雰囲気が録画面接で伝わっていない
- 録画面接の質問内容に答えていない
- カンペを読んでいるのが超バレバレ
- 「時間余る」or「中途半端すぎる」
- 話し方がわかりにくい&聞きにくい
上記の5つの原因に対して、本記事では対策法をセットでご紹介していきます。
※落ちる原因を見て「なるほど、対策法は〜」とわかる方は、読まなくてもOK
また、記事の後半パートでは「録画面接の通過率を上げる5つの方法」や「それでも動画面接に落ちる場合にやること」も解説しているので、この記事を読めば『録画面接を通過するのは普通でしょ』くらいのレベルになるはず。
前置きはさておきですね。
では、いきましょうo(^_-)O
録画面接で落ちる原因+対策法は5つ【動画面接は難しい】
冒頭でお見せしたとおり、下記の5つ。
- 雰囲気が録画面接で伝わっていない
- 録画面接の質問内容に答えていない
- カンペを読んでいるのが超バレバレ
- 「時間余る」or「中途半端すぎる」
- 話し方がわかりにくい&聞きにくい
では、対策法とセットで解説していきます。
原因①:雰囲気が録画面接で伝わっていない
ぶっちゃけ、録画面接は雰囲気ゲーです。
少しでも「雰囲気がよさそうだ…」と思ってもらえたら、余裕で通過しますよ。
対策法:雰囲気を良くする
大きく「内面的な要素」と「外面的な要素」の2つで、雰囲気は良くなるはず。
・内面的:明るく、ハキハキと話す
・外面的:顔にライトを照らしてみる
上記のとおり。
前者の「内面的」は、説明は不要ですね。今日から試す価値ありです。
とはいえ、後者の「外面的」がわりと重要でして、以下のアイテムが使えます。
アイテム①:デスクライト
光のあたり具合によっては、逆光とかで顔が暗くなりがちです。基本的に「顔が暗い=雰囲気が良くない」といった感じなので『デスクライト』を使いつつ、顔を光で照らせばOKです。
とはいえ、YouTuberの方とかが撮影で使うようなデカい&高いデスクライトは不要でして、2,000円くらいで買えるやつがおすすめ。
アイテム②:パソコンスタンド
『デスクライト』だけでも雰囲気が良くなるのですが、セットで『パソコンスタンド』も使うと、目線がグッと上がるので、いい感じの雰囲気になります。
これは就活の録画面接でも同じでして『パソコンスタンド』を使いつつ、目線を上げることで、シンプルに動画がいい感じになりますね。
原因②:録画面接の質問内容に答えていない
やってしまいがちですが、落ちる原因です。
というのも、録画面接の質問内容に答えないと、次のように評価されるから。
上記のとおり。
実際、僕も就活を始めた頃は、よく録画面接で失敗して落ちる経験をしました。
- 自己紹介の質問 → 自己PRをする
- 自己PRの質問 → ガクチカを話す
- ガクチカの質問 → 自己紹介を話す
※ガクチカ:学生時代に力を入れた活動のこと。
こういった感じですね。
「たくさんアピールしなきゃ」と思うと、やりがちな落ちる原因なので注意。
対策法:聞かれることだけに答える
これに尽きるかなと思います。
つまり「自己紹介が聞かれる」→「自己紹介だけ話す」みたいな感じですね。
なお、録画面接における自己紹介の作り方やポイントについては【例文】録画面接で使える自己紹介の作り方【30秒+1分の動画面接】で解説しているので、そちらを参考にどうぞ。
原因③:カンペを読んでいるのが超バレバレ
これもよくある落ちる原因ですね。
というのも、人事の方に聞いたのですが、カンペはすぐにバレるみたいです。
録画面接でカンペがバレる理由
・教科書みたいに、同じリズムで話す
・目線がずっと同じところを向いている
・考える時間がゼロで、スラスラと話す
上記のとおりで、バレやすいですね。
とはいえ、対策法はシンプルです。
対策法:中途半端をやめること
つまり、どういうことかと言うと「そもそもカンペを使わない」or「本気でカンペを作りつつ、演技をする」のどちらかにしましょうよ、ということです。
ただ、僕は録画面接が苦手だったので、後者の「本気でカンペを作りつつ、演技をする」を選びつつ、あたかもカンペを使っていない感じを出していました。
〈録画面接でカンペがバレないコツ〉
・文章ごとにリズムを変えつつ、読む
