こんな疑問を解決します。
記事の内容
・ガクチカと自己PRは、一貫性が大事
・一貫性を作るための3つの手順を解説
・ガクチカと自己PRのポイント5つ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回は『ガクチカと自己PRがどっちもバイトでOKだけど、一貫性が大事です』といったテーマで解説していきます。
ガクチカと自己PRのポイント5つ
- どっちも切り替えられるようにする
- 何文字+何分などを事前に準備する
- 時系列は自己PRが過去の方がいい
- 志望動機の一貫性も考えておくと神
- 深掘りして、絶対に矛盾を作らない
ぶっちゃけ、どっちもバイトのエピソードを話すなら、上記を意識すればOK。
こういった背景の僕が今回は『ガクチカと自己PRがどっちもバイトでOKだけど、一貫性が大事です』というテーマで解説していきますね。
記事の後半では「ガクチカと自己PRで一貫性を作る手順3つ」もセットでご紹介しているので、この記事を読めば『一貫性のあるガクチカと自己PR』がガッチリと作れるはずです。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(´∀`)
ガクチカと自己PRは「どっちもバイト」でOK【同じでも一貫性が大事】
結論、どっちもバイトでも問題なしです。
就活で聞かれる『ガクチカと自己PRの違い』とは
少しだけ前提部分です。
まずは、それぞれの違いの理解ですね。
ガクチカと自己PRの違い
上記のとおり。
具体的には、以下のイメージです。
・ガクチカ:入社後に活かせるような、学生時代に力を入れたことはあるかな
・自己PR:入社後にどんなポジションを担当できるか、強みを知りたいなぁ
こういった感じでして、それぞれの違いは「面接官が知りたい内容」です。
つまり、どっちもバイトだったとしても『見せ方』を変えればOKということ。
僕の場合:ガクチカと自己PRで違いを作っていた
最初は、言葉の意味からです。
僕の場合、就活で「ガクチカ:集団」「自己PR:個人」を意識していました。
例文①:ガクチカ(集団)
学生時代に力を入れたことは、サークル活動で『〇〇』を達成したことです。当時は□□といった状況で△△に問題があると仮説を立てました。そこで、チームメンバーと協力して××を実践したところ『〇〇』を達成できました。
例文②:自己PR(個人)
私の強みは『〇〇』です。この『〇〇』の強みは、学生時代の□□という経験で活かされました。当時の私は△△を問題に感じており、原因を追求していました。私は××を実践したところ、うまくいきました。御社でも私の『〇〇』の強みを活かして、貢献していきます。
上記のイメージです。
簡単に言うなら、ガクチカと自己PRで『主語』が違っていますね。
こういった感じ。
とはいえ、どっちもバイトで同じネタでも、主語を変えれば就活ではOKです。
ガクチカは自己PRの延長と考えると、一貫性はわかる
そもそも「一貫性とは?」といったところ。
画像にするとしたら、下記のイメージです。
ガクチカ=自己PRの延長線上
つまり、自己PRは「あなたの強み」なわけなので、その強みが自己PRで話す経験以外でも発揮されているよねってことを証明するのが『ガクチカとの一貫性』というわけですね。
例文:自己PRとガクチカでの一貫性
私の強みは『リーダーシップ』です。この強みである『リーダーシップ』を活かして、学生時代は「バイトリーダー」や「サークルの代表」を務め、組織やチームに貢献してきました。
シンプルですが、上記のとおり。
なので、理想としては「自己PRでエピソードが1つ」と「ガクチカでエピソードが2つ以上」あると、就活の面接で説得力がUPですね。
就活での一貫性は「逆算」すれば、簡単に作り込める
一貫性については、わりと余裕です。
「就活生がよく考える一貫性」と「逆算で考える一貫性」の違いです。
多くの就活生が考える一貫性
逆算で考える一貫性←わりと簡単
こちらのとおり。
ぶっちゃけ、就活で聞かれる一貫性なんて『逆算(=こじつけ)』でOKです。
例:逆算(=こじつけ)
エピソードAでは「リーダーシップ」「チームワーク力」の強みがありそうだな。お、エピソードBでも「リーダーシップ」が発揮されているじゃん。エピソードAを『自己PR』にしつつ、エピソードBを『ガクチカ』にしよっと。
