こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活の挫折経験で『大学受験』はアリ
・就活で受験の挫折経験を考える手順
・大学受験の挫折経験を話すポイント
記事の信頼性
この記事を書いている僕は一浪で就職が決まった大学生です。就活の挫折経験では「大学受験」の話をしていました。
今回は『就活の挫折経験で大学受験&浪人はアリ』というテーマで解説です。
まず結論として、なぜ大学受験の話がOKなのかを書いておきますね。
挫折経験で大学受験がOKな理由
上記のとおり。
僕も就活の挫折経験では、大学受験と浪人(一浪)の話をエントリーシートに書いたり、面接で話したりしましたが、大手企業の就職が決まりましたからね。
なお「挫折経験で大学受験のエピソードを話す就活生はいるのかな?」と悩む人は『ユニスタイル』などの就活サイトを見ればOK。
ユニスタイルとは
こちらは『ユニスタイル』という就活サイトでして、無料登録をすれば、内定者のエントリーシートが見放題ですよ。
なので、他の就活生のエントリーシートを『ユニスタイル』で見つつ、イメージを持てればベストかなと思います。
というわけで、本記事では『就活の挫折経験で大学受験&浪人はアリ』というテーマで解説をしつつ、あなたの大学受験のエピソードを就活で活かす方法をご紹介していきます。
また、記事の後半では「就活で大学受験の挫折経験を考える手順」や「大学受験の挫折経験を話すポイント」もセットでお話しているので、最後まで読んでみてくださいね。
では、いきましょうヽ(;▽;)ノ
就活の挫折経験で『大学受験&浪人』はアリ【一浪での就職】
結論、大学受験の挫折経験でもOKです。
そもそも、就活で面接官が求める挫折経験とは
「なぜ聞かれるのか?」といった部分ですね。
企業側が就活で聞く理由は、以下の5つのポイントをチェックするためです。
企業がチェックしているポイント
- 自分に合った目標を決められるのか
- 決めた目標に向かって努力できるか
- 失敗した時、どんな気持ちになるか
- 挫折から立ち直ることができるのか
- 学生生活で、経験を活かせているか
大きくは、こちらの5つですね。
※この記事を書いている僕も、上記の5つを意識して就活で話していました。
そして、さらに聞かれる簡単に理由をまとめるなら、次のようになるかなと。
上記を就活の挫折経験では見ているはず。
なので、あなたの中で大学受験のエピソードが「目標」「努力」「失敗」「復活」「改善」などに当てはまるのなら、就活のエントリーシートや面接で使っても問題なしかなと思います。
実例:一浪の僕は大学受験と浪人の話を就活で伝えた
1つ実例というか実体験です。
この記事を書いている僕も、一浪をして「同志社大学」へ入学しました。
なので、ちょっと自慢に聞こえてしまったかもですが、挫折経験で大学受験のエピソードを話しても、普通に就職できますからね。
とはいえ、イメージがしにくいかなと思うので、一浪の僕が「就活のときに使っていたエピソード」を公開しますね。←部分によっては就活時と少し変えています。身バレ防止です。
例文:就活で使っていたエピソード
私の挫折経験は『大学受験で失敗してしまったこと』です。私は「早稲田大学への合格」を目標に勉強に取り組みましたが、結果は不合格でした。正直、努力が報われないことに絶望しました。しかし、このまま落ち込んでいても仕方ないと考え、大学生活では挫折経験を活かして「ブログの運営」などの活動に注力しました。
文字数的に少し省略していますが、上記のようなイメージです。
とはいえ、エントリーシートで挫折経験を書く機会はあまりなく、面接で数回話した程度だったので、あまり就活で聞かれない質問なのかなと考えています。
なお「もっと他の人の挫折経験をチェックしたい...」という人は『ユニスタイル』という就活サイトが便利ですよ。
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実際、僕も『ユニスタイル』で[自分のエントリーシート]と[内定者のエントリーシート]を比較して、レベルアップさせていました。
就活の挫折経験において、エピソードに大小は必要ない
就活生がよくイメージする挫折経験は、次のようなエピソードがあるはず。
・学生時代に起業をして失敗した話
・留学先で会話がうまくいかなかった話
・部活動の全国大会で負けてしまった話
僕も就活をする前は、こういったイメージを挫折経験に持っていました。
しかし、実際に就活をしていく中で、次のような考えへと変わりました。
シンプルですが、上記のとおり。
このあたりについて少しだけ解説します。
挫折経験はエピソードの「大きさ」より『深さ』が大切
おそらく、画像の方がイメージしやすいはず。
就活のエピソードの全体像
就活:挫折経験のエピソード
・縦軸(エピソードの深さ):どれだけ深く考えて、行動できているのか
・横軸(エピソードの大きさ):いわゆる、エピソードのインパクト的なやつ
というのも、多くの就活生は「横軸:大きさ」しか考えていないから「留学のエピソードが強い」とか「大学受験や浪人の挫折経験は弱い」といった考えになってしまうのかもです。
そして、企業側がチェックしているポイントは、次の5つのポイントです。
企業がチェックしているポイント
- 自分に合った目標を決められるのか
- 決めた目標に向かって努力できるか
- 失敗した時、どんな気持ちになるか
- 挫折から立ち直ることができるのか
