こんな疑問を解決します。
記事の内容
・限りある時間の使い方を読んだ感想
・現代人の間違った時間の使い方を要約
・おすすめの限りある時間の使い方5つ
・仕事でうまくタスクを減らすポイント
記事の信頼性
この記事を書いている僕は外資系の企業で働くサラリーマンです。読書が趣味でして、朝に本を読むのが日課です。
今回は「限りある時間の使い方を読んだ要約+感想レビュー」です。
ちなみに『限りある時間の使い方』は、ひろゆきもおすすめしていますね。
この本を読んで欲しい人
- 常に生産性や効率を考えている人
- 1日の多くの時間を仕事に使う人
- 休日も仕事のことを考えてしまう人
上記の方にとって『限りある時間の使い方』は読む価値ありだなと思います。
なお、サクッと限りある時間の使い方の要約を書きます。気になる方はどうぞ。
限りある時間の使い方の要約
- 楽しいと思うことに時間を使おう
- できる範囲で、できることをやろう
- 人生は4,000週間ほどしかないよ
上記のとおりでして『限りある時間の使い方』は良書でしたね。おそらく、今後の人生においても何度も読む本になるかなと思います。
なお、本記事では要約+感想をレビューします。いわゆる、書評記事ですね。なので、この記事を読みつつ『限りある時間の使い方』を読むかどうかを決めてもらえばOKです。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう (*´∀`*)
限りある時間の使い方を読んだ要約+感想レビュー【ひろゆきも書評】
要約をしつつ、僕の感想をレビューします。
限りある時間の使い方を簡単に要約します
ひとことで要約するなら、次のとおり。
限りある時間の使い方の要約
というのも、僕も含めて、現代人の多くが[自分のために時間を使う]という考え方よりも[誰かのために時間を使う]という考え方の方が多いはず。
具体例:現代人の時間の使い方
- 自分の仕事外のタスクを振られる
- 将来のためになりそうな資格を取る
- 会社の飲み会に嫌だけど参加をする
上記のとおりでして「誰かのために時間を使う」とか「誰かの期待に答えるために人生を生きる」という選択をする人が多いんじゃないかなと思います。
もちろん、その生き方が正しいとか間違っているとかではないです。ただ『限りある時間の使い方』を読む中で「結局、誰のための人生なの?」と考えさせられることが多かったですね。
自分の人生=たった4,000週間ほどしかない話
ビックリするかもですが、人生って短いです。
具体的には、人間1人の人生は4,000週間しかないと言われていますからね。
また、4,000週間ってすべての期間がフルパワーじゃないですよね。おそらく、20代から30代くらいがピークで、40代とか50代になると、パワーが少しずつ落ちていくはず。
つまり、人生全体で見たときは4,000週間ほどあるかもですが、しっかりとフルパワーで活動できる期間って、さらに短くなるのかなと思います。
僕は『限りある時間の使い方』を読んでから、人生に対しての考え方がゴロっと変わりました。この本に出会えてよかったなと思いますね。
繰り返しの要約:楽しいと思うことに時間を使う
繰り返しで、スイマセン m(_ _)m
とはいえ、僕は『限りある時間の使い方』を読んだ中で、心に刺さりました。
本を読む前の僕
- お金を稼げるからインスタやろうか
- 少し嫌だけどSNSで発信してみるか
- 将来的に役立ちそうな資格を取るか
上記のような人生でした。
しかし、最近はわりと変わりました。
本を読んだ後の僕
- お金はどうでもいいからVlog撮ろ
- SNSはやめて、ブログに全集中しよ
- 海外へ行きたいから英語を勉強する
こういった感じでして、僕自身が楽しいと思うことに時間を使っています。その結果、人生の満足度は上がりました。シンプルに毎日が楽しいです。
おまけ:Vlog撮影にハマっています
最近は[サラリーマンの1日]というテーマで、Vlogを撮影しつつ、YouTubeに投稿しています。早起きをして朝活をしたり、定時で仕事を終わったり、自炊をして過ごしています。
4分でサクッと見れるので、どうぞ。チャンネル登録よろです (`・ω・´)
「未来」ではなく『今の時間の使い方』が大切です
『限りある時間の使い方』を読む中で、下記の名言があったのでシェアです。
名言はこちら
上記の名言を要約すると「人生は偶然の連続だよ」です。つまり、未来を予測しつつ今を犠牲にするのはNG。なんせ、偶然の連続なので、計画どおりに物事が進むことはないからですね。
それなら、今の人生を生きつつ、あなた自身が楽しいと思うことに時間を使ったほうが良くないですかね。人生は4,000週間ほどしかないので、それこそが限りある時間ですからね。
限りある時間=有限だからこそ、幸せに感じるよね