・目線を適度にズラしつつ、動画を撮る
・ほんの少しだけ、考える時間を入れる
完全に役者みたいなイメージで、就活の録画面接を撮っていましたね。
※ぶっちゃけ、ここまでやれば、カンペがバレる可能性はゼロに近いはずです。
なお、録画面接でカンペのバレない使い方については【バレない】録画面接のカンペの使い方【取り直しできない動画面接】にてまとめています。「カンペを使いたいぜ」という人はどうぞ。
原因④:「時間余る」or「中途半端すぎる」
「時間を余らせた方がいいのか」とか「時間いっぱいまで動画を撮った方がいいのか」と、録画面接では悩みますよね。とはいえ、対策法はシンプルです。
対策法:録画面接の目安を事前に作る
つまり、録画面接を撮る前から「〇〇分くらいにしよう」と決めておく感じ。
上記がベストかなと思います。
たとえば[30秒の動画面接]であれば「3秒」ほど残す感じ。[1分の動画面接]であれば「5秒」ほど残す感じですね。
1番NGなケースは「時間をオーバーさせる」or「時間を余らせすぎる」のどちらかです。ぶっちゃけ、90%〜95%くらいの時間を使った録画面接であれば、あとは動画の内容が勝負になってくるはず。
原因⑤:話し方がわかりにくい&聞きにくい
繰り返しですが、録画面接は雰囲気ゲーです。
なので「この就活生の話、ちょっとわかりにくいな…」と思われたらアウト。
対策法:1つの文章を短くすること
というのも、就活を始めたころの僕もそうだったんですが、録画面接で話す中で「〇〇でして、□□と考えており、私は△△と〜」みたいな感じで、1つの文章が長かったんですよね。
そのため、話し方をマルっと変えるとかは難しいと思うので『1つの文章を短くすること』で解決されるかなと思います。なお、ちょっと「短くする前」と「短くした後」で比較です。
例文①:短くする前
私が学生時代に頑張ったことは『塾講師の活動』でして、3人の生徒を指導していたのですが、その中の1人の生徒がうまく成績を伸ばせずにいたので、私は…
例文②:短くした後
私が学生時代に頑張ったことは『塾講師の活動』です。3人の生徒を指導していましたが、1人の生徒がうまく成績を伸ばせずにいました。そのため、私は…
文章だとわかりにくいかもですが、録画面接だと、聞こえ方が変わるはずです。
なお、余裕があれば、録画面接で「ジェスチャーをつけること」もおすすめ。
大切なこと:常に録画面接で落ちる原因を考える
人によって、落ちる原因は違いますからね。
なので、録画面接の結果が届くたびに『なぜ落ちるのか』を考えることが大切。
僕もかなり落ちる経験をした
たつつぶ:録画面接で落ちた経験
上の画像は、僕が就活をしていたときに書いていた『録画面接の改善シート』で[日付][企業名][動画面接の結果][改善ポイント]をメモしていました。
もちろん、最初の方は「また動画面接に落ちたのか…」といった感じの気持ちになりましたが、改善シートを作りつつ改善してからは、録画面接に落ちる回数が減っていきました。
結局、録画面接に限らずですが、就活では「改善ができる人=うまくいく人」だと思うので、動画面接では落ちる経験をした後の方が重要だったりしますね。
録画面接で落ちる確率を減らして、動画面接の通過率を上げる方法
お次は、録画面接の通過率を上げる方法です。
- 録画面接で着る服装は固定しておく
- 背景は「白」or「1色の壁」が最適
- 使いまわせるテンプレを考えておく
- カンペを作って、噛む回数を減らす
- 録画面接の動画は適切な音量にする
こちらの5つを実践すればOK。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
方法①:録画面接で着る服装は固定しておく
よく録画面接で着る服装で悩む人が多いですが、結論は固定してOKです。
実際、僕は「2着ほど」を就活で使う服装に決めていて、録画面接で使っていました。服装を固定していると、悩む時間がなくなるので、就活の対策とか準備に時間を使えますからね。
ちなみに、僕は[古き良き日本企業]と[IT系や広告系の企業]で与える印象を変えたかったので、次のように服装を変えていましたね。
・古き良き日本企業:紺色のポロシャツ
・IT系や広告系の企業:白いTシャツ