- 学生生活で、経験を活かせているか
繰り返しですが、これらを企業は見ています。
つまり、エピソード自体のインパクトはあまり関係なくて、起業だろうが大学受験だろうが、大切なことは『そのエピソードの深さ』です。
これを企業はチェックしています。
そして、就活の面接などを通じて、あなたという「人間」を知る感じですね。
ちなみに、大学受験や浪人のエピソードよりも「アルバイトの経験」の方がアピールしやすそうであれば、その話をすべきですよ。
>>参考:【最強】バイトの挫折経験で『ミス&クレーム』は強い【ESの例文】
中でも「バイト中にミスをしてしまった話」とか「お客様からクレームをもらった話」とかは、就活ではわりと強かったりしますからね。
例文:ESや面接で使える、大学受験&浪人の挫折経験
いわゆる「テンプレ」の例文です。
※大学受験がテーマですが、ところどころアレンジしてみてくださいませ。
例文:大学受験&浪人の挫折経験
私の挫折経験は『大学受験で失敗してしまったこと』です。私は「〇〇大学へ合格」を目標に勉強に取り組みましたが、結果は不合格でした。正直、□□といった感情になっていました。しかし、△△という出来事がきっかけで立ち直ることができました。この挫折経験を活かして、今は××などの活動に注力しています。
ザッと、こんな例文ですかね。
もちろん、正解とかはないので、あなたが使いやすい形に変更すればOKです。
大学受験&浪人をベースに、就活で使う挫折経験を考える手順
結論、挫折経験は次の5ステップでOK。
- 大学受験における目標を思い出す
- 目標までの努力を細かく洗い出す
- 失敗したときの感情を明確化する
- 挫折経験から立ち直った背景を書く
- 学生時に活かした挫折経験を考える
では、順に説明していきますね。
手順⓪:就活で話す『挫折経験の全体像』を考える
まずは、ちょっとだけ前提部分です。
繰り返しですが、企業が挫折経験に求めるポイントを理解しておきましょう。
企業が求めるポイント
・自分に合った目標を決められるのか
・決めた目標に向かって努力できるか
・失敗した時、どんな気持ちになるか
・挫折から立ち直ることができるのか
・学生生活で、経験を活かせているか
上記のとおりですね。
それらを手順ごとに落とし込んだ形が、この章で解説する以下の項目です。
- 大学受験における目標を思い出す
- 目標までの努力を細かく洗い出す
- 失敗したときの感情を明確化する
- 挫折経験から立ち直った背景を書く
- 学生時に活かした挫折経験を考える
こんな感じです。
つまり、全体像としては「企業が求める5つのポイント」をベースにしつつ、そこから手順ごとに組み立てていくので、この章で『企業が求める挫折経験』をカッチリと作り込めるはず。
というわけで、話を戻していきますね。
手順①:大学受験における目標を思い出す
最初は『大学受験の目標』ですね。
とはいえ「志望校への合格」が大きな目標になってくるはずです。
浪人していた僕の場合
こちらが浪人時の僕の目標でした。
※かなり前の記憶になってしまうかもですが、目標を思い出してみてください。
ポイント:志望校の志望理由を考える
エピソードを話した後に、99%くらいの確率で聞かれる質問ですね。
大学受験をするときの記憶があればOKですが、なければ今作ってしまってOK。
※僕は「校風に憧れていた」とか「指導法が魅力的だった」と答えていました。
手順②:目標までの努力を細かく洗い出す
「どんな努力をしたのか?」の部分です。
NGな努力の例
おすすめな努力の例
ここでのポイントは『より具体的に』です。
単純に「勉強しました」ではなく「どのように勉強したのか」が大切ですね。
エントリーシートの文字数や面接での回答時間的に、努力の部分は書かない&言わないことが多めですが、挫折経験を話した後に質問として聞かれるかもなので、考えておくのがベスト。
手順③:失敗したときの感情を明確化する
ちなみに「悔しい」とか「悲しい」というひとことで表現するのはNGです。
なぜなら、同じ「悔しい」という気持ちでも、複数の意味があるからですね。
例:「悔しい」という感情の場合
- 努力したけど失敗したから悔しい
- 友達に負けてしまったから悔しい
- 親の期待に応えられないから悔しい
日本語って難しいですよね。
とはいえ、これも挫折経験を話した後に「どんな風に悔しかったの?」と聞かれる可能性大なので、準備しておくといいかもですね。
手順④:挫折経験から立ち直った背景を書く
おそらく、大学受験に失敗すると「ネガティブな感情」になるはずですよね。
そのネガティブな感情から『立ち直った背景』をハッキリとさせる感じです。
浪人(一浪)後の僕の場合
僕の場合は「やり切った」と「大学生活を充実させる」が大きかったですね。
このあたりは人によって変わるので、立ち直った背景を考えてみてください。
手順⑤:学生時に活かした挫折経験を考える
簡単に言うなら「挫折経験が今のあなたに活かせられているか」ですね。
理由は、挫折経験を失敗とするのではなく『次に繋げているか』が大切だから。
浪人(一浪)後の僕の場合
上記のとおり。
なので、まずは「なぜ大学受験&浪人が失敗したか?」を考えるのが先ですね。
補足:大学受験&浪人の挫折経験では『Why』が重要
ちょっとカッコよく書きましたが、つまり「なぜ?」という問いが大切です。
例文:「なぜ?」という問いかけ
・〇〇大学を志望しました
→なぜ〇〇大学を大学受験で志望した?