少し適当かもです、スイマセンm(_ _)m
とはいえ、逆算的な一貫性はこんな感じです。
「一貫性」と言葉だけで聞くと難しく感じるかもですが、逆算(=こじつけ)で考えれば、いかに『自己PRとガクチカのエピソードをつなげられるか』です。
悲報:ガクチカと自己PRが、両方聞かれることはレア
熱弁しましたが、両方聞かれる可能性は低め。
両方聞かれることがレアな根拠
というのも、就活では自己PRよりも『ガクチカ』が聞かれるからですね。
なので、一貫性を考えておいて損はなしですが、そこまで深く悩まなくてOK。
おまけ:よく就活で聞かれたこと
そのため、両方聞かれる可能性は低めですね。
なお「ガクチカで話せるエピソードがない...」と悩む人は【何もない】ガクチカが本当にない就活生へ【今からできること】を読めば、悩みは解決されるはず。
「他に就活ではどんなことが聞かれるの?」と悩む人は、以下の本を読んでおくと、面接のイメージがグッとしやすいかなと。
こちらの本では「面接で必ず聞かれる59の質問」がまとめられているので、ガクチカと自己PRの一貫性も大切ですが、それ以外の質問もしっかりと準備ができるといいですね。
どっちもバイトの人に、一貫性のある書き方+例文を公開
次の章から詳しく解説しますが、ザッと書き方などを理解したい人向け。
一貫性のある書き方(手順)
- 同じネタ以外で3つほど内容を出す
- 強みを分析して、内容に当てはめる
- ガクチカと自己PRで一貫性を作る
そして、上記を文章に落とし込みます。
例文①:一貫性のあるガクチカ
私が学生時代に力を入れたことは『バイトメンバーの相談役』です。当時、メンバーが辞めてしまうという職場状況でした。そこで、辞めそうなメンバーに、毎日バイト後に相談に乗ったところ、辞めるメンバーの数が激減しました。
例文②:一貫性のある自己PR
私の強みは『人に寄り添う力』です。私が働いていたバイト先には毎日のようにクレームが届いていました。原因は「お客様に寄り添えていないから」だと考え、私は××の行動をしました。その結果、クレームがゼロになりました。
こんな感じで、一貫性を作ればOKです。
※上記のガクチカと自己PRの一貫性は『人に寄り添う力』がテーマです。
では、一貫性を作る手順をどうぞ(*・ω・)ノ
どっちもバイトの状況で、ガクチカと自己PRで一貫性を作る手順
結論、次の手順3つで一貫性を作れますよ。
- 同じネタ以外で3つほど内容を出す
- 強みを分析して、内容に当てはめる
- ガクチカと自己PRで一貫性を作る
では、順に説明していきますね。
※補足:記事を読むだけでもOKですが、僕と一緒に進めていけば、記事を読み終わる頃には「一貫性のあるガクチカと自己PR」が作れているはず(*・ω・)ノ
手順⓪:ガクチカと自己PRの一貫性を全体像で理解
いきなり手順を言われてもイメージしにくいかなと思うので『一貫性を作る全体像』を画像で作ってみたので、まずはこちらをどうぞ。
一貫性を作る全体像
ガクチカと自己PRでの一貫性
上記のとおりですね。
具体的には「①バイトのエピソードを考える」→「②自己PRで使う強みを見つけて、エピソードとつなげる」→「③ガクチカと自己PRで一貫性(=こじつけ)を作る」といった感じ。
とはいえ、1つずつ一貫性を作る手順を解説していくので、この段階では「こんな感じで進むんだなぁ」と理解しておくだけでOKです。
手順①:同じネタ以外で3つほど内容を出す
ここが軸となる部分ですね。
今までバイトをしてきた中で、2つ〜3つほどエピソードを出しましょう。
どっちもバイト=飲食店の場合
・内容A:クレーム対応が多数きていたけれど、改善をしてゼロにした経験
・内容B:メンバーが辞めそうなときに、毎日バイト後に相談に乗った経験
・内容C:集客力をUPさせるために、バイト先のSNSを立ち上げた経験
具体的には、上記のとおり。
なお、ここでポイントは『エピソード自体のインパクト』とか考えなくてOK。
というのも、ガクチカや自己PRは自慢話が聞きたいわけじゃないので、あなたが行動した経験やあなたの強みが出た経験を面接官は知りたいだけですからね。
質問:同じ職場の内容でもOK?
