こんな疑問を解決します。
記事の内容
・グループワークで喋らない人の対策法
・喋らない人に、やってはいけないこと
・人任せな人と喋らない人の区別は必要
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『大学のグループワークで喋らない人の対策法』をご紹介していきます。
僕自身、大学のグループワークで、次の2つのパターンの経験があります。
大学で経験したグループワーク
・パターン①:チーム全員が楽しい雰囲気な感じ。みんな発言できる空気感
・パターン②:僕以外のメンバーで議論している。「僕=喋らない人」だった
上記のとおり。
なので、僕自身が「喋らない人&発言しない人」になってしまった経験あり。
なんせ、喋らない人や発言しない人が「本当にかけて欲しい言葉」or「やってほしい対処法」を理解しているからですね。
そこで本記事は、こういった背景の僕が『グループワークで喋らない人の対策法』をご紹介しつつ、後半の部分では「喋らない人に、やってはいけないこと」も解説しているので、最後までどうぞ。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ̄Д ̄)ノ
大学のグループワークで喋らない人の対策法【人任せ+発言しない人】
冒頭でお見せしたとおり、次の5つです。
- 喋らない人にも、必ず役割を与える
- グループ全体でやることを共有する
- 集まる機会を増やして、仲良くなる
- グループワークのオンとオフを作る
- 何も言えないような空気を作らない
では、順に説明していきますね。
対策法①:喋らない人にも、必ず役割を与える
ぶっちゃけ、これが1番大切ですね。
理由はシンプルでして、大学生は「役割を与えられる=やる気が出る」から。
例:グループワークの役割
・司会:リーダーとして、議論を進める
・アイデアマン:アイデアを出しまくる
・書記:議論で出た話題をメモしておく
・タイムキーパー:時間をチェックする
・発表者:プレゼンを、全体で発表する
こちらは就活のグループディスカッションにおける役割ですが、大学のグループワークでも、かなり似ているので書いてみました。
なので、喋らない人や発言しない人にも、必ず役割を与えることが重要でして、具体的には「書記」or「タイムキーパー」がおすすめ。
対策法②:グループ全体でやることを共有する
こちらは僕の実体験(喋らない人だったときの経験)でして、グループワークで発言しない人は『今は何をやっているのか、わかっていない』といったケースが、わりと多めですね。
喋らない人だったときの僕
何かアイデアを出さないといけないのは、わかっている。だけど、今は何を話しているのかわからないし、何を考えたらいいかわからない…
上記のとおり。
つまり、対処法は簡単でして「グループ全体でやること」を共有すればOK。
例:グループ全体でやること
- グループワークのゴールはなにか
- どういったテーマで議論を進めるか
- どんなデータが必要になってくるか
- 発表の流れは、どんな感じにするか
- どのようなアイデアを出していくか
イメージとしては、こんな感じですね。
グループワークでやることを全体で共有すれば、自然と積極的になるはずです。
対策法③:集まる機会を増やして、仲良くなる
個人的に、1番おすすめな方法です。
というのも「喋らない人=周りと仲良くない」というのが、超多いからですね。
グループワークが楽しかったときの僕
大学の授業中だけでなく、休み時間や放課後も一緒にグループワークをしていた。集まる機会が多いので、自然と仲が良くなり、チームの全員がアイデアを出し合える雰囲気だった。
すごくシンプルですが、グループワークの根本は『チームワーク』ですからね。
なので、最初は気まずいかもですが、集まる回数をとにかく増やすことが重要。
※余談:心理学の言葉で『単純接触効果』というものがありまして、簡単に言えば「接触回数が多ければ、お互いに興味を持つ」といったものです。グループワークで活用をどうぞ。
対策法④:グループワークのオンとオフを作る
これも仲を深める1つの対策法ですね。
なんせ、グループワークだけの関係=そこまで仲が良くなれないからですね。
それぞれの具体例としては、下記のとおり。
オンの状態
オフの状態
こんな感じで、大きな違いとしては「今まで:大学のグループワークのため」だったのに対して『これから:あなたの友達』になるといったイメージです。
この状態になれば、大学のグループワークが楽しくなるし、喋らない人とか発言しない人もグッと少なくなるはず。だって、友達と一緒にいて、永遠と喋らない人はいませんからね。
対策法⑤:何も言えないような空気を作らない
やっぱり「自分の意見を発言しても大丈夫」といった心理的な安全性がないと、喋れない状態になっちゃいますからね。その1つの対策法が『何も言えない空気を作らないこと』です。
何も言えない空気を作らない方法
たったこれだけでOKです。
というのも、否定をされてしまうと、自信をなくしてしまう大学生が多いから。
質問:どうしても否定したいときは?