・□□などの勉強法を実践しました
→なぜ□□などの勉強法を実践したの?
・大学受験に失敗した時は悔しかった
→なぜ失敗して悔しいと感じたの?
これは挫折経験だけでなく、就活におけるすべての質問で大切な考え方です。
ぶっちゃけ、ここまでしている就活生は少ないので、差がつくポイントですね。
就活の面接で「大学受験&浪人の挫折経験」を話すポイント
最後に、挫折経験を話す時のポイントですね。
- 他の挫折経験も就活で話してみる
- 挫折経験とのイメージを統一化する
- ガクチカや自己PRなども作り込む
こちらの3つを意識すればOKです。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:他の挫折経験も就活で話してみる
今回は「大学受験&浪人」で考えましたが、他のエピソードも考えるべしです。
理由はシンプルで、他のエピソードを考える中で、新たな発見があるから。
例:新たな発見
上記のとおり。
また、就活で「大学受験の他の挫折経験はないの?」と聞かれる可能性もあるので、2〜3つほどエピソードを持っておくといいかもです。
その②:挫折経験とのイメージを統一化する
これはわりと大切です。
具体的には「あなたのイメージ」と「挫折経験のイメージ」の統一ですね。
NG例:統一されていない
・あなたのイメージ:熱血系で、頭で考えるより、常に行動で解決するタイプ
・挫折経験のイメージ:分析系で、とにかく行動より、思考を重視するタイプ
別人レベルに違いますよね。
就活の面接では、面接官が「あれ?なんか違うな」といった『違和感』を持たれた瞬間に、選考に通る確率がグッと下がりますからね。
なので「あなたのイメージ」と「挫折経験のイメージ」の統一は重要です。
あなたの強みなどを知る方法
こちらは『オファーボックス』という就活サイトでして、登録すれば「AnalyzeU+」という自己分析ツールが無料で使えますよ。
〈自己分析ツールでわかること〉
・あなたの「強み」がわかる
・一方で、あなたの「弱み」もわかる
・それを就活へと活かすことができる
こういった感じで『オファーボックス』を使うことによって、あなたの強みと弱みをサクッと自己分析ツールで診断することができますよ。
もちろん、本などでも自己分析をすることはできますが、僕の場合は「早く知りたい」という気持ちの方が強かったので『オファーボックス』などをフル活用していましたね。
その③:ガクチカや自己PRなども作り込む
今回は挫折経験のエピソードを作り込みましたが、これは「ガクチカ」や「自己PR」なども同様に、しっかりと作り込む必要ありです。
エピソードを作り込む方法
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
やり方は簡単で『5w1h』を意識するだけ。
>>参考:【当たり前】就活の志望動機は嘘つき大会←TOEICなど資格は危険
いきなり『5w1h』を見せられても意味不明な就活生が多いかもですが、これがわりと大切でして、ガクチカや自己PRなどを作り込みたい人は、上記の記事を参考にどうぞ。
まとめ:就活の挫折経験では、大学受験&浪人(一浪)でもOK
今回は『就活の挫折経験で大学受験&浪人はアリ』について解説しました。
挫折経験を考える手順5つ
- 大学受験における目標を思い出す
- 目標までの努力を細かく洗い出す
- 失敗したときの感情を明確化する
- 挫折経験から立ち直った背景を書く
- 学生時に活かした挫折経験を考える
こちらの5つの手順ですね。
繰り返しですが、話すエピソードに「強い」とか「弱い」はないですからね。
大切なことは1つだけ
上記のとおり。
なので、大学受験や浪人のエピソードを話すなら、企業が求めている「目標」「努力」「失敗」「復活」「改善」などの視点から考えて話すのがベストですね。
そのため、話すエピソードに大小などはなくて、大学受験や浪人のエピソードを話しても、普通にあなたが志望している企業へと就職することはできますよ。
というわけで、後悔のない就活をどうぞ。
今回は以上です。
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