こんな疑問を解決します。
記事の内容
・就活で「期間や歴を盛る嘘」はNG
・経験が短い人がバイト関係を話すコツ
・バイトは歴より『経験の深さ』が大切
記事の信頼性
この記事を書いている僕は大学生です。就活をわりとがんばりまして『外資系のIT企業』から内定をいただきました。
今回の記事では『バイトしてない人が就活で、期間や歴を盛る嘘はNGです』というテーマで解説をしていきますね。
実際、就活で嘘をつくのは当たり前かもです。
>>参考:【当たり前】就活の志望動機は嘘つき大会←TOEICなど資格は危険
しかし、バイト歴とか期間を盛る系の嘘をつくと、最悪の場合だと「内定取り消し」などのリスクもあったりするので、このあたりは『話を盛る+期間や歴の嘘をつくのはNG』です。
ここで記事が終わってもいいんですが、、、「なぜ期間やバイト歴を盛る嘘がダメなの?」と疑問に思う就活生も多いかもなので、盛る+嘘をつくのがNGな理由を解説していきますね。
では、いきましょうヽ(*´∀`)
就活でバイトしてない人が「期間や歴を盛る嘘」はNG【経験が短い】
結論、期間やバイト歴の嘘はNGです。
バイト歴や期間が短いと、経験の話で嘘がバレる
これに尽きるかなと思います。
たとえば、以下の質問が就活の面接でされた場合、期間や歴を盛るとバレます。
具体例:嘘がバレる就活の質問
バイト歴が1年ということですが、ザックリとで構いませんので、1年間の期間でやったことを月ごとに教えてもらうことはできますか?
おそらく、本当は「1ヶ月」とかで辞めた人が『1年間の期間』でやったことを月ごとに答えるとか、シンプルに無理ゲーですよね。
つまり、こういった質問で経験が短いので、期間や歴を盛るとバレますね。
正解例:経験が深い人の回答
1ヶ月目は先輩に付き添いつつ、研修の業務で、2ヶ月目は1人立ちをして、接客の業務をしました。また、3ヶ月目以降の期間は後輩の指導も経験しました。
上記のとおり。
※もちろん、これが100%正解じゃないかもですが、僕ならこう答えます。
バイトしてない人が就活でついた嘘がバレた場合
結論、内定をもらえる可能性はゼロです。
というのも、就活では「嘘っぽい」と思われた瞬間、内定がもらえないから。
・Aさん:リーダーをした経験を話しているけど、なんとなーく嘘っぽいな…
・Bさん:特別な経験はしてないけれど、話していることにかなり共感できる
上記の就活生がいた場合、Aさんよりも「Bさん」の方が採用されやすいはず。
理由はシンプルでして、なんとなーくAさんは『嘘っぽいから』ですね。
補足:内定取り消しもあり得る話
あまり聞いたことはないですが、可能性はゼロじゃないと思います。なので、内定取り消しなどの不安があるなら、バイトしてない状態で『期間や歴を盛る嘘』をつくのはNGですね。
してないことを盛る嘘は、就活の経験でバレやすい
具体例を出した方がわかりやすいですね。
してないことを盛る嘘
したことを少しだけ盛る嘘
上記のとおりでして、してない状態の「0→1」をする嘘はバレやすいので注意だけど、実際にしたことを「1→2」にするくらいであれば、就活の面接で嘘がバレる可能性は低めです。
※まあ前者は盛るというよりも『完全なる嘘』になってしまいますね( ̄∀ ̄)
就活の面接で、バイトの経験が聞かれたときの対処法
結論、嘘をつかずに答えればOK。
例文:飲食店のアルバイト
私は飲食店で『2週間』ほど働きました。経験は他の人よりも短いですが、この2週間の中でも様々なことを学びました。具体的には〇〇や□□などです。この経験を活かして、今は××に取り組んでいます。
こちらのとおり。
ここでポイントは「経験が短いこと」をネガティブな印象で終わらせないこと。
具体的な流れのイメージ
- 経験が短いことを伝える
- その中で学んだことを話す
- それらを活かしていることを伝える
前半だけ聞くと「すぐに辞めたのか…」とネガティブな印象を持たれるかもですが、後半くらいから「しっかりと学んで、活かしているな」とポジティブな印象を持ってもらえるはず。
ぶっちゃけ、人間は『後半の記憶』を強く認識するので、最初はネガティブな印象でも、後半にかけてポジティブな印象をつけることは、就活の面接でわりと余裕だったりします。
質問:就活でアルバイト先や経歴は調べられるの?