結論は『前置き』を必ず入れたらOK。
具体例もお見せしておきますね。
こんな感じでして、簡単ですよね。
いきなり否定をパッとされるよりも、肯定した前置きを挟むことが大切。
補足:グループワークで喋らない人の理由も考える
ここまでは対策法をご紹介してきましたが、全員に当てはまるとは限らないですよね。そのため「どうしてグループワークで喋らない人がいるのか?」といった理由を考えることも大切。
喋らない人+発言しない人の理由
・初対面の大学生に、人見知りが発動
・グループワークで意見が思いつかない
・意見を発言して、嫌われることが怖い
大学生によって理由は違うかもですが、1つの例としては上記のとおりかなと。
あとは、喋らない人+発言しない人の理由への対処法を実践すればOKです。
喋らない人の理由への対処法
〈初対面の大学生に、人見知りが発動〉
→集まる回数を増やしつつ、仲良くなる
〈グループワークで意見があまりない〉
→意見を出すためのポイントを伝える
〈意見を発言して、嫌われるのが怖い〉
→否定をせず、話しやすい雰囲気を作る
「グループワークで意見が思いつかない…」と悩む大学生に向けて【苦手】グループディスカッションで意見が思いつかないときの対策法という記事を書いたので、読んでみてください。
グループワークで喋らない人や発言しない人、人任せな大学生がいると「自分だけで進めよう…」と思うかもですが、苦しんでしまうのは、あなたですからね。
大学のグループワークでは、うまく周りと協力しつつ、あなたの負担を減らしつつ、無理なく進めていく方が絶対に楽しいですよ。←これはあなただけじゃなくて、みんなも同じですね。
グループワークで喋らない人や発言しない人に、やってはいけないこと
お次は、やってはいけないNG行動ですね。
- グループワークを決まった人でやる
- 簡単な役割だけ、その人任せにする
- 自分だけで発言できない空気を作る
上記をグループワークでやるのはNG。
というわけで、順に解説をしていきます。
その①:グループワークを決まった人でやる
やりがちな行動ですが、絶対にNG。
※イメージとしては、喋らない人と発言しない人を放置する感じですね。
ぶっちゃけ、決まった大学生だけでやると、喋らない人は余計に発言しない人になるし、何より『今後は参加もしなくなる可能性』もグッと高まりますからね。
その②:簡単な役割だけ、その人任せにする
喋らない人に役割を与えることは大切ですが、簡単な役割だけはNG。
喋らない人だった僕が任されたこと
上記は発言しない人だった僕が任されていた役割でして、多くの大学生が「メンドウ」と感じることを任されていました。←任されるというより、押し付けられるが正しいかもですね。
正直、こういったメンドウな役割を任せられると、余計にグループワークへのモチベが下がっちゃいますし、何より「自分ってグループワークに必要かな…」とも思っちゃいますからね。
その③:自分だけで発言できない空気を作る
「周りが発言しない人だから…」とか「自分だけで、他は人任せだから…」といった大学生に多い特徴でして、自分だけで進めつつ、発言できない空気を作るのは絶対にNGですよ。
というのも、こういった「自分だけ…自分だけ…自分だけ」といった大学生がグループワークをしていると、助けようとかサポートしようと思っていても、声をかけられないから。
なので、グループワークで喋らない人がいると、どうしても自分だけで進めちゃいがちですが、それをやると、あなたが苦しくなりますからね。いい意味で周りを頼ってみればOKです。
大切:大学のグループワークでは『仲間意識』が必要
ちょっとエモい言い方かもですが、グループワークは名前のとおりです。
グループワークの本質
もっと言うと『1人1人がチームのために役割を担当すること』だと思います。
※野球で言うなら「ピッチャー」とか「キャッチャー」がいるイメージです。