というのも[紺色:誠実でマジメな印象を与える]&[白色:清潔感のあるフレッシュな印象を与える]といった感じですね。
なお、録画面接のために買うのはモッタイナイので、日常的に使えるようなTシャツを買うのがベストですね。『チャンピオンのTシャツ』とかは、無地でしっかりしてるので神。
方法②:背景は「白」or「1色の壁」が最適
基本的に、背景は「白」がベストですね。
ただ、白い壁が部屋にないとかであれば「1色だけの壁」でもOKです。
背景の調整が難しい場合
とはいえ、部屋によっては「白」or「1色の壁」が難しいかもですね。そういったときは『撮影用の背景シート』を使うのが神。
こんな感じで、録画面接などを撮るときに背景として『撮影用の背景シート』を使えば、部屋に白い壁などがなくても、いい感じの背景になるはずです。
とはいえ「就活にあまりお金をかけたくない…」という僕のような、ケチな就活生は『モノを後ろに置かない』などを意識するだけでも、スッキリとした背景になるのでおすすめ。
方法③:使いまわせるテンプレを考えておく
録画面接でよく聞かれる内容は、次の3つ。
- 自己紹介をしてください
- 自己PRをしてください
- ガクチカを教えてください
上記のとおり。
つまり、聞かれることさえわかっておけば、他の企業でも使いまわせますよね。
具体例:自己紹介の場合
こんな感じ。
あとは「過去に受かった動画面接」を『今回受ける動画面接』で使えばOK。
※注意:企業が使っているサービスによって「過去の動画が使えない」or「今この瞬間で録画面接をしないといけない」などのルールがあるかもです。メールなどを要チェックですね。
方法④:カンペを作って、噛む回数を減らす
めっちゃ話すのがうまいなら問題なしですが、僕と同じように話すことが苦手な就活生は、カンペを作り込んで、録画面接で噛む回数をグッと減らすのが最適。
録画面接でカンペがバレないコツ
・文章ごとにリズムを変えつつ、読む
・目線を適度にズラしつつ、動画を撮る
・ほんの少しだけ、考える時間を入れる
上記の3つを意識すれば、バレないはず。
※それでもバレたら、スイマセン m(_ _)m
考える時間も少なくしましょう
僕も経験ありですが、録画面接を始めるまで「聞かれることがわからない形式」のやつもありました。そういったときに、カンペを作っておけば、考える時間をグッと減らせますよね。
方法⑤:録画面接の動画は適切な音量にする
3回目くらいですが、、、就活において録画面接は『雰囲気ゲー』です。
なので、動画面接の音量が「小さすぎる」or「大きすぎる」は絶対にNG。
解決策:提出する前に聞いてみる
たとえば、静かな場所で、イヤホンとかで聞いてみるといいかもです。
なお、基本的に動画編集は難しいので、声のボリュームの調整が最適ですね。
・音量が小さい場合 → 声を大きくする
・音量が大きい場合 → 声を小さくする
上記のとおり。
誰が聞いても「いい感じ」というレベルの音量が通過率を上げる方法です。
録画面接の対策法を実践しつつ、それでも動画面接に落ちる場合
最後は、下記のような方向けです。
結論は、以下の4つを実践すればOK。
動画面接に落ちる場合の解決策
- 就活で受ける企業数をかなり増やす
- 落ちる理由を考えつつ、改善をする
- 録画面接がない企業の選考を受ける
- スマホを使い録画面接をやってみる
では、順に説明していきますね。
その①:就活で受ける企業数をかなり増やす
録画面接は、次の方程式に分解できます。
上記のとおり。
[通過率]を上げるのが難しい場合は[エントリー数]を増やせばOKです。
例:通過率が「20%」の場合
・10社にエントリー:面接は2社
・30社にエントリー:面接は6社
こんな感じ。
すごくシンプルな方法ですが、わりと効果的な方法なので、お試しあれです。
補足:エントリーがメンドウな人へ
就活で企業へエントリーするのって、メンドウですよね。「エントリーシートを書く」&「Webテストを受ける」をしなきゃですからね。なので『逆求人サイト』を使えばOK。
・dodaキャンパス:ベネッセが運営しており、87万人以上が登録している
・オファーボックス:登録企業数は1万社以上。大手からベンチャーまである