哲学的な話かもですが、限りある時間だからこそ、幸せが生まれるはずです。
ニートだったときの話
僕は高校を卒業して、1年ほどニートみたいな生活を送りました。つまり、毎日が休日です。最初の3日くらいは幸せでしたが、4日目くらいから幸せに感じることは減りました。
上記のとおり。一方で、いま社会人として平日5日ほど働きつつ、休日2日ほど過ごして思うことは「平日の不自由な時間があるからこそ、休日の自由な時間が幸せだ」ということです。
もう1つ幸せに感じる話を書く
年末年始に僕の家族や親戚で集まることがイベントです。このイベントは楽しいし、幸せに感じます。しかし、このイベントはたまにあるから幸せなわけで、毎日だったら飽きるはず。
こちらの例も同じですね。イベントなどはたまにある(=有限)だからこそ、価値を感じるわけでして、それがずっと続く(=無限)場合、多くの人は価値を感じにくくなるはず。
なので[限りある時間の使い方]と聞くと「もっと時間が増えればいいのに」と考えがちですが、今あなたにとっての限りある時間を大切に使うことで、十分幸せに感じれるはずですよ。
『限りある時間の使い方』に書かれている、間違った考え方を要約
次の3つが、現代人の間違った考え方ですね。
- 生産性をUP=使える時間が増える
- 自分なら、時間をコントロール可能
- 今やっていることは将来で役に立つ
では、順に説明していきますね。
間違い①:生産性をUP=使える時間が増える
社会人になって思うことですが、みなさん生産性UPを常に考えていますよね。
もちろん、生産性を上げることは悪いことじゃなくて、いいことだと思います。
生産性には罠がある話
こちらのとおりでして、無限に仕事が振ってくる感じ。なので、多くの人は「速くタスクを終わらせる=自由になれる」と考えますが、それは間違いでして、無限に仕事が振ってきます。
実際、僕は新卒1年目として外資系のIT企業で働いていますが、まさに同じ状況でした。具体的には、下記のような働き方をしていたんですよね。
新卒1年目の僕の働き方
やることリストを作りつつ、バグレベルに速くタスクを終わらせる。しかし、速くタスクを終わらせた分だけ、新しいタスクが入ってくる。まさに無限ループ。
なので「生産性をUP=使える時間が増える」は間違いでして、いくら速くタスクを終わらせたとしても、その分だけ新しいタスクが入ってくるので、使える時間は増えないんですよね。
間違い②:自分なら、時間をコントロール可能
『限りある時間の使い方』で書かれていた内容としては「時間=コントロール不可能」です。理由はシンプルでして、人生における多くのイベントは予測ができないからですね。
具体例:予測ができないイベント
- 乗ろうとしていた電車が遅延する
- パソコンが急に起動しなくなる
- 突然、新しいタスクが入ってくる
こんな感じでして、予測が無理ゲーです。結果、時間をコントロールできないわけですね。そして、時間をコントロールしようとすると、それ自体に対してストレスを感じてしまいますよ。
上記のとおり。
時間をコントロールするのは無理ですね。
間違い③:今やっていることは将来で役に立つ
これは僕のような、いわゆるZ世代の若者に共通する視点かなと思います。
たとえば「今は意味ないけど、将来的に意味ありそうだからやる」などですね。
具体例:今を犠牲にする行動
もちろん、将来のために行動することは悪いことじゃないと思います。しかし、僕のようなZ世代の若者は今の限りある時間を犠牲にしすぎじゃないかなとも思います。
今を犠牲にしまくった結果
つまり、将来のことしか考えられなくなり、今の限りある時間を使えなくなる感じです。これじゃあ、少しモッタイナイですよね。なんせ、今の時間は今しか使えないからですね。
限りある時間の使い方の要約
繰り返しですが『限りある時間の使い方』で、1番好きな言葉を要約です。
僕自身もまだまだ未来志向が強いですが、今を生きるように意識します。
補足:「いつか〇〇したら、〇〇しよう」もNG
これはどの世代にも関わらずですが「いつか〇〇したら、〇〇しよう」という考え方は人生においてNGですよ。こちらは具体例を書いたほうがわかりやすいかもですね。
- いつか仕事が落ち着いてきたら
- いつか理想的な相手と出会ったら
- いつか時間が使えるようになったら
ぶっちゃけ、あなたが考えている「いつか」は永遠と来ませんからね。
つまり、今を犠牲にするだけでなく、将来の可能性も消している感じです。
限りある時間の使い方の名言
これに尽きるかなと思います。
・実家に帰省すること
・家族とご飯を食べること
・恋人とデートに出かけること
どれも[今]だからこそできることです。
おすすめ:やりたいことリストを作る
たつつぶ:やりたいことリストを作る
僕も『限りある時間の使い方』を読む前までは「いつか〇〇」という考え方で、ずっと自分のやりたいことにフタをしたままでした。なので、やりたいことリストを作ってみました。