外資系の企業なら可能性ありかもです。
具体的には「バックグラウンドチェック」というものがあるみたいですね。
バックグラウンドチェックとは
とはいえ、職歴に関しては転職をする際に調べられる経歴なので、学生のバイト歴や期間などを詳しく調べるのかと言われたら、、、あまり可能性は高くないんじゃないかなと思います。
バイトしてない+経験が短い人が、就活でアルバイトについて話すコツ
就活の面接で話すときのコツですね。
- 短い経験で苦労したことを思い出す
- バイトで得た学びを具体的に考える
- 今に活きていることを就活で伝える
こちらの3つを意識すると、いいかもです。
では、順に説明していきますね。
コツ①:短い経験で苦労したことを思い出す
ここが就活では、1番大切です。
なぜなら、面接では「期間や歴」よりも『何を経験したか』が聞かれるから。
苦労したこと:飲食店の場合
- 商品の名前や作り方を覚えた
- お客様ごとに接客方法を変えた
- 喜んでもらうために色々と考えた
僕も飲食店(=焼肉屋さん)でバイトをした経験がありまして、そのときは上記のような点が苦労したことでしたね。
おそらく、どんなに期間や歴が短い人でも1つ〜3つほどは「〇〇が難しかったな…」といったような苦労したことが必ずあるはずなので、いくつかピックアップしましょう。
コツ②:バイトで得た学びを具体的に考える
バイトから『何を学んだか?』です。
こちらも僕の具体例で解説しますね。
例文:僕の場合です
私は『お客様によって、持っているニーズが違うこと』を学びました。というのも、お客様によっては「フランクに接して欲しい」であったり「最低限の接客で自分の時間を過ごしたい」といったようなニーズがあったからです。
ちょっと就活の面接っぽくなっちゃいましたが、例文としてはこんな感じ。
ポイントは「学んだこと」+「自分から行動したこと」を伝えることですね。
コツ③:今に活きていることを就活で伝える
学んだことを『今に活かせているか』です。
こちらも僕の例文です、スイマセンm(_ _)m
例文:僕の場合です
アルバイトで学んだ「お客様ごとに接客方法を変える必要があること」を今は『ブログの運営』で活かしています。具体的には、記事を読む読者に合わせて、言葉遣いを変えています。
ここは、わりと簡単かなと思います。
※ぶっちゃけ、こじつけでOKです(*・ω・)ノ
おまけ①:話すコツをまとめて、バイトの例文を考えた
今回は、次の3つのコツをご紹介しました。
就活でバイトについて話すコツ
- 短い経験で苦労したことを思い出す
- バイトで得た学びを具体的に考える
- 今に活きていることを就活で伝える
そして、あくまで歴や期間が短いという前提で、例文を作ったので公開です。
ちなみに、質問は「バイトの経験で苦労したことは?」と想定しています。
話すコツをまとめたバイトの例文
私が苦労したことは『お客様ごとに接客方法を変えること』です。私は飲食店でバイトをしており、お客様によって「フランクに接して欲しい」や「自分の時間を過ごしたい」といったニーズがあることを学びました。その経験を今は『ブログの運営』に活かして活動しています。
少し長くなりましたが、上記のとおり。
ぜひぜひ、参考にどうぞ \(^o^)/
おまけ②:就活の面接では『不利になること』は話さない
これは就活の鉄則です。
バイトの経験が短いなら、できるだけその話題を話さないことが大切。
実際、僕は「バイト:すぐに辞める」「ゼミ:こちらも辞めた」「サークル:1日で辞めた」みたいな感じで不利になることが多数あったので、うまく話さないようにしていました。
じゃあ、どうやって話さないようにするかと言うと『不利にならない質問で時間を稼ぐ』です。これをするにあたり、以下の本を1冊読んでおくと、就活の面接対策ができるはず。
こちらの本では「面接で必ず聞かれる59の質問」がまとめられています。
なので、この本で自分が不利にならない質問への対策をしておけばOKです。
就活において、バイトは期間や歴よりも『経験の深さ』が大切です
経験が短い人でも、深さがあればOK。
「バイト経験が短い=浅い」というわけじゃない
たとえば、以下の2人の大学生がいた場合、どちらの方が経験が深そうですか?