・キミスカ:25万人以上の就活生が登録。ベンチャー企業が多い印象だった
こちらは、企業側からオファーがもらえる就活サイトでして、簡単に言うなら「インターンに参加してみませんか?」とか「本選考を受けてみませんか?」と連絡が届くサービスです。
実際、僕も『dodaキャンパス』と『オファーボックス』と『キミスカ』の3つに登録しつつ就活をしておりまして、ザクザクとエントリーをしていました。
無料で使えるサービスなので、録画面接で落ちる状況が続くなら、使っておいて損はないサービスかなと思います。
dodaキャンパス
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その②:落ちる理由を考えつつ、改善をする
今回ご紹介した[録画面接で落ちる原因+対策法]は、あくまで「僕が落ちる経験をしたときの場合」です。やっぱり、動画面接に落ちる原因は人によって違っていたりしますからね。
繰り返し:録画面接で落ちる原因
- 雰囲気が録画面接で伝わっていない
- 録画面接の質問内容に答えていない
- カンペを読んでいるのが超バレバレ
- 「時間余る」or「中途半端すぎる」
- 話し方がわかりにくい&聞きにくい
僕の場合は、こんな感じの落ちる原因でした。
なので、落ちる経験をしているなら『なぜ落ちるのか』を考えてみるべしです。
落ちる経験から改善する流れ
①:録画面接に落ちる理由を考える
②:1つだけ、前回と違う行動をする
③:結果が届いたら、また理由を考える
上記を永遠とループする感じです。
※少しメンドウかもですが、勝ちパターンを見つけたら、あとは楽勝ですよ。
なお、ポイントは『1つだけ、前回と違う行動をする』でして、前回と違う行動をすれば、得られる結果も変わりますからね。最初に100%の仕上がりを求めるのは難しいので、1つずつ改善をしていきましょう (`・ω・´)
その③:録画面接がない企業の選考を受ける
マジで永遠と落ちるなら、録画面接を避けて、就活をするのがベストかもです。
選考フローをチェックする方法
こちらは『ワンキャリア』という就活サイトでして、無料登録をすれば、就活生の経験談などがチェックできますよ。なので、企業の選考フローや選考ステップなども確認可能です。
また、録画面接があったとしても『ワンキャリア』の体験談を見れば「どんな質問内容が聞かれたのか」とか「答える上で意識したこと」なども書かれていたりするので、わりと便利。
その④:スマホを使い録画面接をやってみる
やっぱり、録画面接をすると、緊張しちゃうので、うまく話せませんよね。
なので、家にいるときに1人でOKなので、スマホで動画を撮るのもアリ。
例:動画を撮る内容
- 自己紹介をしてください
- 自己PRをしてください
- ガクチカを教えてください
このあたりの質問が録画面接で、よく聞かれる内容なので[15秒][30秒][1分]といったように、時間を分けつつ、いくつかのパターンで練習してみると、レベルアップしますよ。
1日5分だけでもOKなので、録画面接の練習に時間を使えると「やる前」と「やった後」で、わりと違いが出ていたりするので、やっておいて損なしですね。
まとめ:録画面接で落ちる原因を理解して、動画面接の通過率をUP
今回は『録画面接(動画面接)で落ちる原因+対策法』をご紹介しました。
録画面接の通過率を上げる方法
- 録画面接で着る服装は固定しておく
- 背景は「白」or「1色の壁」が最適
- 使いまわせるテンプレを考えておく
- カンペを作って、噛む回数を減らす
- 録画面接の動画は適切な音量にする
上記の5つを実践すれば、落ちる可能性がグッと減らせるはずです。
※実際、僕も上の5つを実践して、落ちる回数が少なくなりました。
なお、これは録画面接に限らずですが、就活において、落ちるのは普通です。
>>参考:【メンタル辛い】就活は『落ちるのが普通』で当たり前【平均で何社】
詳しくは、こちらの記事で解説していますが、落ちるのは当たり前のことなので、あまり気にする必要なしですよ。この考えを持っていれば、落ちる経験をしても、ほぼノーダメです。
というわけで、充実した就活ライフをどうぞ。
今回は以上です。
人気記事【選考】録画面接の通過率を上げるコツ【動画面接でフリップは不要】