ずっと心にフタをしていた「これがやれたらなぁ」ということをExcelやスプレッドシートに書き出しつつ、1つずつやっています。書き出してみると、わりと面白いですよ。
僕は『限りある時間の使い方』を読んでから、考え方がゴロっと変わりました。
シンプルにこの本に出会えてよかったなと思います (`・ω・´)
限りある時間の使い方における、5つの人生の過ごし方+考え方
下記の5つの過ごし方+考え方が最適です。
- 意図的に時間の選択をする
- 時間に使われている感覚を持つ
- 自分ができないことを認めてみる
- 人生で不要な物を手放す勇気を持つ
- 今よりも時間を増やそうとしない
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:意図的に時間の選択をする
「意図的に」という言葉がポイントですね。
あなたの意志で時間を選択するのが重要です。
限りある時間の使い方の要約
上記のとおり。つまり[何に時間を使うと決めて][何に時間を使わないと決めるか]です。ぶっちゃけ、昔の僕もそうですが、ここがフワフワしちゃっていたケースが多かったですね。
よくある社会人の悩み
何か選択をするときに、多くの人は「Yes」と答えます。理由はシンプルで「チャンスを逃してしまったら…?」という不安を持ってしまうから。
というのも、何かに時間を使うと決めたとき、その他の選択肢を犠牲にしているからですね。そのため「A」という選択肢を選ぶ場合、必然的に「B」という選択肢を捨てている感じ。
どっちもやるとか無理ゲーです
こういった話をすると「効率的にすべての選択肢を進めればいいのでは?」という人がいますが、それは無理ゲーです。なんせ、あなたの時間と労力は限られているからですね。
このあたりについては『エッセンシャル思考』という本で書かれていました。こちらも『限りある時間の使い方』と同様に、面白かった本なので、ぜひどうぞ。
ちなみに「本にお金を出すのが少し嫌かも…」という人は【本の要約】エッセンシャル思考とは『やりすぎると危険』だよ【デメリット】にて、本の要約や感想を書評しています。
上記を読んでもらえれば『エッセンシャル思考』の内容がザっくりとわかるはず。とはいえ、要約と言っておきながら、わりと僕の感想が多めな書評です。スイマセン m(_ _)m
その②:時間に使われている感覚を持つ
『限りある時間の使い方』を読まれている方って「うまく時間を使うおう」とか「後悔しない時間の使い方をしたい」という[時間を使う側の思考]が強いんじゃないかなと思います。
ただ『限りある時間の使い方』で書かれていた内容を要約すると「時間を使う側から、時間に使われる側へ移動するのもありじゃないか」という内容が書かれていました。
時間に使われる側の例
たとえば「10時から〇〇で、11時から〇〇、13時から〇〇」といったように、ガチガチにスケジュールを決めつつ、スケジュールどおりに進めている社会人の方は多いですよね。
それもありですが『限りある時間の使い方』の考え方として「あえて時間に使われてみる」というのもありでして、ザックリとスケジュールを決めつつ、その場その場で対応する感じ。
その③:自分ができないことを認めてみる
ぶっちゃけ、これが1番難しい考え方かもです。なんせ、多くの人は「自分ができないこと」を認めるのが嫌だし、なにより「限りある時間の中ですべてやり遂げたい」と考えるから。
限りある時間の使い方を要約
ハイパーシンプルですが、これに尽きるかなと思います。自分の中で[できること]と[できないこと]を切り分けて考えつつ、できることだけに全集中すればOKです。
なお『限りある時間の使い方』を読む中でいくつか名言があったので引用です。
①:限りある時間の使い方の名言
すべてを効率的にこなそうとするのではなく、すべてをこなそうという誘惑に打ち勝つことが必要だったのだ。
②:限りある時間の使い方の名言
これは人生のあらゆることに当てはまる。楽しいことをすべて体験したいという衝動に打ち勝ち、すべてを体験するのは不可能だという現実を受け入れよう。
どちらの名言も言いたいこととしては『人生の限られた時間の中で、本当に大切なことだけをやる』だと思います。繰り返しですが、人生は4,000週間ほどしかない限りある時間です。
そういった中ですべての物事を完璧に体験するのは無理ゲーです。神様じゃないと難しいかもです。なので、あなた自身が「これは本当に大切だな」と思うことだけに時間を使うべき。
僕も大切なことに時間を使います
- 日常のVlogを撮影して投稿する
- 自分の気持ちや考えをブログにする
- 家族や友人、恋人との時間を過ごす
このあたりは僕の人生にとって大切です。とはいえ、それ以外の時間はなくてもOKレベルです。そう考えたほうが、大切なものに使う時間を、より大切に使えている気がします。