・Aさん:バイト歴は1ヶ月ほど。人数不足で接客と発注の業務を経験済み
・Bさん:バイト歴は2年ほど。今までレジ対応の業務しか経験していない
ザッとみた感じ、前者の「Aさん」の方が経験は深そうですよね。
※Bさんを否定するわけじゃないですが、なんとなく受け身なイメージです。
こういった感じで、必ずしも「バイト経験が短い=浅いわけじゃない」ので、期間や歴が短いからといって、そこまで不安になる必要はないかなと思います。
就活で求められていることは『経験の深さ』です
なぜ経験の深さが求められるのかと言うと、企業が求める人材だからですね。
企業が求める人材
たったこれだけです。
そういったときに「バイトを長くしていただけの人」よりも『期間や歴は短いけど、濃い内容の経験をした人』だったら、圧倒的に後者の人が入社後に活躍してくれそうですよね。
そのため、バイトしてない人は『自分が積極的に考えつつ、そして行動した経験』をバイト歴や期間とかを無視して、就活で伝えるといいかもです。
バイトの経験だけでなく、サークルとかも同じ話
今回は「バイトしてない状態」をベースに話しましたが、サークルも同じです。
期間が短くても深い経験をしていた人の方が、就活はうまくいきやすいですね。
例:歴や期間より、経験が求められる
・Aくん:単純に、毎週開催されているサークルのイベントに参加していた
・Bくん:3ヶ月だけだったけど、毎週サークルのイベントを企画していた
何度も比較して、スイマセンm(_ _)m
※比較の方がわかりやすいかなと思いました。
まあ上記の比較のとおりでして、企業が求める人材は圧倒的に後者の「Bさん」ですよね。理由は『自分が積極的に考えつつ、行動した経験があるから』です。
これはバイトやサークルだけでなく、ゼミや学生団体、長期インターンシップなどなど、色々な経験でも応用できるので、頭に入れておくだけでも、就活の進み具合は変わってくるはず。
まとめ:アルバイトをしてない人が、就活で歴の嘘をつくのはNG
今回は『バイトしてない人が就活で、期間や歴を盛る嘘はNGです』というテーマで解説をしていきました。
就活でバイトについて話すコツ
- 短い経験で苦労したことを思い出す
- バイトで得た学びを具体的に考える
- 今に活きていることを就活で伝える
実際、期間や歴が短いときは、上記を意識しつつ就活で話すといいかもです。
※繰り返しですが、バイトしてない人が就活で、期間や歴を盛る嘘はNGです。
僕自身、就活をガッツリとしていましたが「バイト歴」や「バイトをしていた期間」を聞かれたことは、ほぼありませんでした。
そのため、バイト歴や期間が短い人もそこまで心配する必要はゼロでして、短い期間の中で経験したことを、就活では堂々と話せばOK。
なお、経験が短いことに少し不安がある人は【実体験】就活に有利なバイトは3つあるよ【おすすめのランキング】でご紹介している『就活で有利になるバイト』もおすすめですね。
というわけで、今回は以上です。
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