結論はOKです。もちろん「自己PR:塾講師の話」で「ガクチカ:飲食店の話」とかが聞く側としては理想です。ただ、同じ職場で違うネタがあるなら、それを堂々と話せばOKです。
手順②:強みを分析して、内容に当てはめる
お次は、強みのチェックです。
ちなみに、イメージとしては下記のとおりで、逆算で当てはめる感じですね。
強みを逆算して、エピソードに当てはめる
どうですかね、わかりますかね。
つまり「先にエピソードを出す」→「エピソードに合いそうな強みを当てはめる」といった流れでして、これの方がシンプルに楽です。
ちなみに、自己PRで使う強みをチェックするなら『キャリアチケットスカウト』というアプリをインストールしつつ、自己分析ツールを使えばOKですよ。
キャリアチケットスカウトの特徴
- 質問に答えると、強みがわかる
- アプリでサクッと自己分析ができる
- 企業からスカウトのお知らせが届く
こういった感じで、自己PRでの強みを考えるだけでなく「企業からスカウトをもらえる」といた機能もあるので『キャリアチケットスカウト』を使っておいて、損はないかもですね。
一貫性を作る上で軸となる部分なので、サクッと強みを見つけておきましょう。
キャリアチケットスカウト
posted withアプリーチ
『キャリアチケットスカウト』で「あなたの強み」のチェックが完了したら、次は強みを先ほど出したエピソードに当てはめていけばOK。
そして、上記の強みを例文で当てはめます。
例文①:課題発見力で当てはめる
私の強みは『課題発見力』です。私が働いていたバイト先には毎日のようにクレームが届いていました。クレームが出てしまう課題は「〇〇」ではないかと考え、私は××の行動をしました。その結果、クレームがゼロになりました。
ザックリと、こんな感じですかね。
ただ、、、少しズルいかもですが、強みとエピソードの当てはめは適当です。
例文②:人に寄り添う力で当てはめる
私の強みは『人に寄り添う力』です。私が働いていたバイト先には毎日のようにクレームが届いていました。原因は「お客様に寄り添えていないから」だと考え、私は××の行動をしました。その結果、クレームがゼロになりました。
ぶっちゃけ、どんな強みでもエピソードに当てはめることは可能ですからね。
なので、あまり難しく考えることはなくて、少し適当なくらいでOKです。
手順③:ガクチカと自己PRで一貫性を作る
最後は、一貫性の部分です。
『手順①:同じネタ以外で3つほど内容を出す』でのエピソードを使います。
そのため、あとは一貫性を作るために「自己PRの経験」と「ガクチカの経験」をうまくつなげていきましょう。ここは例文というよりも、考え方をメモ的な感じで、次にまとめました。
メモ:自己PRとガクチカをつなげる
「クレームを改善した経験」では『人に寄り添う力』を強みにしたな。うまく『人に寄り添う力』が使えそうなエピソードは「バイト後に相談に乗った経験」が良さそうだな。
上記のとおり。
つまり、まとめると「自己PR:クレームを改善した経験」で「ガクチカ:バイト後に相談に乗った経験」を話すといった感じで、一貫性としては『人に寄り添う力』ですね。
少し難しく感じるかもですが、まずは記事を読みつつ手を動かしつつ、実際にあなたの自己PRとガクチカを作ってみることからスタートです。一貫性は、1度完成してからでOK。
おまけ:一貫性のあるガクチカと自己PRの例文
というわけで、できた例文の公開です。
例文①:一貫性のあるガクチカ
私が学生時代に力を入れたことは『バイトメンバーの相談役』です。当時、メンバーが辞めてしまうという職場状況でした。そこで、辞めそうなメンバーに、毎日バイト後に相談に乗ったところ、やめるメンバーの数が激減しました。
例文②:一貫性のある自己PR
私の強みは『人に寄り添う力』です。私が働いていたバイト先には毎日のようにクレームが届いていました。原因は「お客様に寄り添えていないから」だと考え、私は××の行動をしました。その結果、クレームがゼロになりました。
もちろん、ガクチカや自己PRにハッキリとした正解はないです。
なので、今回作った例文をベースにしつつ、まずは就活を進めていけばOK。
補足:おすすめな就活の流れ
- ガクチカと自己PRを作ってみる
- 就活の面接で実際に話してみる
- 改善を繰り返して、レベルUPする
こんな感じでOKです。
ぶっちゃけ、最初から完璧は無理ゲーなので、少しずつ改善すればOKですよ。
ガクチカと自己PRで一貫性を作る上で、意識すべきポイント5つ
最後は、一貫性を作るポイントですね。
- どっちも切り替えられるようにする
- 何文字+何分などを事前に準備する
- 時系列は自己PRが過去の方がいい
- 志望動機の一貫性も考えておくと神
- 深掘りして、絶対に矛盾を作らない
こちらの5つを意識すればOKです。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:どっちも切り替えられるようにする