その④:人生で不要な物を手放す勇気を持つ
『限りある時間の使い方』を読む中で、自分の人生をしっかりと生きるために必要なスキルは[手放す勇気]だなと感じました。
手放す力が重要な理由
というのも、人生はトレードオフ(=両立できない関係性)な物事が多いからですね。以下にいくつかトレードオフの具体例を書いてみます。
具体例(トレードオフ)
・仕事を続ける → 子供との時間は減る
・創作に時間を使う → 運動不足になる
上記のとおりでして「Aという物事に時間を使う」と「Bという物事に使える時間がなくなる」という感じ。当たり前かもですが、僕たち現代人には抜け落ちている考え方かもです。
とはいえ[手放す勇気]を1度発揮してみると、意外と2回目以降もサクサクと捨てられますよ。これは自宅にあるいらないものを勇気を出してメルカリに出品したときと同じです。
その⑤:今よりも時間を増やそうとしない
頭の良い方にありがちですが「限りある時間の使い方を学ぶ」→「そもそも時間を増やせば良いのでは?」という考え方ですね。この考え方は『限りある時間の使い方』においてNGです。
というのも、人は使える時間が増えれば増えるほど、今やっているようなタスクの量を増やすだけだから。これは「パーキンソンの法則」と呼ばれていますね。
パーキンソンの法則とは
経済用語ですが、限りある時間の使い方にも応用できそうです。たとえば、人は収入が増えれば増えるほど、得た収入の限界までお金を使う特徴があります。これは時間でも同じですね。
上記のとおり。
今より時間を増やそうとするのではなく、限りある時間の使い方を意識すべき。
『限りある時間の使い方』流の、仕事でうまくタスクを減らすコツ
本の内容を要約すると、次の4つのコツです。
- 自分の取り分を先に取っておく
- 「進行中の仕事」を必ず制限する
- 優先度が「中」は捨ててしまう
- 完璧主義的な考え方をゼロにする
では、順に説明していきますね。
前提:限りある時間の使い方のとある話
スイマセン。ちょっと前提の話です。
『限りある時間の使い方』にて、面白い話があったので少し引用します。
限りある時間の使い方のとある話
教師が教室に入ってくる。大きな石・小石・砂・と大きめのビンを持っている。教師は生徒たちに言う。「ここにある大きな石と小石と砂を、ぜんぶビンに入れてみましょう」 と。生徒たちは、小石や砂からどんどん入れていく。すると大きな石が入らなくなる。教師はお手本を見せる。まず大きな石を入れ、次に小石を入れて、最後に砂を入れなさい。そうすれば大きな石の隙間に小さな石がきれいに収まりますよ。
これって限りある時間の使い方と同じですね。最初に大切なことに時間を使わないと、最終的にその大切なことに時間を使えなくなるというお話です。(大切なこと=大きな石と仮定)
個人的に上記の具体例は、ひろゆきさんもYouTubeなどでよく話されていたので『限りある時間の使い方』を読む前から知っていましたが、改めて重要だなと実感しましたね。
というわけで『限りある時間の使い方』流の、仕事でうまくタスクを減らすコツをご紹介していきます。ビックリするくらいタスクが減るので、人生の満足度がグッと高まるはずです。
コツ①:自分の取り分を先に取っておく
まずは、仕事で大切な時間を確保です。これはスケジュール管理で使えます。
具体例:僕の大切な仕事時間
- クライアントの進捗管理+コンサル
- マーケティングプロジェクトの運営
- 1日の自分の仕事を振り返る時間
上記3つは大切です。なので、最初にスケジュールを埋めてしまいつつ、自分自身もそうですが、他の人にその時間帯はスケジュールを入れてもらわないようにしています。
スケジュールを埋めている例
限りある時間の使い方:スケジュールを埋める
こちらはイメージですが、僕はこんな感じでスケジュールを埋めています。
その結果、無駄なタスクを大切な時間にすることはゼロになりましたね。
コツ②:「進行中の仕事」を必ず制限する
『限りある時間の使い方』にて、タスク進行で面白いコツが書かれていました。
限りある時間の使い方の要約
おそらく、1つの仕事だけをずっと進めている人って少ないですよね。何かしらの小さな仕事を複数持っているはず。ただ、タスクが多すぎると、時間の使い方が難しくなります。
なんせ、本来であれば[A:1番時間をかけるべき仕事]だけど[B:優先度が低い仕事]に時間を使ったりする可能性もあるから。タスクが複数あると、うまく判断ができませんからね。
そのため、限りある時間の使い方をベースにしつつ考えるなら、以下の3つの点で要約ができるかなと思います。
- 同時進行のタスクは3つまでにする
- 中途半端な仕事を極力増やさない
- 始めたことはやり遂げなくていい
上記のとおり。
どちらの方が評価されますか?