そのため、グループワークでは“仲間意識”が大切でして、チーム全員で進める必要ありですよ。だからこそ、喋らない人とかもうまく巻き込みつつ、グループワークを進めるべしです。
グループワークで「人任せな大学生」と「喋らない人」の区別は必要
ここがグループワークのポイントですね。
「人任せな大学生」と「喋らない人」の区別とは
それぞれの具体例を解説です。
人任せな大学生
「自分はやらなくていいや」と考えつつ、グループワークに参加しない大学生
喋らない人
「これを言ってもいいのかな」と不安に思いつつ、グループワークで無口な人
簡単に言うなら、グループワークへの向かう姿勢ですね。
じゃあ、なぜ区別をする必要があるのかというと、対処法が変わってくるから。
グループワークにおける、発言しない人への対処法
「人任せな大学生」と「喋らない人」に分けつつ、対処法を解説しますね。
対処法①:人任せな大学生の場合
簡単に言うなら『ほんの少しだけ、参加してもらうこと』ですね。
※もちろん、全面的に参加してもらいたいですが、人任せな大学生に無理ゲー。
なので、その大学生が「できそうなこと」or「できなくても悪影響じゃないこと」のどちらかを任せるのがベスト。←リスクを最低限にするイメージですね。
対処法②:喋らない人の場合
- 喋らない人にも、必ず役割を与える
- グループ全体でやることを共有する
- 集まる機会を増やして、仲良くなる
- グループワークのオンとオフを作る
- 何も言えないような空気を作らない
今回ご紹介した、対処法ですね。
というのも、喋らない人はきっかけさえあれば、戦力になりますからね。
グループワークで「喋らない人」になった僕の実体験
最後は、僕の実体験をお話ししておきます。
インターンでのお話
就活のインターンシップでグループワークをしたときの話です。始まる前はやる気ありでしたが「自分だけで進めよう」といった大学生が多く、僕が話せない雰囲気になっていました。
上記のとおりでして、自分の意見を発言できない感じになっていました。
もちろん、完全に人任せというか、他責思考の考え方で、僕が悪いかもです。
僕自身がそうだったように、何かしらの意見があるかもです。なので、今後のグループワークで喋らない人や発言しない人がいたら、そっと声をかけてあげてくださいませ(*・ω・)ノ
※最後に余談:僕の経験上ですが、喋らない人に限ってハイパー面白い考えとかアイデアを持っている可能性ありです。きっかけさえあれば、チームにおいて大きな戦力になるはず。
まとめ:大学のグループワークで喋らない人は、対策をすれば解決
今回は『大学のグループワークで喋らない人の対策法』をご紹介しました。
喋らない人&発言しない人の対策法
- 喋らない人にも、必ず役割を与える
- グループ全体でやることを共有する
- 集まる機会を増やして、仲良くなる
- グループワークのオンとオフを作る
- 何も言えないような空気を作らない
もし、チームで発言しない人がいたら、上記の5つの対策法が効果的ですね。
※どれも僕がグループワークでうまくいったときに実践していた対策法なので。
ぶっちゃけ、大学のグループワークで喋らない人や発言しない人を放置したり、それ以外の大学生だけで進めたりするのは簡単です。なんせ何も努力せずに、進めればOKですからね。
それなら、この機会に喋らない人に参加してもらえるような力をつけておくのもありかなと思います。そっちの方が、絶対に大学生活で得られる良い経験になるはずですからね。
なお、グループワークを進める上でのコツや大切なことはグループディスカッションのコツ5つ【グループワークで大切なこと】で解説しているので、気になる方は読んでみてください。
というわけで、充実した大学生活をどうぞ。
今回は以上です。
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