就活では、次の状況が起こる可能性あり。
緊張していると、わりとよくありますからね。
なので、同じエピソードでも『自己PR=ガクチカ』みたいな感じで、どっちにも切り替えられるようにしておくのがおすすめ。
優先度も考えておきましょう
就活の面接でガクチカと自己PRの両方が聞かれる可能性は低めです。なので、どっちにも切り替えられるようにしつつ、話したいエピソードの優先度を考えておくといいかもです。
〈僕の場合:ネタの優先順位〉
・1位:長期インターンの経験
・2位:ブログ運営の経験
・3位:アルバイトの経験
僕の場合は、こんな感じでした。
なので「長期インターンの経験」を1番に話したかったので、自己PRとガクチカでどっちにも使えるようにしつつ、就活では優先的に話していましたね。
※この記事を書いている僕は就活ガチ勢だったので、長期インターンのネタだけでなく、ブログ運営やアルバイトの経験も自己PRとガクチカでどっちにも使えるようにしていました。
その②:何文字+何分などを事前に準備する
エントリーシート(ES)だと「400文字以内に書いてください」とか、面接だと「1分以内に自己PRをしてください」みたいに、何文字+何分か決められている可能性ありです。
ちなみに、僕が就活をしていたときはガクチカと自己PRで「100文字・200文字・300文字・400文字」+「30秒・1分・2分・3分」の複数パターンを考えていました。
また、これらを事前に考えつつWordとかに書いておけば、エントリーシート(ES)はコピペで提出できるので、ほぼ無限にエントリーができちゃいますからね。コスパ最強かもです。
要約が苦手な就活生へ
「400文字の文章を200文字にするのが苦手…」といったように、文章をグッと圧縮(要約)するのが少し苦手な就活生は、上記の本を就活の息抜きがてらに読むといいかもです。
その③:時系列は自己PRが過去の方がいい
一貫性の部分に近いですね。
具体的には、自己PRは「過去の経験からの、あなたの強み」なので、その強みが自己PRで話す経験以外でも発揮されているよねってことを証明するのが『ガクチカとの一貫性』です。
自己PR:過去の経験
ガクチカ=自己PRの延長線上
本記事でも、前半でご紹介しましたね。
なので、時系列は「自己PR:過去」「ガクチカ:現在」の方がいいかもです。
その④:志望動機の一貫性も考えておくと神
ここまでは「自己PR」と「ガクチカ」の一貫性について解説しました。
この一貫性だけでもOKですが『志望動機』でも一貫性があると最高です。
具体例:一貫性のイメージ
- 自己PR:積極性のある経験
- ガクチカ:積極性を活かした経験
- 志望動機:積極性が活かせる仕事
上記のとおり。
『積極性』という一貫性が自己PR・ガクチカ・志望動機でありますよね。
とはいえ、ここまでは少しやりすぎかもなので、頭の片隅に「志望動機にも一貫性があった方がいいんだな」といった感じで、知識程度に知っておくだけでOKかなと思います。
その⑤:深掘りして、絶対に矛盾を作らない
就活において「矛盾がある=選考で落とされる可能性あり」です。
なので、自己PRとガクチカでは『矛盾のないエピソード』が超大事ですよ。
解決策:5w1hを意識すればOK
・What:具体的には、なにをしたのか
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
とはいえ、矛盾への対応は『5w1hで考えること』で99%くらいは解決です。
このあたりは準備していれば解消できる問題なので、時間をかけつつどうぞ。
まとめ:ガクチカと自己PRがどっちもバイトなら、同じでも一貫性を意識
今回は『ガクチカと自己PRがどっちもバイトでOKだけど、一貫性が大事です』というテーマで解説していきました。
一貫性を作るための手順3つ
- 同じネタ以外で3つほど内容を出す
- 強みを分析して、内容に当てはめる
- ガクチカと自己PRで一貫性を作る
上記を実践すればOKです。
※実際、僕も自己PRやガクチカは一貫性をゴリゴリ意識していました。
企業側は『納得感』を求めています。「あなたがどんな人」で「学生時代にどんな経験」をして、そういった経験があるからこそ、採用したいと思ってもらう必要ありですからね。
就活は「やるか」or「やらないか」です。就活の8割くらいは『事前の準備』で勝負が決まるので、就職したい企業から内定をゲットしたい人は、とことん準備の鬼になるべしです。
「心のどこかでアルバイトの経験はだめかな?」と思っていると、シンプルに自信のなさがバレちゃいますからね。そういった方はガクチカのアルバイト経験で『長く続けた』はだめ【バイトしかない】を読みつつ、自信をどうぞ。
というわけで、今回は以上です。
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