・Aさん:7つのタスクを同時進行中。すべて50%くらいの質で仕事を進める
・Bさん:3つのタスクだけに全集中。どれも90%くらいの質で仕事が進む
おそらくですが、後者のBさんの方が評価されると思います。なぜなら、Aさんの仕事はすべて中途半端(=質が50%くらい)ですからね。
限りある時間の使い方を読んでもらえるとわかるかもですが、多くのことを中途半端にするよりも、少ないことに多くの時間を使ったほうが満足度は高まるかなと思います。
コツ③:優先度が「中」は捨ててしまう
限りある時間の使い方で書かれていた話を、こちらで要約してみます。
限りある時間の使い方の要約
人生でやりたいことのトップ25をリストアップし、重要なものから順番に並べなさい。そのうち上位の5つに時間を使うといい。残りの20項目は、捨てなさい。優先順位が中くらいのタスクは、邪魔になるだけだ。
「なるほどな」と思いました。というのも、人間は「25個のうち5個に注力する」と考えるよりも『5個のうち5個だけに注力する』と考えたほうが、より集中できるからですね。
実際、僕も限りある時間の使い方を読む中で、意外と同時進行で色々なことを進めていました。具体的には、下記のとおりです。
僕が同時進行でやっていたこと
- 日常VlogをYouTubeで投稿する
- インスタにて就活情報を発信する
- TikTokにて料理動画を配信する
- TOEICの英語学習を進めていく
- ブログで自分の考えを発信する
- インスタで本のレビューを発信する
しかし、どれも中途半端でした。反省です。しかし、限りある時間の使い方を読んだことで「もう3つだけに絞ろう」と決心ができたんですよね。
今僕がやっていること3つ
- 日常VlogをYouTubeで投稿する
- TOEICの英語学習を進めていく
- ブログで自分の考えを発信する
上記3つだけです。どれも楽しいですし、何より1つ1つにかける時間が増えました。『限りある時間の使い方』という本に感謝です (`・ω・´)
なので、あなたが「時間がない…」と悩んでいるのは、色々と同時進行で進めちゃっていることが1つの原因かもです。そのため、まずは減らしつつ、やるべきことを厳選するのが大切。
コツ④:完璧主義的な考え方をゼロにする
人生において[物事を完璧に進める]というのは無理ゲーです。これは学校のテストなどで、常に100点を取り続けるイメージ。ドラえもんの出来杉君ならいけるかもですね。
限りある時間の使い方の要約
なお、僕は「完璧主義」よりも「完了主義」という考え方を意識しています。つまり、物事を完璧に進めるというよりも、まずは終わらせることに全集中するイメージです。
この考え方を持ってからは何事も「完璧なんて無理だし、ゆるくやろう」&「完了させた自分いい感じだ」といったように、ゆるく働きつつ、自己肯定感も爆上がりしました。
『限りある時間の使い方』を読んで思ったことは、人生とか仕事って自分の考え方次第でわりと変わるなということです。考え方を変えれば、わりと見えている景色も変わりますからね。
まとめ:限りある時間の使い方を読んだ要約+感想レビュー
今回は「限りある時間の使い方を読んだ要約+感想レビュー」をしました。
なお、最後に『限りある時間の使い方』の要約を簡単にしておきます。
限りある時間の使い方の要約
- 楽しいと思うことに時間を使おう
- できる範囲で、できることをやろう
- 人生は4,000週間ほどしかないよ
上記のとおりでして『限りある時間の使い方』は良書でしたね。おそらく、今後の人生においても何度も読む本になるかなと思います。
多くの人が要約や感想を書かれていて、わりと評価が高かったので読んでみました。シンプルに学びが多い1冊だったので、定期的に読み返したいと思います。
というわけで、今回は以上です。